ガンダムビルドファイターズ-Sailing to the Sunshine-   作:陽@曜花推し

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こんばんわ、陽です。

青い外套の剣士様、あぬびす様、お気に入り登録ありがとうございます!

第6話です。今回も長めです。ビルドファイターズからあの人が出ますよ。

では、どうぞ!


6話 マネージャーを捕まえろ!

ホビーショップ三丸のバトルスペース。

 

今システムを挟んで千歌・曜・梨子と対峙している新堂 陽哉です。

 

俺はこれからこの3人とバトルしなければなりません。

 

どうしてこうなったか・・・

 

それは2日前の事から話さなければならない・・・

 

 

 

2日前・・・

 

前日に千歌と梨子の感動的なシーンを見守った次の日だ。

 

学校へ行こうとしたら、家の前に千歌と曜と梨子。

 

千歌「はー君、梨子ちゃんがねスクールアイドル部に入ってくれたの!」

 

曜「これで一歩前進したであります!」

 

嬉しそうに報告する千歌と曜。

 

梨子「私もね・・・頑張ってやってみようかなって。」

 

そっか・・・頑張れよ梨子。応援してるぞ。

 

千歌「これで4人になったから、あと1人だね!」

 

ん?いつの間に1人増えたんだ?

 

「そっか、3人じゃなくて4人になったのか。」

 

千歌「そうだよ!わたしと曜ちゃんと梨子ちゃんとはー君の4人だよ!」

 

「このバカ千歌がぁ!」

 

マスターアジア風に怒りながら千歌に軽くチョップする。

 

千歌「なんで!?」

 

「俺を頭数に入れるな!」

 

まったく・・・我輩に拒否権はないのかね。

 

曜「そんなに嫌なの?」

 

幼馴染で長期の休みは一緒によく遊んでたから忘れていたけど、前世の推しは曜ちゃんだ。そんな曜に悲しい顔をされると胸が締め付けられる・・・が、我輩は甘くはない!

 

「いや・・・」

 

俺が深く関わることで物語が壊れちゃうという不安も・・・ってこんなこと言えないし。ぶっちゃけちかりこの飛び込みシーンを阻止しちゃったおかげで奇跡だよーイベントが早く来たし、スカート捲りイベントも無くなったし、多少改変されちゃってるし。ぶっちゃけビルドファイターズの世界とラブライブの世界が混ざってる時点でやばいよね。通りすがりの仮面ライダーもびっくりな話だよ。

 

梨子「私は・・・陽君にマネージャーをやってほしい。昔から陽君と一緒に何かしてみたかったの。陽君が支えてくれたら、もっと頑張れる。だから、お願い。」

 

梨子にここまで言わせるとは・・・俺そんなに必要とされてる?

 

俺が悩んでいると千歌がこう言ってきた。

 

千歌「はー君、勝負しよ。」

 

「勝負?突然何を。」

 

千歌「私たちが勝ったらスクールアイドル部に入って。」

 

ほう、そう来たか。

 

「で、俺が勝ったら?」

 

千歌「もうマネージャーの話はしない。」

 

「いいぜ、その勝負受けた。」

 

ふむ・・・悪くはない。ん?私たちって言った?

 

「まさか俺が3人と勝負するのか?」

 

曜「そうだよ。」

 

梨子「陽君が首を縦に振らなかったらそうしようって。」

 

最終手段というわけか。

 

「で、何で勝負するよ。」

 

千歌「ガンプラバトルだよ!」

 

ふーん・・・俺の得意なフィールドで戦ってくれるってか。まったく、勝ってくださいって言ってるような・・・あれ・・・千歌と曜と梨子と・・・しまった曜と梨子もいるんだった!!

 

曜は強い。ビルダーとしての腕はわからないが、ファイターとしての実力はある。大好きなパパがガンプラバトルやってるからって曜も始めてたんだよ。

 

梨子も俺の影響でガンプラ始めて、実力は俺に匹敵するかもしれん。一度バトルしたが、こっちは巣組みのデスティニーとは言え損傷率89%でギリギリで勝ったんだよ。

 

千歌は・・・ガンプラバトルやったことないだろうから何とかなるが・・・

 

曜と梨子だけはあかん・・・シグムント使わんと勝てない・・・いや、勝てるかわからん・・・

 

俺の焦った顔を見てそれらを察したのか曜と梨子がにやにやしながら近づいてくる。

 

梨子「もう勝負は受けちゃったよね。」

 

曜「どうする?やめる?」

 

おいおい、それは普段千歌に使っているセリフだろうが・・・

 

ちっ・・・何も聞かずに受けちまったのは俺だ。

 

「やめねーよ。やってやる。」

 

やるからには本気でやってやる。それよりもだ。

 

