絶対無敵のヒーローアカデミア   作:DestinyImpulse

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・・・・・←コレは区切りと言う意味です。

新しく取り入れました。
これからもよろしくお願いします!


開催!英雄祭!!

 

 翌日、A・B組合同の練習が行われた。いまいちクラス同士の親交が薄かったがお互いに“個性”の事で話し合ったりと有意義な時間となった。そして放課後、さぁ、帰ろうと言った所で相澤とブラドキングが集合を呼びかけた。

 

「実は仮免試験の前…後2日後に“他校”を交えたあるイベント…“英雄祭”行われる」

「“英雄祭”?……てか2日後って!」

「内容は各学校から選ばれた十人よるサバイバルバトルのチーム戦。相手を戦闘不能にし、最後に残ったチームが勝利となる。雄英は今注目されている一年で出場する事にしたが…孫は出場するなと言われた」

 

 その言葉に一同は…特にA組は動揺する。自分達の中で一番強い龍悟が参加できないからだ。

 

「え、何?君でちゃ「どうしてですか?」オーイ!!」

 

 水を得た魚みたいに誰かが叫んだ気がするが気のせいだろう。麗日の最もな質問に相澤が答える。

 

「強すぎるからだ」

 

「「「「「「「「あ〜なる程!」」」」」」」」

 

 完全に納得した皆の反応に複雑な表情をする龍悟。いや、納得するの早いだろ。

 

「それが理由なら納得だ」

「あぁ、いつか来ると思っていたが、とうとう出場拒否されたか…」

 

「続けるぞ、それでメンバーだが、A組から七人、B組から三人…四、三、三の三チームに分ける事にした」

 

「まず主力の四人のチームだが、拳藤が司令塔。メインアタッカーに耳郎、サポートに麗日と塩崎だ」

「わ、私がですか?」

 

 まさか、自分が呼ばれるとは思ってなかった塩崎が動揺するが其処は皆の姉御、拳藤が励ます。

 

「自信持ちなって。茨の強さは私、知ってるから安心だよ。よろしくな」

「一佳さん……はい!」

 

「次のチームは八百万が司令塔の轟、骨抜の推薦枠チームだ」

「八百万なら安心だ。よろしく頼む」

「轟さん…えぇ!お任せください!」

 

 そして轟は骨抜に手を差し出す。

 

「体育祭ではすまなかった。接点のない俺達だがよろしく頼む」

「…………へへ、こちらこそ!」

 

 お互いに笑いながら握手をし合う二人を見て連携に問題はないと八百万は安堵する。

 

「そして、最後のチームは飯田を司令塔とし、21号にも加わってほしい」

「いいんですか!?、入ったばかりの私で」

「あぁ、お前なら実力的にも問題ない…自信がないのか?」

「……いえ、大丈夫です!!」

「よし、そして最後の一人だが……切島、お前だ」

 

「え、俺すっか!!」

 

 常闇辺りが呼ばれると思っていた切島は自分を指差しながら相澤に問う。

 

「あぁ、最後のチームに必要なのは壁役…攻撃を受けても耐えられる精神力が求められる。お前を選ぶのが合理的だと考えた」

「………」

 

 いまいちパッとしない自分は轟や耳郎と張り合う事ができるのか…そんな不安が切島にはあった。

 

「何、自信ねぇツラしてんだよ」

「爆豪……」

「倒れねぇーってのはクソ強えだろ」

 

 まさかの爆豪からの言葉に唖然とするが……

 

「サンキュー……俺、やります!!」

「よし、2日後の英雄祭はこのメンバーで行く。恐らく他校は一年ではなくお前等より訓練期間の長いニ・三年で来る筈だ。その事を頭に入れておけ…以上解散!」

 

『はい!!』

 

 

 

 

 

ーー夜。

 

 A組寮の一階、わざわざ来てくれた拳藤達を加えて英雄祭に向けて意見を出し合いながら戦略を練っていた。

 

「順調か?」

「龍悟さん」

「差し入れだ」

 

 其処に龍悟が砂藤特性のスイーツやスポドリを持ってやってきた。

 

「何これウマ!!」

「とても美味ですわ!」

 

 拳藤と塩崎の心もガッチリ鷲掴みの砂藤のスイーツを食べて一息ついた時、響香が口を開く。

 

「多分さ…他校の連中は龍悟が…ゴジータが居る一年って認識を持っていると思う」

 

 実際その通りだろう…一年でありながら数々の成績を収める龍悟を注目するのは当たり前だ。

 

