「いくぞ。」
リボーンは地面に弾丸を2発、撃ち込むと、真っ直ぐジュラへと向かって走り出した。
「崖錘!」
ジュラが右手の人さし指と中指を立てると、地面から4の柱が現れる。柱は全てリボーンに向かっていき、そのままリボーンに直撃した。
「土を隆起させ、操る。それがお前の魔法か。」
「その通りだ。」
ジュラの攻撃が直撃したと思われたが、リボーンはジュラの後ろに立っていた。ジュラはリボーンが攻撃を避けていたことを気づいていたのか、ゆっくりと後ろを振り向き、口元を緩ませながら言った。
「先程の殺気にも驚いた。だが一番、驚いたのはお主が魔道士ではないということだ。」
リボーンが魔道士でないということを見抜くと、会場中がざわめき始める。
『まさか魔道士ではない者が参加しているとは…これは大丈夫なんでしょうかヤジマさん…』
『魔道士じゃない者が大魔闘演武に参加してはいけないというのはないからねぇ…』
『でも魔道士じゃない人が大魔闘演武に参加するなんて、普通ありえないわよ…』
魔道士ではない者が参加するという初めてのケースに、実況の3人は戸惑ってしまっていた。しかしルールを破ってはいないのでリボーンを失格にはできなかった。
「聖十大魔道だかなんだか知らねぇが、俺の前に立ったからには覚悟しろよ。」
「無論!崖鉄壁!」
ジュラは土を固くして、壁を作った。壁を作ったと同時にリボーンは壁に蹴りをいれていた。ジュラはリボーンの動きを先読みしていたのである。リボーンは簡単には壊せないと判断したのか、すぐに飛び引いた。
「はっ!」
壁が分割され、正方形の岩が大量に作られていく。大量の岩が、もの凄い速さでリボーンに襲いかかっていく。
「何!?」
しかし岩はリボーンをすり抜けていた。リボーンが最小限の動きで大量の岩を避けていたのである。そんな状況の中、リボーンは弾丸を放った。弾丸は大量の岩のすき間を通っていくが、途中で岩に当たり不発になったと、終わったと思われたが、弾丸は次から次へ岩に跳ね返っていきながら、ジュラのほうへ向かっていく。
「くっ!」
跳ね返った弾丸が額に向かって行くが、ジュラはなんとか避ける。
「偶然ではないようだな…」
「カオス…ショット!」
そう言った瞬間、地面から最所に撃った弾丸が飛び出し、ジュラは即座に避けるも弾丸は頸動脈をかすった。
「最所に撃った弾丸が!?」
「よく避けたな。だが甘いぞ。」
リボーンがそう言った瞬間、ジュラの後ろから弾丸が飛んで来る。ジュラの左足をを貫いた。ジュラは肩膝をついてしまう。
「がぁ!」
「カオスリフレクション。攻撃は前から来るとは限らねぇ。基本中の基本だぞ。」
リボーンは先程、ジュラが避けた弾丸を闘技場の壁に当たって跳ね返り、跳ね返った弾丸がジュラの左足を当たったのである。
「まだだ!」
ジュラはさっきよりも大量の岩の破片が雨のようにふりそそぐが、ジュラの攻撃はリボーンにはかすりもしなかった。
「お前の攻撃は見切った。もうお前の攻撃は俺には当たらねぇぞ。」
「確かに見切られたようだな…だがこれなら…」
「こいつは!?」
岩の破片がリボーンを囲むように、空中と地面に設置された。
「逃げ場はないぞ!鳴動富嶽!」
ジュラが手を合わせた瞬間、地面と岩の破片が同時に爆発し、闘技場が爆煙に包まれた。
「がぁあ!」
なんと上空からリボーンが何度も空中で回転しながら、ジュラの頭ににかかと落しを決めた。意識が飛びかけたジュラであったが、なんとか意識を保ち、リボーンの足を掴んだ。
「捕らえたぞ。」
リボーンの右足を掴み、もう片方の拳でリボーンの腹をめがけて攻撃した。
「ぐぁああ!」
しかしジュラの拳はリボーンに届いておらず、ダメージを受けたのはリボーンでなくジュラだった。ジュラの左腕には弾丸の貫通した痕が残っており、左腕の真下に弾丸が地面を少しだけ貫いていた。
「隙だらけだ。」
左腕に痛みが走ったことで、右足を掴んでいた右腕の拘束が弱まると、リボーンはジュラを上空へ蹴り上げた。上空に蹴り上げた後、リボーンは銃口を上に向けると、2発の弾丸を放った。弾丸はジュラの両脇腹を貫いた。
「ぐぁあ!」
上空で悲鳴を上げると、ジュラはそのまま地面に仰向けの上状態で落ちた。リボーンはジュラが落ちたと同時にジュラの額に銃口をつきつけた。
「この1発でお前の脳天をぶち抜いて人生を終えるか、降参して試合を終えるか…どちらか好きなほうを選べ。」
「恐ろしい男だな…降参だ…」
『勝者はリボーン!これにて大魔闘演武1日目終了!』
ジュラは降参を宣言すると、リボーンが勝ったことが告げられた。リボーンは腕輪のスイッチを押して、元の姿に戻った。
「じっとしてろ。応急措置してやる。」
「かたじけない…しかしどうやって、あの爆発から逃れた?」
「爆発する前に上空に浮いてた岩を階段の代わりにして上空へ逃げた。後は爆風でお前の上まで移動した。ちなみに、お前の左腕を貫いた弾丸は爆発前に上空に放っておいたのが落ちたてきたんだぞ。」
「とことん規格外の男だ…一体、お主は何者なのだ…?」
「俺はリボーン。世界最強の
「
1日目の結果
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
短い気もしますが、いかがだったでしょうか?カオスリフレクションは僕が勝手に考えた技です。リボーンは弾道を曲げることができたので、上に撃った弾丸を下に落とすこともできるんじゃないかと勝手に思いました。
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