IS 13の星座の守り人   作:Scorpion

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2話 待ち合わせ、鉢合わせ!?

黄牙「待ち合わせ場所は、ここか。…ちょっと早かったか。」

 

レゾナンス入口前の噴水広場で腕時計を確認し、時間を見る男が1人。星守黄牙その人である。今日は水着を選ぶことになった。

 

???「やはり最初に来ていたんですね、お父s」

黄牙「その呼び方を公共の場でするな。」

 

ラウラが来た。黄牙はラウラの服を見ているうちに、

 

黄牙「今日は水着のあとはラウラの服を買わないとか…」

ラウラ「な!?そこまでしなくても」

黄牙「制服のままはマズイだろ?身分証明なら生徒手帳で事足りるからな。それに…」

ラウラ「それに?」

黄牙「ラウラはもとがいいんだからお洒落しないともったいないだろうに。」

ラウラ「お父様!」

黄牙「…まずその呼び方をどうにかしないとかぁ…」

 

はたからみたら なんだあのイチャイチャカップル とか色々思われそうだが、これが黄牙とラウラの普通な光景である。と、いつもの会話をしていると、

 

????「お待たせいたしましたわ。」

ラウラ「む、遅いぞセシリア。」

セシリア「申し訳ありません。準備に時間がかかってしまって…」

黄牙「あー…なら仕方ないか。」

 

セシリアが来た。白のワンピースに日傘という何とも清潔感のある格好をしていた。

 

黄牙「今日は護衛とかそういうの気にしなくていいからさ。気軽にいこうぜ?」

セシリア「もちろんそのつもりです。…何か言うことがありませんこと?」

黄牙「え?…あー、スゲー似合ってる。」

セシリア「むぅ…今日はそれで勘弁してあげます。次はちゃんとほめてくださいね?」

黄牙「お、おう…努力する。」

 

頬を膨らませて少し不機嫌そうに見せたセシリアにラウラが

 

ラウラ(今のは充分誉めていたのではないのか?…後でクラリッサに聞いてみよう。)

 

と、思ったのはまた別の話。

 

セシリア「さあ、早く鈴さん達のところへ行きますわよー!」

黄牙「うん?ちょっと待って?」

セシリア「あっ」

ラウラ「…」

 

なぜか黙りこんだラウラと何か思い出したかのように『あっ』といったセシリア。

 

黄牙「思い違いなら悪いんだけどさ、今日3人で行くんじゃないのか?」

セシリア「そ、それは…」

ラウラ「おいセシリア、おt…黄牙殿「殿いらん」…黄牙に報告するのを忘れていたのか?」

セシリア「あの、えっと…」

黄牙「…大体分かった。報告は来てないけど、そういうことなら早く行こう。」

セシリア「はい…申し訳ありませんわ…」

 

目に見えてテンションが下がったセシリアに黄牙が小声で

 

黄牙(セシリア、俺気にしてないから。)

セシリア(ですが…)

黄牙(いいんだよ。友達との買い物でテンション上がってたんだろ?仕方ないさ。)

セシリア(黄牙さん…!)

ラウラ「私を除け者にすーるーなー!」

 

だだっ子の様になってしまったラウラをなだめて一夏達の元へ向かった。

―――――――――――――――――――――――――――――

その頃一夏、箒、鈴は

 

鈴「あいつらがここに来たら驚かしてやるんだから…ヒヒヒ…」

一夏「なあ、箒?鈴の奴何であんなにテンション高いんだよ…」

箒「私に聞くな…」

 

物陰に身を潜めていた。




次回、ひと悶着。

次の章は誰の視点から?

  • 一夏
  • シャル・クロエ
  • 黄牙
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