絶対無敵のヒーローアカデミア   作:DestinyImpulse

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申し訳ありません。誠にかってですがリメイクしました。ご了承ください


七章・破壊神襲来
破壊神襲来(リメイク)


「それでは皆さん、今日は楽しんで思いっきり楽しんでください!せ〜のっ!!」

 

 

「「「「「かんぱ〜い!!」」」」」

 

 

 海で一通り遊んだ龍悟達は昼食にパーティーをしていた。それには他のA組の皆も参加しており…本来なら昼にパーティーを開催し皆で楽しむ予定なのを龍悟達は一足先に集合して海で楽しんだと言う事だ。飲み食いしながら段々と盛り上がっていくパーティー。楽しそうに食べているのだか……

 

「龍悟君遅いね…」

 

 今この場に龍悟は居ないのだ…残念そうにする麗日に響香はしょうがないと言った感じに宥める。

 

「しょうがないよ……突然、時の界王神様に呼ばれちゃんたんだから…」

 

 そう、龍悟は時の界王神に呼ばれたのだ…しかも結構深刻そうに言う時の界王神にタダ事ではないと龍悟も感じ、彼女が居る【時の巣】に向かったのだ。

 

「へ〜クロノアを知ってるって事は君達は僕達の世界や彼の正体を知ってるって事だね。ちょっと聞いてもいいかな?」

 

 その時、後ろから初めて聞く声が聞こえてきた。

 

 

 

 

 

・・・・

 

 一方で龍悟は時の界王神に呼ばれ時の巣へとやってきていた。彼女の用は二つ……一つはドラゴンボールを使って【龍悟自身が言わない限り、あっち(アカデミア)の世界がこっち(ドラゴンボール)の世界を認識できない様にしてほしい】と言う願いを叶える為。

 

 こうする事で龍悟の正体がバレる心配も別世界があるなんて面倒事が起きる事もないと言う訳だ。

 

 

 そしてもう一つが……

 

「魔人ドミグラ?」

 

 差し出された紅茶を飲みながら時の界王神の話を聞いていた龍悟だが、聞き慣れない言葉に首を傾げる。そんな龍悟に対して深刻そうに時の界王神は言った。

 

 7500万年前に時の界王神と戦った悪の魔術師で自らを魔神と名乗り…トキトキと呼ばれる、時を生み出す神秘の鳥と時の巣を我が物とし自分の望み通りの世界を創り上げる……時間を思いのままに操るつもりだった。

 

 そうなる前に時の界王神の手により時の狭間へと追放されたのだが……龍悟達に倒されたトワの歴史の改変により時空に歪みが生じ、外界に己の幻影を出現させる程度の行動が出来るようになってしまい。己の幻影を外界に出現させトワと入れ替わるように様々な時代で暗躍し歴史を改変。その影響で時の狭間から脱出しようとしているのだ。

 

「今、トランクスとバーダックがその歴史を修正しているのだけど……もしかしたらトワと同じ様に貴方達の世界に現れるかもしれない……」

「なるほどな……」

 

 魔神ドミグラ……面倒な事になりそうだと思いながら龍悟は紅茶を飲んでいると…

 

 

「あーーーーーーーっ!!!!」

 

 突然、時の界王神が騒ぎ出したのだ…いきなりの事で紅茶を落としかけた龍悟は何事だと彼女に視線を向ける。

 

「なんだイキナリ…」

「ヤバ過ぎるわよ、ゴジータ君!!響香ちゃんが居るパーティーに破壊神ビルス様が来ているのよ!!」

 

 またも聞き慣れない言葉に首を傾げる。

 

「破壊神...ビルス?」

 

「ビ、ル、ス、“様”ッッ!!」

 

