IS 13の星座の守り人   作:Scorpion

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この小説は作者の投稿モチベーション維持の為の作品です。



プロローグ 星の守り人のIS入学試験
-2話 兎の弟子と入学試験


10:00 秘匿ラボ

薄暗い室内に何面あるか分からない程大量にあるモニター。そこには、ウサミミを頭に付けた、白衣を着た女性とショートヘアーで学生服を着た男性がくっつきながら話をしていた。

 

???「ねーねーおー君?」

???「何ですか、師匠?」

束「束さんはおー君の力になれてあげられたかな?」

???「今さら何を言ってるんです。師匠は俺にとって充分すぎる位に支えてもらっていますよ。今までもこれからも、ずっとです。」

束「そっか、それじゃあ今度もアテにしていいよね?」

???「ええ、他ならぬ師匠の頼みですから。」

束「…ありがとね。」

 

そう小さく呟いた後、彼女の目つきが変わり鋭いものとなった。

 

束「弟子である星守 黄牙《ホシモリ オウガ》に新たな試練を与えます。今回の場所はIS学園。そこで、男性操縦者であるいっk…織斑一夏に2人目の男性操縦者として接触及びその護衛、黄牙の持つ12枚の第4世代型の覚醒、自身のメインISである『ストライクブルム』の二次移行《セカンドシフト》と最終移行《ファイナルシフト》の完了。この2つを遂行してもらいます。何か質問は?」

黄牙「交友関係はどの程度任されるのでしょうか?」

束「彼女はつくんないで!!」

黄牙「ししょー…キャラが…」

束「だって、束さん以外とイチャついて欲しくないんだもん!おー君はクーちゃんのパパで、束さんの奥さんなんだよ!他の有象無象のゴミ虫共に渡したくないんだもん!」

黄牙「(あー、これはもうシリアスには戻らないか…)たばちゃん、俺たばちゃん以外に愛してる人はいないの知ってるでしょ?たばちゃんが自由の身になったら結婚するって約束したよね?それでもまだ信じてくれないの?」

束「ウグ…でもぉ」

黄牙「でもじゃありません。前回だって束さんが2時間も駄々こねて大変な思いしたんだよ?…まさか忘れたなんてこと、ないよね…?」

束「…ハイ,オボエテマス」

黄牙「それとも、篠ノ之さんは僕が女の尻追っかけ回すヤ●●ンに見えるの?」

束「そそそ、そんなことはないよ!?というかなんでさっきから呼び方がどんどん遠くなってるの…?」

黄牙「天災さんが信じてくれないからですよ?そこら辺ちゃんと分かってます?」

束「ゴメンナサイ…信じるから…その呼び方は止めてぇぇぇぇええええ!!」ビエーン

黄牙(あちゃー、ちょっとやり過ぎたか)

 

黄牙の怒りの質問攻めについに耐えきれなくなり泣き始めてしまった束。そこへ、

 

???「おはようござ…お父様これは…」

黄牙「あぁ、おはようクロエ。いつもの、と言えば分かるかい?」

クロエ「あっ…」

 

遅めの朝食を持ってきたクロエに軽く説明しながらおぼんを受け取り、朝食を食べ始めた。

 

黄牙「クロエ、今日の予定は?」

クロエ「今日は12:00からIS学園の実技試験があります。…お母様はどうしましょうか…」

黄牙「あー…すまんクロエ。」

クロエ「…わかりました。」

黄牙「ほら、たばちゃん?早くしないと全部食べちゃうよ?」

束「わー!待ってよー!」

 

朝食を食べ終えて自室に戻り、IS学園へ行く支度をする。

 

黄牙「受験票、筆記用具、腕時計と…あとは~…あ、」

 

何かを思い出し机の上から2段目の引き出しをあける。そこに入っていたのは三日月の形をした白い宝石が付いたネックレスと一纏めにされたカードがそこにあった。

 

黄牙「今日もよろしく、ストライクヴルム。…そして12枚のカードの覚醒、何が引き金になるのやら…」

 

黄牙が色々と思案していると、ドア越しに束の声が聞こえてきた。

 

束「おーくーん!そろそろ出発する時間だよー?」

黄牙「はーい、今いきまーす!」

 

そう返事をすると、黄牙は部屋から出ていった。

 

―――――――――――――――――――――――――

13:30 IS学園

筆記試験を終えた。次の実技試験まで休み時間であるので、自販機で飲み物を買いしばらくの休息を黄牙は1人で過ごしていた。

 

黄牙「これが、ここの知識のレベル…思ったよりだいぶ楽で良かったなあ。」

???「そうか、星守には少々物足りなかったか。」

黄牙「…まさか、あのブリュンヒルデにお会いできるとは思いませんでしたね。」

千冬「その呼び方はあまり好きではないのだがな。」

黄牙「そうでしたか。では…ちーちゃん先生d」

千冬「それはもっと好かん!…束の話は本当だったのか…」

黄牙「師匠の、ですか?」

千冬「ああ。全くあいつはお前のことが余程気に入ったらしい。2か月前に拾った!とメールが来て、半月経った時から毎晩お前の寝顔写真と共に何千字にも渡ってノロケ話をメールで送ってくる…これはあれか?私への当て付けか?」

黄牙「(寝顔写真のことは後でみっちり聞くとして…)頼りになる人は居なかったので師匠に拾ってもらって感謝しているんです。例え誰もあの人の味方にならなくとも俺だけはあの人の剣となり盾となろう…そう思えるほどに。それに師匠のそういうところは無自覚だということは貴女の方がご存知なのでは?それに織斑さんなら、男の1人や2人すぐに見つかりそうなものでしょうに。」

千冬「…皮肉屋な所は師匠譲りのようだな。」

黄牙「皮肉などではなかったのですが…申し訳ありません。」

千冬「何、気にするな。少しからかいたくなっただけだ。…お前の実技試験の時間はいつだ?」

黄牙「2人目の男性操縦者ということもあってか、一番最後です。明確に何時かは言えませんが。…というより織斑さんは知っているはずでは?」

千冬「あえて聞いたんだ。試合、楽しみにしているぞ?」

黄牙「御目がねにかなうと良いのですが…精一杯やらせてもらいます。」

千冬「ああ。ではな。」

 

千冬との談笑を終えた黄牙は、その後束に寝顔写真の件についてみっちり説教した。

 

―――――――――――――――――――――――――

16:30 IS学園 Aピット

―――これより、星守黄牙さんの実技試験を始めます。カタパルトデッキへどうぞ―――

 

機械的なアナウンスが聞こえ、目を瞑る。

黄牙(覆え、ストライク)

そう念じると白いISを纏った。

 

―――発進準備完了を確認。射出タイミングを譲渡します。―――

 

黄牙「星守黄牙、ストライクヴルム、出る!」

 

膝を少し曲げ、固定されたレーンを高速でスライドしていく。限界点と同時に膝を伸ばし、背部スラスターを起動してアリーナへと向かった。

 




次回、戦闘です。

次の章は誰の視点から?

  • 一夏
  • シャル・クロエ
  • 黄牙
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