KATEKYO TAIL   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)49 因縁の対決

 

 

 

 

 

いよいよ大魔闘演武のバトルパートが始まる。今回のバトルパートは今までと違い、2対2で行うタッグバトルである。まず最所は青い天馬(ブルーペガサス)の一夜

&ウサギvs四つ首の猟犬(クワトロケルベロス)のバッカス&ロッカーであった。

 

 

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)観覧席

 

「バッカスが戦うってことは…やっぱり勝つのは四つ首の猟犬(クワトロケルベロス)かな?」

 

相手がバッカスということもあって、ツナは一夜とうさぎのことを心配していた。ツナ自身は無傷で勝ったものの、一度拳を交えたからこそバッカスの強さをよく理解していた。

 

「確かにバッカスは強いが、一夜も青い天馬(ブルーペガサス)最強の魔導士だ。この勝負、どうなるかはわからんぞ。それと…」

 

「あの着ぐるみの奴だな。」

 

「一体、どんな奴なんだ?」

 

「今まで出てこなかったから、実力は未知数ってことか…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バッカスさん、ワイルドにやっちゃいましょう。このままじゃ俺ら…」

 

「なーに。俺は魂が震えりゃそれでいい。」

 

「さて…ついに君を開放する時が来たよ。」

 

ロッカーは優勝を気にしている様子であったが、バッカスの方は優勝することに執着していないのか、戦いを楽しめればいいという様子だった。一方で一夜の方は一緒に出場していた、うさぎの正体が明かされそうになっていた。

 

「見せてやるがいい。君のイケメンフェイスを。」

 

ついにうさぎの顔の部分が外れ、正体が明かされる。現れたのは一夜と顔のそっくりの男…というかエクシードであった。彼の名はニチヤ。かつてエドラスというもう一つの世界にいたエクシードである。

 

「ダブルイケメンアタック。」

 

「危険な香り(パルファム)だぜ。」

 

二人は両手をクロスさせ親指、人さし指、中指を立てた状態でポーズを決めていた。この瞬間、会場中からキモイという声や、子供の泣き声や、嘔吐する人の声が聞こえてくる。青い天馬(ブルーペガサス)のメンバーもこのうさぎの正体を知らなかったのか、衝撃のあまり固まってしまっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)観覧席

 

「い、一夜が二人とか…」

 

「しっかりしねぇか!」

 

「なんかエルザにだけダメージが…何で…」

 

会場内でエルザだけが卒倒してしまっていた。ツナはエルザが一夜が苦手だということを知らない為、なぜ卒倒しているのかわからなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場内がざわつく中、一夜とニチヤは取り乱すことなく話を始める。

 

「私と私の出会い。それはまさに運命だった。」

 

「ウム…あれはある晴れた昼下がり…」

 

二人は自分たちの出会いを語り始める。だがあまりにも隙だらけだった為、バッカスがニチヤを攻撃した。

 

「一夜さん!そいつ戦えるのかよ!」

 

「当たり前だ!私と同じ顔をしている!つまり私と同じ戦闘力!」

 

レンの質問に訳のわからない理論で答える一夜であったが、ニチヤはすでに虫の息であった。予想外の展開に一夜は衝撃を受けてしまっていた。2対1になってしまい一夜はロッカーとバッカスに集中攻撃を受けてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)観覧席

 

「自分と顔が同じ顔だから戦闘力が一緒ってどういうこと!?言ってる意味が全然わからないんだけど!?本当にあの人、青い天馬(ブルーペガサス)最強の魔導士なの!?」

 

「いや…それはだな…」

 

「そういえばあいつ、六魔将軍(オラシオンセイス)との戦いですぐにやられてたっけな…」

 

ツナのツッコミにエルザは何も言うことができず、ナツは前に一夜がすぐにやられていたことを思い出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロッカーとバッカスにボコボコにされる中、一夜は戦えないのにも関わらず一緒に出場たニチヤの勇姿に感動していた。それと同時に一夜も覚悟を決める。

 

「君に捧げよう。勝利という名の香り(パルファム)を。」

 

そう言うと急に一夜の体がムキムキになり、上半身裸になっていた。さらに図体も大きくなっていた。

 

