KATEKYO TAIL   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)23 真の劣化滅竜(ポンコツ)魔導士(スレイヤー)

 

 

 

 

 

一方で、ナツたちもツナたちと同じく観光を続けていた。ナツたちも同じくウォーレンからの念話を受け取っていた。

 

「まさかウェンディとシャルルが狙われるなんて。ツナがいてくれたからよかったけど…」

 

「一体、誰の仕業だろう。」

 

「誰だか知らねぇが!俺たちの仲間に手を出そうとしたんだ!見つけたらタダじゃおかねぇ!」

 

ウォーレンからの念話の内容を聞いて、ルーシィとハッピーは誰の仕業かということを考えており、ナツはウェンディとシャルルを狙おうとしていた奴らに対して怒りを露にしていた。

 

「喧嘩だー!」

 

「お!祭に喧嘩はつきものなのかー!」

 

「ちょっとナツ!」

 

喧嘩という単語を聞いて、ナツはルーシィの制止を聞かずに、喧嘩が起こった場所へと向かって行く。

3人が喧嘩の起こった場所へ移動すると、そこには金髪の青年と黒髪の青年、茶色の猫とカエルの着ぐるみを着ている猫がいた。4人の傍には魔導士が数人倒れていた。金髪の青年はスティング、黒髪の青年はローグといい、どちらも剣咬の虎(セイバートゥース)の魔導士である。茶色の猫はレクター、カエルの着ぐるみを着た猫はフロッシュといい、二人はハッピーと同じエクシードである。

ナツたちが辿りつくと、二人の青年はナツに注目した。スティングは滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)であるのにも関わらずアクノロギアを倒せなかった滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)と言ってナツのことを蔑む。

 

「お前らも滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)!?お前ら二人とも。」

 

「真の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)って言ってくれねぇかな?俺たちならアクノロギアを倒せるよ。」

 

「そいつは面白ねぇな。」

 

「リボーン!」

 

「何だこいつ…?」

 

「赤ん坊…?」

 

「奇妙な赤ん坊ですね…」

 

「フローもそー思う。」

 

突然、現れた赤ん坊にスティング、ローグ、レクター、フロッシュはリボーンに

 

「な、何だこいつ…?」

 

「俺はリボーン。家庭教師(かてきょー)殺し屋(ヒットマン)だ。」

 

「悪いが赤ん坊の遊びに付き合う程、俺は暇じゃねぇんだ。」

 

「奇偶だな。俺もお前みたいな格下に付き合う程、暇じゃねぇんだ。」

 

「んだと?」

 

「アクノロギアを倒してもねぇのに、倒せるとか自慢する時点で、格下だろ。」

 

「赤ん坊の分際で、調子に…がっ!」

 

リボーンの言葉に腹を立てるスティングであったが、リボーンに足をかけられて、地面にうつ伏せの状態で倒れる。

 

「スティング君!」

 

「てめぇ!何しやが…!?」

 

「ガキが調子に乗ってんじゃねぇぞ。この程度の攻撃を避けられねぇようで、アクノロギアを倒せるとかよく言えたもんだな。知ってるか?お前らのような奴を井の中の蛙っていうんだぞ。」

 

リボーンはスティングの額に銃口を突きつける。これには周りの人たちもクスクスと笑っていた。スティングは右手でリボーンを捕まえようとしたが、リボーンはなんなく躱した。

 

「卑怯ですよ!いきなり不意討ちするなんて!」

 

「卑怯?生死を分ける戦いで卑怯なんて通じるわけねぇだろ。そんなこともわかんねぇのか。」

 

「うっ…!」

 

「てめぇ!調子に乗ってんじゃねぇ!」

 

スティングに不意討ちを仕掛けたことに対して文句を言うレクターであったがリボーンの言葉にグウの音も出なかった。起き上がったスティングがリボーンに攻撃を仕掛けたが、リボーンはなんなく躱す。

 

「赤ん坊に手も足も出ないとは…呆れてものが言えないな…」

 

「全くだな。俺も呆れてものが言えねぇな。」

 

「な!?」

 

リボーンに遊ばれているスティングを見ていたローグが溜め息をつきながらそう言う。しかしローグの頭の上であぐらをかいているリボーンがいた。

 

「貴様、いつの間に!?」

 

「真の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)ってのも大したことはねぇな。いっそのこと改名したほうがいいんじゃねぇか?真の劣化滅竜魔導士(ポンコツスレイヤー)ってな。」

 

「ぷっ!劣化滅竜魔導士(ポンコツスレイヤー)!」

 

「「ぐっ…!」」

 

リボーンの名付けた劣化滅竜魔導士(ポンコツスレイヤー)といあだ名を聞いて思わず吹き出してしまうナツ。スティングとローグは大衆の前でこんな恥ずかしい姿を晒されたことで顔を赤くしながら、リボーンを睨んでいた。

リボーンはローグの頭から降りる。

 

「行くぞお前ら。こんな雑魚に用はねぇ。」

 

リボーンがそう言うと、3人も同じくリボーンに着いていった。

 

「あんたってば、本当に恐れってものを知らないわね…」

 

「当たり前だろ。俺は世界最強の殺し屋(ヒットマン)だぞ。」

 

「俺はスッキリしたけどな!」

 

「それより聞きてぇことがあるんだけどいいか?」

 

「何だ?」

 

「アクノロギアって何だ?」

 

「「「知らずに言ってたんかい!」」」

 

リボーンがアクノロギアが何であるかわかってないのに、アクノロギアのことを知ってるような口ぶりで言っていたという事実を知って、3人は同時にツッコミをいれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方でスティングたちは。

 

「クソ!何なんだよあの赤ん坊!」

 

「まぁまぁ。スティング君の力を見てないから、あんなことが言えるんですよ。スティング君の力を目の当たりにすれば、あんなこと言えなくなりますよ。」

 

レクターが宥めるが、スティングの怒りが収まることはなかった。

 

「ローグ。何か服に書いてる。」

 

「服?」

 

フロッシュに言われて、ローグは上着を脱いで確認すると…

 

「なっ!?」

 

そこにはWe are ponkotsu slayer(俺たちはポンコツスレイヤー。)という英文が大きな文字が書かれていた。

 

「あ!スティング君の服にも!」

 

「何ぃ!?」

 

レクターがスティングの上着にも、ローグと同じ英文が書かれていることに気づいた。

 

「い、いつの間に…」

 

「あの野郎…」

 

いつの間にかこんな真似をされたことに驚くローグと、こんな真似をしたリボーンを恨むスティング。

するとローグの上着から、何かが地面に落ちる。

 

「カード?」

 

ローグが地面に落ちたカードを拾うと、そこには何か文字が書かれていた。

 

『ちゃおっす。俺のあげたプレゼントは気にいってくれたか?気にいってくれたら返事してくれよな。』

 

「どこまで俺たちを馬鹿にすれば気が済むんだ、あの赤ん坊!」

 

「ちょっと待て。下のほうにまだ続きがあるぞ…」

 

まだ続きがあることに気づいたローグは、最後に書かれている内容を黙読する。

 

『P.S. このカードはしばらくしたら爆発するぞ★』

 

ローグが最後に書かれていた文章を黙読し終えた瞬間、カードが爆発して、4人は爆発の餌食になったのだった。

 

 

 




正直、僕はこの頃の剣咬の虎(セイバートゥース)は嫌なので、書いててかなりスッキリしました。

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