全部さん(中身別人)、ハイスクールD×Dにて公務員してます 作:夢落ち ポカ
思いの外筆が乗りました、フリード君書くの難しい。
けど筆が乗るとフリード君ほど面白い子はいないと思う、とある作品を読んでいて思いました。
あと感想に、主人公がいきってる?オリジナリティのくそもねー?というのがありました。
まぁ、二次創作の時点でオリジナリティなんて原作ベースのIFになるのでそんなこと言われてもとしか言いようがございません。
あとオリ主がいきってる?といわれましても、このオリ主いきってる?かなぁ・・・まぁ、超越者にいきなりなった元オタクなので、いきっている?のでしょう。きっと、たぶん、めいびー?
近いうち、タグに『いきってる?』とでもいれるかもです?
FGO復刻イベは終了しましたがガチャは爆死しましたので当分育成に励みます。
ではでは、どうぞ。
駒王学園にて、三大勢力の会談が行われている中、護衛としてやってきている天使・堕天使・悪魔たちは会談が行われている駒王学園に張られた結界の外で学園に近付く不審な車両も一同が目撃した。
結界はそれぞれ三大勢力が『協力』して展開しており、何者であろうと侵入する事を許さない強固な出来栄えになっている。
結界にはいくつもの効果が付与されており、認識阻害の効果が効かずに学園の入り口前で停車したことに警戒を露わにした。
乗車していた存在がドアを開き、後部座席のドアが内側から開かれる。
好戦的な悪魔がいつでも攻撃できるよう警戒を怠らずゆっくりと少数で近付くと、車内から男の間延びした声が聞こえてきた。
「ふわぁ・・・なんだ、もう着いたのか?
・・・おいフリード、ここで止めたら路駐喰らうだろうが、学園内の駐車場に停めろや」
「あひゃひゃ!!
パイセンマジさ~せん、バケモノどもの結界が硬くってこのまま行けばイカした車が愉快なジャンクになっちゃうから停めちゃったデス!!」
「あぁ、だから周囲の空間が歪んでいる訳か。
近隣の一般人に悪影響待ったなしだな・・・討魔、やれるか?」
「この程度なら楽勝さ、お待たせするのも大変無礼だし、巻いていこうか」
若い男たちの話が止んだ瞬間、車から灰色の光が放たれ結界に衝突した。
突然の不意打ちにその状況を警戒していた全ての者が臨戦態勢に移行し車を囲い込もうとすると、結界に異常が起きた。
結界の制御権が、
「な、何が起きたのだ!?」
「堕天使側が担当している結界の制御が何者かに奪われたぞ!?」
「天使側もです!!
あの車から放たれた灰色の光、まさかあれが!?」
「ありえん!!
それぞれ使っている術式も異なっているのだぞ!?
一度の攻撃で制御が奪われる訳がない!!」
天使・堕天使・悪魔の根源とする力はそれぞれ違い、展開された結界は三層に亘って展開されていたのだが、あの灰色の光は一撃で制御権を奪った。
「総員、あの車の中から下手人をひっ捕らえろ!!
殺しても構わんっ、会談が行われている学園に何人たりとも入れる訳には・・・!?」
古参の悪魔が他の勢力に要請し、それに堕天使が応じて車に突撃した。
しかし車は既に発進し、結界を制御した何者かは結界に穴を開けると吸い込まれるように入っていく。
その穴に悪魔が侵入をする瞬間、結界は閉ざされてしまい、
消滅は免れたが、瀕死の重傷に陥った悪魔はその意識を落とした。
「ナニあれ超面白いんすけど!!
ボスボス、あれ何したんすか!?」
「自動迎撃結界術式ver三大勢力さ!!