「あぁ、済まねえ…で、そのビルス様って一体何者なんだ?」

「さっきも言ったでしょう…“破壊神”だって。この世界には星や生命を生み出す神、“界王神”がいる事はゴジータ君も知ってるよね?」

「ああ、勿論だ」

「でもね、この世界には それと対を成す神様も存在してるの」

「対を成すって事は... 星や生命を“破壊”するって事か?」

「そう…そしてその破壊神様は 万物を破壊する力を身につけているの……しかも、ビルス様は気まぐれで一度機嫌を損ねると 周囲の星々を破壊し尽くすまで止まらないのよ!!」

 

 予想以上にヤバイ事態に龍悟も目を見開く。

 

「響香達が危ねえ!!」

 

 

 

 

・・・・

 

「いや〜この星の料理はとても美味ですね〜!」

「あぁ、全くだ。ゴジータが来るまで食べ尽くすぞ!」

 

 破壊神ビルスの機嫌は最高だった。パーティー……地球にある食べ物はとても美味だった。そこで八百万のはからいでビルスと付き人のウィスをゲストと誤魔化してパーティーに参加させたのだ。

 

 彼等の後ろにある柵の裏側には響香達がスタンバっており、何時でも対応出来る様にしている。

 

「大丈夫か、耳郎君?」

「う、うん…ありがとう」

 

 飯田に渡された水を飲みながら落ち着きを取り戻す響香。彼女の頬には冷や汗が溢れていた。イキナリ現れた彼等を何者か問いただそうとしたが……それを止めたのは響香だった。

 

 時の界王神の力を得た響香は神の気を感じ取る事ができた……ハッキリ言って次元が違う。恐らく超サイヤ人4になった龍悟と同等だと。

 

 大きく取り乱す響香を見て…機嫌を損ねるのは得策ではないと思った彼等は龍悟が来るまで機嫌が良いままで居てもらおうとパーティーに参加させたのだ。

 

 

「ところでビルス様、あのプリンという食べ物はもうお食べになられましたか?」

「プリンとな!?」

 

 ウイスの問いに対し、ビルスは飛びあがってウィスの指差す方を直視する。其処には峰田がプリンを独り占めしていた。

 

「キミ、そこにあるプリンを一つわけてくれないか?」

「え〜全部オイラが取ってきたんだ。美女ならまだしも男に渡すモンはねぇ…!」

 

 峰田、まさかの拒否である……無知とは幸せな事だ…

 

「よこせ!」

「ヤダ!」

「よこせ!!」

「ヤダ!!」

「よこすんだ、馬鹿者!!!」

 

「プリンを渡すんだ峰田君!!」

 

 しかし、そこでフルスロットルの飯田が峰田からプリンを奪う。文句を言おうとした峰田は響香の無言の腹パンでダウンだ。

 

「ビルス様、どうぞ!!」

「あぁ、ありがとう」

 

 プリンを差し出す飯田に再び機嫌をよくするビルス。間一髪だったと…安堵した。

 

「では早速……」

 

 ビルスが笑顔でプリンの蓋を開封し、スプーンで掬う。そしてまさに口へ運ぼうとしたその瞬間に悲劇は起こった。

 

 近くを歩いていた上鳴の足元に突然、バナナの皮が現れそれを踏んだ上鳴は転んでしまう。何かに掴まろうした彼の腕はビルスのプリンを叩き落としてしまった。

 

 その光景に響香達は唖然とする、飯田の眼鏡にヒビが入ったのは気のせいではないだろう。

 

「いや〜すまねぇ。まさかバナナの皮で転ぶなんてな」

 

 そう言って笑い出す上鳴……わかっているのだろうか…自分が最悪の地雷を踏んづけた事に……

 

「か、上鳴君!!なんて事を!!ビ、ビルス様、これはその…」

 

 飯田がフォローしようとするも、言葉が浮かばない。

 

 ビルスはプルプルと肩を震わせ地面のプリンを見る。あれだけ食べるのを楽しみにしていたプリンは無惨にも中身が地面に零れてしまっている。他にはもうない…峰田が全て食べてしまった。

 

「完全にキレたぞーーーッ!!」

 

