俺がソロでA級になったのは間違っていない   作:はるかゆう

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どうもはるかゆうです。

書き始める前にちゃんと調べてなかったせいでちょっとまずいことになりました。
ワートリの1話目が何月の話か分からなかったので、書きやすいタイミングで入れようと思ったのですが、あれ1月の話なんですね汗
(確かに1話目に受験時期って書いてあったわ)
二学期あたりに入れようと思ったんですが、時系列を合わせるとかなりあとの話なんで書けない気がしてきました。
なので場合によっては時系列が矛盾する可能性があります。
それでは本編どうぞ。





3話

 

出水「お?ハッチじゃねーか!今日来てたのか!」

 

出水公平。A級1位の太刀川隊でポジションは射手(シューター)

 

八幡「出水か。いや今来たとこだし、本当は来るつもりなかったんだけどな…。」

 

八幡は今日本部に行く予定は無かったが、今日の放課後に起きた事でかなりストレスが溜まっていた。

 

出水「へー、ハッチにしては珍しい気がするな。特に何もないのに来るなんて。」

 

八幡「ん…そうだな。入りたての頃はともかく、最近は用がない日は来ないしな。」

 

出水「じゃあ暇してんだろ?あいつらもすぐ来るから、個人ランク戦しようぜ?」

 

八幡「いいぞ。俺もちょっと暴れたいとこだったしな。」

 

出水「げっ!お前が暴れたらどうなるんだよ…」

 

米屋「あれハッチいんじゃん?」

 

緑川「ホントだ!ハッチ先輩どうしたの?」

 

米屋陽介。三輪隊の攻撃手(アタッカー)で槍の形をした孤月を使っている。

緑川駿。草壁隊の攻撃手でスコーピオンと素早い機動力を武器にしている。

 

出水「お!来たな。ハッチが居たからランク戦誘ったらやるってよ!」

 

八幡「今日はちょっと気分転換に来ただけだ。」

 

米屋「へー。いいぜ、早くやろう!」

 

緑川「よっしゃー!燃えてきた!」

 

出水「じゃあいつも通り、3対1でいいよな?」

 

八幡「ああ、いいぞ。」

 

4人はそのまま各々ブースに入って行った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

『ランク戦5本勝負 開始』

 

八幡「よーし、どうすっかなー。」

 

周りは建物に囲まれている。住宅やビルも並ぶ隠れやすいエリアだ。

 

八幡は今、大通りに立っていて隠れる様子もない。

 

八幡は右手に孤月を展開した。

すると右側後方から槍が襲いかかってきた。

 

ガン!

八幡「お前が最初か。」

米屋「3対1で逃げてらんねーからな!」

 

初撃の突きを払うように防いだ八幡に、米屋は薙ぎ払うように攻撃した。八幡はそれを防御せず後方に退がることで避けた。

 

ガキンッ!

緑川「!」

八幡「バレバレだっ。」

 

八幡が回避した瞬間、後方から緑川がスコーピオンで襲撃を行ったが、八幡の左肘から伸びたスコーピオンで防がれてしまった。

 

緑川「クッソ〜!良いタイミングだと思ったんだけどな〜!」

米屋「メインが孤月だったかー。逆ならかすり傷ぐらいいってたか?」

 

米屋と緑川は直ぐに八幡から離れた。その瞬間無数の弾幕が八幡目掛けて襲いかかってきた。八幡は2人から距離を取り、かつ弾の出所の方向に向かって走り出しながらシールドを展開した。無数の弾は出水によるバイパーであり、八幡は放物線を描く様に襲ってきたバイパーをギリギリで避け、それでも当たる弾はシールドによって弾いていく。

 

米屋「ここでそっち狙うのかよ!」

緑川「ハッチ先輩マジ?」

 

2人は八幡の行動に驚愕した。射手である出水を狙うのは間違っていない。ただこの状況に置いては、出水に向かう八幡の後方に米屋と緑川の2人がいるという、八幡を三角形に挟む形になってしまう。この状況は普通に考えれば最悪な状態だ。

 

出水「いいぜ…来いよ!」

出水は両手にバイパーを大量に展開した。

出水「食らえ!」

八幡は斜めに避けながら、避けきれない弾はシールドで防ぐ。弾を撃ち続ける出水にさらに近づく八幡。しかし、あと数メートルというところで、その後方から緑川がグラスホッパーを利用して襲いかかってきた。

 

緑川(いけるっ!)

