IS 13の星座の守り人   作:Scorpion

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6話 vs福音 友達の為に

箒に抱えられ旅館に帰投した一夏。出迎えたのは千冬だけだった。

 

一夏「ちh…織斑先生。他の皆は…」

千冬「…ここでは説明せん。臨時作戦本部まで来い。篠ノ之もそれで良いな?」

箒「分かっています。」

一夏「…?」

 

そして着いていった先で事の経緯を全て説明された。

 

一夏「そんな…黄牙が俺達を逃がすために…」

千冬「事実だ。それと篠ノ之、お前星守に何を頼まれた?」

 

そう箒に質問する千冬。箒は

 

箒「…もし一夏が失敗した場合、一夏をつれて旅館に戻れ、と。」

千冬「…」

一夏「何で、俺達を…」

千冬「すまないが、部屋に戻ってくれ。次の作戦を考える。」

一夏「なっ、どうしてだ千冬姉!黄牙が死んだんだぞ!?悲しくないのかよ!!」

千冬「あいつは最後まで二次移行した福音のデータを送ってきた。そして篠ノ之に頼んだ行動、福音を倒すための要を失わなせないようにしたんだろうな。まったく、悲しむ暇さえもなくしてくれるとはな…」

一夏「…」

 

辛そうに話す千冬。

 

千冬「ともかく、あいつが命を懸けて送ってきたデータを無駄にするわけにはいかない。次の作戦で福音を確実に落とす。」

箒「あの、姉さんは…」

 

腫れ物に触れるかのように聞く箒に千冬はこう答えた。

 

千冬「あいつなら、星守の反応が消失して少し経ったタイミングで気絶した。今はクロニクルとデュノアに連れられて別の部屋で眠っている。…愛している人間を失ったんだ、今はそっとしておいてやれ。」

箒「そう、ですか…」

千冬「もう少し時間が経ったら、呼びに行く。オルコット達がいる部屋で待機しろ、良いな?」

箒、一「「分かりました…」」

 

そういって部屋をあとにする二人。そしてセシリア達のいる部屋に入る。

 

鈴「…お疲れ、二人とも。」

一夏「鈴…」

鈴「他の三人は次に備えて、準備中よ。」

一夏「なあ、鈴?辛くないのか…?」

鈴「…辛いけど、今はメソメソしてる場合じゃないから。あいつの仇討ちだもの。」

箒「そうか…織斑先生から伝言だ。もう少ししたらまた呼ぶそうだ。」

鈴「了解よ。」

 

それから10分後、千冬に呼ばれて集まった6人。

 

千冬「集まったな。では作戦内容を説明する。」

 

4つのモニターに写し出される福音を倒すためにすべき行動。

 

千冬「まずボーデヴィッヒのレーゲンのAICで動きを止める。次に、織斑の白式の零落白夜で福音を叩き落とす。最後に織斑以外の5人の火力で殲滅する。」

一夏「もしラウラが攻撃されたらどうするんですか?」

千冬「その場合はオルコット、鳳、更識の三人で福音の羽を狙って足止めして、再度AICで止める。」

鈴「羽を、ですか?」

千冬「ああ。星守が最後に送ってきたデータはビーム兵器で羽2枚を破壊したものだ。私は射撃武器で羽を落とせる物だと仮定している。」

 

全員が静かになる。千冬は続ける。

 

千冬「最終目標は福音の破壊のみに絞る。全員、異論はないな?」

「「「「「「はい!」」」」」」

千冬「では準備に入れ。…私と束の分まで、頼んだぞ。」

 

そういって千冬は去った。

 

鈴「セシリア、ラウラ、もうインストール終わってる?」

セシリア「もちろんですわ。」

ラウラ「ああ。」

鈴「簪、機体の調整は?」

簪「完了してるよ。」

鈴「一夏、箒、覚悟はできた?」

一夏「ああ!」

箒「もちろんだ。」

鈴「皆、行くわよ!」

鈴以外「「「「「おう!」」」」」

 

6機のISが友の仇討ちのために空へ飛んだ。




次回、駆け上がる白き太陽。

次の章は誰の視点から?

  • 一夏
  • シャル・クロエ
  • 黄牙
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