「だから見せてやりたい。龍悟だけじゃなく…ウチ等が居るって事を!」

「響香ちゃん……うん、やってやろう!!」

「当然だ…!」

「B組も居るって事もしっかり見せてやらねぇとな…!」

「えぇ!!」

「漢らしいぜ!耳郎!!」

「いや、女だから!」

 

 そんな響香達を見て龍悟は思った、彼女達はどんどん自分に追いつこうとしている事を……そして、それが嬉しかった。

 

「ふっ、ならしっかり見せてもらうぜ」

「度肝を抜かしてやるんだから」

 

 こうして有意義な時間はーー

 

「あ、あのさ///、英雄祭まで龍悟の部屋に泊まっても「「三人仲良く一緒に寝ようね、一佳ちゃん」」……はい」

 

 

ーー過ぎていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・

 

 

 時が経つのは早く英雄祭当日…雄英高校一年A・B組は会場となる国立多古場競技場へとたどり着いた。これから人が多く来る事を想定してか雄英体育祭の様に屋台の準備をしている人もあちこちに居る。

 

「緊張してきた……」

「大丈夫よ、お茶子ちゃん。応援してるわ」

「しかし、俺達は雄英の代表として出場する。その事は心に刻んでいこう」

「飯田は相変わらずだが、その通りだ」

 

 相澤が響香達、メンバーに激励をかねた厳しい言葉を掛ける。

 

「良くも悪くも雄英は今、注目されている。その中心になったお前等に様々な感情がぶつけられるだろう。それを乗り越えろ、お前等の力を見せてやれ…!」

 

 

『はいっ!!』

「おし皆、それじゃあいっちょ景気付けに何時もの奴やろうぜ!」

「いいなっ!」

「何を熱く苦しい、これだから「私等も一緒にやろう!」オーイ!」

「ほら、21号も!」

「ハイ!」

 

 

 切島の言葉に頷きA・B組皆で叫ぶ。

 

『Plus Ultra!!』「Ultra!!」

 

 

 全員が雄英の校訓でもある言葉で景気を付けようとした時、どこから聞いた事のないような声が混ざってくる。思わず全員が振り向いてみると其処には学生帽を被っている大柄な男が混ざっていた。そんな彼を諌めるかのように同じ帽子を被った優男が声を掛ける。

 

「勝手に他所様の円陣に加わるのは余り良くないよ、イナサ」

「ああ しまった!!どうも大変!!失礼!!致しました!!!」

 

 大柄な男は力強く姿勢を正すと凄まじい勢いのまま、体を大きく曲げながら地面へと頭をぶつけながら謝罪する。かなりヤバイ音が鳴っていたり血が出てたり、色々ヤバイのに顔は全く変わらずに笑っている。

 

「なんだこのテンションだけで乗り切る感じの人!」

「飯田と切島を足して二乗したような…!」

 

 

「待ってあの制服!」「あ!マジでか」「アレじゃん!!西の!!有名な!!」「それに雄英もいるぞ!」

「本当だ!孫龍悟もいる!!」

 

 周りも騒ぎだし、爆豪が口を開く。

 

 

「東の雄英、西の士傑……数あるヒーロー科の中でも雄英に匹敵する程の難関校ーー士傑高校!」

 

 

「一度言ってみたかったンッス!プルスウルトラ!自分雄英高校大好きっス!雄英の皆さんと競えるなんて光栄の極みっス、よろしくお願いします!!」

「俺は今回出場しないが、こちらこそ宜しく頼む」

 

 周りが唖然とする中、龍悟はマイペースに挨拶をし握手を交わす。

 

「おお!これはご丁寧にどうもっす!体育祭優勝者とお会い出来て本当に光栄の極みっす!自分は夜嵐 イナサっていうっす!って、出ないんですか!?凄い残念です!これからも宜しくお願いします!!」

 

 挨拶を終えると「これで失礼するッス!」といって、再び地面に頭をぶつけて士傑高校の生徒と一緒に離れていくのであった。その姿を見て相澤は語る。

 

「夜嵐イナサ」

 

 相澤は言った。夜嵐イナサとは雄英高校の推薦入試においてトップの成績を取りながら入学を辞退した男だと。

 

「そうなのか、骨抜?」

「あぁ、風を操る“個性”でな…轟とデットヒートを繰り広げていた」

「風……そうか、アイツか…」

 

 骨抜の説明に何かを思い出した轟は後悔した表情で夜嵐の後ろ姿を見ていた。

 

 その時、新たな来客が現れた。

 

「イレイザー!?イレイザーじゃないか!テレビや体育祭で姿は見てたけど、こうして直に会うのは久し振りだな!!」

 

 頭にバンダナを巻いた女性ヒーローだ。ここにいるという事はどこかの学校の教員なのだろう。

 

