KATEKYO TAIL   作:薔薇餓鬼

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20話目でリボーンが参戦する伏線を張っていたのですが、わかりづらかったでしょうか?


標的(ターゲット)26 リボーンの暴走

 

 

 

予選を1位で通過したのはまさかの妖精の尻尾(フェアリーテイル)Bチームだった。その中にはなんとツナの家庭教師(かてきょー)であるリボーンが参戦していたのであった。

 

「な、何でリボーンがいるのー!?」

 

まさかのリボーンの参戦したいことにツナは驚きの声を上げていた。観客たちもリボーンという謎の赤ん坊に現れたことで、Bチームに対しての反応が薄かった。

 

「マカロフに頼まれてな。」

 

リボーンは、自分が大魔闘演武に参戦した経緯を話し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時はBチームの選考の時に遡る。マカロフはBチームを密かに決定した。しかしBチームとして出ることにガジルとラクサスは不満な様子であった。そこでマカロフはある提案をした。

 

「じゃあ、こうしよう。勝ったほうのチームがもう一方を1日、好きにできる。」

 

このマカロフ提案によってガジル、ラクサス、ミラ、ジュビアはBチームとして出場することを決めた。

 

「なんじゃ。気にいらんのかリボーン?」

 

「まぁな。」

 

「そうか…」

 

リボーンはこの提案には興味はなかった。この様子だと大魔闘演武に出場する気はなさそうだとわかり、マカロフは少し暗い表情になっていた。

 

「エスプレッソ。」

 

「エスプレッソ…?」

 

「大魔闘演武でツナたちのチームに勝ったら毎日、ギルドでエスプレッソを一杯無料(タダ)で飲ませろ。それで出場してやる。」

 

「そ、それでいいのか…?」

 

「ああ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つーわけだぞ。」

 

「「「「「何ぃ!?」」」」」

 

リボーンの話を聞いてツナたちは驚きの声を上げた。

グレイはすぐにマカロフにこのルールが自分たちに適用されるのか尋ねると、応援席のマカロフはもちろんだと答えた。

 

「そうか…リボーンがいたから予選で1位になれなかったのね私たち…」

 

「あの程度の迷宮、ボンゴレの総本部に比べたら全然大したことねぇぞ。俺から言わせば、あんなもん遊園地の迷路と同じだ。」

 

「ていうかコーヒーの為だけに大魔闘演武に出場したのかよお前!」

 

「まぁな。正直、俺はいつでもお前らのことを好きにできるからな。」

 

「さらっと、とんでもないこと言ったよコイツ!」

 

「つーわけだ。もし俺と戦うようなことがあっても、俺は一切、手を抜くつもりはねぇからな。覚悟しとけよ。」

 

「100%無理じゃんそれ!終わった…俺たち1日中、誰かに好きにされるんだ…」

 

リボーンが参戦することで、自分たちのチームがBチームのメンバーに好きにされる未来がツナには見えてしまっていた。

 

「諦めてんじゃねぇよツナ!」

 

「リボーンに勝つなんて100%無理だよ!ナツたちだって全然ダメだったじゃん!」

 

「あれから俺だってパワーアップしたんだ!今の俺ならリボーンにだって勝てる!」

 

リボーンに勝てると豪語するナツではあるが、天地がひっくり返ってもリボーンに勝てないことをツナはわかっていた。

 

「大丈夫よツナ。私たちが勝った暁には、私がツナを好きにしてあげるわ。」

 

「ミ、ミラさん!?///」

 

「ツナってば…またいつの間に…」

 

「よりによってミラか…」

 

ミラが突如、ツナの腕に絡みついてくる。ツナはいつものように顔を赤くしてしまっていた。

 

「ツ、ツナさんに…!!///またライバルが…!!///」

 

この光景に応援席のウェンディが動揺していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

剣咬の虎(セイバートゥース)

 

「あいつは昨日の!」

 

「喋る謎の赤ん坊…」

 

「スティング様、ローグ様、顔が怖いですよ。」

 

「こんな二人は記憶ないね。」

 

「何かあったのか?」

 

スティングとローグはリボーンが大魔闘演武に出て来たことに驚くと同時に、もの凄く睨んでいた。この二人がおかしいことに同じく出場しているユキノ、ルーファス、オルガが気づいた。

スティングやローグだけでなく、他のギルドもリボーンに注目していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛇姫の鱗(ラミアスケイル)

 

「何で赤ん坊が出て来るんだよ!」

 

「キレんなよ。つーか何で赤ん坊なんだ…」

 