八幡「来たな?」

緑川「!?」

 

八幡は一瞬緑川の方を見て、サイドエフェクトを発動した。八幡のサイドエフェクトは『瞬間知覚』。五感から得た情報を基に、一瞬で選択肢が頭に浮かぶ。まんまと誘い出された緑川の攻撃モーションから、攻撃を予測した。

 

八幡はスコーピオンを枝刃で首と左脇腹に展開。

八幡「もーらいっ。」

緑川「ーーっ!」

その瞬間、身体を独楽の様に回して孤月で緑川の首を刎ねた。

 

『緑川 緊急脱出(ベイルアウト)

 

上空に向けて光が飛んだ。

 

出水「はあ〜!?嘘だろ?」

米屋「さすがハッチだなっ!」

八幡「次行くぞ。」

 

米屋が旋空を放つ。八幡が回避するが出水との距離が離れる。その間に出水は体制を整えた。場所は交差点に変わり、かなりひらけた場所になった。

 

出水「いや〜、キツいな〜。」

米屋「出水のバイパー避けながら緑川倒すとか、相変わらずバケモンだな。」

八幡「たまたまだ。2回目はさすがにムリ。」

米屋「信用ならねぇってのっ!」

 

米屋は再度旋空を放つ。八幡は後方に避けながら、左手にキューブを展開した。

 

八幡「アステロイド」

64分割にされたキューブは、真っ直ぐ米屋と出水に向かっていく。2人はシールドを展開した。しかし、八幡の放ったキューブは直前で大きく曲がりながら2人を襲った。

 

八幡「チッ…無理か。」

出水「さすがに分かるっての。」

 

八幡が本当に放っていたのはバイパーであったが、2人はそれを見抜き全方位にシールドを張っていた。

 

米屋「オラッ!」

米屋は距離を詰め、連続で鋭い突きを放つが、八幡は両手で持った孤月で防ぐ。八幡が反撃をするが、米屋は大きく後退し、出水のアステロイドが八幡に放たれる。

八幡「チッ!めんどくせー…」

 

八幡は大きく引き下がりながら左手にバイパーを展開し、出水の右手側に向かって曲線を描いて放たれた。

出水「そんなんじゃ当たんねーぞ!」

 

出水は左方向に避けていくあいだに、八幡は米屋に向かっていく。八幡は左手にスコーピオンを装備し米屋に攻撃する。米屋は八幡の猛攻に防戦一方で、頰や脇腹にかすり傷を負った。

 

米屋「クッ!」

 

出水「! 米屋っ!左側に回りこめ!」

 

八幡「させねーよ!」

 

八幡は左回転しながら孤月とスコーピオンで米屋を攻撃。米屋はガードしたが、左方向に弾かれた。

 

米屋「あ〜! やられた…」

出水「オイオイ…」

 

八幡は三角形のように対峙している状況をどうにかするために、まずバイパーで出水の位置を動かした。八幡の左側にいた出水正面に近い方向に持っていき、米屋に近づくことで米屋の後方に出水がいるようにしたのだ。

 

八幡「これで出水の牽制もしづらいだろ。」

米屋「ほんとハッチはいやらしいな。」

八幡「おい!…もう終わらせるからな。」

 

八幡は常に米屋に近づき、出水との間に挟むことで、援護をしづらい状況に置き続けた。そうなると米屋と八幡の実力勝負になり、米屋の左腕が切られたことで、八幡は勝利を確信した。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

八幡「あー最後取られたかー」

 

出水「いや〜マジで1本目はビビったわ笑」

 

緑川「バイパー避けながら完璧に防がれて、ベイルアウトさせられるとは思わなかったよ。」

 

米屋「でもあの風間戦考えたら、あれぐらい普通にやりかねないわな笑」

 

八幡「だからほとんど初見殺しみたいなもんだぞ。さすがに3人にあえて囲まれる状況を作るなんて有り得ないしな。それこそあの時も油断してたから行けただけだ。ってか最後のはマジで対処出来んかったわ。」

 

5本勝負の結果は、4-1で八幡の勝利で終わった。最後の1本は、八幡に米屋と緑川を当たらせ、出水が2人ごと八幡をメテオラで吹っ飛ばすという荒業で、1本取られてしまった。

 

米屋「いや〜…あれはな。」

 

八幡「ん?」

 

出水「あれは実は、結構前から考え自体はあったんだよ。」

 

八幡「は?そうなのか?」

 

緑川「うん。だけどあれは仲間2人犠牲にするってことで実際に使おうとはしなかったんだよね。」

 

出水「そもそもハッチ相手とは言え、3対1だしな。しかもA級が自爆覚悟で2-1で持ってくってさすがにちょっとねーかなと思って。」

 

八幡「なるほどな。確かにランク戦じゃほとんど使えねーしな。

じゃあ俺そろそろ行くわ。」

 

出水「ん。そうか。」

緑川「じゃあねハッチ先輩!」

米屋「ハッチまたな!」

 

八幡「おう。」

 

八幡は自分の隊室に向かって歩き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




読んでいただきありがとうございます。

前書きに続き構成についてですが、
A級ランク戦ですが、開催シーズンが分からないのでご都合主義ということで書きやすいタイミングで書かせてください。
ただワートリの設定の矛盾点などはコメントで教えていただけると嬉しいです。

ついでにバレンタインは1個だけでした。(バイト先のパートのおばちゃんから)
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