IS 13の星座の守り人   作:Scorpion

15 / 47
お待たせいたしました。

この小説は投稿モチベーション維持のための作品です。


11話 蠍vs蛇使い

レプ「その前に、まずは自己紹介だな。俺は蛇使い、アスクレプオスだ。今は訳あってこいつ(ラウラ)の体を借りてる。…いいバトルにしようぜ?」

 

ラウラ自身では無いためなのか、先程までのどこか焦りにも似たような面持ちとは一変し本心からこの戦いを楽しもうという気持ちが見てとれる。

 

黄牙「星守黄牙だ。こちらこそよろしく。お前の力を見せてもらう。」

 

二人の様子を遠くから見ている一夏は

 

一夏「本当に大丈夫なのかよ…あいつ、とんでもないオーラを纏ってる様に見えるけど…」

???「どうなるのだろうな。星守と奴の勝負は。」

一夏「!?…箒、ピットルームにいるんじゃ無かったのかよ?」

箒「確かにさっきまでいたさ。だが、ボーデヴィッヒの体が光出してから奴の雰囲気が変わっただろう?その時に感じたんだ。直でこの戦いを見なければこの先IS搭乗者としてひいては剣の道を行く者として成長できない、と。」

一夏(二人の武器がどう見ても剣じゃないっていうツッコミはヤボ、かな。)「本当にヤバそうならピットに戻る。それでいいか?」

箒「もちろんだ。死んだら元も子もないしな。」

 

一夏と箒は、武器を構えている黄牙とアスクレプオスの二人をアリーナの端で見守ることになった。

仕切り直してまた始まろうとしていたタイミングで千冬から無線が入った。

 

千冬『星守、ボーデヴィッヒの身に何があったのかを説明しろ。』

黄牙「…それは後でも構いませんか?これについては少々説明が面倒なので。今この段階では奴には危険性はないと確信していますが。」

千冬『なぜそう言いきれる?』

黄牙「奴から通信が入ってきた時に一通り会話しました。その際、目的については自分と戦うことだということでした。」

千冬『そうか…星守、お前に一任する。奴のデータの収集も頼む。』

黄牙「了解です。」

 

千冬がそう言うと通信は終わった。

 

レプ「話は終わりかい?」

黄牙「ああ。」

レプ「なら、存分に楽しもう!俺たちのバトルを!」

 

アスクレプオスが尋常じゃない速度で突っ込んでくる。

 

黄牙「は!?」

レプ「突っ立ってるだけかよォ!?おもっきし行くぜぇ!」

黄牙「ッ野郎!」

 

黄牙のアンタレスとアスクレプオスの杖《魔星杖 ラサルハグェ》がつばぜり合う。

 

黄牙(刃がねぇのになんて耐久性だこの杖!?)

レプ「お前今『刃が無いのになんてかてぇんだ』って思ったろ?」

黄牙「!?」

レプ「刃ならあるぜ?今から出すけどなァ!《闇刃》ダークブレード!」

 

アスクレプオスがそういうと紫色の粒子が杖の先に集まり、槍の先端のような形を作った。

 

黄牙「これは…ヴィエルジェと同系統の!!」

レプ「そーいや乙女座と蠍座が今居るっけか。なら予想くらいつくだろうよッ!」

黄牙「なっ!?ぐあっ!!」

 

つばぜり合いから黄牙の姿勢を崩し、回転しながらスコルスピアのアンタレスと腹部に同時にダメージを与えた。その様子を見ていた一夏と箒は

 

一夏「なんだあの動き!?」

箒「どうやら奴は戦いに慣れているようだな…あの一回の動きだけで星守の槍が使い物にならなくなり、ダメージを受けた…今の私たちではどれだけ奴とやれるのか…」

一夏「黄牙…!」

 

黄牙「ちっ…やっぱ狙ってくるか…」

レプ「だが、蠍座の武器はもうひとつあるだろ?」

黄牙「よくご存じで。《毒鋏》スコルピウス!」

 

そう宣言すると両肩のアーマーが両腕に装着された。

 

レプ「超近接戦か…なら、《黒域》ブラックフィールド。」

 

黒い魔方陣が地上に展開された。次の瞬間

 

一夏「ぐっ!?」

箒「な、なんだ…急に体が重く…」

 

バリア内にいた一夏と箒が片膝をついた。

 

黄牙「何だこれ…動きづれぇ!」

レプ「針がありゃあまだ勝負になったろうが、これで終わらせてやらァ!」

 

そう言い放つと上空へと飛び、魔方陣を形成した。

 

黄牙「おいおいマジか…一夏ァ!」

一夏「何だよ!?こっちも今体が重くて動けないんだけど!?」

黄牙「防御姿勢とっとけ!出来るなら箒さんをカバーしてだ!」

一夏「わ、分かった!」

 

一連の指示を黄牙が出すまでの間に

 

レプ「汝に捧ぐは蛇皇の猛毒。生けるモノ全てを蝕む力、特と味わえ!人蛇の蝕毒《ピオーズヴェノム・インフェクション》!」

 

蛇使い座の星の配置が描かれた魔方陣から蛇型のエネルギー弾が地上に向かって発射された。

 

黄牙「ぐおおおおおおお!?」

一夏「ぐぅ!?…あれ?思ったよりダメージがない?」

 

レプ「お楽しみは…これからだ…!」

 

そう言うやいなや、ISの部品だけ融け始めた。

 

一夏「な、何だよこれ!?融けてる…!」

黄牙「ちっ!一夏はISを解除したら箒と一緒にピットに戻れ!…!」

レプ「ほぉ?」

 

黄牙が何か念じると白銀のIS ストライクヴルム が纏われていた。

―――――――――――――――――――――――――

真耶「織斑先生!あれって…」

千冬「高速切替《ラピッド・スイッチ》をISごと行ったのか…あいつの機体の所有数がそうさせたか。」

真耶「ISを複数所有しているなんて星守君とオルコットさんくらいですもんね。いつこれを習得したんでしょう?」

千冬「私に聞かれても困るんだが…」

―――――――――――――――――――――――――

黄牙「ふぅ…一発勝負だったが上手くいったか…」

レプ「そんな風に 人蛇の蝕毒 を回避されるとは予想外だったな…じゃそろそろ出すかね、あいつを。」

黄牙(まだ何かあるのか…何がくる?)

 

レプ「さてと、充分魔力は貯まったか…起きろ!我が眷族にして半身!オフィウクス!そんでもって…単一仕様能力発動!黒満ちる蛇使い《ブラックホール・アスクレス》!」

 

大型の蛇のようなユニットを呼び出したかと思えばアスクレプオスはそのユニットと合体。禍々しい姿へと変貌した。

 

黄牙「うっわ…」

レプ「これでようやく本来の力が出せるってもんだ。13番目の力、打ち破ってみせろ!」

黄牙「言われるまでもない!パススロット開放!フェニックキャノン!」

 

二人の最後の戦いが始まった。




次回、決着と伝説の解明。

時雨雪さん、誤字報告ありがとうございます。

次の章は誰の視点から?

  • 一夏
  • シャル・クロエ
  • 黄牙
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。