「今の勝負、ツナの勝ちじゃ!」
マカロフが宣言する。
「サンキューナッツ。」
そう言うとツナはナッツをマントの状態から、通常の姿へと戻りツナの肩に乗った。
「大丈夫かナツ?」
ツナは倒れたままウェンディの治療を受けているナツを心配する。
「だーーー!ツナ!もう1回勝負だ!」
「な!?」
「ちょっとナツさん!まだ治療の途中ですよ!」
ナツは治療の途中であるにも関わらず、急に起き上がりもう一度ツナに宣戦布告した。
「勘弁してくれ…もうお前と戦う気はないんだ…」
「うるせぇ!3回勝負だ!」
「止めんか。」
「ギャフ!?」
ここでエルザの正拳による制裁が加えられ、ナツの頭に大きなタンコブができた。そして、そのまま地面にうつ伏せの状態で気絶してしまった。
「今の勝負は完璧にツナの勝ちだ。今のお前では勝機はない。勝負するなら腕を上げてだな…」
ナツに説教を始めるエルザであるが、当のナツは気絶している為、話を聞くことはできていない。
「聞いているのかナツ!」
「り、理不尽だ…」
気絶しているのにも関わらず、エルザは聞いているのかと尋ねた。そんなエルザを見てツナは、エルザが
「というわけだ。今度は私と勝負してくれツナ。」
「なぜそうなる…」
「あっ!ズルいぞエルザ!」
「俺にも勝負させろ!」
「いや!俺だ!」
エルザがツナに勝負したのがきっかけで、グレイ、ガジル、ミラの弟であるエルフマンが誰がツナと勝負するか争い始めた。その光景を見て、ツナは
そんな中、
「なら俺と勝負してくれねぇか。」
「ギルダーツ!?」
「おいおいマジかよ…」
ギルダーツと呼ばれた40代くらいの男性がツナに勝負を申し込むと、ギルドのメンバーがざわざわと騒ぎだし、喧嘩していたメンバーも喧嘩を止める。その光景にギルダーツがただ者でないということを感じ取った。
「誰だ…?」
「
「成る程…」
ルーシィからギルダーツが
「強いのか?」
「当たり前だよ!ナツが全力でやっても、ギルダーツを数センチ移動させるのがやっとだったんだよ!」
「それは強いな…」
ハッピーはS級魔道士昇格試験での出来事を語る。
「どうする?別に嫌なら断っても構わないぜ。」
「…わかった。」
勝負を断ろうとしたツナであったが、ギルダーツの真剣な眼差しを見て、勝負することを承諾した。
「ギルダーツ!あんまりやりすぎんなよ!」
「何だカナちゃ~ん?もしかしてお父さんのことを心配してくれてんのか?」
「あんたの心配なんかしてねぇよ!私が心配してんのはツナのほうだよ!」
「が~ん!そりゃないぜ!」
娘のカナに、自分よりもツナの方を心配してることにギルダーツはショックを隠せないようであった。
「まぁいいか!カナちゃんの前だし、お父さん頑張っちゃうぞ!」
「デレデレしてんじゃねぇ!」
「カナちゃーん!愛してるぜぇー!」
「うぜぇ!」
「うちのダメ親父とそっくりだ…」
「おい!そう言うことは口で思っても、声に出すんじゃねぇ!」
カナにデレデレするギルダーツを見てツナは、自分の
そしてなんやかやでツナとギルダーツの戦いが始まる。
「それじゃいざ尋常に…始め!」
マカロフの合図すると勝負が始まる。しかし、両者共に戦闘態勢を取ったまま動く気配はなく、膠着状態が続いていく。互いに隙をうかがっているのである。
(全く隙がない…このままじゃ埒が明かないな…)
ツナはこのまま動かずにいてもしょうがないと判断した。
「ナッツ!
「ガウ!」
ナッツを
「いくぞ。」
「どこからでも、かかってきな。」
ツナは死ぬ気の炎を逆噴射させて後方に移動し、さらに死ぬ気の炎を逆噴射させ勢いをつけて真正面からギルダーツにパンチを喰らわせた。ギルダーツは両腕をクロスさせて防御するも、衝撃まで防ぐことはできなかった為、後方へと吹っ飛んでいく。
「やるな。こいつは油断できねぇな。」
「それはこっちも同じだ。」
ツナは吹っ飛ばしたギルダーツの前に一瞬で移動すると、ラッシュを喰らわせ地面に叩きつける。だがギルダーツはツナの攻撃を全て捌き、右足を蹴り上げてツナを上空へと吹き飛ばした。ツナは死ぬ気の炎を逆噴射させて空中で踏みとどまった。
「
弾丸と化した死ぬ気の炎がギルダーツに迫る。ギルダーツは慌てることなく右腕を前に出すと、
「触れた物を破壊する…それがお前の魔法か。」
「ご明察。あの一瞬で俺の魔法が危険だと判断した上に、俺の魔法を見破るとはさすがだな。」
ツナの洞察力にギルダーツは感心していた。
「だが、高速移動はお前さんだけの専売特許じゃないぜ。」
そう言うと、今度はギルダーツが一瞬にしてツナの背後に移動し、後ろから拳を叩きこむ。
「だろうな。」
「なっ!?」
だがツナは一切背後を向くことなくギルダーツの拳を受け止めていた。
「この程度の速さ、俺には通じないぞ。」
そう言うとツナは2年前に戦ったバミューダのことを思い出す。バミューダの
ギルダーツの拳を捕らえツナは、即座にギルダーツの顔面に拳を叩きこんだ。
「いい拳だ…だが!」
「がはっ!?」
ツナのパンチは完璧にギルダーツに決まっていたが、これくらいでは倒れず、逆に腹部に拳を叩きこまれてしまった。ギルダーツの一撃を喰らって決着がついたであろうと誰もが思っていたが、
「まだだ!」
「ぐっ!?やるな!」
さらにツナはギルダーツの腹部に拳を叩きこんだ。だがギルダーツもさらに反撃する。ここからツナとギルダーツの殴り合いが始まっていく。互いの拳が完璧に決まっているのにも関わらず、両者共に倒れる様子はない。この戦いを見ていたメンバーは、今の状況に何も言葉が出ず、ただただこの戦いの行く末を見守っていた。
そして殴り合いが始まって1分が経過した。
「はぁ!」
「フン!」
同時に互いの拳が顔面に決まると、二人は殴り合いを中断した。
「はぁはぁ…降参だ…」
ここでツナが降参を宣言した。降参を宣言すると、ゆっくりとうつ伏せの状態で倒れ、額の死ぬ気の炎が消えて、ボンゴレギアが27と書かれた手袋に戻っていく。
ツナvsギルダーツ、勝者はギルダーツ。
REBORN TAILとは違う展開にしてみました。次回はツナが仕事に行く話を書きたいと思います。
高評価くださった、ムラオクさん、サン&ムーンさんありがとうございます!
後、REBORN TAILのほうは削除させてもらいます。なのでREBORN TAILで評価してくれてる方は、このKATEKYO TAILに評価してもらえるとありがたいです。
この中でツナと結ばせるなら誰?
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ウェンディ・マーベル
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シェリア・ブレンディ
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カグラ・ミカヅチ
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ユキノ・アグリア
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ミラジェーン・ストラウス