ハイスクールD×D 優しい光と闇を持つ者   作:夢の翼

9 / 32
        僕はエクスカリバーを許さない


第8話 聖剣を憎む者

二人の聖剣使いから何とか逃げる事ができた一誠は、近所の公園で一息ついていた。

 

「ふぅ~なんとか逃げられたな」

 

『そうね、全くあの聖剣使いは何を考えてるのかしら』

 

「全くだ」

 

一誠は今日は学校を休むことにした、聖剣使いが駒王学園にいる以上学校に行けない。行ったとしても、朝のような事が学校で起きて関係のない人を巻き込んでしまう可能性がある。

 

「それにしても、何であんな簡単に聖剣の刃を折る事ができたんだ?聖剣ってあんな簡単に折れるもんなのか?」

 

『いえ、そんな簡単に聖剣が折れることはないわ、もし考えられるとしたら』

 

「まさか・・」

 

ドライグが可能性として考えたのは。

 

『一誠の中に存在するあの光だと思うの』

 

「光・・・」

 

一誠は思い出したあの光の事を、黄金に輝くあの美しい光の事をアーシアを生き返らせたあの光を。

 

「じゃあ、あの光は俺に力を貸したって事か?」

 

『そうとしか考えられないわ、まぁあくまで推論だけど」

 

あの光は聖剣を簡単に折る程の力がある、その力の源は何なのかまた謎が増えるばかりだった。

 

 

 

そしてその夜

 

一誠とアーシアは晩御飯の材料を買いに外へ出かけていた。

 

「今日のご飯は何にしようか・・・アーシアは何か食べたい物はあるか?」

 

「私は一誠さんが作るものならなんでも!」

 

「そうか!、なら今日は・・・っ!?」

 

一誠は近くから悪魔と聖剣の気配を感じた。

 

(ドライグ!場所は!?)

 

『すぐそこの、建物のからよ!』

 

「アーシア!少し走るぞ!」

 

すると一誠は気配を感じた建物の方へ走る

 

「い、一誠さん!待ってくださ~い!」

 

アーシアも一誠の後を追いかける

 

「っ!木場・・それに塔城・・・その他」

 

「っ!兵藤君・・・」

 

「・・・・兵藤先輩」

 

「その他ってなんだ!!」

 

「貴様は!赤龍帝!」

 

「あぁ!私のエクスカリバーを折った人!」

 

一誠がたどり着いた先に居たのは、裕斗と小猫とそしてその他と言われた匙元士郎と今朝の聖剣使いの二人と神父が居た。

 

「おやおや?今度は人間の神器所有者が来ましたか~それに赤龍帝!僕ちん今日はついているでありま~す!」

 

はぐれ神父ことフリード・セルゼンが不気味な笑顔で一誠に手を振る。

 

「・・・・エクスカリバー?何で三本・・・いや何で四本もあるんだ?」

 

一誠はエクスカリバーが四本もある事に少し驚いていた。

 

『イッセー、エクスカリバーは昔の大戦で折れて錬金術で今は七本になってるのよ』

 

ドライグは今のエクスカリバーについて一誠に教えていた

 

「そうか、折れちまったのか・・あの伝説の聖剣が」

 

「隙ありっ!」

 

一誠がエクスカリバーの事を考えてる隙にフリードが天閃の聖剣(エクスカリバー・ラビットリィ)で一誠に切りかかる。

 

赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)!!」

 

『Boost!!!』

 

一誠は間一髪エクスカリバーの斬撃を防ぐ

 

「おうおう!俺さまのエクスカリバーちゃんを片手で防ぐなんて、そこのクソ悪魔くんやビッチ二人より楽しめそうじゃありませんか!」

 

「あんまり嬉しくないな!、アーシア下がれ!」

 

「は、はい!」

 

一誠はフリードを押しつつアーシアに下がれと叫ぶとアーシアは建物の陰に隠れる。

 

「それじゃあ、俺さまのエクスカリバーちゃんの餌食になってちょっ!」

 

「誰がエクスカリバーに切られるかよ!」

 

一誠はフリードが持つエクスカリバーの斬撃をかわしづつ攻撃のタイミングを待った

すると一瞬隙が出来きそして。

 

「行っけぇぇぇぇぇぇぇッ!」

 

『Explosion!!!』

 

「っ!?ちッ!!」

 

フリードは一誠の拳をエクスカリバーを盾にして防ごうとするが。

 

パァリィン!!

