ここは教室の一角。教室の本当に端っこの席で、今は国語の授業を受けている。国語は私の大好きな教科なのになぜか今日はやる気が出ない。眠いのかと自分の頬をつねるがただ痛いだけ。だが次の瞬間私はどうして集中できていないのかわかった。それは、私の前方にあったのだ。少し見ているとこんなことが話されていた。
「今日の夏帆の髪型すごいかわいいじゃん」
そう言ったのは我らがクラスのチャラ男代表、木村綾人(きむらあやと)であった。だが、いつもの綾人ならそれで終わるのだったが今日はやけに積極的だ。そして髪を触られながら顔が赤くなっているのは私の唯一無二の存在、吉田夏帆(よしだかほ)だ。彼女はいつもすごくおおらかな性格で、恋愛に関しては無頓着だったのだ。だが今日はなぜそんな顔を赤くしているのだろうか。そんな夏帆は赤くなった顔を隠すかのように机に突っ伏してしまった。そしてありがとう、といつもとは正反対な小さな声でそう言った。
私は気になった。あれから数日経つが頭の中にモヤモヤが消えない。ここはもう聞いてみよう!その結果は意外なことになったのだ。それは…
「綾人君のこと、す、好きなんだ、」
あの、恋愛に興味のないと言った夏帆綾人のことを好きと言ったのだ。これはなんの冗談かと思ったがこんな赤くなった恥ずかしそうに話す夏帆を見たことがなかった。だがあいにく綾人の答えは聞き出せないまままた数日が経っていったのだ。
そこで私は夏帆のことを応援するにあたって助っ人を借りたいところだった。しかし私には夏帆以外に仲のいい女子がいなかったのだ。
「だ、誰か誰かいなのか…」
トントン、
「うおっ!?」
急に肩を叩かれ後ろを振り向くとそこには…
「なんだお前かーびっくりしたー」
そこには綾人親しい友人のいっちゃんこと、桜庭一花(さくらばいちか)こんな可愛らしい名前してるけどバリバリ男。今はサッカー部に所属して青春という名の汗をかいてるとのこと、そして私の唯一の男友達だ。
「お、おう俺だけどじゃなくて!お前最近綾人と近くでどうよ?何にも異常はないか?」
こんなことをいちいち聞いてくるとかほんとお母さんかよって突っ込みたくなるけどほんとこういうある意味お節介なところはすごく助かってもいるのだ。実際に私が小さい時もクラスの愚痴を聞いてもらったりたくさん甘やかしてもらったものだ。そして私はいっちゃんと幼馴染でもある、だからなにかと相談していたのかもとか色々考えていたら。
「あっ、」
私はふと思った。この人ならもしかして…
こんにちはのかたこんばんはのかたおはようございます!@私、アナシグラと申します!
ハーメルンでの投稿は初めてとなります!
今回は恋愛ものを書かせていただきました…!(って言っても恋愛しか書いてないけど)
今回の主人公は夏帆って思ってる人いるんじゃないですか?
でも今回の主人公は私なんです!名前を出していないからわからない人も多いと思いますが読者の方と合わせて呼んでもらえると幸いです。
次号もとうご期待を!それでは感想などお待ちしております!では!