IS 13の星座の守り人   作:Scorpion

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この小説は作者の投稿モチベーション維持の為の作品です。


6話 後処理と神話の一部

ピットに行きISを解除した4人を待っていたのは、今にも泣きそうになっている真耶と全員揃っていて安心したような千冬の姿であった。

 

千冬「色々と言いたいことはあるが、まず…よくあの状況から戻ってきた。」

一夏「黄牙とオルコットが助けに来てなかったら今頃鈴と一緒に死んでたよ。」

鈴「そうね。その時のセシリアの格好…ホント女神様みたいだったわー。」

セシリア「んにゃっ!?わ、私が女神!?」

黄牙「あー、確かにその通りだわ。あのISの装甲、マジで服っぽかったし。何より似合ってた。」

セシリア「お、黄牙さんもですの!?」

一夏「俺は一瞬、お迎えが来たのかと思ったぜ。」

セシリア「皆さん、私をいじるのはやめてくださいまし!」

真耶「どにがぐ皆無事でよがっだでずー!」

 

談笑していると真耶が大声で泣き出した。それを全員で落ち着かせ、元の話に戻るまで30分かかった。

 

千冬「とりあえず織斑、鳳。SE残量が少ない状態で良くあそこまで粘ったな。」

一夏「それは鈴のおかげだよ。アドバイスとか色々してくれたし。ありがとな、鈴」

鈴「ふ、ふん!一夏が戻れるようになってたらあんなやつ鈴ちゃんがちゃちゃっとやっつけられたんだから!」

黄牙(素直じゃないなあ~。)

セシリア(まったくその通りですわね~。)

鈴「何か言ったかしら?」

2人「「いえ何も?」」

 

何かを感じ取ったのか、鈴がそう声をかけてきた。

 

千冬「それより星守、オルコット、お前達だ。さっきの機体は一体なんなんだ?」

星守「えっと、説明しても笑わないですか?」

真耶「それはどういう…」

セシリア「色々とオカルトじみた事が起こった、とだけ言っておきますわ、真耶先生。」

 

そうセシリアが言った後、黄牙が説明を始めた。黄牙の説明を箇条書きにするとこうだ。

①カードが光った。

②謎の空間に巻き込まれた

③謎の空間から出ると、カードが指輪状になった。

④その指輪がISになっていた。

その説明を聞いた4人はそれぞれ違う反応を見せた。

 

千冬「…何というか、お疲れさん。」

真耶「だ、大丈夫ですよ!そういう夢とか小さい頃見てますし、全然気にしません!」

一夏「そんな簡単に手に入るのか…」

鈴「な、何それ…www」

黄牙「とりあえず鈴、テメーはお仕置きだコラァァァァ!!」

セシリア「二人がかりでミノムシにしてさしあげますわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

鈴「え、いや、ちょ待っぎゃああああああああ!!!」

 

鈴は本当にミノムシの様にぐるぐる巻きにされ、天井から吊るされた。

 

千冬「それで、そのISだが…」

黄牙「解析するん、ですよね。」

千冬「ああ。3日以内には手元に帰ってくることを約束する。」

黄牙「了解です。あ、それと織斑先生、耳かしてください。」

千冬「ん?」

黄牙(この事は束に連絡しておきます。カードのデータの更新など、しなくてはならないので。)

千冬(了解だ。誰かに聞かれんところでやれよ。)

黄牙(わかりました。)

一夏「何話してたんだよ、俺たちに内緒で?」

千冬「何、期日を守らなければ災いが降り注ぐだろう、と釘を刺しに整備科に行くと言うだけだ。」

 

と、千冬は少しおどけた様子で言った。

―――――――――――――――――――――――――

その日の夜、黄牙は束に電話をした。

束『もすもーす!貴女の妻、束さんだよー!』

黄牙「はいもすもーす。そっちにデータの更新とかあった?」

束『それはなかったよ。けどその代わりに、ある文が出てきたんだよね~。』

黄牙「ある文?それは一体どんな内容なんだ?」

束『えっとね、《12の星目覚めし時、月を宿せし星の守人、獅子の力をその身に宿すだろう。》まだ続いてるっぽいけど、そこから先は出てきてないんだよね~。いやー困った困った。』

黄牙「星の守人?スコルスピアが言ってたな…」

束『へえ、そのIS喋るんだ。束さんが作った子供達みたいに。』

黄牙「スコルスピアが力を託してくれる時にしか話してないから、ちょっと違うかな。」

束『そっか…とりあえず任務継続かな。残り10枚のカードを覚醒させること。いっ君の護衛もちゃんとやってね。』

黄牙「了解。…なあ、たばちゃん。」

束『どしたの、おー君。』

黄牙「俺がそっち帰ったらさ、いっぱい甘えていいか?」

束『ふぇっ!?も、もちろんだよ!』

黄牙「ありがと、…愛してる。」

 

そう言って電話を切った。

 

黄牙(今回はセシリアを巻き込む形になったけど、次は誰も巻き込まないようにしないと。)

 

決意を固める黄牙。その一方で束は、

 

束「うきゃああああああああああああ!!!何今の、なにいまの、ナニイマノ!!?不意打ち愛してる(゚∀゚≡゚∀゚)キター!不足してたおー君成分MAXだよ!」

クロエ(幸せそうですね。録音しててよかった。)

 

一瞬の幸せを噛み締める束をよそに、クロエはちゃっかりその音声データを録音し、部屋でループして聞いていた。

―――――――――――――――――――――――――

??「本当に行かれるのですね。」

??「うん、何でお父さんは僕にこんな格好させるのか、分からないけど。」

??「お気をつけて。私どもは、貴女のお帰りを心よりお待ちしております。」

??「皆に伝えておいて。皆と過ごした時間は絶対に忘れないって。」

??「!…もちろんでございます…!」

 

??(誰か、僕を助けて…!)

 

ある者は、自由を求め偽りの自分を演じ、

 

??「クラリッサ、後は頼む。」

クラリッサ「隊長…御武運を。」

??「ああ。」

 

??(必ず見つけだす。我らが《ヴルム》を!)

 

また、ある者は龍を求める。

この二人がIS学園に新たな嵐を巻き起こす―――




次回、IS整備と姉妹の関係。

次の章は誰の視点から?

  • 一夏
  • シャル・クロエ
  • 黄牙
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