 

「ちょ!?ぐはぁぁ!!」

 

一誠の拳は盾にしたエクスカリバーを砕きフリードの腹へ直撃して、フリードは建物へと吹き飛ばされる。

 

「大丈夫かな?・・・・」

 

一誠は少しやりすぎたかなと思いちょっと心配している。すると小猫が。

 

「・・・・兵藤先輩グッジョッブです」

 

子猫が一誠に親指を立ててそう言う。

 

「お、おう・・・・グッチョッブ」

 

一誠も子猫に親指を立ててグッチョッブとする、すると建物へと吹き飛ばされたフリードが腹を抑えて出てきた。

 

「ちょっと・・・こんなのあり?俺さま超痛いんだけど」

 

「あ、生きてた、よかった」

 

「よくないんだけど・・・俺さまのエクスカリバーちゃん一本折れちゃうし何なのよあんた?」

 

そんな会話をしていると。

 

「ほう・・・エクスカリバーを折るか・・・中々やるな」

 

建物の奥から神父服を着た老人が現れた。

 

「バルパー・ガリレイッ!」

 

憎々しげに裕斗は老人を睨み付ける。

 

「いかにも」

 

バルパーは堂々と肯定した。

 

「フリード、何をしている?」

 

バルパーは負傷しているフリードに声をかける。

 

「じぃさん・・・どうする?正直なめてたわ・・・あの赤龍帝・・・めっちゃ強えは」

 

「赤龍帝・・・成程、噂どうりだな・・・フリード引くぞ」

 

「あいよっと!」

 

するとフリードは一誠達に閃光騨を投げ視界を奪う、そして光が晴れた後にはフリードとバルパーの姿はなかった。

 

「逃がすかッ!バルパー・ガリレイ!」

 

「くッ!逃がすか!」

 

「待ってよ!ゼノヴィア!」

 

木場とゼノヴィアはバルパー達の後を追いイリナも木場たちの後を追う形で行った。

 

「もう、出てきていいぞアーシア」

 

すると物陰に隠れていたアーシアが出てくる。

 

「一誠さん!大丈夫ですか?」

 

「あぁ、大丈夫だ」

 

そして残っていた、小猫と。

 

「で!お前何者なんだよ!!」

 

さっきまで空気になっていた匙が一誠に話しかける。

 

「お前こそ誰だよ・・・あぁ~悪魔か」

 

『イッセー、その子ヴリドラの神器をもってるわ』

 

「ヴリトラって、あの邪龍で五大龍王の?」

 

匙が持つ神器、黒い龍脈(アブソーブション・ライン)を見てそう言う。

すると。

 

「これは、いったいどういう事?」

 

すると、赤い魔方陣が現れそこからリアス・グレモリーと眼鏡をかけた少女 ソーナ・シトリーが現れた。

 

「なんだ、お前らか」

 

一誠はリアスたちを見て言う

 

「・・・・此処でな何があったの?」

 

「お前んところの木場が此処ではぐれ神父と戦ってたんだが、途中で逃げてな後を追いに行った、何があった?」

 

一誠はリアスに事情を聴く。

 

「・・・・聖剣エクスカリバーが盗まれたのよ」

 

「教会は何やってんだよ」

 

『管理がなってないわね』

 

「全くだな」

 

一誠は一息するとアーシアを連れてその場を離れようとする。

 

「待って!」

 

リアスが一誠を止める。

 

「なんだ?」

 

一誠はリアスの方に振り向く。

 

「この前は・・・・ごめんなさい・・・・私が間違ってたわ」

 

リアスが一誠に頭を下げて一誠に謝る。

 

「わかってくれれば何よりだ・・・アーシア行こう・・・時間くっちまった」

 

「はい!、えとグレモリーさん、さようなら」

 

一誠はアーシアを連れてその場をさった。

 

「リアスもしかして、彼が・・赤龍帝ですか?」

 

「えぇ・・・そうよ、私たちを一瞬で倒した人間よ」

 

リアスは一誠が去った場所をジッと見つめていた。

 

 

 

 

 

 




こんにちは!

第9話です!今期末で遅れているので更新が遅くなります

本当にすみません!

感想お願いします

次回予告

第9話 約束された絆の剣

お楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。