宴も終盤を迎えると、ここでナツがあることを思い出した。
「あ!忘れるところだった!ツナ!俺と勝負してくれよ!」
「ええ!?俺、全然強くないから!」
「嘘だ!俺の勘が言ってんだ!お前が強いって!」
「何でわかるの!?」
強くないと主張して戦いを避けようとするツナであったが、全く意味はなかった。自分が勘で戦える奴だということを見破られたことにツナは驚きを隠せないでいた。
「ナツがそう言うのなら、強いのだろうな。私も是非、ツナと戦ってみたいものだ。」
「ええ!?俺、戦いたくないから!」
エルザもナツの言葉を聞いて、ツナと戦いたいという欲が出てしまっていた。
この後、ツナは戦いたくないということを何度も主張したが、
「おーい!頑張れよツナ!」
「お前ならできる!」
「ナツ手加減してやれよ!」
「とっとくたばれ!クソ炎!」
「やられちまえ
「グレイ、ガジル!後で覚えてろよー!」
(何で戦うことになってるのー!?)
なぜか外に出て、
(はぁ…やるしかないか…)
ツナはポケットから27と書かれた手袋を取り出して両手にはめた。そして目を閉じて数秒すると、額に炎が灯り、27と書かれた手袋がツナ専用の武器であるボンゴレギアへと変貌する。この2年のリボーンの修行によって、ツナは
「お!お前も炎を使うのか!?ていうか旨そうだなその炎!」
「う、旨そう…?」
「それじゃいざ尋常に…始め!」
マカロフが開戦の合図をすると、ナツは迷うことなく炎を拳に纏い、ツナに突っ込んでいく。
「いくぜ火竜の鉄拳!」
「遅い。」
「ゴフ!?」
炎を纏った拳でそのまま攻撃するも、ツナはその場から一歩も動くこともなく、最小限の動きで躱すと、ナツの腹部に一発パンチをいれる。
「この!」
「
ツナの一撃を喰らいつつも、ナツはもう一度攻撃する。
ツナはその場から、飛び引いたと同時に、ボンゴレギアから銃弾と化した死ぬ気の炎を放った。
が、
「うんめぇ!こんな旨い炎を食ったの初めてだ!」
「炎を…食べてる…!?」
ツナの
「食ったら力が沸いてきた!火竜の咆哮!」
「はぁ!」
ナツの口から灼熱の炎が放出されると、ツナは両手を前に出すと死ぬ気の炎で壁を作り、ナツの
「火竜の鉤爪!」
防がれるのがわかっていたのか、ナツは臭いでツナの位置を特定し、ツナの上空から何度も回転しながら、炎を纏った足でかかと落しを喰らわせる。
が
「消えた!?」
「こっちだ。」
ナツのかかと落しが決まる前に、ツナは死ぬ気の炎を逆噴射させて高速移動でナツの後ろを取った。
「いつの間に!?」
「もう気がすんだか?」
「まだだ!まだ負けてねぇ!」
この後、ナツはツナに様々な攻撃をしていくが、全て紙一重で避けられていく。ツナの超直感は完璧にナツの攻撃を予測していた。
「はぁはぁ…何で俺の攻撃当たらねぇんだよ!」
先程から全然、攻撃が当たらないことにナツはイライラし始めてしまっていた。ナツは感情を表に出しやすい為、攻撃が読みやすいとツナは思っていたのだが、これを本人の前で言うと火に油なので、声には出さなかった。
「だったら!」
ナツの全身から炎と雷が溢れ出した。
「あ、あれってハデスと戦った時の!?」
「よせナツ!いくら何でもそれはやりすぎだ!」
「雷炎竜の…」
ルーシィとエルザの制止も聞かず、ナツは
「咆哮!」
「ナッツ。
ナツの口から雷を纏った灼熱のブレスが放たれた
が、ツナは一切、慌てることなくナッツを
「な、何だ今の!?」
「すっげぇ威力だったぞ!」
「というか!直撃したぞ!」
「大丈夫かよ!」
今の一部始終を見て、ギルドメンバーがざわざわと騒ぎ始める。
「ウェンディ!早く治療を!」
「はい!エルザさん!」
ウェンディが慌ててツナを治療しようと、ツナの所へ走っていく。
が、
「なんて威力だ…直撃で喰らってたら大変なことになってたな…」
「「「「何ーーーー!?」」」」
そこにはマントでナツの一撃を防いでいるツナがいた。
まさかあの一撃をマント一つで防いだことに、ギルドメンバー全員が驚きの声を上げた。
「ふぅ…そろそろ終わりにしないかナツ?」
「いいやまだ終わってねぇ!勝負はこれ…」
まだ勝負を続けようとするナツであったが、今の一撃で魔力をかなり消耗してしまい、その場で大の字になって倒れてしまった。
REBORN TAILを見ている人はもうわかっているかもしれませんが、次回はツナvsギルダーツです。
この中でツナと結ばせるなら誰?
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ウェンディ・マーベル
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シェリア・ブレンディ
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カグラ・ミカヅチ
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ユキノ・アグリア
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ミラジェーン・ストラウス