絶対無敵のヒーローアカデミア 作:DestinyImpulse
気に入れば幸いです。
それではどうぞ!
新たなる物語
赤い雲に周りにはカラフルな物体があちこちに浮かんでいるおかしな場所、ここは地獄…魂が洗われ記憶も無くなり新しい生命体に変えられる世界。 其処に一人の男が佇んでた……彼の名は“ゴジータ”…最強のサイヤ人“孫悟空”とそのライバル“ベジータ”がフュージョン…“融合”した事により誕生したまさに絶対無敵のサイヤ人だ。
悟空達はジャネンバと言う強大な敵に勝つ為に融合したのだ。そのジャネンバですらゴジータの敵ではなかった。ジャネンバを倒したゴジータはフュージョンの時間が解けるまで悟空とベジータの記憶を見ていた。
「いいものだな……家族、仲間…俺にはないものだ…」
それは温かな記憶…悟空のクリリン達仲間との出会い…悟飯が生まれた喜び……ベジータの我が子を初めて抱いた記憶…全てがゴジータにはない物だった。
薄れゆく意識…フュージョンが時間切れになる。
(叶うのならば…悟空やベジータではなく…俺、ゴジータとして…家族や仲間と生きたいものだ……)
短い時間しか存在する事ができない自分では叶わないと知りながらゴジータは願った。
その願いと共にゴジータの意識は途切れた。
あれからどれだけの時間が経ったのかわからないだがゴジータの意識は蘇った。
(なんだ…?またフュージョンしたのか…?)
だが……何と戦って勝つ為にフュージョンするまでの記憶がない……其処で自分が目を瞑っていることに気付いた。ゆっくりと目を開く。そこにあったのは、蛍光灯の光。そこではじめて、自分がベッドの上に寝ていることを認識する。未だに意識が朦朧とする中、周囲の状況を把握するために首を左右に動かして周囲を見渡す。
(病院…?)
少し広い個室にある白いベッドの上、自分は横たわっていた。部屋の中は消毒液の匂いに満ちており、ほこりっぽさが全くない、清潔感に満ちている…悟空やベジータの記憶にある病院の一室だった…
(どういう事だ…時間切れで戻るはずだ…)
勝ったにせよ負けたにせよフュージョンの時間は30分戦って寝る時間はない。ますます分からない状況の中、今度は自分の身体の異変に気付く。
「なんだと…!?」
自身の手を顔の前に持ってきてそれを見る。そこにあったのは、成人男性の手の平とは程遠い、真っ白な艶のあるふっくらした手。それはまるで、幼い子供の手のひら、それに声も幼い…明らかに自分のものではない身体である。流石のゴジータも驚きを隠せない。目を見開いた状態で、必死に自分が今置かれている状況を頭の中で整理しようとする。
すると、部屋の中へ入ってくる人影が現れた。スライド式のドアを開いた先、廊下から部屋へと入ってきたのは、二十代後半くらいの女性。
「目が覚めたのね!」
女性はゴジータが目覚めていることに気付くと、ベッドに寝かされたゴジータのもとへ駆け寄り、顔を覗きこむ。その表情には、安堵と慈愛に満ちた笑みが浮かんでいた。優しい手つきでゴジータの頬に触れながら口を開く。
「本当に良かった…“龍悟”」
突然の事に驚くゴジータ…
(龍悟?それに誰だ……!?)
不思議に思うゴジータにある記憶が流れ込む…それは自分を育ててくれた温もり…そうこの女性は……
「お…母…さん…?」
二人の最強のサイヤ人の融合に誕生した一人の戦士はある願い共に消えた…だが目覚めると新たな世界で新たな命として“転生”した。これは『ゴジータ』改めて『孫龍悟』が絶対無敵のヒーローになるまでの物語。
END
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