KATEKYO TAIL   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)16 大空(ツナ)vs雷竜(ラクサス)

 

 

 

 

 

ミラたちの修行場から、ラクサスと雷神衆の元へと向かったツナとリボーン。着いて早々、ここにかてきょーしに来たこと、ナツたちが星霊界を救う為に、星霊界へと行ったまま帰って来なくなったこと、ラクサスの服に発信器を付けてここまでやって来たことを話した。発信器を付けたと聞いてフリードは激怒したが…

 

「つーわけだ。さっそくだが、ツナとスパーリングしてもらうぞラクサス。」

 

「そいつは面白そうだな。」

 

スパーリングと聞いて、少しだけ口元を緩ませるラクサス。ツナがギルダーツと互角と以上の戦いを繰り広げたということはラクサスも知っている。なのでラクサスはツナと戦えることに心が踊らないわけがないのだ。

さっそくツナとラクサスのスパーリングが始まる。

 

「こっちはいつでもOKだぜ。」

 

「ああ。こっちも準備万端だ。」

 

ツナは(ハイパー)死ぬ気モードとなり、ナッツを形体変化(カンビオ・フォルマ)させていた。

 

「最後に会った時とはまるで別人ね…」

 

「ああ…あの時とは雰囲気が全然違うぜ…」

 

「この勝負、どうなるかわからんな…」

 

前とは違うツナの雰囲気に、エバーグリーン、ビックスロー、フリードの3人は驚いていた。

3人が驚いている間、二人は微動だにしておらず、膠着状態が続いていた。しばらく膠着状態が続いたが崖の上から、石が落ちた瞬間、二人の姿が一瞬に消える。

 

「上か。」

 

リボーンが空中を見上げると、雷神衆の3人も空を見上げた。空中ではツナとラクサスが消えたり、現れたりを繰り返していた。二人は徐々にスピードを上げていき、姿すら目で捕らえることはできない程スピードを上げていった。

 

「ツナの攻撃がかすったな。ラクサスもすぐに反撃したが、防御されちまったか。」

 

ただ一人を除いて、リボーンだけは二人の姿を目で捕らえることができていた。

 

「見えているのか…?」

 

「当たり前だろ。というかお前ら見えてねぇのか?」

 

「見えてるほうがおかしいぜ…」

 

「さすがツナの家庭教師(かてきょー)ね…」

 

二人の動きを捕らえているリボーンに驚きを隠せずにいる3人。この後も高速の攻防戦が続いていく。

 

「ツナの攻撃がヒットし始めたな。流石のラクサスも、ツナのスピードに着いてこれなくなったか。」

 

リボーンがそう呟くと、高速の攻防戦が一旦終了する。

そこにはダメージを受け、肩で息をしているラクサスと、全くダメージを受けておらず、息切れすらしていないツナがいた。

 

「やるな。さすが雷の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)と言ったところか。」

 

(なんて奴だ…これだけの攻防戦で息一つ乱してねぇなんてよ…)

 

これだけの攻防戦で息一つ乱していないツナを見て、ラクサスはツナの自分より格上の存在であるということを認識する。だがラクサスはここで諦めて負けを認めるということはしない。

 

「今度はこっちからいくぞ。」

 

そう言うとツナの姿が消え、一瞬でラクサスの懐に移動する。ラクサスはさらに上空に移動してツナの攻撃を躱すと、右手に魔力を集中させる。

 

「雷竜方天戟!」

 

ラクサスは雷でできた槍を放つ。ツナは炎の壁を作って、防御する。

 

「まだだ!レイジングボルト!」

 

さらにラクサスの攻撃は続き、ツナの頭上から雷が降ってくる。だが一発だけでは終わらず、次々に雷が降り注いでいく。

 

「ぐっ!」

 

ツナは炎の壁で防御してはいるものの、次々に降り注ぐ雷に炎の壁が耐えきることができず、炎の壁が破壊されてしまった。

 

「雷竜の咆哮!」

 

炎の壁が破壊されたのを見たラクサスは、即座に咆哮(ブレス)を放つ。ツナは咆哮(ブレス)を避けることができなかった。

 

「はぁ…はぁ…決まったか…?」

 

レイジングボルトを連発した上にさらに特大の咆哮(ブレス)を放った為、ラクサスは魔力はかなり消耗してしまっていた。

 

「冗談きついぜ…まさかあれだけやって無傷とかよ…」

 

煙が晴れると、マントを纏っているツナがいた。ツナは次々と放たれる雷に、炎の壁が耐えきることができないということがわかっていたので、ラクサスが咆哮(ブレス)が放つ前にナッツを防御モードで形体変化(カンビオ・フォルマ)させて咆哮(ブレス)を防いだのである。

 

「俺の魔力は残り少ねぇ…だから残りの魔力を全てをお前にぶつける!」

 

そう言うとラクサスは右腕に魔力を集中させていく。

 

「ナッツ。形体変化(カンビオ・フォルマ) 攻撃モード(モード・アタッコ)。」

 

ラクサスが魔力を集中させているのを見て、ツナはラクサスの全力に応える為に、ナッツを防御モードから攻撃モードの形体変化(カンビオ・フォルマ)をする。

 

ボンゴレⅠ世のガントレット(ミテーナ・ディ・ボンゴレ・プリーモ)。」

 

ツナの右腕がガントレットに変形させると、ツナは死ぬ気の炎をガントレットに集中させていく。

 

「次の一撃で決着(ケリ)がつくな。」

 

二人が拳に力を集中しているのを見て、リボーンは次の一撃が決着がつくことを予想する。

 

「滅竜奥義!鳴御雷(なるみかづち)!」

 

「バーニングアクセル!」

 

雷を纏わせた拳と、ガントレットに収束された死ぬ気の炎がぶつかり、巨大な爆発が起こる。

 

「なんて爆発だ!」

 

「ここまで余波が!」

 

「戦いのはどうなった!?」

 

二人の攻撃がぶつかったことによって、見物していた雷神衆とリボーンの所まで爆風が起こる。

そして煙が晴れると二人の姿が見え始める。

 

「とんでもねぇ…野郎だぜ…」

 

力を使い果たしラクサスは空中から、ゆっくりと落ちていく。ツナはラクサスが落ちる前に、ラクサスの所に一瞬で移動して肩を貸した。

 

 

大空(ツナ)vs雷竜(ラクサス)。勝者はツナ。

 

 




やっとここまで…次はツナvsジェラールの戦い、そしてメルディにフラグを…ってまだ何も考えてない…

アンケートで最下位になってしまった3人。この中でツナと結ばせるなら?

  • シェリア・ブレンディ
  • フレア・コロナ
  • ディマリア・イエスタ
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