KATEKYO TAIL   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)19 からかい上手のリボーン君

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェラールとの戦いが終わり、契約が成立しリボーンは謎の魔力を探すこと了承する。ナツたちはウルティアの時のアーク(魔法)によって、第二魔法源(セカンドオリジン)を解放中であった。第二魔法源(セカンドオリジン)を解放するには想像を絶する痛みと戦わなければいけないので、現在ナツたちは小屋の中で痛みと戦っている。エルザとジェラールは二人で話したいことがある為、別の場所へと行ってしまった。

ツナとリボーンはウルティアとメルディと話していた。

 

「可愛い~。」

 

「ガウ~♪」

 

「まさかこの子があのマントに変形してたなんてね…」

 

ナッツはメルディに膝の上で大の字になっていた。お腹を撫でられて幸せそうな表情になっていた。ウルティアはナッツがマントに変形していたことに驚いていた。

 

「そういやナツたちが、無事じゃないっていうのは、星霊界で過ごしてたら3ヶ月経過してて、全然パワーアップできてなかったってことだったんだよな。」

 

「で、でもウルティアの魔法のお陰で大魔闘演武に出れるわけだし!まぁ代償はあるけど…」

 

ツナは第二魔法源(セカンドオリジン)を解放する為に苦しんでいるナツたちを思い出すと同時に、自分が魔導士じゃなくてよかったと思っていた。

 

「いっそのことメルディに感覚連結(リンク)してもらうか?」

 

「嫌だよ!というか俺の心を読むなって!」

 

「心を読むって…」

 

「俺は読心術が使えるからな。」

 

「それ魔法を使えるより、凄いんじゃない…?」

 

「本当に規格外ね…」

 

リボーンが読心術に使えることに、メルディとウルティアは驚いてしまっていた。

 

「つーわけだメルディ、ツナに感覚連結(リンク)してやってくれ。」

 

「つーわけだじゃないよ!何で俺がやらないといけないんだよ!」

 

「ボスと部下は一心同体。部下が苦しんでいる時に一緒に苦しむのがボスだろうが。」

 

「俺はボスじゃないし、みんなをボンゴレの一員としてカウントするな!」

 

「ねぇウルティア…本当にリボーンってツナの家庭教師(かてきょー)なのかな…?」

 

「さぁ…?」

 

全然、生徒(ツナ)に対する配慮がない為、メルディとウルティアはリボーンがツナの家庭教師(かてきょー)なのかどうか疑ってしまっていた。

 

「聞きてぇんだが、エルザとジェラールは一体どういう関係なんだ?俺から見れば、ただの仲間っていうわけじゃなさそうだが。」

 

「そうね。何から話せばいいかしら…」

 

ウルティアはエルザとジェラールの関係のことについて話す。奴隷時代のこと、楽園の塔での戦いのこと、ニルヴァーナの時のこと。そして自分がジェラールを操っていたことを。

 

「二人にそんな過去が…」

 

「ランチアみてぇな奴だな、ジェラールは。」

 

「うん。それは俺も思ったよ…」

 

「「ランチア?」」

 

ランチアという単語にウルティアとメルディは疑問符を浮かべる。リボーンはランチアのことについて話す。ランチアは骸という青年に操られ、大切な仲間(ファミリー)を殺してしまったことを話した。

 

「本当にジェラールと同じような境遇なんだね、そのランチアっていう人。それで今はどうしてるの?」

 

「お前らと同じようなもんだ。自分の犯した罪を償う為に、亡くなった仲間(ファミリー)の家を回る旅をしてる。」

 

「一度、会って話がしてみたいわね。」

 

「うん。」

 

ウルティアとメルディは、自分たちと同じように、己の犯した罪を償うということをしているランチアに、会って話してみたいと思ってしまった。

 

「でも一番、驚いたのはジェラールを操っていたウルティアと、ウルティアに操られていたジェラールがギルドの仲間として行動してるんだから。」

 

「お前も人のこと言えないだろ。元々、敵だった骸、XANXAS、白蘭を従えてんじゃねぇか。」

 

「従えてないよ!第一、俺に部下なんていないから!」

 

「そもそもあいつらのことを、仲間だって言ってる時点で普通じゃねぇ。」

 

「そりゃ…出会った時は色々あったけど…でも今は別に何ともないっていうか…」

 

