自己満でやるので、気分でやめると思います。
それでもいいよって人はぜひ読んでいってください。
-空を見ていた…不気味な白玉が漂い、桜が散る青に灰色が混じった空を
-共に何かを思い出しそうになっていた、この空に既視感を覚えて…
「あの…どうされたんですか?そんな所で」
「……?」
不意に声をかけられ考えが霧散する。
「そろそろ朝食の時間です。早めに戻ってきてくださいね?」
妖夢は俺の答えを待たずに、絹のようなサラサラな白髪を揺らしながら、優しく微笑み俺に対してそう言って屋敷の方へと戻って行った。
-初めにあった頃に比べて俺に対しての表情はかなり柔らかくなったような…
妖夢とも少しずつ打ち解けられてるのかと思うと、多少気分が高揚するのを感じた。
春も終わり頃、まだちょっぴり冷たい小川の水を手ですくい、自身の顔にかけてまだ少し眠たい目をはっきりと目覚めさせた。
少人数で暮らすにはとても大きすぎる屋敷へと戻る、二人は既に食卓の前に座っていた。俺が最後か…。
「あら、思ったよりも帰ってくるのが早かったのね、悠哉」
意外そう、かつ子供っぽい顔をして屋敷の主は俺にそう言った。
〈顔を洗ってきただけだからな〉
懐にしまってある-万年筆-と-メモ帳-を取り出し、慣れた手つきでメモ帳に書き込み彼女に軽く見せつける。
「まぁいいわ、早く食べてしまいましょう?お腹が減ってもう持たないわ…」
「ですね…では幽々子様、頂きましょうか」
俺がせっかくメモ帳に書いた内容を軽く流し、朝食を摂り始める彼女らを見て、バレない程度に溜息をつき、手と手を合わせて頂きますと-心の中-で言いながら俺自身も食べ始める。
…まぁここは妖夢が作った非常に美味い朝食に免じて何も思わないでおくとしようか。
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朝食を食べ終え、特にすることも無いので屋敷の周りを適当に散歩する。
「フフッ、悠哉もここの生活にはそろそろ慣れたかしら?」
妖艶な笑を浮かべながら俺に問いかける。幽々子の顔を見た瞬間胸が高鳴るのを感じる。…この笑にはまだ当分慣れなさそうだ。
何故か幽々子も着いてきたが、話し相手がいた方が退屈しないためここは何も言わないでおくことにした。
-私の…光に…なってください…っ!-
「っ……」
幽々子の顔を見てふとその言葉が頭をよぎり、思わず立ち止まってしまった。
「ん?どうかしましたかー?」
幽々子は不思議そうに俺を見てそう問いかけた。
〈いや、何でも…そうだな、ようやく現実味が湧いてきたって感じ〉
いつも以上に素早く書き進め、幽々子にメモ帳を見せる。
「そう…それなら良かった…」
安心したような顔で幽々子は歩き続ける。
こういう発言と文面での会話にも徐々に慣れつつあった。
元々喋ることの出来ない俺にとっては、この万年筆とメモ帳はもう手放せないものである。
「とりあえずそこで1度休憩しましょうか」
暫く歩き疲れたのか幽々子はそう提案した。
俺も軽く頷き、お互い草原の上に座る。
「……」
「……」
せっかく2人で居るのに何故か会話が全く発生しない、何故?
でも俺はこの沈黙に不思議と気まずさを感じなかった。
今朝のようにまた空を眺めながらなんとなくあの日のことがぼんやり頭の中に浮かびそのまま、
-何時しかの思い出を振り返った-
こうやって見ると思ったよりも文章書くのって難しいですね…。