『ついに激突の時ー!勝つのは妖精か虎か!?戦場に四頭の
ついに4人の
(この時をずっと待ってたんだよナツさん。)
スティングはナツと戦えることにワクワクしているのか嬉々とした表情を浮かべていた。ローグは表情に出てはいないものの、ガジルと戦えることがワクワクしていた。
そして試合開始の合図が鳴り、戦いが始まる。
「行くぜぇ!」
「ああ。」
先にスティングとローグが動いた。しかし二人が一歩目を踏み出した瞬間、ナツとガジルが目の前に移動しており、先制攻撃が決まる。その後、ナツはスティングに炎を纏った蹴りで追撃を喰らわせ、ガジルは拳でローグを地面に叩きつけた後、さらに蹴り飛ばした。
「白竜の咆哮!」
スティングはナツに
即座に体を反らして躱した。一直線に放たれた
「影竜の斬撃!」
「鉄竜剣!」
「!?」
「ギヒッ!」
ローグがスティングの
「おらぁ!」
ガジルは腕をおもいっきり振って、ローグを吹き飛ばす。
「ローグ!」
吹き飛ばされたローグの方を見るスティングだったが、スティングの視界に映ったのは、ローグの顔を右手で鷲掴みにすると、自分の所まで近づいて来るナツだった。
「何!?」
「火竜の翼撃!」
ナツは両腕に纏った炎で、二人を吹き飛ばす。フィオーレ最強のギルドに所属するスティングとローグが押されたことに会場中が動揺し始めた。
「その程度か?お前ら?」
「あんたらは俺らには勝てねぇよ。」
「あ?」
「前に言っただろ。俺たちは真の
スティングは自分たちがスティングが真の
「俺たちはドラゴンに育てられて、滅竜魔法を覚えただけじゃない。ドラゴンを殺したのさ。自らの手でな。」
「ドラゴンを!?」
「殺しただと!?」
ドラゴンを殺したという発言に、ナツとガジルは驚くと同時に怒りを覚えていた。
「自分の親じゃないのかよ!」
「あんたには関係ねぇことだ。今からその竜殺しの力を見せてやるよ。」
そう言うとスティングとローグの体から、白と黒の魔力が纏まり始めた。
「ホワイトドライブ。」
「シャドウドライブ。」
「さっきまでと様子が変わった…」
「魔力を増幅させたのか…」
「油断すんじゃねぇぞナツ、ガジル。」
スティングとローグの雰囲気が変化したことに3人は気づいた。
「魔力増幅の術ですね。」
「どうやらあっちも、本気になったらしいな。」
メイビスとリボーンは、スティングとローグが本気になっていたことを悟っていた。
「行くぜぇ!」
スティングは一気に、ナツの目の前に移動すると光を纏った右手でナツを殴るが、ナツは左腕で防いだ。
「聖なる白き裁きを!喰らいな!」
「ぐっ!」
「
初撃は防いだものの、二撃目は防ぎきれずスティングの攻撃を喰らってしまった。ガジルはナツがスティングの攻撃を喰らったのを見てしまい、その隙にローグがガジルに蹴りで攻撃した。
「影は捕らえることができない。」
「コイツ…」
ガジルが手刀で攻撃するも、影となったローグには当たらず逆に攻撃を受けてしまった。ここからナツとガジルは攻撃に転じることもできず、ただただスティングとローグの攻撃を受け続けることしかできなかった。
「ナツとガジルが!」
「あの二人が防戦一方とはな…」
「伊達に双竜と呼ばれているわけじゃねぇってことか。」
防戦一方の二人を見て、同じく応援席のメンバーは不安な
「ここまでパワーアップするとはな。意外とやるじゃねぇかあいつら。」
「何、呑気なこと言ってんだよ!このままじゃあいつら…」
「心配すんな。防戦一方に見えるかもしれねぇが、あいつらはこの程度でやられる程、弱くはねぇぞ。」
グレイがスティングとローグがパワーアップしたことに感心しているリボーンに向かって叫ぶが、リボーンは全く動揺していなかった。
「俺はずっとあんたに憧れてたんだ!そしてあんたを越えることを目標にしてきた!今がその時!」
スティングがそう言うとナツの腹部に、白い紋章が刻まれる。
「白き竜の爪は聖なる一撃。聖痕を刻まれた体は自由を奪われる。」