「一体、何者なんだ…」

 

「でも可愛いよね。」

 

「…」

 

蛇姫の鱗(ラミアスケイル)のトビー、ユウカ、リオンはリボーンの存在に驚いていた。シェリアだけは違う反応だった。ジュラはリボーンのことを黙ったまま見つめていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青い天馬(ブルーペガサス)

 

「赤ん坊…?」

 

「どういうことなんだろうね…」

 

「ふざけすぎだろ。まぁ赤ん坊でありながら、大魔闘演武に出ようという覚悟は認めるけどよ。」

 

「君たち。人を見た目で判断してはいけないぞ。あの赤ん坊、危険な香り(パルファム)がする。」

 

青い天馬(ブルーペガサス)のイヴ、ヒビキ、レンもリボーンの存在に驚いていたが、一夜だけはリボーンがただ者ではないということを見抜いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人魚の踵(マーメイドヒール)

 

「赤ん坊…?」

 

「意味がわからないね…」

 

「一体どういうことなんだい…?」

 

人魚の踵(マーメイドヒール)のベス、リズリー、アラーニャもリボーンの存在に違和感を感じていた。

 

「カグラちゃんどうしたの?」

 

「いや…ただの赤ん坊とは思えなくてな…」

 

カグラだけはリボーンがただの赤ん坊ではないということを、なんとなく察していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)応援席

 

「6代目。初めて見る顔が二人がいますが、あの赤ん坊は…」

 

「い、いや!リボーンは特別というか…決してふざけてるわけでは!」

 

「わかっています。それにしてもどうしてあのような者が妖精の尻尾(フェアリーテイル)に…?」

 

「初代…?」

 

応援席のメイビスはリボーンのような男がギルドにいるのかがわからずにいた。

観客席の人たちがリボーンの存在に戸惑っている中、観客の一番後ろのほうから、

 

「なんだよあの赤ん坊!あんな変なモミアゲのチビを参加させるなんてどうかしてんじゃねぇのか妖精の尻尾(フェアリーテイル)!」

 

一人の男性の観客がリボーンのことを馬鹿にする発言をした。

その瞬間、

 

ズガァン!ズガァン!ズガァン!

 

3発の銃声が鳴り響いた。観客が闘技場の中心を注目すると、そこにはレオンを銃に変形させていたリボーンがいた。

 

「へ…?」

 

3発の弾丸のうち2発はリボーンのことを馬鹿にした男性の左右の頬にかすり、最後の1発は髪の毛の中を貫通していた。弾丸の通ったところの髪の毛は無くなっており、3発の弾丸は観客席の後ろの壁にめりこんでいた。

 

「おい。今、その汚ねぇ口で喋ったのはてめぇか?それだけ大口を叩くってことは、死ぬ覚悟があるから言ってんだろうな。」

 

もの凄い殺気を放ちながら、ドスの効いた声でリボーンが言うと、男性はあまりの恐怖にその場で気絶しまっていた。会場は沈黙が訪れた。他のギルドは全員、リボーンの殺気と狙撃力に驚きを隠せずにいた。

 

「う、嘘でしょ…あの距離で…」

 

「しかもあんなたくさんの人がいる中でたった一人の人を…それも正確に…」

 

銃を使うビスカ、アルザックはリボーンの並外れた狙撃の力に衝撃を受けていた。

 

「リ、リボーンがここまでの男じゃったとは…」

 

「どうやら私の読みは当たったようですね…6代目、あなたとんでもない人をギルドにいれましたね…数百年、いえ数千年に現れる殺しの天才ですよあの者は…」

 

マカロフはリボーンの強さに衝撃を受け、メイビスはリボーンが危険人物ということを理解した。

 

「何やってんだよリボーン!当たったらどうするんだよ!」

 

「ムカついた。」

 

ツナの言葉にも一切、反省の色を見せないリボーン。

ここで実況のチャパティが、

 

『えー…先程のリボーン選手の行為を我々としては無視するわけにはいきません…というわけでリボーン選手を…』

 

「何か言ったか?」

 

『で、では第一競技に移りましょう!』

 

「恐怖でなかったことにしたーーー!?」

 

リボーンに何かしらのペナルティを課そうとしたチャパティであったが、リボーンにビビって本戦を始めることにした。

 

このリボーンのめちゃくちゃな行動によって、妖精の尻尾(フェアリーテイル)を馬鹿する人物いなくなったという。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




話が全然、進まなくてすいません。次回から大魔闘演武が始まります。


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