マカロフの計らいによって
「というわけで、今日から加入することになったツナじゃ。みんな仲良くするようにな。もう皆も聞いている通り、ツナは異世界から来たから、色々と教えてやるように。」
「え、えっと…よ、よろしくお願いします。」
ツナがペコリと頭を下げると、ギルド内に拍手と歓迎の言葉が飛び交う。ツナは右手を頭に置いて、照れていた。
挨拶が終えると、宴が始まっていく。
「ちょっと前に宴をやって盛り上がったばっかりなのに…」
「え?そうなの?」
「実は色々とあってね…」
ルーシィはツナに自分たちが7年間、凍結封印されていたこと、1週間前ににギルドに帰って来たこと、現在のギルドの状況について話した。
「そうだったんだ…なんか大変な時に入っちゃったんだな俺…」
「気にすることはない。」
「そうだぜ。」
ツナはギルドが大変な時に自分が加入したことしたことが判明して、少し暗い
「確かにギルドは大変な状況にあるが、それでも新しい仲間が増えたんだ。我々にとってこれ以上、嬉しいことはない。だから堂々としてればいい。」
「あ、ありがとうございます。えっと…」
「エルザだ。エルザでいい。後、敬語じゃなくて普通に話してくれ。」
「俺はグレイだ。よろしくな。」
「うん。わかったよエルザ、グレイ…って服が無くなってる!?」
「のわっ!?いつの間に!?」
ツナはいきなりグレイの服が無くなっていることに、驚きを隠せなかった。なにわともあれ、ツナはエルザとグレイと仲良くなった。
「異世界から来て、知っている者が全くいなくて不安だと思う。だが私たちは
「ありがとうエルザ。でも大丈夫だよ。コイツもいるから俺は一人じゃないから。」
そう言うとツナの指に装着しているボンゴレギアが輝き始め、
「ガウ♪」
ボンゴレギアから
「うぉ!?なんか出てきた!?」
「でも可愛い~!」
「な、なんて愛らしいんだ…!!な、名前はなんて言うんだ!?」
「ナッツだけど。」
「
「呼んでないよ…というか口の中の物を飲み込んでから喋りなよナツ…」
ナッツという単語を聞いて、なぜかナツが反応してしまった。
「確かに可愛いなコイツ。」
「恋敵…」
「ひぃい!な、何あの人!?」
グレイがナッツのことを可愛いと言うと、ギルドの柱から、バキッ!と音が鳴った。ツナが振り向くとそこには青い髪の女性が殺気を放ちながら、ナッツのことを見ていた。
「あの子はジュビアっていって、グレイのことが好きなんだけど…その嫉妬が激しいというか…なぜか私も恋敵に認定されちゃってるのよ…」
「な、成る程…」
ルーシィが小声でジュビアのことについて教えると、ツナはジュビアが、自分の友達であるハルと似たようなタイプの人間だということを理解した。
「さ、触ってもいいか!?///」
「ガウ!?」
「あ!ちょ!?ナッツ!?」
エルザに触られると思ったナッツは、即座にツナの肩にから離れて、逃げてしまう。
「わ、私は何かしたのか…」
「ナッツは恐がりなんだ…別にエルザのせいってわけじゃないから…」
「わ、私はなんてことを…仲間のペットに恐怖を与えるなど…とりあえず私を殴ってくれ!」
「何で!?というか殴れるわけないでしょ!?」
「エルザはこういう性格なんだ…まぁ…気にすんな…」
「いや!気になるよ!」
ツナはエルザの性格についていけずにいた。
一方でエルザに触られるのを怖れたナッツは、ある場所に逃げていた。
「わぁ!可愛い~!シャルル見て見て!」
「何かしらこの猫?私たちがいない間に住み着いたのかしら?」
青髪のツインテールの少女と、ハッピーと同じエクシードであるシャルルが、突然やってきたナッツを見て興味を示す。
「おいで。」
「ガウ♪」
そう言うと、ナッツはウェンディに抱っこされる。どうやらナッツはウェンディに対しては恐怖を全く抱いていないようである。
「締りのない顔になってるわよ、ウェンディ。」
「だって~。」
ナッツの可愛さにウェンディの顔は緩みに緩みまくっていた。
「な、なぜだ…なぜナッツはウェンディには怯えないんだ…?」
「ナッツは基本的に怖がりだけど、懐く人には懐くんだよね。ていってもそういうことは滅多にないんだけどね…」
そう言うとツナは自分の親友であり、シモンファミリーのボスである古里炎真のことが脳裏に浮かんだ。ナッツはウェンディと同じく炎真に対しては怖がっていなかった。
「そ、そうか…それならしょうがないな…」
「あれ…?どうしたのエルザ…?」
「な、何でもない…」
「いや…どう見ても何でもないって感じじゃないんだけど…」
世界が終わったかのような顔になっているエルザ。ルーシィとグレイは、エルザがナッツと仲良くしたかったということを察していた。
この後、エルザが元気になるまで時間がかかったという。
この中でツナと結ばせるなら誰?
-
ウェンディ・マーベル
-
シェリア・ブレンディ
-
カグラ・ミカヅチ
-
ユキノ・アグリア
-
ミラジェーン・ストラウス