Muv-Luv ALTERNATIVE Toy Warrior   作:はんふんふ

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―――第一町―――

眩しさと息苦しさに目を覚ます。

懐かしい目覚めではあるが、別に歓迎しているわけではない。

それと言うのも今、俺の上でうつ伏せに寝ているコイツのせいだ。

「ストー・・・。重いんやけど・・・。」

俺がそう言って顔を下に向けずに言う。

俺の顔の右横にはタエが丸まって寝ている。

昨日はメルからタエを奪取することに成功し、今ここで寝ている。

だが、問題は顔の左側だ。

違うな、正確には左斜め下、もっと正確に言うなら左斜め顎下、そこにストーの頭がある。

まぁ、そこに頭があるだけなら俺も目を瞑ろう。

だがコイツは向日葵の人形を抱きながらうつ伏せで寝ている。

人形が俺の胸に押し付けられ圧迫し息をするのもしんどい・・・。

まぁ、それも我慢しよう。本当なら叱る所だが大目に見よう。

問題はコイツの寝癖だ。

どれだけ注意しようが、コイツは朝起きると俺の首を噛んでいる。

痛くないように調整して噛んでくれているから別に痛くは無いが、勘弁して欲しいことには変わりない。

何で朝起きてから涎で汚れた首を洗わなくてはならないのか・・・。

何度も別々に寝ようと言ったが、その度にストーは色々と言い訳をしてくる。

本気で拒絶しないのは、俺がロリに目覚めてしまったからなのか、それとも突き放してきた謝罪なのか俺にも理解できないししたくない。

もし、俺がロリに目覚めてしまっていたのなら俺は天国にいる皆になんて言えば良いんだ。

「まぁ、会えないのやけれどな・・・。」

そしてこれも毎朝の日課だ。

「そぉいッ!!」

俺はストーを抱えその場で横に一回転し体の位置を先ほどと逆にする。

そして、重力に負けたストーの口は自然に俺の首から離れる。

俺はそれを確認するとベッドから起き上がった。

「うぅぅ・・・。和君、酷い・・・。」

ストーが上半身を起こし、まだ眠いのか目を擦りながら言ってくる。

「酷いのはお前だ。なんで俺の首を噛む?」

俺がそう言うとストーは後頭部をポリポリ掻きながら笑って誤魔化した。

「え、えへへへへへ・・・・。」

「はぁ・・・、それより明日日本に出発だ解ってるな?」

「うん!準備万端だよ!!」

俺はそれを聞き満足して数度頷く。

「よし、じゃあ今日は町に行こうか!」

「やったぁーーーッ!!」

ストーはそう言うと、俺の部屋から飛び出して行く。

服を着替えに行ったのだろう。

「ハハっ、朝から元気だな。」

町に出るだけで何がそんなに嬉しいのか解らないが、その喜びは俺にも伝染したようだ。

俺は、部屋のイスに腰掛けタバコを一本取り出し火をつける。

「すぅ~はぁー。うん、沁みるな。」

1人で満足していると突然扉が空けられる。

「和君ッ!吸い過ぎはよくないよ!」

さっき出て行ったのじゃなかったのかよ。

「解ってるよ。これ一本にしとくから。」

「本当だよ?約束だからね?」

ストーはそう言うと本当に自室に向かった。

「これじゃあ、どっちが年上か解らへんな。」

俺は1人そう呟くと、また1人で何がおかしいのか笑う。

「それじゃ、いってきます!」

俺は机に置かれている一枚の写真に向かってそう言い、部屋を出て行った。

その写真には、あのアルバムから抜き取った笑顔のザウルとリリアが写っていた。

 

「うわぁ~~。ねぇ、ねぇ和君あっちのお店も見てみようよ!」

「慌てなくても店は逃げたりしやんよ。」

町の中心部を歩く俺達、周りは家族連れやカップルばかりで町自体が綺麗なのもあり平和を感じさせてくれる。

ここから海を越えた場所では、戦争をしているなんてことを感じさせないくらいに。元の世界での日本ではまったく感じなかったがこの風景自体がいつ壊れても不思議でない危うい場所なのだと、戦争を経験している俺には解る。