あの灰色の光は近付いてきた天使・堕天使・悪魔に応じて自動で迎撃してくれる術式を組み上げて結界の制御を奪ったんだ」
「わけワカメでござんす?」
フリードは討魔に詳細を聞いたが、返って来たのは理解し難い発言だった。
天使・堕天使・悪魔の根源とする力はそれぞれ違い、展開された結界は三層に亘って展開されていた。
それを一撃で制御権を奪ったばかりか、数秒で本来成立する筈の無い術式を行使し運用しているのだ。
混乱するのも無理はない。
「私の体質・・・取り込んだ異形の力を自分の物にするという異能を発展・応用した物さ。
水と油みたいに本来混ざり合う筈の無い力を強引に混ぜ合わせてしまうんだ。
もっとも、これ使うとお腹が空くからあまりしたくないんだけどね」
「お腹が空く程度のデメリットでチートが出来るってなんて理不尽!!」
「うるせぇぞ運転手、黙って運転しろ」
マクバーンはフリードを一喝すると、討魔の正面に居るスーツ姿の麗人に声を掛ける。
「悪いなアマテラス、しつけのなっていない部下がきゃんきゃん叫んで。
頭がおかしくて言動も残念だが腕前は最低限見られるほどに鍛えているから大目に見てやってほしい」
スーツ姿の麗人、アマテラスは白い女物のスーツという奇抜な姿で何もない空間から扇子を取り出すと、厳かな笑いで気にしていないと返していた。
「なに、お主の部下の掛け合いは面白いので聞いていて飽きぬよ、マクバーン。
のぉツッキー?
それにしても愚弟のスーツ姿は似合い過ぎて詰まらんのぉ、まだ前の革ジャンの方が良かったぞ?」
「姉上、その呼び方は今後一切禁止でお願いします。
あと愚弟、
神気が感じられんぞ」
紺色のスーツを着た真面目そうな雰囲気の青年―――ツクヨミのこめかみにうっすらと血管が浮き出ていた。
スサノオはといえば、冠婚葬祭で着るような上下黒いスーツという派手さのないもので、グラサンもしていることからどこの組のヤクザかと間違えてしまうほどに似合っていてはいる。
しかし、神気と呼ばれる神特有の力は欠片も感じられないものだった。
「門前払い喰らった、『貴方様のサイズのスーツを採寸から始めては会談前に終わらせられませんのでそこらの既製品で満足するのですね』って!!
昔のことを根に持ちやがってあの女神・・・」
結局スサノオは既製品では自分の体格と全く合わない為、一流のスーツ職人にオーダーメイドで特急料金を支払い―――もちろんポケットマネーから―――5日で作らせたのである。
神気だけでもと天棚機姫神に頼み込んだが、追い込み中だった女神はスサノオを完全に無視してアマテラスとツクヨミのスーツを作っていた。
「ほほほ、揃いも揃って天棚機姫神に頼むからじゃ。
他にもおるじゃろうに機織の神は・・・」
「天羽槌雄神は会って早々十束の剣で切られそうになって・・・」
「嫌われ過ぎじゃった妾の愚弟」
「まぁ、神代の時代は一番の反抗期でしたからね愚弟は・・・」
「反抗期の一言で軽く流せる話か・・・?」
「これぞ日本神話クオリティ」
話していくうちに、以前停めていた駐車場へと着くと、そこにはメイド服を着た銀髪のメイドが出迎えに出ていた。
「あれは・・・確か魔王サーゼクスのメイドで妻のグレイフィアとかいう悪魔か。
出迎えがアレだけとは日本神話舐められてますねぇ」
討魔が胡散臭い笑みを浮かべていると、グレイフィアが近付いてきた。
「・・・日本神話の方々ですね?
私はグレイフィア・ルキフグスと申します。
本日はアポイントを受け付けていないのですが、どのような御用でしょうか?」
「日本神話に断りもなく不法占拠をしている悪魔勢力と不当に民を虐殺する堕天使勢力、神宝を盗んで神器というふざけたガラクタに改造しておいて一向に謝りに来ない天使勢力が揃って何やら会談をしていると聞い
て日本神話を代表して物申しに来ました。
三大勢力全てに言いたいことがあるので案内しなさい、しないのなら直接出向きますが」
討魔はグレイフィアに毒を吐くとさっさと案内しろと命じた。
「私の一存で決める事は・・・」
「では交渉決裂ということで、もう用はありません。
マクバーン、フリード君、三貴神を護衛しながら会談場所へ乗り込みますよ」
「―――っ!?