「結婚しようぜ」

「しない」

「わぁ!!」

 

 突然の色恋沙汰に喜ぶ芦戸。

 

「しないのかよ!!ウケる!」

「相変わらず絡み辛いな、ジョーク。」

 

 スマイルヒーローMsジョーク!“個性”は爆笑!近くの人を強制的に笑わせて思考・行動共に鈍らせる彼女の敵退治は狂気に満ちている。

 

「私と結婚したら笑いの絶えない幸せな家庭が築けるんだぞ」

「その家庭幸せじゃないだろ。」

「ブハ!!」

 

 仲良さげに話し合う二人に結構お似合いじゃね?って思う一同。

 

 

「さ、おいで皆、雄英だよ!」

 

 そうしてやってくる。ジョークの受け持ち傑物高校2年2組だ。

 

「俺は真堂!今年の雄英はトラブル続きで大変だったね!しかし君達はこうしてヒーローを志し続けているんだね!素晴らしいよ!不屈の心こそこれからのヒーローが持つべき素養だと思う!」

 

 皆と握手するために動き回る真堂。

 

「そして、一年生最強の孫くん。僕は君の心が最も強いと思っている。今日は君達の胸を借りるつもりで頑張らせてもらうよ」

「……申し訳ないが、俺は今回出場しない。……だからってナメて掛かると自慢の笑顔が砕け散るぜ…先輩」

「……………ご忠告ありがとう」

 

 龍悟と意味深な言葉をぶつけ合いながら握手をする。

 

「よし、選手以外は観客席に移動するぞ」

 

 ブラドキングの案内に観客席へと移動する皆…龍悟は響香に向き合い。

 

「頑張れよ、皆」

「勿論!」

 

 響香と拳を合わせ観客席へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・

 

 龍悟達と別れた後、響香達はコスチュームに着替え控室で待機していた。

 

「そろそろ、私達の出場だ。準備は問題ない?」

 

 控室にあるテレビ、英雄祭の様子が生中継で放送されており、各学校の登場シーンが今、映っていた。

 

「と言うか、今回もマイク先生が実況なんだね」

 

 どうやら今回もマイクが実況を担当する様だ。雄英は最後に登場となっており、拳藤が皆の準備完了を確認すると手を差し出す。意図を感じた皆の手が次々と重なる。

 

 

「龍悟は此処には居ない…だけど、私達が居るって事を見せてやろう!いくぞ、雄英!!

 

『オウ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

『新たに始まるビッグイベント!その名も【英雄祭】!様々な強豪校が凌ぎを削るサバイバルバトル!さぁ、最後のチームは…ってもうわかるよな!』

 

 プレゼント・マイクの叫びに観客は大盛り上がり。そして遂に…

 

 

『雄英高校だぁ!!』

 

 

 その叫びと共に響香達がバトルフィールドに姿を現し観客のボルテージはもはやMAXだ。

 

 

『さぁ、役者は揃った!英雄祭のーー』

 

 

『開幕だぁー!!』

 

 

 

END

 

 




【雄英メンバー】


拳藤チーム

・耳郎

 龍悟直伝の近接戦闘や行動予測など通常でも普通に強いが…究極化も手に入れた大エース。

・拳藤

 チームの司令塔。戦闘スペックなら爆豪すら超え、八百万並の判断力、飯田並のリーダーシップ、切島を超えたパワーを持った皆の姉御。

・麗日
 
 格闘キラーと化した麗日だが、新たな力を手に入れた。あえて言おう、重量を操る奴は強キャラしか居ないと!

・塩崎

 ssではヒロインとしてよく見かける聖女。ツルを匠に操り味方のサポートや捕縛、防御など幅広く戦える万能キャラ。


八百万チーム

・轟

 氷の造形と炎の滅龍魔法を扱う…いつの間にか妖精魔道士と化していたナンバー2。夜嵐とのタイマンをご期待ください。

・八百万

 チームの司令塔。創造をより高めたヤオモモ。接近戦に弱い彼女はもう居ない。

・骨抜

 まさかこのキャラを出すとは思わなかったでしょう…作者も思いませんでした……柔軟な発送で有利に持ち込むテクニシャン。


飯田チーム

・飯田

 速さを極めた非常口。あえて言おう!速さが足りないと!!

・21号

 A組の一人となった魔人。魔人化も入れた純粋な戦闘力ならトップクラスの期待のルーキー。

・切島

 漢、切島…選んでくれた相澤や背中を押してくれた爆豪…そして皆の期待を背負ってけして倒れず鬼をも踏み砕く明王の化身となる。(ヒントはるろうに剣心)



ヒロアカ版、力の大会…開幕です。
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