「喰らうがいい。これはビューティフルドリーマー…頬笑み。」

 

なぜかここで一夜が気持ち悪い笑みを浮かべる。あまりの気持ち悪さに会場中の人たちが固まってしまった。

 

「スマーッシュ!」

 

気持ち悪い笑みで怯んでる間に、バッカスとロッカーにアッパーを喰らわせた。この一撃によって、青い天馬(ブルーペガサス)の勝ちが決定したが、会場は盛り上がるどころか、盛り下がってしまっていた。素直に勝利を讃える人は青い天馬(ブルーペガサス)のメンバーだけであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)観覧席

 

「あのバッカスを…」

 

「2対1で勝つか…」

 

「やっぱすげぇ!」

 

「でも何でだろう…2対1の状況から勝って、凄いはずなのになぜか心の底から勝利を喜べない…」

 

「これが試合に勝って勝負に負けるってやつか…」

 

エルザ、ガジル、ナツは一夜が強さを改めて実感していた。一方でツナとラクサスは引いてしまっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)応援席

 

「あの気持ち悪さ…ボンゴレに加われば強力な戦力になるかもな…」

 

会場中が一夜の気持ち悪さに引いている中、リボーンは一夜の気持ち悪さを別の観点から見ていた。流石はリボーンと言ったところである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2試合は蛇姫の鱗(ラミアスケイル)のリオン&ユウカと人魚の踵(マーメイドヒール)のカグラ&ミリアーナであった。試合の結果は決着がつかず同点となった。しかしカグラはここでも刀を抜く(本気)を見ることが叶わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして4日目、最後の試合となる。

 

『興奮が冷めらぬ会場ですが次のバトルも目が離せないぞー!今、両ギルドの紋章が闘技場に掲げられたー!7年前最強と言われていたギルドと、現最強ギルドの因縁対決!妖精の尻尾(フェアリーテイル)ナツ&ガジルvs剣咬の虎(セイバートゥース)スティング&ローグ!』

 

4日目最後の試合は滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)の4人の戦いとなった。滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)の戦いとあって、会場の盛り上がりが最高潮を迎える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)観覧席

 

「俺たちの出番か。」

 

「燃えてきたぜ。」

 

二人の相手が剣咬の虎(セイバートゥース)ということもあって、いつも以上に気合いが入っていた。

 

「ナツ、ガジル…」

 

「言わなくても、お前の気持ちはわかってるぜ。」

 

「だから心配せずに見てろ。俺たちがあいつらをぶっ飛ばすところをな。」

 

そう言うと二人は闘技場に向かって行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

闘技場入口

 

「ちゃおっす。」

 

「リボーン。」

 

「何だよ激励しに来たのかよ。」

 

「ま、そんなとこだ。」

 

闘技場の入口付近に、リボーンが両腕を組んで壁越しにもたれかかって待機していた。

 

「まぁ俺がアドバイスしなくても、お前らならあいつらに勝つから、無駄足かもしれねぇがな。」

 

「ああ。俺たちはあんな奴らなんかに負けねぇ。」

 

「今さらアドバイスに必要なんてねーよ。」

 

「お前らならそう言うと思ったぞ。だがこれだけは言わせてくれ。」

 

そう言うとリボーンは壁から離れ二人の前に立ち、二人にいい放った。

 

「死ぬ気でやってこい。いいな。」

 

「「おう!!」」

 

リボーンの言葉に二人は力強い返事をすると、闘技場へと向かって行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

 

白竜(バイスロギア)影竜(スキアドラム)。貴様らの作り上げた滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)がいかなるものか見せてもらうぞ。人は竜を越えたのか、それははかなき夢なのか…我等が動く時は近い。竜王祭は間もなく訪れる。」

 

灼熱の大地にて、炎竜王(イグニール)が静かに呟く。

 

果たして勝つのは妖精か虎か?今、滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)たちの戦いが始まる。

 

 

 

 

 




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活動報告→https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=215199&uid=88671

Twitter→https://twitter.com/husuikaduti

以下はツナと戦わせる予定です。どれが楽しみ?

  • ツナvsリオン&シェリア
  • ツナvsミネルバ
  • ツナvsスティング
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