 ビルスの身体から紫色に輝く禍々しいオーラが解き放たれる。そしてプリンの恨みを込めて上鳴と峰田を吹き飛ばしてしまった…木に叩きつけられた二人は気絶してしまった。

 

「な、なんだ一体!?あのゲスト何者だ!?」

「んな事はどうでもいい!ぶっ飛ばしてでもあの野郎を止めるぞ!“個性”の使用、不使用なんて言ってる場合じゃねぇ!!」

 

 未だかつてない事態に場の全員が戸惑い、しかし爆豪の言う通り非常に不味い事態だという事だけは瞬時に理解した。

 

「止めるぞ!」

 

 冷静な障子がすぐに戦闘態勢へと入り砂藤、尾白と共に突撃を仕掛ける、瀬呂や梅雨ちゃんもフォローに入るが掠りもしない…指一本の突きだけで一瞬にして失神させてしまった。

 

「芦戸、皆を連れて離れてろ!常闇!!」

「あぁ!!」

「あぁもう!どうにでもなれーーーーッ!!!」

 

 クラスでも実力者の切島、常闇…そしてもう無理だと感じた麗日が突撃する。しかしこれも通じない。ビルスはデコピンで切島を弾き、近くにあった割り箸で常闇と麗日の攻撃を捌き、箸の突きで気絶させてしまった。

 

 見るに見かねた拳藤が大拳で殴りかかるが指一本で受け止められデコピンで撃破された。

 

「プリンくらいで暴れんじゃねぇ!猫野郎!!」

 

 流石は爆豪、破壊神を野郎呼びとは…

 

「君達地球人には食べ慣れた物かもしれないけどね。僕には味の想像もつかない未知の食べ物だったんだ。プリン!!!何とも美味そうなネーミングじゃないか!」

「知るか!死ねー!!」

 

 爆豪は爆破しようと腕を振るうが……

 

「ふおぉあ!?」

 

 そんなモノは効かずビルスはラリアットを叩き込み偶然いい位置にあった岩盤へと衝突、めり込ませた。

 

「クソ…!こうなりゃ自棄だ!」

 

 轟が【火竜の咆哮】を放つがまるで虫でも払うかのような動作だけで無力化され轟は弾かれてしまった。フラフラと立ち上がる轟の目の前にはビルスが既に立っていた。

 

 ここまでかと諦めた轟だがそこに八百万が歩み出て、なんとビルスに怒りのビンタを叩き込んだ。

 

 これには轟も度肝を抜かれ、目を剥いている。

 

 

「いい加減にしてください!!プリンだけでココまで暴れる人が居ますか!!」

 

「…………」

 

 ビルスは張られた頬に触れ、それから無言で八百万を張り倒した。幸い気絶ですんでいるが轟の心境は穏やかではない。その心は諦めから憤怒へと変化していった。

 

 

「貴様、よくも……よくも、(もも)をーー!!」

 

 

 轟が怒りに咆哮し、右半身からは薄紫の氷が…左半身からは紅蓮の炎が溢れる。そして髪は超サイヤ人の様に逆だっていた。威圧感は圧倒的に高まりその変化にビルスも僅かな反応を見せる。

 

「許さねぇ!氷刃・七連舞!!」

 

 砂塵を巻き上げながら轟がビルスへ氷の刃で敵を切り裂く連続攻撃を叩き込む。

 

「何が破壊神だ!ふざけるのも大概にしやがれ!」

 

 力を解き放ち、轟が怒涛の攻めを見せる。そのうちの何発かはビルスに命中し、彼を空中へと吹き飛ばした。

 

 

「滅竜奥義!!紅蓮爆炎刃!!!」

 

 

 そして炎を纏った腕を螺旋状に振るい爆炎を伴った強烈な一撃を叩き込んだ。

 

 確かに轟は強くなった。だが……それでも尚、力の差は絶望的だ。爆炎をビルスが容易く吹き飛ばしたのだ。

 