元の世界では、戦争なんてテレビの先の出来事で朝のニュースで流れていても時間ばかり気にして関心すら持っていなかったが、どの世界であろうとも世界とはそういうモノなのだと俺に気づかせた。

俺はもう一度周りを見る。

子供にお菓子を買ってあげている人、愛を囁き合っている人、痴話喧嘩をしている人、沢山の人種の人がこの町にはいる。

ここにいる人達は元難民の人達が殆どだ。

皆がこの平和を愛し尊い物だと理解しているからこそ、今を精一杯楽しんでいる。

中には明日前戦に行く人もいるだろう、もしかしたら一歩間違えれば死んでしまうような研究をしている人もいるだろう。

だから皆今を笑って過ごしているんだ。

だからこそ――――。

「・・・守らないといけないんだ。」

「和君?」

「いや、何でもない。次の店に行こうか?」

「うん!」

 

遊び疲れた俺達は最後の締めのためにある場所に来ていた。

そこはお馴染み、糖分スウィーツ(笑)。

ここはすでに常連になっている。

店に入ると甘ったるい匂いが俺の鼻の中に強引に入り込んで来る。

口で息をしようともその匂いを理解できてしまうほどだ。

「店長!焼きそばケーキ!」

ストーはたまたまレジにいたあのサンタクロースみたいなパティシエに注文する。

「こらこら、なんでもケーキとして出してくれるこの店でも、さすがにそれはないって・・・。」

俺は無茶な注文をするストーを軽く注意する。

すると、店長は俺達の顔を見てその髭に隠れた口を動かした。

「・・・あるよ。」

「本当ッ!」

喜びを体を使って表現するストー、だがそれよりも俺は仰天していた。

「あるの?」

俺の問いかけに店長は頷き返す。

「あるんだ・・・。」

なんでもありだなこの店・・・。

 

「「いただきます。」」

ストーは焼きそばケーキをおいしそうにたいらげていく。

俺は普通のショートケーキだ。

「ストーそれ美味しいか?」

俺の問いかけにストーはその小さな口の中に強引に押し込みリスの様になっていたのを、水で流し込んで話し出す。

「すっごくおいしいよ!」

「そ、そうか。」

「和君も食べてみる?」

「い、いや俺はいいからストーが食べなさい。」

「うんッ!」

ストーの味覚がおかしいのか、あのパティシエの腕が本物なのか。

できれば後者であってほしいな・・・。

 

店から出た俺達は夕陽が照り付ける中帰路に着く。

「なぁ、ストー。」

俺の前を楽しそうに両手を広げクルクル回りながら歩くストーに話掛ける。

「?」

「ストーは今回が初めての戦闘だ。本当の殺し合いの中に入って行くことになる。」

真剣に話しかける俺にストーも真剣な顔になる。

「いいか?何が合っても慌てるなよ。自分をしっかり持つんだ。今までの経験はお前を裏切らない、それを信じて戦うんだ。もし、それでも対処できない場合は周りを頼れ、それでも無理な場合は逃げろ。」

風が俺達の間を通り過ぎる。

「・・・逃げることすら出来ない場合は俺を頼れ俺を呼べ、何が何でも俺が守ってやる。いいな?」

俺はそう言いながらストーの頭を少し撫でストーを追い越す。

すると、ストーは俺の傍に走り寄り俺の手を握ってきた。

「・・・和君は私が守るよ。何があってもどんな時でも私が守るよ。」

俺を見上げるその瞳はどこまでも透き通っていて内面を曝け出している。

そしてその瞳が嘘ではないと語っていた。

「そうかい?頼むよ、相棒。」

俺の相棒の言葉を聞きストーは目を見開いて固まるがすぐにその顔を夕陽に負けないくらいに輝いた笑顔に変えた。

「うんッ!」

 