ナツは体を動かそうと抗うも、スティングのつけた影響で動くことができず、小刻みに体を震えるだけだった。そうしている内にスティングの拳がナツに近づいていく。
一方でガジルは影となったローグを捕らえことができず苦戦を強いられていた。
「影なる竜はその姿をみせず。」
影となったローグが後ろから言うと、ガジルはすぐさま攻撃するも影となったローグには手応えはなく、再び後ろを取られてしまう。
「確実に獲物を狩る。」
ローグのガジルを捕まえようと、右手を近づいて行く。
が
「!?」
「確実に獲物を…何だって?」
ガジルはローグの方を振り返ることもなく、ローグの拳を受け止めた。一方で聖痕で体の自由が効かなかったナツも、スティングの拳を躱すと炎を纏った拳を顔面に叩きつけた。
「な、なぜ動ける!?」
体の自由の奪う聖痕を刻んだのにも関わらず、ナツが動けることにスティングは動揺を隠せないでいた。だがナツが動けるようになった原因がすぐに判明する。
「聖痕が焼き消されて…」
スティングがナツの腹部に刻んだ聖痕が跡かともなく消えていた。聖痕が刻まれたいた場所から、煙が上がっていた。ナツは自身の炎で聖痕を焼いて、聖痕を消すことによって聖痕の束縛から解放されたのである。
「なかなかやるじゃねぇか。だけどまだまだだ。」
「あまり調子乗んなよ。小僧共。
ガジルのひじ打ちがローグに決まり、ナツのパンチもスティングに決まる。だが攻撃が決まってもスティングは動揺することなく、嬉々とした表情していた。
「やっぱり最高だぜアンタら。こっちも全力の全力でやらなきゃな。」
スティングは右手に魔力を集中し始める。だがナツは阻止しようとはせず、ただただ見守っていた。
「白き竜の拳は炎さえも灰塵へと還す。滅竜奥義…ホーリーノヴァ!」
一点に集中された光の拳の一撃がナツに直撃し、闘技場の一帯が煙で覆われる。少しして煙が晴れると、そこにいたのはスティングの拳を受け止めていたナツがいた。防がれるとは思ってもみなかったが、スティングは動揺を隠せずにいた。ローグもガジルの方に向かっていくも、逆にやられてしまう。ここから戦況が変わっていき、ナツとガジルの攻撃が当たり始めていく。
「よかったぁ…」
「心配させよって…」
「全くだぜ。」
二人の攻撃が当たり始め、ツナたちは安堵していた。
「二人の攻撃が当たり始めたぞ!」
「いいぞ!ナツ!ガジル!」
「そのままいけー!」
二人の調子が戻ってきたことで、
二人の攻撃が当たり続け、スティングとローグは仰向けの状態で倒れていた。まさかの展開に観客たちは動揺するも、すぐに歓声へと変わっていく。
これで勝負があったと誰もが思われたが、
「終われるものか…」
「ああ…簡単に越えれる壁がじゃねぇことはわかってた…」
ローグとスティングはダメージを負った体を引きずりながらも、ゆっくりと起き上がっていく。
「わかってるよレクター。約束だもんな。」
スティングの脳裏には、子供の頃の自分と泣きわめいているレクターの姿が映っていた。
「負けられねぇんだよ。レクターの為に…」
そう言うとスティングの体に白い竜の鱗のような模様が浮かび上がる。ローグも同様に黒い竜の鱗のような模様が浮かび上がる。謎の模様が浮かび上がった途端、先程よりも二人が魔力が上昇していく。
突如、現れた竜の鱗のような模様に、急激にパワーアップした双竜。一体、これは何を意味するのか!?
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以下はツナと戦わせる予定です。どれが楽しみ?
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ツナvsリオン&シェリア
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ツナvsミネルバ
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ツナvsスティング