21話の千景の話の後からバーテックスが襲来する間に行っています。
閑話 みんなでソフトボール! 1
「暇だな~」
「結界外の調査報告も終わったしね」
机に突っ伏して嘆く球子を悠岐がフォローする。
諏訪地方で二人の巫女が授かった神託によると、四国に再び危機が訪れるらしい。しかし、急いで四国に帰ってきても、バーテックスはなかなか襲来しなかった。結界の外を監視している部隊からも2月のように大量のバーテックスが集結しているような情報は伝えられていない。
来る決戦の日まで勇者たちには待機命令が下されており、丸亀城で暇な日々を過ごしていた。あまり激しい鍛錬を行いすぎてはいけないため、軽い鍛錬だけで過ごしていた。
「鍛練をしたい。身体を動かしていないとストレスが溜まってしまって……」
悠岐や千尋は、若葉はマグロの生まれ変わりなのだろうかと思っていた。
「それなら少しレクリエーションでもやるか」
悠岐が机から立ち上がり、全員に提案した。
「レクリエーション、ですか?」
「そうだ」
杏の疑問に悠岐は答えた。
「ソフトボール大会を開くぞ!」
「「「「「ソフトボール?」」」」」
悠岐以外の勇者の頭にクエスチョンマークが浮かんでいた。
「やっぱりね~」
そんな様子を千尋は笑いながら見ていた。
翌日、貸し切りバスに乗って高松市にきた勇者一行は本格的な野球場を見て、歓声を上げていた。
「すご~い!これって貸し切り?」
「本格的な球場ね」
友奈と千景が思っていた以上に本格的であった球場に驚いていた。
「そうだぞ~。ここはプロ野球の公式戦も昔は行われていたぐらいだしな」
香川県営野球場に悠岐たちは来ていた。そして、球場はソフトボール用に改造されていた。
本塁から外野フェンスまではソフトボール(女子)では、220フィートである。そのため、臨時で外野フェンスが設置されていた。また塁間やマウンドの距離も野球とは異なるため、そのあたりも改造されていた。
「これを一日で?」
「やっぱり『大社』の権力って強いのよね~」
一日で野球場がソフトボール場に改造されたことに驚く若葉に、千尋が『大社』の力を使ったと伝える。
「全員分のユニフォームと道具も用意したぞ」
悠岐と千尋はそう言って全員を更衣室に案内した。
急に決定したソフトボール大会のくせに、妙に準備が良かった。
(いつかやると思って密かに準備していたんだよね)
悠岐は、皆でいつかソフトボールをやるために全員分のユニフォームを作っていた。チーム名は『大社』である。そして……
「悠岐だけユニフォームが違うぞ?」
球子が悠岐の来ているユニフォームの色が違うことに気づいた。
「今回、私は敵側だ」
「え?悠岐さん、それって……」
「今回の試合は『大社』と『防衛隊』のメンバーで試合をすることになった」
悠岐は二つのチームを用意した。
一つは『大社』。これは若葉達5人の勇者と、『大社』でソフトボール経験者や、運動神経のいい職員を捕まえてきて構成したチームである。
もう一つは『防衛隊』。経験者の悠岐と、『防衛隊』の中で経験者の職員を捕まえて構成したチームである。
一見すると勇者が多い『大社』チームが有利に見えるが、『防衛隊』の中には日本代表に選出された人を含め、全員経験者であったため、チームバランスはとれていた。
「ソフトは授業でやったぐらいかな……」
「一応、ルールは昨日のうちに覚えていたけど……」
杏と千景は不安そうにグローブとボールを眺めていた。しかし友奈と若葉、球子はバットを持って興奮していた。
「鍛えた腕を発揮する時が来たか」
「先輩はいつかやると思っていたからね~。ホームラン打ちたいな」
二人は悠岐との鍛練の時にたびたびソフトボールの話を聞いていた。そのため、いつか試合をやると予想しており、密かにソフトの実力を磨いていた。
「タマは小さいころにソフトはやったことがあるからな。それなりにうまいぞ!杏、教えてやんよ」
