KATEKYO TAIL   作:薔薇餓鬼

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1日目はリボーンが活躍してばかりで、リボーンが主人公みたいになってますが、これからツナが活躍するのでよろしくお願いします!


標的(ターゲット)32 忍びよる魔の手

 

 

 

 

 

 

 

大魔闘演武1日目が終了した。ツナは人気のない場所で魔女の罪(クリムソルシエール)落ち合っていた。謎の魔力のことについて報告する為に。

 

「みんな、妙な魔力を感じてなかったって言ってたよ。俺も怪しい人がいないか探してみたけど、怪しい人物はいなかったよ。」

 

「やはりそうか…」

 

「やはりってことは、ジェラールたちも感じなかったってこと?」

 

「ああ。ある意味、謎の魔力よりも恐ろしいものなら、俺たちも感じたんだけどな…」

 

「謎の魔力より恐ろしいもの!?どういうこと!?」

 

「リボーンの殺気のことよ。彼の殺気が闘技場の外にいた私たちの所まで届いたのよ。」

 

「あー…」

 

謎の魔力より恐ろしいものと聞いて、驚くツナであったが、それがリボーンの殺気をであると知ると安堵した。

 

「まさかあんな殺気を放つような男だとは思ってもみなかったな…」

 

「闇ギルドの中でも、あんな殺気を放つ奴なんていないわよ…」

 

裏社会に身を置いていたことがあるジェラールとウルティアでさえ、リボーンの殺気には恐怖していた。

 

「どうしたのメルディ?なんか元気なさそうだけど、大丈夫?」

 

一方でツナはさっきから一言も喋っておらず、心なしか元気がないメルディを心配する。ジェラールとウルティアは、どうしていいかわからず困った表情になっていた。

 

「ツナって結婚してたんだね…」

 

「はい!?」

 

「だってミラジェーンがツナは私の夫だって、言ってたし…」

 

「違うからね!あれはミラさんが言っただけで!」

 

「明日、結婚のお祝い持っていくから…」

 

「人の話、聞いてる!?」

 

世界が終わったかのような顔をしながら喋るメルディにツナはツッコミをいれた。この後、なんとか誤解は解くことに成功した。明日もこの時間に同じ場所で集まることを約束すると、ツナはジェラールたちと別れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツナは妖精の尻尾(フェアリーテイル)のメンバーが宴をしている、BAR SUNへと戻った。

 

「ただいまー。」

 

「この私が負けるなんて…」

 

「つ、強ぇ…」

 

「情けねぇな。もう終わりか?」

 

ツナが帰った瞬間、カナと大柄の男が酔い潰れていた。そんな酔い潰れた二人をリボーンは机の上から見下ろしながら、コップに注いだ酒を飲んだ。

 

「こ、これどういうこと…?」

 

「実はな…」

 

なぜこのような状況になっているかをグレイが説明を始める。メンバー全員が盛り上がっている最中に、男が宴に乱入し、カナに酒の飲み比べをしないかと誘われて、カナは男の誘いに乗った。その後にリボーン自分も飲み比べに参加することを志願し、3人で勝負することになったのだ。誰もがカナが勝つだろうと確信していたが、勝ったのはリボーンであった。

 

「リボーンに弱点ってあるの…?」

 

「女の子には甘いけど、騙されるなんてことはないと思うし…呪いが解けたから、ノントゥリニセッテも平気だし…ないね。」

 

「あのジュラに、ノーダメージで勝つような奴だからな…」

 

「そんな奴に弱点にあるわけないよな…」

 

ツナはリサーナにリボーンの弱点について聞かれたので考えてみたが、弱点は思いつかなかった。弱点ないこというツナの意見にマカオとワカバは納得した。

 

「バッカス?」

 

「その声は…エルザか…?」

 

エルザが話しかけると、倒れている男は仰向けの状態ででうっすらと目を開けた。どうやら二人は初対面ではななかったようだ。

 

「なぜここにいる?お前は大魔闘演武には参加してなかっただろう。」

 

「今回は若ぇ連中に任せておこうと思ったんだけどよ…オェ…ウォークライはザマを見ちゃ…黙っていられねぇのが男の魂ってもんよ…だからリザーブ枠を使って俺が入ることに…気持ち悪ぃ…」

 

酒が相当、回っているのかバッカスの顔色は悪く、話すのがやっとの状態であった。エルザはバッカスが出場する聞いて、固唾を呑んだ。バッカスはそれだけ言うと、この場から退散しようとしたが、酒が回りすぎたせいか立つこともままならない状態であった。このままではどうしようもないので、店にあった通信用魔水晶(ラクリマ)でギルドのメンバーを呼んで、バッカスを連れて帰ってもらったのだった。

 

「お前がそんな表情(かお)をするってことはあいつは、相当強いんだろうな。」

 

「ああ…バッカスとは仕事先でぶつかることが多くてな。酔いの鷹、酔・劈掛掌のバッカス。何度も戦ったことがあるが決着はつかなかった…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく盛り上がった後、ツナたちは自分たちと泊まっている宿に戻っていく。ウェンディとリボーンも暇なのでツナたちの泊まっている宿に向かっていた。

 

「あ!」

 

「どうしたのツナ?」

 

「ポケットに入ってた、ハンカチがなくなっちゃって…」

 

「落としたのか?」

 

「多分ジェラールたちに会いに言った時に落としたのかも。ちょっと探してくるから、先に宿に戻ってて!」

 

そう言い残すとツナは、先程ジェラールたちと落ち合った場所へと走って行ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「確かこっちの道を通って来て…あった!」

 

ジェラールたちに会う為に通った道の途中に、ハンカチが落ちているのを確認した。

 

「よかった。見つかって。」

 

ハンカチが見つかったことに安堵したツナは、ハンカチを取ろうとして手を伸ばした。

その時だった。

 

「茶髪~。」

 

「え!?」

 

突如、ツナの後ろから声が聞こえ、振り返ると大鴉の尻尾(レイヴンテイル)のフレアがいた。

絶対絶命のピンチ!ツナの運命は!?

 

 

 

 

 




次回、フレアにフラグを建てます!



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