そして、次の日。

朝日が昇り始める前に俺達はロイヤル・スウィーツに乗り込み日本に向かっていた。

 

「こいつがMk57か・・・。」

俺のジュラーブリクE型のハンガーの横には巨大な銃が並び立っていた。

大きさは120mm水平線砲と同じくらいか。

「もとは機甲部隊の穴埋めのために開発された支援砲ですからね!」

俺のジュラーブリクを点検していた整備士が声をかけてくる。

「欧州奪還には必要になるだろう物だからな。」

「ハイ!」

「今回の作戦が成功すればボーナスが出るからな、気合を入れて行こな!」

「もちろんですよ!完璧を越えた形で用意しておきますよ!」

「よろしく頼むな!」

俺はジュラーブリクの隣に立つセイカーファルコンを見る。

ストーの愛機だ。

ストー専用に改造されており、腰部にスラスターを増設し肩部のスラスターも大型化している。

俺はそれに、どうかストーを守ってくれと呟いた。

 

甲板に上がり海に足を投げ出す形で座り込みタバコに火をつける。

タバコの煙は夜の闇に消し去られていく。

「寒いな・・・。」

「そんな薄着で外にでるからだな。」

俺が振りかえるとそこには艦長がいた。

「それもそうですね。」

俺はそれに笑いながら答えた。

「私にも一本いただいても?」

「えぇ、どうぞ。」

俺は艦長にタバコを渡し火をつける。

「少し頭がクラクラするな・・・。」

「それが良いんですよ、艦長?」

「ふむ、1つ学んだな。」

「ハハ・・・。」

沈黙が俺達の間に広がる。

別にそれが嫌な訳ではない。

この人から出ている空気はまるでお爺ちゃんのようで、周りの人達を安心させる不思議な力があるからだ。

俺はその空気に少し浸っていたかったが、艦長がそれを壊した。

「ところで五六中尉?」

「はい、何ですか?」

「君の夢はなにかな?」

「夢・・・、ですか?」

「そう、夢だ。君は将来何をしたい?」

俺は考えることすらせずに即答した。

「すべての人々を救うことです!」

俺が答えると艦長は少し寂しそうな辛そうな顔をする。

「・・・それは本当に君の夢なのか?」

「えっ・・・?」

「質問を変えるぞ?・・・君は10年後何をしていたい?」

俺は答えようとするが言葉が出てこない。

BETAと戦っているのか?それとも、人間と戦っているのか?もしかすると、BETAを滅ぼして人間どうしでも争う必要がない世界がそこにはあるかもしれない。

でも、俺はその世界で何をしているのだろうか?

「想像ができないか?」

「・・・はい。」

すると、艦長は俺に頭を下げてきた。

「か、艦長!?」

「すまないな五六中尉・・・。我々大人が不甲斐無いばかりに君達に夢を、光を与える事が出来なかった。」

「そんなこと・・・。」

無いとは言えなかった。

もし、この人達がBETAを倒していてくれたら父さんは死なずに済んだ。

皆苦しまずに済んだ。

笑っていられた・・・。

それでも・・・。

「それはあなた達の責任だなんて思いません。皆必死だった。その先に今があるなら、俺は誰の責任でもないと思います。」

これは俺の本心だった。

何か1つでも欠けてしまえば俺は皆と会うことが出来なかった。

あの大切な時間を過すことが出来なかった。

だから、俺は誰も恨まない!

