さて、今回は少し短めです。
べ、別に面倒臭い訳じゃないっすよ!?
ま、ほんとに違うんですけどね?
そうやった方が、書きやすいんです。
あと、後書き見て下さい。
「……こない」
「……おそいな」
現在、俺はキリトと74層転移門前にいる。
どうやら、アスナがサチも誘ったようで、キリトが既にいた。
それにしても、遅いなぁ…
ふと転移門を見ると、何度目かの青いテレポートの光が発生していた。
特に期待せずに見ていると…
「「きゃああああああああ!!避けてーー!!」」
「「は?」」
通常、歩いて転移してくるはずの門から、
人が2人、地上1m程から落ちてきた。
俺は咄嗟に、それがアスナとサチである事を確認する。で、
「よっと。何でアスナが落ちてくるんだ?」
「あ!!エイト君、ごめんね?」
「まあいい。怪我、ないか?」
「うん。エイト君が受け止め…て……っ!!」
ん?あれ、アスナが固まった。
と思ったら、小刻みに震え始めた。何してんだ?
「きゃああああああああ!!」
「ぐはっ!!」
水切りをする石の如く、
何度も跳ねながら吹き飛ばされる。
「ぐっ、あっ、がっ、ぐへ」
や、やっと止まった。
くっそ、何が起こったんだ?
えっと、たしk「ぐはっ!!」うわっ!!キリトが吹っ飛んできた!!
「いちち、一体何が……あ」
俺は思い出した。
アスナが転移門から落ちてきた際、
俺はアスナを受け止めたのだ。うん、お姫様抱っこで。
じゃあ、キリトも何かしたんか…
と思い、サチを見ると、
自分を両腕で体を隠すようにだき、顔を真っ赤にして震えていた。
キリトはと言うと、何度も右手を閉じたり開いたりしていた。
こ、こいつっ!!やりやがったな…
と、考えていたらアスナが俺の後ろに、
サチがキリトの後ろに隠れた。
なんだ?と、理解する前に、転移門から人がでてくる。
あ、えっと、あいつの名前は…く、くら…クラリネット!!
「クラディール!!何をしているの!!」
「あ、そうだ。クラディールだクラディール。覚えにくいな」
「どういうことだ?サチ」
「サチ様、アスナ様。困ります、勝手なことをされては」
サチは最近、血盟騎士団に入り、アスナの補佐をしているらしいが、
なんだ?トラブルでもあったのか?
「お二人とも、ギルド本部まで帰りますよ?」
「い、いやよ!!今日は休暇日じゃない!!そもそも、なんで朝から私たちの家の前にいるのよ!!」
「「は?」」
「それも、1ヶ月も前からですよね?」
「「は?」」
「当然です。それが任務ですから」
「「違うわよ!!」」
この時、俺は、俺たちは話についていけなかった。
は?1ヶ月も前から家の前にいる?ずっとか?
それって、ストーカーなんじゃ…
パッと2人を見ると、アスナが俺の服を、サチがキリトの服を摘んでいた。
何これ可愛い。
っと、そうじゃなくて。
それに気づいたのか、く、くら…クランクイン!!そうクランクインだ。
そいつの顔が歪み、言葉を発する。
それが俺の、俺たちの新しい黒歴史の始まりだった。
「私のサチ様とアスナ様に触るなっ!!」
「「………は?」」
さて、キリトとエイトはどうするんでしょうか?
なんか、ドキドキしますね!!………俺だけ?
ま、知ってるんですけどね〜。
はい。そんな事は置いといて。
明日は(忌々しき)バレンタインデーですね。
学校でも最近(クソリア充どもが)「えっと、どんなチョコが好き?」
みたいなのを(聞きたくないのに)聞きますね。
周りの男子は(絶対に貰えないのに)ソワソワしていたり、
女子の方を(無意味なのに)見ていたりと、
全く違う雰囲気でした。
早くバレンタインデーにならない(で欲しい。てかなくならない)かな?
次回、第13話。
え、俺ですか?予定?
ネトゲのイベントでオール予定ですが何か?
は?チョコ?栄養ドリンクくれない?
あ、サプリ入ってたり?しないよなあ…