「タマっち先輩は確かに似合いそうですね」
球子は小学生の頃に少しだけ、経験していたらしい。遊びを優先したため長続きはしなかったが、運動神経がいいのでセンスはあるらしい。
暫くキャッチボールやノックを行い、チームプレイの練習をして、試合開始となった。
試合は7回まで、8回以降はタイブレーカーが適応され、ルールが面倒なのと、投手の若葉が打撃もしたいというので、DPは適応せず、プロ野球のセ・リーグ方式で試合は行われることになった。
急増チームではあったが、全員が中々の実力を見せており、チームとして試合ができるレベルにはなっていた。そもそも勇者たちは神樹様の加護によって運動神経がかなり良くなっている。一番悪い伊予島杏でさえも、一般的な基準で見ればかなり運動神経は高い方である。センスの塊のような人間なので、ソフトボールも短時間の練習で、かなり上達していた。
「う~ん。やっぱり勇者ってチートだな」
悠岐はすぐに上達する勇者の面々を見て呟く。おそらくソフトボールだけではなく、サッカーやテニスといったほかの球技でもすぐに上達してしまうのだろうと思っていた。
神樹様の加護は凄いのである。
「さて、向こうは素人5人がいると思ったら大間違いだ。日本代表選手レベルの潜在能力があると思った方がいいぞ。始めは実戦になれていないと思うが、慣れ始めたらかなり上手くなるはずだ。その前に得点を取っていくぞ!」
「「「オォーーー!!」」」
悠岐の言葉の後に掛け声を上げる。
一方の『大社』チームも円陣を組んでいた。
「警戒すべきはやはり悠岐さんだ。みんなも知っていると思うが、あの人は身体能力だけなら私たちの中でも最強だ。それに経験者でもある。あとは投手の人も日本代表選抜に選ばれるぐらい凄い選手だったらしい。最初は打てないかもしれないけど、しっかりと対応していこう。行くぞ!」
こちらも若葉の言葉の後に掛け声を上げていた。
「「「オォーーー!!」」」
主審の声と共に、内野に一列に並び、始まりのあいさつをして、試合が開始された。
攻撃は『大社』チームから始まった。
『大社』のスターティングラインナップは以下の通りである。
一番 土居球子(二)
二番 大社職員A(一)
三番 郡千景 (三)
四番 乃木若葉(投)
五番 高嶋友奈(捕)
六番 伊予島杏(中)
七番 大社職員B(右)
八番 大社職員C(遊)
九盤 大社職員D(左)
足の速い球子を一番にして、一番ソフトボールがうまい大社職員のAが二番を打ち、運動神経が高い千景、若葉、友奈をクリーンナップに置いた攻撃的な打順であった。
グラウンドでは、既にボール回しも投球練習も終わっていた。
『1番、セカンド。土居球子』
「こい!」
右のバッターボックスに立った球子はバットを構えると、『防衛隊』チームの投手の第1球目を待った。
警戒すべき悠岐は、センターにいた。
球子はセンター方向には飛ばさないように気を付けていた。実力は未知数だが、少なくとも肩は強いことは枕投げで嫌というほど思い知ったからである。
バッテリーはサインの交換を行い、相手の投手は腕を風車のように大きく一回転をして一球目を放った。ウインドミルという最もポピュラーなソフトボールの投法によって放たれた一球目は、外角に外れたボール球であった。
(85キロか……)
ソフトボールは野球よりも本塁からマウンドの距離が短い。そのため、球速以上にスピードを感じるのである。
二球目はバウンドするボールであり、球子はバットを振らなかった。
続く三球目は、外角高めの速球であった。タイミングよく球子はバットを振ったが、ボールの下を振ってしまい、空振りとなった。
(結構早い……)
テイクバックの動作を入れず、コンパクトにスイングをした4球目はバットの下の部分にあたり、ボテボテのゴロとなった。ゴロはセカンド方向に転がっていき、二塁手がキャッチし、そのまま一塁に転送され、アウトとなった。