お待ちください、今すぐ取り次ぎをします!!」
三貴神という言葉を聞き焦ったグレイフィアはどこかへ念話を送っているのか、耳に手を当てる仕草をすると程なくして案内をするのか、一礼して歩き出した。
「―――魔王サーゼクスは丁重に案内するよう仰せつかりました。
どうぞこちらへ、案内させて頂きます」
「・・・・・・・・・それはどうも、ご丁寧に」
討魔はグレイフィアの三貴神への無礼に表情筋を痙攣させかけながらグレイフィアの案内についていく事となった。
マクバーンは討魔やフリードとで三貴神を囲んで護衛をしながら向かっていく。
「・・・・・・結界の中、護衛がいないんだがどういう事だ?」
「結界の外とは違って静かなのはいいんだけど、防衛戦力が偏り過ぎていないかな、大方戦力を会談場所だけに集中させているんじゃないの?
使い魔も飛ばさずにいる辺り、ここの防衛責任者は危機管理能力が足りていないね。
どこぞの自称領主の脳足りん女悪魔がしているよ絶対!!」
「断定ワロス・・・!!
にしても、テロリストの団体様がいつ来てもおかしくねぇ状況っすねぇ・・・あ、これで出てきたら三貴神サマを危険に晒したって抗議出来るんじゃね?
俺ちんアッタマイー!!」
マクバーンが結界内の静けさに防衛戦力が全く見られないことに違和感を覚え、討魔は自称領主をしている悪魔が己の責務が果たせていない事を指摘し、フリードは面白おかしく笑っていた。
三貴神も不快な思いなのか、車を出てからは一言も話さずにいる。
対面したグレイフィアにしても、悪魔と口を聞くのも不快なのだろう、視界にも映していなかった。
しばらく歩いて、会議室へと案内された場所には三大勢力の代表者たちが揃っていて、突然の来客を出迎えたのだった。
***
三大勢力が会談を行っていた頃、結界の外からそれぞれの代表たちに緊急の念話が通達される。
日本神話勢力が結界の制御を強引に奪い取り、駒王学園に乗り込んで来たのだという。
サーゼクス・ルシファーはすぐに女王グレイフィアに乗り込んで来た者たちの下へ赴き真意を測るよう指示を下した。
「しっかし、ここに来て日本神話の連中が乗り込んでくるとはな。
何が目的か、誰か知ってねぇか?」
堕天使アザゼル―――堕天使の集団を束ねる長である彼はその真意が自分たち三大勢力にあるとは考えが及んでいなかった。
天使ミカエルもまた、三大勢力が和平を結ばんとするこの会談に水を差されることに不快感を覚えながら、自らの不明に気付きもせずにいる。
「―――そうか、では、お連れしてくれ。
くれぐれも丁重にね」
時間も掛からず、彼らはグレイフィアに案内されてこの会談場所へとやってくるとサーゼクスは説明する。
「どうやら、日本神話は三貴神をお連れして乗り込んできているようだ」
「「なんだと(ですって)!?」」
アザゼル、ミカエルが同時に驚愕して、会場を護衛していた一誠がリアスに三貴神がいったい何者かを尋ねていた。
「日本神話における3柱の最高神のことよ。
アマテラス、ツクヨミ、スサノオ・・・日本神話の情報は冥界でも殆ど掴めていなくて、永きに亘って地上を
それがどういう訳か、使者も送らず直接乗り込んでくるなんて・・・無礼にも限度というものがあるわ、私の領地に無断で侵入するなんて!!」
憤る彼女に一誠はあの男―――マクバーンが来ているのではないかと直感的にそう感じていた。
神器に宿ったドライグの思念がざわついているのか、それが伝わってきてか何か良くない事が起きるのではと思ってしまったのだ。
「大丈夫っすよ部長!!
