ジョージはどう接すれば良いのか困惑する。
…まぁいつものペースだけども。
「…!指揮官、目を覚ましたのか」
「UMP45から聞いてなかったか?」
「アイツが?…言ってくれるわけないだろう」
何となくAR小隊と404小隊は仲があまりよろしく無さそうな雰囲気を察した。
改めてこの場に居るメンバーを見てみる。
今はめっちゃ凹んでる暴走ガールM4。
M16、AR-15、SOPMODⅡ…AR小隊が勢揃いしている。
「あん時は色々ごたついてたから紹介がまだだったな。私はM16」
「AR-15よ」
「SOPMODⅡって言うの!よろしくね、指揮官!」
三者三様の自己紹介をされる。
「ジョージ・ベルロック…指揮官見習いだ。君達が無事で良かったよ」
「指揮官見習い…?じゃあ、正式な指揮官じゃない奴が私達の救援に来てたってことなのか…?」
M16の表情が曇る。
そりゃそうだろう…見習いに任せるなんて流石にどうかと思うし。
「凄いじゃないか。見習いであんな指揮が出来るなんてな…人間と戦えない私達の代わりに命賭けたり、代理人と正対して帰ってきたり…本部にいる腑抜けた奴らにはいい刺激だろう」
「思ったよりも好評でちょっとビビってるんだが」
「私達の間じゃM4が懐いている指揮官と言うだけで一目置かれるくらいよ」
え、そんな評価高いの俺。
…と、まぁそんな社交辞令は置いといてだ。
「…なぁ、Mふぉ
「指揮官!あぁ指揮官良かった!目を覚まされたのですね!?私、心配で心配でずっと出撃を待っていました!駆け付けた時の指揮官の姿を見てクソ鉄血ぶっ殺してやるなんて思いましたけど指揮官に会えましたので全部どこかへ投げ捨ててきました!あの後周囲に残っていた鉄血を全部掃討したんです!私頑張ったんですよ?それでですね指揮官!やはり貴方は素晴らしい人です!約束通り私に言った日にちより1時間43分50秒早く事態を終息させるなんて!流石指揮官です!でもあのツンデレライフル助けるためにあんな劇薬を使うのだけは私も怒りましたよ!今でもまだ怒ってますからね!ああでも指揮官は今動けませんね?安心してください私がお世話しますから!何からナニまで全部私に任せてください…不自由はさせませんから!大丈夫です!練習しましたから…私がずっと側にいますよ…指揮官?聞いてますか?指揮官、指揮官!」
待って。
オーモーイーガー状態のM4がノンブレスで喋る。
てかまだ喋ってる。
俺もそうだけどAR小隊のこの子達もドン引きしてる。
「M4〜?私お腹空いちゃった〜。カフェ行こうよ」
「SOPMODⅡ?私はまだ指揮官と…あ、引っ張らないでったら。もう…指揮官、また後で、必ず!来ますから!待っててくださいね!?」
SOPMODⅡを拒絶しない辺り、やっぱり小隊の事は優先度高いんだな。
…病室に、俺と、M16とAR-15が残された。
沈黙をM16が破る。
「指揮官、単刀直入に聞く…M4を損傷させたのは、アンタだな?」
「…っ!」
精算の時。
ここまで書きたかったから鬼の様に更新していました。
…ジョージの中に残る罪悪感にケリをつけよう。