大学入ってからなかなかまとまった時間が取れなかった、、、
ということで、リハビリ込みの回ですが、よろしくお願いします!
いち早く星屑を片付けた葵は、杏が仕留めきれなかったバーテックスのもとへ急行する。
杏は、精霊を宿し、威力が格段に上がったはずの攻撃がほとんど通用しなかったことで行動を停止してしまっていた。
その杏に向かって出現した三体の大型バーテックスのうち弓のような形をしたものが巨大な矢を発射する。
その矢は杏の隣にいた球子が受け止め、杏は姉のように信頼している球子が目の前に来たことで思考を再開する。
その頃、周りのバーテックスをすべて片付けた葵、若葉、棗、友奈、千景は固まって移動している大型のバーテックス三体のもとへ向かっていた。
「若葉!これまでにこんな大型は出現していたか!?」
「いや、していない!おそらくこれがひなたの言っていたこれまでにない事態だろう!」
「分かった、皆!精霊を使おう!杏の精霊が効かなかった以上通常の攻撃では効かないはずだ!」
葵の提案に勇者たちは一も二もなくうなずく。
そして勇者たちは一人ひとり精霊を憑依させていく。
若葉は源義経を、
友奈は一目連を、
千景は七人御崎を、
葵は源頼光を、
棗は水虎を、
葵と棗は新しく手に入れた力を実感する。
「これはすごいな、身体能力がさらに跳ね上がっている」
しかし、葵は精霊を憑依させる感覚に言い知れぬ違和感を感じ取る。
(これは、、、なんだ?憑依している精霊以外のナニカの気配を感じる、、、まぁいい、今はあの敵に集中する)
そして、各々のリーチに入ると精霊の能力に応じて攻撃を始める。
若葉は自身がついていける最高速まで加速し、三体の大型のバーテックスの内大きな針を持つものに対してすれ違いざまに一閃し、友奈と千景はハサミを持つものに対して嵐のような連撃と、7人同時の多重攻撃を加える。
しかし、どの攻撃も表面を裂いたり、罅を入れる程度に留まり、すぐさま再生されていく。
「この攻撃でもこれか、、、!」
「ぐんちゃん!もしかしたら連撃じゃダメなのかも!」
「そうね、、、ただ、私の多重攻撃でも効果があまり無かったから、、、」
各々の中で1番強いであろう攻撃があまり効かないことに驚きつつも、少しでも体力を削る為に絶えず攻撃を加える。
それを尻目に、葵と棗は弓のような形のバーテックスに接近し、攻撃を開始する。
「ぜぁっ!!」
葵は、野太刀の長い刀身と身体全体を使った遠心力の最大限までかかった斬撃をバーテックスに対して浴びせ、棗もこれまた最大まで遠心力のかかった一撃を仕掛け、一撃の威力を上げる。
その2人の攻撃は、若葉達の攻撃のどれよりもバーテックスに対して大きなダメージを与える。
「若葉!高嶋!郡!連続で攻撃するよりも一撃を重く、鋭くしろ!それならある程度ダメージは与えられるはずだ!」
葵の助言に、3人もできる限り一撃を重くして攻撃するが、しっかりとしたダメージを与えることができるものの、少しづつ再生していく。
葵と棗は弓のようなバーテックスに対して苛烈な攻撃を仕掛けていたが、弓のようなバーテックスが1本の巨大な矢を溜め始める。
それに気づいた棗が、他の勇者に対して警告を発する。
「皆、大きな一撃がくる。備えて」
その数秒後、弓のバーテックスが、貯めていた矢を未だ体勢が整っていない杏と球子に向かって放出した。
これからは1週間に1回どちらかを1話以上更新できるように頑張ります!
読んでくれてる人が居るかは分かりませんが、またよろしくお願いします!!