「呆れた野郎だな。白蘭はともかくとして、骸はお前の体を乗っ取ろうとしてるし、XANXASは今だにお前のことを殺したいと思ってんだろうが。」

 

ツナの発言にリボーンは溜め息をつく。これには流石のウルティアとメルディは驚きを隠せないでいた。

 

「ジェラールがシモンっていう友達を殺したけど、でも殺したのはジェラールの意思じゃなくって…なんか色々と複雑だね。」

 

「そんな複雑なことじゃねぇだろ。俺から見れば、両想いだが、お互い想いを伝えられずに、恥ずかしがってるだけのガキにしか俺は見えねぇけどな。」

 

「フフッ!」

 

「確かにそうね。」

 

リボーンの言葉にクスクスと笑ってしまうメルディとウルティア。

 

「ええ!?あの二人って両想いなの!?」

 

しかしツナだけは、あの二人が両想いだということが全く、全く気づいていなかった。これには全員、呆れてしまっていた。

 

「お前、馬鹿だろ…」

 

「ええ!?そこまで言う!?」

 

「メルディ、お前本当にこんな奴でいいのか…?もっと他にいい男を選んだほうがいいと俺は思うぞ。」

 

「いや!!///それは…!?///」

 

「選ぶ?何のこと?」

 

リボーンの発言にメルディは顔を赤くするが、ここでもツナはメルディの気持ちには全く気づくことはなかった。ウルティアはこれは一筋縄ではいかないわね…と思ってしまっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく談笑していると、エルザとジェラールが帰って来た。ウルティアがエルザに魔法をかけるが、エルザは全然平気であったので、ツナとリボーンはエルザと共に3人に別れを告げた。

3人の姿が見えなくなってから、リボーンはエルザに尋ねる。

 

「ジェラールとは進展はなかったようだな。」

 

「私とジェラールはそういう関係ではない。ただの仲間だ。変なことを言うな。」

 

「嘘つけ。ジェラールとキスしようとしてたじゃねぇか。」

 

「な、なぜ!?///それを!?///」

 

「ウルティアの水晶から見てたからな。」

 

リボーンの言葉にエルザは顔を真っ赤にしてしまうエルザ。そしてなぜかツナまでも顔を赤くしてしまっていた。

 

「まぁ見事にフラれちまったようだがな。」

 

「や、やかましい!!///」

 

エルザは恥ずかしさのあまり、顔を真っ赤にしながらリボーンに蹴りを喰らわせようとするが、リボーンはいとも簡単に躱す。

 

「冗談はこれくらいにしておいてやるとして…本当はわかってんだろ。ジェラール(あいつ)に婚約者がいないってことぐらい。」

 

「全てお見通しか…お前には敵わないな…」

 

リボーンはエルザがジェラールに婚約者がいないということ見抜いていたことを見抜いていた。これには流石のエルザのもお手上げ状態だった。

 

「いいんだこれで。これが私たちの答えだ。」

 

「そうか。そういやウルティアから聞いたんだが、ジェラールの好きなタイプは緋色の髪の女がタイプらしいぞ。」

 

「なっ!?///」

 

リボーンがそう言うと、エルザは顔を真っ赤にしまう。勿論、これはリボーンの嘘である。

 

「その様子だと完全に未練タラタラじゃねぇか。」

 

「ぐっ…!!///」

 

「大人っぽく振る舞っちゃいるが、まだまだお前もガキだな。」

 

「ぐぐ…!!///」

 

「それにしてもそこまでジェラールの奴にご執心とはな。お前にも案外、可愛いところが…。」

 

そう言った瞬間、リボーンの目の前に巨大な剣が降り下ろされた。リボーンはなんなく躱した。

 

「それ以上、口を開くようなら斬るぞ!!///」

 

「いやもう斬ってるから!落ち着いてエルザ!リボーンも止めろって!」

 

「将来の夢はお嫁さんってことか。安心しろ。式場ぐらいなら、ボンゴレ(こっち)で用意してやるぞ。」

 

「黙れーーーーー!!///」

 

この後、エルザは色んな武器を換装しまくってリボーンを攻撃するが、リボーンに一撃も喰らわせることはできなかったのであった。

 

 

 

 




なんかエルザってラルに似てますよね。


合宿の話も終わって、次回から大魔闘演武の話です。お楽しみに。


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アンケートで最下位になってしまった3人。この中でツナと結ばせるなら?

  • シェリア・ブレンディ
  • フレア・コロナ
  • ディマリア・イエスタ
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