インフィニット・ストラトス・桜花舞う   作:京勇樹

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すいません、短いです


幕間

一夏が朝倉家に泊まっている時、芳野家。

 

「ふぅ……」

 

義之が一人で、縁側に座っていた。

そして義之は、IS学園に入ってからを振り返り始めた。

 

「ISに選ばれたのもだけど、いきなり模擬戦する流れになったなぁ……」

 

クラス委員を掛けて、一夏、義之、セシリアの三人で模擬戦することになった。義之はセシリアに勝てたが、あれはセシリアが油断していたのが大きいと考えている。

そこから少し間を空けて、謎の無人機の襲撃。

あの時は、連携を駆使して戦った。

 

「まあ、怪我人もなくて良かったか」

 

大火力機相手に、誰一人も怪我人が出ることなく撃破出来た。僥倖だろう。

レゾナンスでのテロは抜きにして、臨海学校での最新軍事用機との戦闘。

義之と一夏が一度大怪我を負ったが、無事に事件は解決出来た。あの後、防衛省の官僚が直接謝罪に来たので、義之としては水に流している。

やはり、激動過ぎる展開に

 

「……どうにかしないとなぁ……」

 

と呟いた。そこに、麻耶がやってきて

 

「どうしたの、義之?」

 

問い掛けながら、隣に座った。風呂上がりらしく、可愛らしい寝間着姿に良い匂いがする。

 

「いや……IS学園に入ってから、激動だなって思ってな」

 

「ああ、なるほど……確かにそうね」

 

義之の言葉に、麻耶も同意した。麻耶は中途編入だが、その直後に臨海学校での事件があった。

しかも、その事件で義之が重傷を負ったのだから、ひとしおだろう。

 

「多分、これからも事件が起きるんだろうなぁ……」

 

「お願いだから、怪我はしないでね……」

 

麻耶のそのお願いに、義之は無言で頭を撫でた。

そして、少しすると

 

「さてと……っと!」

 

「ひゃっ!?」

 

義之は立ち上がり様に、麻耶をお姫様抱っこで持ち上げた。

 

「よ、義之……?」

 

「ん? 久しぶりに……な?」

 

義之のその言葉に、麻耶は顔を真っ赤にして頷いた。

二人は恋人なので、当然そういった行為もする。ただ、IS学園は学校なので自重したのだ。

そして二人は、義之の部屋に姿を消した。

場所は変わり、朝倉家。

そこでは、一夏が音姫から借りた卒業アルバムを見ていた。

部活総数は付属と本校合わせ、優に30を超えて、校舎の広さはIS学園を超えている。それに合わせて、在学中の人数もIS学園を超えていた。

 

「……凄い学校……」

 

一夏はポツリと呟き、アルバムを読み進めた。

するとイベントの写真に変わったのだが、その一つに音姫の姿があった。水着を着ているので、恐らくはミスコンだろう。

音姫の他に由夢の姿もあり、更に他の少女達も全員が美少女だった。

 

「これ、中々の激戦だったろうな」

 

IS学園は国際色豊かに美少女達が多いが、風見学園は一人をその殆どが日本人だが見た目と雰囲気が様々に違う美少女が多い。

よく見れば、その内の一人は弾が持っていた雑誌に載っていた義之とバンドを組んでいたボーカル。白河ななかだ。

 

「……本当、イベントが盛りだくさんなんだな……」

 

それが、一夏のイベントの写真を見た感想だった。

何せ、同じページにミニスカサンタというコスプレをした由夢の姿もあったからだ。

それだけでなく、別のページには春と秋に行われているらしい体育祭。ハロウィン仕様のコスプレ、学生の内からある技術発表など、多岐に渡るイベントが確認出来た。

 

「……こういう学校に通ってみたかったな」

 

思わず、そんな言葉を一夏は口にした。それほどまでに、楽しそうだと思えたからだ。

そして、アルバムを閉じた一夏は少し考えてから

 

「……明日、見学してみるか」

 

と呟き、アルバムを机に置いてから就寝したのだった。

こうして、一夏の初音島での一日目が終わった。

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