俺がソロでA級になったのは間違っていない   作:はるかゆう

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どうもはるかゆうです。
この話はかなり他の作者の影響を受けてる部分があります。
最初の流れだけ勘弁してください泣


2話

 

雪乃「いつまでも突っ立ってないで、座ったら?」

 

八幡「…ああ。」

 

八幡は教室の後方にある椅子を1つ取っていった。

 

八幡「そういえば、ここどんな部活なんだ?」

 

雪乃「平塚先生から聞いてないの?」

 

八幡「ああ、ただ付いて来いって言われただけだからな。」

 

雪乃「…そう。ならゲームをしましょう。ここがなんの部活か当ててみなさい?」

 

八幡「はぁ…。」

 

教室内を見渡す。変わったものはない。あるのは机と椅子だけ。加えて部員は彼女一人。

 

八幡「奉仕部、とか?」

 

雪乃「…あなた知っていたんじゃない。そんな分かりやすい嘘を「は?本当に奉仕部なのか?」

雪乃「え?…あなた知っていて嘘を付いたのではないの?」

 

八幡「いや、教えられてないって…ただ平塚先生に奉仕活動とか言われたからたまたま言っただけだ。」

 

八幡はまさかそんな部活はないだろうと思い答えたが、まさかの的中に驚愕していた。

 

雪乃「…そう。その通り、ここは奉仕部よ。

持たざるものに自立を促す部活。

ホームレスには炊き出しを、途上国にはODAを、モテない男子には女子との会話を。

ようこそ奉仕部へ。歓迎するわ。」

 

八幡(今なんか明らかに余計なもの入ってなかったか?)

 

雪乃「あなたは今日から私が人格の矯正を行うのだから、感謝なさい。」

 

八幡「そりゃどーも。だが俺には解決しようとしてる問題なんてないし、そもそも女子とだって昨日も話してるからお前に頼む必要は一切ない。」

 

雪乃「…比企谷くん。目だけではなく頭の中まで腐ってるのね…。

流石に哀れだわ。そんな妄想をするなんて…」

 

八幡(なんだこいつは…)

「まさか雪ノ下雪乃がこんなやつだったとは…驚いた。」

 

雪乃「あら?私を知っていたのね。とても気持ち悪いわ。」

 

八幡「いや俺が噂に聞いた雪ノ下雪乃はお前じゃないようだ。いや正確には足りないのか。容姿端麗、文武両道、だが傲岸不遜に、無礼千万が抜けてるな。」

 

雪乃「なんですって!…あなたは問題だらけよ。自覚がないあたり、さらに悪いわね。そこも直すべき問題よ。」

 

八幡「俺からすればお前の方が問題あるけどな。人の問題を勝手に決めつけて勝手に解決しようとする時点で人間として致命的だ。」

 

雪乃「あら、私で致命的ならこの世の多くの人間が致命的だわ。人類に今すぐ謝罪しなさい」

 

八幡「断る。少なくともお前より優れている人間なんて山ほどいる。

少し容姿が良くて勉強できるくらいで調子に乗るな。お前程度の美人な人なんか沢山いるぞ。」

 

ボーダーには雪乃に引けを取らない美人が多く在籍している。同じく総武高校にいる綾辻などがいい例だ。

 

雪乃「あらそう。だけど例えいたとしても、その人達があなたと関わることなんて一生ないでしょうけれどね。」

 

八幡(…漱石枕流(そうせきちんりゅう)も追加だな。)

「平塚先生、俺も暇じゃないので帰ってもいいですか?」

 

八幡はその場にいない人物の名前を呼ぶ。

 

ガララ

平塚「・・・気づいていたのか比企谷。雪ノ下、かなり難航しているようだな。」

 

雪乃「彼が問題を自覚していないからです。」

 

八幡「俺は今の自分に満足している。それに問題があったとしてもわざわざお前なんかに頼まねーよ。」

 

雪乃「あなたのそれは逃げでしょう?」

 

八幡「変わるのも現状からの逃げだ。どうして過去や今の自分を肯定してやれないんだよ。」

 

 

 

雪乃「・・・それじゃあ悩みは解決しないし、

 

誰も救われないじゃない!」

 

 

 

雪乃は少し大きな声で叫ぶように言った。

 

 

八幡「救われない?じゃあお前は誰かを救ったことがあるのか?」

雪乃「っ!…少なくともあなたよりは救えるわ。」

 

八幡「逃げることを知らないのはただの馬鹿だ。逃げることが最善のこともあるし、ましてや逃げ続けることができたのなら挑む必要もない。それに・・・挑み続けられると思ってる方がよっぽど頭が悪い。お前は今目の前にネイバーがやってきても逃げないって言うのか?」

 

雪乃「っ…それは…」

 

平塚「比企谷!そこまでにしたまえ。確かに君 「平塚先生」 っ…悪い。しかしそれとは問題が違うだろう。」

 

八幡がボーダーだと知っている平塚は、あやうく言いかけるところで、八幡が呼びかけたことで言わずに済んだ。

 

ボーダー隊員である事は、何かと注目されやすい。静かに暮らしたい八幡としては、ボーダー隊員であることが知られたくないので、それを知っている教員には個人情報として隠すように言ってある。

 

八幡「まあどうでもいいです。どちらにせよ俺には、こいつの問題を解決しようなんて思わないですから。」

 

雪乃は八幡を睨み続けている。

 

平塚「彼女は彼女なりに人を救おうとしてるんだ。それを踏みにじるようなことを言うな」

 

八幡「そうですか。ならこいつは今までの俺を踏みにじるような発言をしましたね。これでおあいこです。

それに俺は変わる気は無いですしここに入部する気もないです」

 

八幡はドアの方向歩き、教室を出た。

後ろから平塚の八幡を呼ぶ声が聞こえたが聞こえないふりをし、そのまま昇降口から外に出て自転車が置いてある駐輪所へ向かった。

 

 




読んでいただきありがとうございます。
次回はワートリ要素が入ってくるのでまた読んでください。
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