何かあったらこの俺、兵藤一誠がお守りしますから!!」
「イッセー・・・」
「あらあら、妬けますわね」
「イッセーくん、微力ながら僕も助太刀するよ」
リアスとその眷属たちはこれまでの苦難を乗り越えてきた自負と共に
だが、そんな決意を焼き尽くしてしまうほどの意志がやってくることに、その直前まで気付くことはなかった。
会場の扉がノックされ、グレイフィアが入室する。
「皆様、日本神話及び日本政府代表の方々がお見えになりました」
その一言で、会場内の空気が和平が決まる以前の重苦しいものへと逆行した。
扉が開かれると、最初に現れたのは一誠の直感が的中し、マクバーンが現れる。
日本に現れた炎の怪物、歴代の天竜たちを何人も屠ってみせた最強格の1人。
続いて現れたのは意外なことに女性だった。
白皙の美貌と白のスーツ、その上にコート替わりなのか、着物を肩にかけて現れた麗人は翡翠の首飾りに触れながら入場した。
「あれが・・・日本神話のアマテラス・・・」
続いて紺色のスーツを着た長身の青年が現れる。
いかにも不機嫌と言わんばかりに眉間のしわを寄せた彼は護衛をしているリアスたちを一瞥すると、これ見よがしにため息をついては去っていく。
ツクヨミはこれまで三大勢力とは直接的な関わりがない為、その素性を一目で看破する者はおらず、リアスたちは揃って馬鹿にされたと感じ内心で憤ったのだった。
「お、ようやくついたのか?
ん・・・よぉアザゼル、お前ホントに来てたんだな?」
「す、スサノオ・・・」
「なに俺の名前を省略してんだよ何様だオイ、滅ぼすぞアァッ!?」
黒スーツに黒いグラサンといういかにもなヤクザの格好をした男をアザゼルがスサノオと呼んだことで逆上した神によって会場に突風が巻き起こった。
悪魔や堕天使にとっては神気というのは聖なる光と同様に弱点とも呼べる力だ。
ただその場にいるだけで、サーゼクスやアザゼル、そして耐性のあるミカエルでさえスサノオの神気の前に苦悶の表情を浮かべた。
魔王や堕天使の長でこの被害だ、護衛をしていたリアスたちなどその場に倒れ伏して小猫やソーナの眷属も何人か気絶してしまう。
「・・・ウププププ、バケモノどもが揃いも揃って悶えてる悶えてる!!
そんな表情が見れて、俺ちんチョーうれしーゼッ!!」
「フリード君、ちょっと空気読もうね?
ボーナスカットするよ?」
「僕ちんお口チャックする!!」
最後に入室した討魔とフリードがやってきて、全員が会場へと入室し終わった。
「・・・これ愚弟、来て早々に威圧するでない。
話が出来ぬではないか」
「だって姉上、アザゼルが・・・」
「今更じゃろうて、その黒鳩が道理も何もないことは」
言外に、堕天使に道理を説いても無駄だとアマテラスに諭されているスサノオをアザゼルは苛立ちの籠った眼で睨んでいた。
「・・・さてと、急な訪問で済まぬな。
うぬら三大勢力が妾たちの治める土地ではた迷惑な相談を画策していると聞いていったいどういう了見で仕出かしたのか、釈明を聞きに来たのじゃ」
他にも通達する事項は山ほどあるが、第一にアマテラスの疑問がこれだった。
三大勢力は他勢力が治める地域を勝手に荒らし回った挙句問題が山積しているというのに和平をこれまた他勢力が治めている地域で会談を行っているという。
「釈明だって?