凡退した球子がヘルメットを脱いでベンチに戻ると、後続のバッターの若葉、友奈、杏が話しかけてくる。
「タマっち先輩。どうでした?」
「結構ストレートは速く感じるぞ。変化球は投げさすことができなかったな……」
「そうか……お?」
若葉が感想を聞こうとしたとき、2番の大社の職員がボールを前に飛ばしていた。打った球は3球目に投げたチェンジアップであった。うまくタイミングを合わせたようで、レフト方向にボールが転がっていた。
「やっぱり経験者は凄いな……」
「次はぐんちゃんの番だね!ぐんちゃーーーーん!かっとばせ~~~!」
友奈の黄色い声援が千景の下に届く。活躍しているところを見せようと張り切り無駄に大降りになった千景はあっけなくドロップボールなどの変化球の前に三振しまった。
「情けない……」
「まだ次があるよ~」
2アウト出迎えた4番の若葉は、右打席に入り、バットを構えた。
(相手は90kmちょっとのストレートと、チェンジアップ、ドロップか)
1球目、2球目とストレートが投げられ、あっという間に2ストライクに追い込まれていた。そして第三球目に投げられたチェンジアップは外角に外れたため、ボールになった。
四球目に投げられたボールに、若葉は反応していた。
(ストレート!)
ストレートだと思って振ったバットにボールが当たる。しかし芯には当たらず、少し外れた部分ボールは当たった。
鈍い衝撃が若葉の手を襲った。
(あれ?変化した?)
鋭いゴロとなったボールはショートに飛んでいき、若葉は一塁まで間に合わず、アウトとなった。
3アウトとなったため、攻守交代となる。
「おかしいな?確かに芯を捉えたはずなんだが……」
若葉は手の感触を確かめながらマウンドへと向かっていった。
「和田さん。あれってシュートですよね?」
「私の秘密兵器だよ。乃木ちゃんは最初から本気でいかないと撃たれそうな気がしたから使っちゃった」
投手の和田葵は防衛隊の『巫女』の和田渚の姉である。彼女はソフトボールの日本代表選手であった。
バーテックス襲来の日は、実家がある香川にいたため、難を逃れることができた。その後、妹の渚ともども『巫女』になり、防衛隊に所属することになった。
年齢は21歳と『巫女』の中でも最年長である。うら若き少女である。誰が何と言おうと少女である。
「シュート、どちらかといえばツーシームに近い感じがしたが……。普通は打てませんよ……」
苦笑しながら悠岐が葵に話しかけるが、葵は真顔であった。
「いや、勇者の娘たちは慣れれば打ってくるね。配球を考えた方がいいかも。それに『大社』所属の娘たちもかなりの実力者だよ」
そう言ってキャッチャーの方に向かっていった。
「悠岐~お疲れ様」
「まだ何もやってないよ……」
「それでもだよ~」
千尋が悠岐にタオルを渡して話しかけてくる。
千尋も一応は経験者であったが、運動神経がアレなので辞退していた。そのため、マネージャーとしてチームに貢献していた。
「若葉ちゃんたち、相当強いね」
「杏もあれで一般基準で考えれば運動神経はいい方だからなあ……」
特に警戒すべきは若葉と友奈である。どうも彼女たちは、悠岐がソフトボールで挑んでくることを想定して、ソフトボールの訓練をしていたらしい。
『大社』チームが3アウトになり、1回の表の攻撃が終了した。そして1回の裏の攻撃が始まった。
悠岐は3番バッターとしてスタメン出場をしていた。
「若葉がピッチャーか、どんな球を投げるのかな?」
「若葉ちゃんだから結構すごいかも……」
若葉が先頭打者に1球目を放った。
「はやっ!!」
スピードガンには100キロと表示されていた。女子ソフトボールの代表レベルの速球であった。
「勇者ってすごいね……」
千尋の言葉にベンチ内の全員がうなずく。