「・・・艦長、俺、夢が決まりました。」

「聞かせて貰ってもいいか?」

「俺は笑っていたい、皆と笑っていたいです!」

「そうか・・・、良い夢だな。」

「ハイッ!」

俺が返事を返すと艦長が立ち上がり俺も立ち上がる。

「ではまず、日本の皆様に笑っていただこうか!」

「人間はまだBETAに負けないと言うところを見せてやりましょう!」

艦長はそう言うと船の中に帰って行った。

「ストーそこにおるんやろ?」

俺がそう言うと、今の俺の位置からは見えない所からストーが出てきた。

「盗み聞きは関心しやんぞ?」

「ごめんなさい・・・。」

シュンとするストーに俺は笑いかける。

「まぁ気をつけや?それよりもストーは10年後何をしたい?」

「私は和君の隣で笑っていたい!」

ストーは即答で返してきた。

「俺の隣におってもなんも楽しくないぞ?」

俺はそれに多少驚きながら返す。

「それでも和君の隣にいたい!」

「そこまで、言って貰えるとは俺もまだまだ捨てたもんじゃないな。」

俺はそう言うと、ストーの頭を撫でてやる。

「それじゃ船内に帰ろか、ここじゃ風邪引くで?」

俺はそう言いながら歩き出す。

 

私があなたの傍を離れるなんてありえないよ。

だって―――。

「・・・だって、私の光なのだから。」

「ストー!」

和君が呼んでるいかなきゃ。

「ハ~イ!」

 

 

日本の新潟の西浦区巻東町近くの北陸自動車道に俺達はいた。

「ふわぁ~~!すごい数の戦術機だね!」

ストーが周りを見回しながらその光景に驚く。

今回の作戦は包囲殲滅作戦だ。

まず、北区から柏崎市まで北陸自動車道にセイカーファルコンの部隊を等間隔横一列に配置している。

そしてそこから山との中間位置に囲い込むように配置されているファイティングファルコンの部隊。

そして俺達の後方にはオーストラリア軍。

そのさらに後方には日本帝国軍。

この布陣にしたのは佐渡島から侵攻してくるBETAの出現率が高い所を中心に囲むためだ。

囲んで叩いて蹂躙する。

簡単に言うなら集団リンチだ。

オーストラリア軍を後方に置いているのは、初陣の衛士が多いため戦場の空気を感じとらせるためだ。

本来前線に立つはずの日本軍が最後方なのは、明星作戦のために兵力を温存させておきたいためだ。

だが実際は、ネフレ側に邪魔者扱いされたようなものである。

機甲部隊を用意せずに戦術機だけでと言うのは、立地から展開しずらいからだ。

その代わりを今回は戦術機がするのである。

そのためセイカーファルコンは全機Mk57を所持している。

ファイティングファルコンには、樺太で扱われている戦術機用の36mm固定ガトリング砲を扱わせる。

これは、補給コンテナを改造した物だ。

コンテナ内部にはビッシリと弾薬が入っておりコンテナ上部にガトリング砲が取り付けられている。

その制圧力は樺太で実証済みである。

そして身動きが取れない固定砲のために作り出された新概念の地雷、カズィクルである。

後は、通例通り海上艦隊、航空爆撃のファンデーション、オーストラリア軍の戦闘ヘリが展開している。

 

着々と準備が進められている中で俺はジュラーブリクの足にもたれながらタバコに火をつける。

「和君・・・。」

ストーが不安そうな顔を俺に向けてくる。

ストーは今回が初陣なんだ、緊張もするだろう。

俺は努めて明るく話すことにした。

「そんなに緊張しやんくても大丈夫や!今回は光線級がおらんのは解ってるからな、俺達は目の前のあいつ等が撃ち漏らした敵を撃つだけでお終い、簡単な任務や。」

「・・・うん。」

「それと、前にも言うたやろ?」

「今までの経験は裏切らない!」

「そうや、やからお前は自分を信じて引き金を引けば良い、ストーの腕は俺が保障するよ!」

「うん!」

「さて、そろそろ戦術機に乗り込んどこか?」

「了解!」

ストーはそう言うと自分のセイカーファルコンの元に走って行った。

「あぁそうさ、経験は自分を裏切らない。・・・守り切ってみせるさ。」

 