「面白い変化だね。少し火傷しちゃったよ」

「……っ!くそおお!」

 

 尚も食って掛かろうとする轟だが、ビルスにはまるで届かない。彼が拳を握る事すら許さずにビルスの拳が腹に突き刺さり、轟は膝から崩れ落ちた。

 

 信じられないと飯田は冷や汗が止まらない。皆は全滅したこの光景は悪夢にしか見えなかった。

 

「どうする、次は君が来るのかい?クロノアから力を授かったんだろう」

「………やるしかないか…!!」

 

 結果はわかっている。しかし、やらねばならないと響香が究極化をしようとしたその時…

 

 

「まて!!」

 

 

 声が聞こえた…声のする方に視線を向ければ。

 

「待たせたな、響香」

「龍悟!!」

 

 其処には龍悟がいた、龍悟は響香の前に出てビルスと対面する。

 

「やっと来たね、僕は君に会いに来たんだよ、ゴジータ君…いや、孫龍悟と言ったほうがいいかな?君に聞きたいんだけど…“超サイヤ人ゴッド”って知ってる?」

「ゴッド?知らねぇな…」

「そうか……まぁ、これはオマケだ。僕はね、長い間眠って居たんだ。だけどある時、途轍もないパワーをこの世界から感じ目覚めたんだ。そしてそれは、君の力だとわかったんだ」

 

 ビルスが感じたパワー…響香には心当たりがあった。神野区で龍悟が覚醒した究極のサイヤ人

 

「超サイヤ人4……」

「へぇ、アレは4って言うんだ……ゴッドじゃないけど途轍もない強さだった………何万年も生きているけど、本気で戦った事なんて片手で数える程しかない。そんな時、君の力を感じた」

 

 ニヤリと笑いながらビルスは本気を出した威圧感が遥かに倍増し龍悟ですら冷や汗が止まらない程に…

 

「見せてもらおうか超サイヤ人4の力を」

「……………いいぜ。俺もビルス様を一発ぶん殴りてぇと思ったからな」

 

 倒れ伏す轟達を見て龍悟は屈する事なく言い放った。

 

「へえ、言うじゃないか」

 

 龍悟は一気に超サイヤ人3まで力を引き上げるがこれではまだ足りない。だからこそ気が更に高まり黄金の気柱が龍悟を包み込む。力の上昇は留まる事を知らずどんどん上がっていく。

 

 そして遂に龍悟の姿が見えてくる。赤い体毛が生えており髪も赤く染まっており、放たれる力はビルスですら冷や汗を流す程だ。ウィスが感心した様に声をあげる。

 

「素晴らしい〜!ここまで大きなエネルギーを持ちながらその質はクリアどころかむしろ荒々しい……神の域に達していないのにここまでとは!」

 

 超サイヤ人4に変身した龍悟は冷徹で低い声で、破壊神ビルスに告げた。

 

「これが、超サイヤ人4だ。…今度の俺は、ちょっと強いぜ」

「これだよこれ!僕が感じたエネルギーは!いやあ、すごいね〜!そうだ、ウィス」

「ハイ」

 

 ウィスが杖を地面に突き刺すと青い波紋が地面を走り地球全体に広がった。

 

「コレで戦いの余波で地球が壊れる事はありません。存分に戦ってください」

「随分、気前がいいんだな……響香、飯田、皆を連れて離れててくれ」

 

 皆の安全を確認するとと龍悟はビルスに向き合う。そして聞こえる風切り音と衝撃音、それは龍悟が超高速でビルスの前は移動したものと、突き出した拳を受け止めた時に発生したものだ。 

 

 

「覚悟してもらうぜ!破壊神!!」

 

 

 

END

 

 




バーダックはタイムパトローラとして時の巣に居ます。
いろんな時代の強者と戦える職場なんて願ったり叶ったりでしょうから…


そして轟の怒りの覚醒。この変化の再登場は少し先になります。
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