1番バッターは、高校までソフト経験者であったが、100キロ越えの速球をとらえることができず、三振して帰ってきた。
続く二番バッターも掠ることもできず、三振でアウトとなった。
悠岐は若葉のモーションなどを観察して、タイミングを計っていた。
『3番、センター、山田悠岐さん』
審判に礼をし、左打席に入ってバットを構える。野球と違ってソフトボールでは大きな「ため」を作る打法は一般的ではない。モ悠岐も基本的にはノーステップの打法であった。
「悠岐~がんばれー!!」
千尋の黄色い声援やチームメイトの声援が悠岐の耳に入ってくる。
相手チームの顔つきも一層険しくなり、若葉も眉間に皺を寄せてキャッチャーの友奈と配給を確認していた。
ピッチングモーションはオーソドックスなウインドミルであったが、そこから放たれる速球に前の打者は苦戦していた。
悠岐への1球目は外角高めの104キロのストレートだった。ストライクゾーンから外れており、ボールとなった。2球目は内角低めに放たれ、悠岐はこれを見送り、ストライクとなった。
(思ったよりも早い。だけど……)
3球目の外角の速球に反応し、フルスイングでバットを振りぬいた。
「え!?」
3塁側のスタンドに設置された金網にボールが当たり、ガシャンという音が球場に響き渡った。
「ファ、ファール!」
あまりの打球速度に、サードの千景が反応しきれなかった。
(ちょっと振り遅れたか……)
この打球を見て、若葉と友奈のバッテリーは、サインを慎重に交換していた。
(多分次にストレートを投げたら打たれる。なら……)
友奈のサインに若葉がうなずき、4球目は投げた。
(これは!!)
全く同じフォームで投げられたボールはチェンジアップであった。ストレートに目が慣れた悠岐はタイミングを外され、態勢を崩された。
しかし態勢を崩されながらも、バットを振りぬき、ボールをはじき返した。
高く舞い上がった打球は、レフトのフェンスギリギリまで飛んだ。かなり高い弾道でボールが上がったため、だれもがレフトフライだと思っていた。しかし、予想以上にボールは伸びていき、そのままフェンスを越えてホームランとなった。
「ホームランだ~!」
ベンチが一気に盛り上がり、歓声が上がる。
(あの態勢でもしっかりとバットを振り切れていたからな…… 空振りか芯を外さないと抑えるのは難しそうだ」
若葉と友奈は、悠岐の想定以上の能力の高さに驚くと同時に、次は抑えるぞという気持ちであふれていた。
バッターボックスからベンチに戻る途中、葵から声を掛けられる。
「おめでとう!よくチェンジアップを打てたね」
「あと少しタイミングが悪かったら空振りか打ち取られていましたよ……」
「若葉ちゃんみたいな選手がいれば日本も安泰だろうなあ」
「もう日本以外の国はないですけどね……」
(大会ができたとしてもせいぜい県選抜レベルの大会だけだろうな)
センターのポジションに戻り、守備に集中し始めた。
2回、3回は、両投手が好投し、ノーヒットで回が進んでいった。剛速球とタイミングを外すチェンジアップで三振の山を築く若葉と、多彩な変化球で打ち取っていく葵の投手戦となっていた。
4回の表の攻撃では、千景が打ちあぐねていたドロップをうまくセンターにはじき返し、シングルヒットとなった。
「ぐんちゃ~~ん!!」
友奈からの黄色い声援を受けた千景は、一塁ベースの上でガッツボーズをして格好つけていた。
『4番、ピッチャー。乃木若葉さん』
名前が呼ばれ、右打席に若葉が入る。
(おそらく私が打ち取られたボールは変化球だ。芯を外すボールだな)
野球と違ってソフトボールで実戦レベルのツーシームを投げることができる選手は少ない。ストレートが90キロそこそこしか出ない和田葵が日本代表に選ばれた理由は、キレのあるツーシームやライズボールなど、一流の変化球を投げることができるからである。
(そのボールを打つ!)
