今回も、少し乱れました。
でも、これくらいのフラグならいいよね?
皆さんの評価が優しすぎて泣きそう…
あの女を見つけてから数時間が経った。
急に気絶するもんだから、焦っていたのだろうか?
改めて見ると、整った顔立ちをしていて、美人の類に入るだろう。
くそ、俺も寝たいんだけどなぁ…
こいつ、気持ちよさそうにスースー寝やがって。
俺も睡魔と戦ってんだが。
「ん、んぅ?」
「お、起きたか」
「んー?……」
あ、ヤバい。
今は寝ぼけてるが、これ意識ハッキリしたら殺されるんじゃ…
ちょ、一応夜桜出しとこ。
「……」
「あ、あれ?反応ないな」
「どうして?」
「ああ?」
「どうして私を助けたのよ!?」
「いや、俺は助けてないんだが」
「え!?いやでも!!」
んー、事実俺助けて無いしな。
全部やったのゼクスだしなー。うん。
ゼクス呼んで紹介しとくか、面倒臭いし。
「貴方じゃないの?」
「こいつ。おいゼクス」
『ガウ』
「………」
「おい、感謝ぐらいしろよ」
「……か」
「か?」
『ガウ?』
「可愛い〜!!」
「は?」
あ、やっべ。ゼクスが襲われてる。
ゼクス、すまん。そんな顔をされてもなあ…
あ、ゼクス泣きそう。可哀想になってきたな。
「ちょい、お前そこまで」
「なによ〜。うふふふ」
「ゼクス泣きそう」
「ん〜?ああ!!ごめんごめん」
『ガウゥ…』
あ、やっべ。本当に危なかったな。
ゼクスのこんな弱った姿、初めて見た。
うーん、可愛い。
「よしよし、怖かったよなあ」
『ガウ』
「そうだな。こんな見ず知らずの女に触られたらなぁ」
『ガウゥ』
「ちょっと!!酷いわね!!」
「え?違う?香水臭かった?」
『ガウガウ』
「え!?うそ!!」
それから数分、俺はゼクスを撫でていた。
そしたら、いつの間にか寝ていた。
ベットで寝かせ、話を始める。
「んで?お前はあそこでなにをやってたんだ?」
「アスナ」
「は?」
「私の名前。お前じゃ無くて、アスナ」
「ったよ。それで?アスナはあそこで何をしていたんだ?」
「戦っていたのよ」
「俺には死にたがっている様にしか見えなかったが?」
「そうじゃ無い!!私は負けたくなかったの!!」
負けたくない…か。
それは恐らく自分にも、この世界にもだろう。
俺も経験済みだ。
……嫌と言う程にな。
「負けたくなかった、ねえ」
「そうよ」
「なら、明日付き合え」
「は?」
「第一層ボス攻略だ」
どうやら、昨日のうちに攻略会議があったらしい。
俺はアスナの件で忙しかったからな。
と言うわけで、俺はアスナと迷宮区を歩いてボス部屋に向かってるんだが、
「お前、何でフード被ってんだ?」
「だ、だって、じゃないと何でか囲まれるんだもん!!」
「か、囲まれるぅ?」
「男の人達がね、寄ってくるのよ」
ああ、成る程ね。
そう言う事か。確かに、こういうゲームに女性は珍しいし、
しかもこんな美人で、時々抜けてて可愛かったらなあ」
「え!?可愛い!?///」
「あ?何言ってんだ?」
「でもさっき…美人で可愛いって…」
「あ…声に出てたか?」
『ガウ』
「そっか、うん。すまんかった」
「い、いや!!うん、大丈夫だから…」
「ほ、ほら!!着いたぞ」
き、気まずい…
さっきの声出てたって、これ黒歴史確定じゃん。
いや、うん。今はボス攻略が優先だな。
「よう、キリト。久し振り?だな」
「そうだな。あれ?ゼクスは?」
「流石に目立つ。今回は余程のことがない限り、夜桜も使わん」
「…とか言いつつ、ゼクスをあの人にくっ付けてんじゃん」
「ばっ!!んな訳無いだろ!!勝手にくっ付いてんだよ!!」
「どうかな〜」
くっそ、こいつニヤニヤしやがって。
ん?ほほう。
「キリトはどうなんだ?」
「な、なにがだゃ?」
「思いっきり噛んでんじゃん。ジンはどこ行ったんだ?」
「そ、それは……」
「あれ〜?あそこにいる女の人の下に狼っぽいのいるな〜」
「エイト!!お前わかってて聞いたな!?」
「お返しだよ」
ふんっ。俺をからかうからそうなるんだよ。
ざまあ、キリト。
「っと。始まるみたいだな」
「ああ」
「みんな!!俺から言う事はただ一つ。勝とうぜ!!」
『うおぉぉぉぉおおお』
第一層ボス攻略、開始。
うーん。少し悩む。
こんな感じでいいのかな?
次回、第10話