一応夏休みに入ったんですが、もうすぐで妹が初めて出産する為、実家の一部を工事(親父の俺、弟で)してる為、書く時間が少なかったんや
翌日、一夏は何時も通りの時間に目が覚めて、ランニングに出た。その頃、義之は部屋のベッドでまだ寝ている麻耶を撫でていた。
そして空いてる片手には、携帯がある。
「……日本の魔法使いが、IS学園にか……」
義之が見ていたのは、さくらから送信されてきたメールだ。その内容は、日本の魔法使い二人がIS学園に入るというものだ。
しかも、一人は義之も一度会ったことがある飛鳥だ。
「……さくらさんからしたら、誰が敵か分からないのも含めて、俺達の安全の確保……かな?」
IS学園には、既に闇の魔法使いの仲間が潜入しているのは確実だ、とさくらは見ており、それが誰かはまだ分かっていない。
日本というより、光側の魔法使い達は何としても闇の魔法使い達の勢力を削り、且つ企みを潰したい。
それならば、敵が狙っている場所に戦力を増やすのが確実だろう。
「……問題は、相手の戦力か……」
幾らこちらの戦力を増やそうが、相手の戦力が上回っていたら意味は無い。数の戦力、個の戦力。
それらが合わさらないと、意味は無い。
「問題は山積みだな……頭が痛くなるな」
義之はそう言って、頭を掻いた。
義之はまだ戦闘向きの魔法は、殆ど使えない。使えるのは、身体能力の強化が主だ。
「……なんとか、覚えるか……」
魔法使いにも、適正タイプというのがある。
義之はまだ、自分の適正が分からないでいた。
そして時は少し進み
「今日は……天枷研究所に来てみたけど……」
朝食後、一夏は天枷研究所に来ていた。
しかし門の所で、入るのを躊躇っていた。その理由は、門もだが正面入口に鍛えてると分かる屈強な警備員達が威風堂々と立っているからだ。
一夏もIS学園に入ってから鍛えているが、目の前の警備員達には劣る。
「すまない、そこの少年。要件が無いなら離れてほしいんだが……」
「あ、いや、あの……見学をしたいんですが……」
警備員に問い掛けられた一夏は、おっかなびっくりという様子で答えた。すると一人が端末を操作し
「……すまないが、今日は見学の予約は入っていない。事前に予約してもらわないと」
と一夏に告げた。すると一夏は、以前に義之や麻耶から渡された名刺を取り出し
「あ、あの。俺、ここの研究者でもある義之や沢井さんの知り合いでして」
とその警備員達に、名刺を見せた。
裏面も確認した警備員達は、ああ、と声を挙げて
「君が桜内研究員や沢井研究員の言ってた、IS学園に居るっていうもう一人のか」
「なら、少し待っていてくれ。所長達に念のために確認する」
と言って、無線機を使って連絡を始めた。
少しすると
「確認が取れた。芳野所長が来てくれ、だそうだ」
「そこの入口から入ったら、受付で簡易IDを発行してくれ。そこからは、専用のμが案内する」
「ありがとうございます」
警備員達の言葉に従い、一夏は入口から中に入った。
「あ、君が警備員が言ってた少年だね? こっちに来てくれるかな」
受付に居た眼鏡を掛けた女性。
ぶっちゃけ言って、水越女史が一夏を手招きした。呼ばれた一夏は、受付カウンターに近づき、水越女史が出した用紙に自分の名前をフルネームで書き、IS学園の生徒という事、更には血液型を記入し水越女史に返した。
用紙を受け取った水越女史は、パソコンを操作してから一夏の前に機械を置き
「それに、右手を置いてくれる? そこから生体情報を読み取るから……それと、こっち向いて」
と一夏の顔を撮影した。一夏は言われた通りにして、少し待った。すると、水越女史は一夏に一枚のIDカードを差し出して
「はい、これを持っててね。無くしたら、警備ロボットが速攻で近づいてきて、制圧するから気をつけね」
と言った。
それを聞いた一夏は、IDカードを出されたカード入れに入れてから首に掛けた。
それを確認した水越女史は、一夏の後ろを見て
「それじゃあ、美秋。後をお願いねー」
と言って、それを聞いた一夏は振り向いた。その先に居たのは、秋を彷彿させる橙色の着物を着た女性。
に見えるμだった。
「はい、承りました」
「あ、えっと……お願いします」
「はい。着いてきてくださいね」
一夏が頭を下げると、美秋は微笑みながら先導を始めた。