三大勢力が手を取り合って和平を行うことは、ひいては世界のバランスを保つために必要な事だ」
サーゼクスはアマテラスの言葉に世界の為と口にした。
「悪魔の駒1つとってもそう、日本神話のみならず他の神話にも迷惑を掛けているのを露ほど理解しておらぬ悪魔。
部下の手綱の引き締めもせず勝手な都合で神器所有者を殺し回る事が正しいと戯言を抜かす堕天使。
各神話―――日本神話の神宝を盗んだ上、神器というガラクタにして世界中にばらまき、人の子の命を人倫に悖る非道を信仰心とやらを集める為に看過した天使。
それぞれの仕出かした
ツケという言葉にそれぞれ心当たりがあるのか、ばつを悪くするそれぞれの代表者たちにツクヨミが口を開いた。
「世界のバランスなんていうものは、お前たち三大勢力が人界から撤退し人の子を見守るだけで良いのだ。
それを上位者気取りで世界のバランスを保つためと抜かしておきながら人的資源はしっかりと掠め取るあたり、実に高尚な意見もあったものだ。
神たる私にはとてもとても・・・口が裂けても言えない言葉だ」
「まぁ万歩譲って人界に降り立つにしても、観光程度にしとけって話だ。
神代と違ってもうこの世は人が歩んでいく世界だ、俺たちやお前たちが好き勝手していた頃とは違う。
戦争がしたいのならそれぞれの世界でしろ、したくないなら自分の領域に引き籠ってろよ邪魔なんだっての、せっかく人の子の行く末を見守っているのにお前らが邪魔をするから人のこと歩みが陰っちまうんだよ!!」
ツクヨミとスサノオはそれぞれの思いを伝えるが納得しない三大勢力はそれぞれの理由を口々に話し始めた。
悪魔は戦争前と比べて激減したため悪魔の駒は人口問題を解消する為に必要な事だった。
堕天使は危険な神器が周囲に被害を及ぼす前に殺害する事は仕方ないことだった。
天使はシステムを操るには信徒の信仰心が必要で人外から人々を守る為には主の御心に沿うと信じてやったことだった。
マクバーンを始め、人間側に立つ討魔やフリードが思った事はただ一つだった。
「「「人間にはまったく以て関係のねぇ話だよなそれ」」」
悪魔の人口も、神器をばらまいた揚句それが危険だから殺そうとするのも、信徒からシステムという力を集める為の『エサ』にされている人間はいったい何のか。
視点、価値観、文化、思想、寿命のありとあらゆる要素が人間とは乖離していた。
人外の都合を勝手に押しつけられて抵抗したら世界のバランスを乱すと
アマテラスは肩を震わせていた。
日本神話の思惑はただただ人の子の行く末を『如何なる結果になろうと』見守ること。
自分で立て歩ける事をかつて証明した己の末の誇らしげな顔をアマテラスは今も鮮明に思い出せる。
そう、断じて、今も、そしてこれからも―――、
「―――葦原中国は人の子に委ねたのだ、断じて、断じて!!
貴様ら魔性の輩に髪の毛一本、魂一欠けも身勝手な理由で触れる事を許した覚えはないわ!!
三大勢力に告げる!!
1つ、悪魔勢力の日本撤退及び拉致被害者の即時返還と転移ゲートの破壊。
1つ、堕天使勢力の日本撤退及び神器及び悪魔の駒の安全な摘出方法の確立。
1つ、天使勢力の日本撤退及び盗み出した神宝天之尾羽張と天叢雲剣の即時返還、そしてシステムを行使して日本に今後一切神器をよこさない事。
1つでも履行されなかった場合、日本神話はうぬら三大勢力に宣戦布告を申し渡す!!」
肩に掛けていた着物が落ち、まるで抑え込んでいたのかアマテラスの神気が会場を駆け巡った。
長年沈黙を続けてきていた日本神話から突き付けられた宣告に、三大勢力の命運が決まろうとしていたが、会場に魔法陣が浮かび上がる。
会場の外にも数えきれないほどの魔法陣が浮かび上がっていた。
それが、とどめだった、と誰かが言った。
三大勢力の代表者たちが返答するまでもなく、したとしても既に命運は決定した。
読んでいただき、ありがとうございました。
天界の滅亡要素は一応考えましたが、やはりこれかと。
盗んでおきながら他の要素も混ぜ込むとか何考えてるんでしょうね聖書の神って。
最初の要求は意外とマイルドな日本神話。
まぁ、三大勢力は和平しているので3つのうち1つでも履行しなければ即開戦☆ですが。
ていうか、イキるって単語検索したけど、ネット用語って色々ありますね。
作者もいい年なので、ついていけてるか心配です(現時点で周回遅れな気がしてならない)。
ではでは、またちかぢか。