『偽物』の世界で『本物』を求める。   作:yunami

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どうもお久しぶりです。
いや〜インフルエンザって怖いっすね。
2/14のオンラインイベント片っ端から潰してたら、
まさかの38.9°Cもでてしまうとは…

まあ、受験勉強もしなくて良くなりましたし、
調子上げていきたいですね。

前期選抜最高!!なに?勉強しなくても内定?最高じゃねえか!?
みたいなモチベーションで内定貰えましたとさ。

受験生のみんな…頑張れ。





第13話

 

「おいおい、聞いたかキリト」

「ああ。聞いたさエイト」

「ど、どうしたの2人とも?なんだか変だよ」

「そ、そうよ…どうしたのキリト?」

 

お、おっす!!

久し振りだな、クラインだぜ!!

いやぁ、なんだか面白いモンが見れると思って来てみれば、

エイトはアスナをお姫様抱っこしてたし、

キリトなんて…くぅ〜羨ましいぜ!!

で、後から出てきた血盟騎士団の奴は死にたいのかしらねえが、

あの2人の前で、アスナとサチが自分のものと言いやがった。

さてさて、お次は?

 

「いやいや、まさか()()アスナをねぇ」

「ああ。()()サチの事をねぇ…」

「え?///」

「ちょ///」

 

おぉ〜と、周りからどよめきにも似た歓声があがる。

まさか、こんな公衆の面前で「俺のモノ」発言するとは。

ま、みんな公認のカップルでからな。

あれで付き合ってないって…どうかしてるぜ。

あ、勿論録画してるぜ!!

 

おっと、そろそろ俺の出番は終わりっぽいから、エイトに返すぜ。

以上、現場周辺より、クラインがお送りしました。

では、現場にお返ししまーす。

 

 

はっ!!い、今何が…

ま、いっか。今はそれよりも、だ。

 

「よしキリト。俺が行く」

「おいおい、冗談はそいつだけにしてくれよ?俺に決まってんんだろ」

「残念だが、ここは譲れないんだな」

「それはこっちもだぜ?エイト」

「たぶん理由は同じなんだろうが、俺のアスナの方が可愛い。よって俺だ」

「は?聞き捨てならないな。俺のサチの方が可愛いだろ?可愛い=サチ。これは全世界共通の公式だ」

「いやいや、俺が行く。なぁアスナ、そのほうがい……い?」

「どうしたんだ?エイ………ト?」

 

俺は、アスナにも許可を求めようとアスナの方を見た。

そこには、アスナとサチに触ろうとしているクラなんとかがいた。

おっと、こりゃやばい。

キレそうだ。あ、キレるわ、これ。

横をちらっと見ると、キリトも同じ様だ。

もう、いいよな?

 

俺は素早く夜桜を卍解させ、突っ込む。

キリトも、真天鎖斬月にして、突っ込む。そしてー

 

「俺のアスナに触るなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!」

「俺のサチに触るなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!」

 

「ぐ、ぐああああああああ!!」

 

そして、クラなんとかさんは吹っ飛んだ。

もう、それは本当に吹っ飛んだ。

ここは圏内だからダメージはないが、確実に圏外までは飛んでいる。

あ、天井当たった。特大場外ホームランだな。

 

あら、気づけば結構な人数集まってんな。

取り敢えず移動するか。

 

「おいアスナ……アスナ?」

「ひ、ひゃい!!な、なんでひょうか?」

「いや、移動。場所移すぞ?」

「は、はい///」

 

なんか顔赤いんだけど大丈夫なのか?

まあいっか。取り敢えずは移動だ。

っと、

 

「おいキリト……キリト?」

「ど、どうしたんだエイト?な、なにかあったのか?///」

「お前、顔赤いけど、どうしたんだ?」

「お前……はあ、まあいいや。サチ、行けるか?」

「う、うん///」

 

なんだこれ?なんでみんな顔赤いんだ?

取り敢えず、移動してから聞くか。

 

 

 

「ふぅ」

「落ち着いたか?」

「うん。ありがと、エイトくん」

「で、なんであんな顔赤かったんだ?俺、心当たりないんだけど」

「エイト、それガチで言ってんのか?」

「どういう事だ?」

「はあ、まあいい。思い出してみろ。俺とお前の言動を」

「えーっと、んー。はー…あ」

 

あれ、そう言えば俺…

 

『俺のアスナに触るなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!』

 

「あ、あれか……」

「そうだ。思い出したか?今すぐベッドに飛び込みたいよな?」

「す、すまんアスナ……あ、あの時はえっと」

「だ、大丈夫だよ…嬉しかったし」

「う、嬉しかった?」

「う、うん。えっとね、気付いてるかもしれないけど、私はー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「エイトくんの事、好きだよ?」

「……………え?」

「だから、俺のアスナって言われたとき、嬉しかった」

 

お、俺は…

どうなんだ?確かにアスナの好意には気づいていた。

だが、確信が持てなかった。

結果、それは男として最悪な事をしている。

彼女から告白させてしまった。

本当は…

本当は、なんだ?

その後に続く言葉は…

 

「…本当は、」

「…」

「本当、は、俺から言うべきだったんだろう」

「え、エイトくん?」

「俺はアスナが好きだ」

「!?」

「ずっと、俺の横にいたのはアスナだ。これからも、ずっとそうでありたい」

「なんか、プロポーズみたいだよ?エイトくん」

「……それもありか」

「え?」

「なあ、アスナ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺と結婚してくれないか?」

「!!……はい。不束者ですが、宜しくお願いします」

 

そう言い、結婚の申し込みをし、承諾される。

すると、指輪がオブジェクト化され、互いに嵌める。

これで、俺は本物を手に入れられたのだろうか。

ただ、これは偽物ではないと感じる。

 

 

 

 

「えっと、お前らも?」

「「はい…」」

「おめでと!!サチ」

「うん。ありがと、アスナ。そして、おめでと」

「うん、ありがと」

「キリト」

「ああ、わかってる。俺たちはこの2人をー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死んでも守るー

 

 

 





超!!急展開!!
いやあ、急ぎすぎましたね。
ALO編の構想ができ、早く描きたいのです。
ま、もう少し続きますが。

次回、第14話


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