若葉は負けず嫌いである。第一打席で自分を打ち取ったボールを打ち返すことでやっと借りを返せると考えていた。
「こい!」
1球目は外角高めのライズボールであった。明らかなボール球であったため、若葉はバットを振ることはなかった。
続く2球目はカットボールであった。
(これは!)
若葉は、自分の体に向かって投げられたと錯覚したが、キャッチャーミットにはボールが入っていた。
「ストライク!」
(フロントドア!えっぐいボール投げるなあ……)
外野から葵の投球を見ていた悠岐は、彼女が本気で若葉と勝負していると確信していた。
フロントドアとは、右投げ投手が、右打者側のボールゾーンにカットボール系の変化球を投げ、内側に曲げてストライクを取る投球術である。右打者にとっては、「死球」を覚悟させられる球であり、プロでも腰が引けてしまう場合が多いボールである。
3球目は、ストライクゾーンから外角に曲がるカットボールであったが、若葉はこれを見逃した。ボールとなり、1ストライク、2ボールとなった。
4球目はタイミングが合わずファールになり、5球目はバウンドボールだったためこれを見送り、フルカウントとなった。
そして6球目は、2球目と同じフロントドアのカットボールであった。
(絶好球!)
若葉はひざ元の内角低めのカットボールを掬い上げるように打った。芯をとらえたボールは強烈なバックスピンがかかっており、高い弾道でレフト方向に飛翔していった。
ボールはそのままフェンスを越え、その向こうのレフトポールに直撃し、スタンドインした。
「ホームランだ!!」
「若葉ちゃん!さすがです!」
『大社』チームのベンチが一気に沸き立ち、ダイヤモンドを一周して、ホームインした若葉を歓声で迎えた。
若葉のホームランにベンチ沸立っていたが、5番バッターの友奈も気持ちが高ぶっていた。
(ぐんちゃん、それに若葉ちゃんも活躍している。私も続かなきゃ!)
友奈は、初球の外角のストライクゾーン外からストライクゾーンに変化するバックドアのボールに反応した。友奈は、コンパクトにスイングしていたつもりであったが、芯をとらえたボールは、逆方向のライトに向かって飛んで行った。
これも柵越えのホームランであった。
後続の伊予島杏はセンターフライに打ち取ったものの、これもあわやホームランのボールであった。
攻守交替で、ベンチに悠岐が戻ると、葵とキャッチャーが話し合っていた。
「正直あのボールが打たれるとなると、投げる球がないなあ……」
「和田さん以外に乃木さんや高嶋さんを抑えることができそうな投手はいないものね……」
ちなみにキャッチャーも大学生までソフトボールを経験している人であった。普段は香川県警で働く警察官のお姉さんである。
「悠岐がやれば?確か投手もやったことあるよね?」
千尋が悠岐に聞く。
「小学校の時に何回か投げたことはあるけど、コントロールが悪いって言われて首になった」
球の速度は速いんだけどねえ……と言って頭を掻く。
結局、ほかに勇者のメンツを抑えることができそうな投手がいないため、続投となった。
「私が打ちますので、安心してください!」
「私も頑張ります!」
ほかのチームメイトもバットを持って声を上げる。素人の若葉に悠岐以外ノーヒットであることが、経験者たちの心に火をつけていたのである。
4回の裏の攻撃は、悠岐の前のバッターが粘り続け、何とかフォアボールで出塁をした。
「さて、今度はバックスクリーンに叩き込みますか!」
そういって左打席に入っていったのである。
参考にした投手は、平林金属のエースの松田投手です。
野球みたいなスライダーとカット系のツーシームなどを投げることができる投手です。
ちなみに男子ソフトボールでも、実戦でスタンドのポール付近まで飛ばすことはなかなか難しいです。
作者も一度もホームランは打ったことがない雑魚だったので、スラッガーにはあこがれますね。