そして遂に作戦が始まった。

「ビンゴ!」

予定通りのコースにBETAは姿を現した。

海上艦隊による爆雷攻撃の音が響き渡ってくる。

ファンデーションが戦闘ヘリが飛び立っていく。

「まさか、この音が、空気が、懐かしいと感じるなんてな。」

空を水泡と砂塵が舞う。

ストーのバイタルを見ると心拍数が速く緊張しているのが分かった。

俺はストーに通信を繋げる。

「ストー?」

「なに、五六中尉?」

「俺があの爆発音を数えてやるよ!」

「へっ?」

「はい、い~ち。」

機雷が爆発し水柱を上げる。

「はい、に~。」

ファンデーシュンの爆撃が砂塵を巻き上げる。

「はい、さ~ん。」

同時に爆発し土砂の雨を降らせる。

「はい、し~。」

俺はそれを官能的に数えて行く。

「ぷっくくくく・・・。和君、気持ち悪いよ?」

「そうか?まぁ、こうやって数えればおもしろいぞって話やよ?」

「私はしないけど覚えておくよ。」

ストーはそういうと通信を閉じた。

すると、それと入れ替わり数々の隊長人の顔がディスプレイに写る。

「今のいいわ!最高よ、最高にクレイジーよ!」

「僕は逆に何かを感じたよ。どうだいトイ1、今夜僕の相手をしてくれないかい?」

「お前はスエズでケツを綺麗に洗ってろ!」

そして、皆で爆笑する。

戦時中とは思わせない空気だ。

これが歴戦の衛士と言うものなのだろう。

普段と何も変わらない、自然体でありながら常に警戒している。

俺もそこに指を引っ掻けることが出来たみたいだ。

この空気が楽しい。

「気に入って貰えて良かったです。それと、俺は男に興味がありませんよ?」

俺達が談笑をしていると、HQから通信が入る。

「こちらHQ、予定通りBETA群の一部が山間部を抜けました。・・・準備して下さい。」

その通信を受けて俺達は互いに武運を祈りながら通信を切る。

そして数分後、BETAの群れが姿を現した。

「ストー、落ち着いていけよ!」

「了解!」

戦車級が姿を現し戦域地図を赤に染め上げる。

それは山を越え平地を越え向かってきた。

だが、予め準備していた戦闘ヘリの部隊がそれらをたいらげていく。

それでも、抜けてくる戦車級にはファイティングファルコンが操る36mm固定ガトリング砲による弾幕の壁に吹き飛ばされていく。

そして、戦車級を押しとどめていると突撃級が姿を現した。

だが、それらはあえて撃たない。

36mm弾では通じないのが解っているからだ。

どんどん突撃級はファイティングファルコンの部隊に接近していく。

だが、残り400mの地点でカズィクルにその進行を強制的に止めさせられる。

カズィクルとは、その名の通り串刺しである。

地面から生えたカーボンの串が突撃級を貼り付けにする。

突撃級は身動きを取ることが出来ない。

そして、BETAは決して味方を殺さない。

そのため、後続の大型BETAは足止めを食らう形となる。

「凄いな・・・。突撃級の盾ができあがったぞ。」

そして、足止めを食らうBETAの頭上から無数のミサイルが流れ落ちる。

前にも後ろにも横にすら移動できないBETAは為すすべが無く、その身を業火に薙ぎ飛ばされていく。

しかも、ミサイルが降り注ぐのは後続のBETAであり最前列のBETAには盾のままでいてもらう。

本当にイヤらしい蹂躙である。

だが、大型BETAの隙間を抜けてくる戦車級。

だが狙う箇所が大幅に減ったため、抜けて来てもすぐに蜂の巣にされてしまう。

それでも、数に物を言わせ抜けてくる戦車級。

「俺達の出番だ。ストー!」

「うん!」

そして、北陸自動車道立ち並ぶ戦術機達はその巨大な銃を持ち上げ銃口を敵に向ける。

壮観、その一言しかでてこない。

どうにかして前に進もうとするBETAに止めの弾丸が放たれる。

 

長い時間引き金を引いていた。

そして、HQから作戦の完了BETAの掃討が終了した知らせを受けこの蹂躙劇は幕を閉じた。

 

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