「場所と時間は?」

 

曜「場所はホビーショップ三丸で。」

 

梨子「時間は明後日の放課後。16時あたりでいいかしら。」

 

「了解だ。曜と梨子はガンプラ持ってるだろうけど、千歌は?」

 

千歌「持ってないよ。」

 

だろうと思ったよ。

 

「なら、俺が何かくれてやる。」

 

千歌「いいの!?」

 

「まぁ約束してたし?(第4話参照)」

 

千歌「やった!」

 

というわけでバスの時間までまだあるので俺の部屋に。

 

「ここに飾ってあるのから好きなガンプラ貰っていいよ。」

 

ここに飾ってあるのはとある事情で作製したガンプラばかりだ。キット化に恵まれなかった機体や1/100で出てるのに1/144では出てない機体とか、仮想HGリバイヴ版として昔出たままで今現在のバンダイの技術でリファインされてない機体とかを俺が作ったのを飾ってある。

 

千歌は悩んでいたが、ある機体を手に取り俺に質問してくる。

 

千歌「ねぇ、はー君。この子はなんて言うガンダムなの?」

 

千歌が手に取ったガンプラはアカツキガンダムだった。

 

「そいつはなORB-01アカツキガンダムって言ってな。機動戦士ガンダムSEED DESTINYに出てきたオーブ連合首長国のMSだ。」

 

千歌「アカツキガンダムかぁ。」

 

曜「これ、もしかしてHGCEストライクの改造?」

 

「ああ、そうだよ。」

 

昔出たHGアカツキは一切使用せずにHGCEエールストライクを改造して作った仮想リバイヴ版だ。ストライクの設計データを流用したって設定だからな。行けるだろうと思ったわけよ。

 

梨子「設定どおりのカラーね。ヤタノカガミは・・・再現してないわよね。」

 

千歌「ヤタノカガミ?」

 

「アカツキの特殊装甲だよ。自分に当たったビームを跳ね返すんだよ。」

 

千歌「何それすごい!!」

 

「すごいだろ?再現しようとしたけど・・・金がかかるからやめた。ヤジマ商事のプラフスキー特殊コーティング剤が必要だったんだけどな。それでも永続的に使用できるってわけじゃない。ビームが当たった個所はコーティング剤が削れていくから、1回のバトル毎にメンテが必要になってくる。コスパとメンテナンス性が極端に悪くなるからやめたのさ。まぁ、バトルで使うつもりがなかったからいいかなって言うのもある。」

 

曜「コーティング剤高いもんねぇ。」

 

千歌「そうなんだ。」

 

他にもHGイージスをベースに作ったリジェネレイトガンダムやHGドレットノートをベースに作ったゲイツをさらに改造した火器運用試験型ゲイツ改とか。HGエールストライクを改造したゲイルストライクにライゴウガンダム、HGストライクノワールを改造したソードストライクEとか。

 

ほぼSEED系ばっかりwwwどんだけSEEDにはまってるんだって話だわwww

 

千歌「はー君、わたしアカツキがいい。」

 

「了解した。じゃあシラヌイとオオワシも持っていけ。」

 

千歌「何それ?」

 

俺は別に保管していたシラヌイとオオワシを取り出して千歌に渡す。

 

「アカツキはな背中のバックパックを交換することができるんだ。遠隔機動兵器が特徴のシラヌイと大気圏内での飛行能力を持たせるオオワシな。オオワシは別に宇宙でも使って問題ない。」

 

まぁ、千歌にシラヌイのドラグーンの操作は無理だと思うが、アカツキ無いのにシラヌイ持ってても意味ないので。

 

千歌「あれ・・・あのピンクのガンダムは?」

 

おお、目についてしまいましたか。ピンクのガンダム、ストライクルージュね。これはオオトリストライカーを装備させた状態。本体はHGCEストライクルージュそのままだが、オオトリストライカーはフルスクラッチだ。結構苦労したぜ。

 

「こいつはそのアカツキのベースとなった機体だ。アカツキと同じように背中のバックパックが交換できる。ちなみにルージュについてるのはオオトリストライカーな。」

 

千歌「それってアカツキにも使えるの?」

 

「ああ、使えるけど・・・。千歌やめとけ。オオトリは武装が多くて初心者には向いてない。」

 

曜「うーん・・・大丈夫だと思うよ。実はね、東京に行ったときに秋葉でバトルしたんだ。千歌ちゃんに私のガンプラ貸してバトルしてもらったんだ。私のガンプラね、オオトリ並みに武装あるから大丈夫かなって。でもね、やり方教えたらすぐに覚えて使いこなしてたよ。」

 

何それ、我輩聞いてない!?なにその天賦の才って言うの?ガンダム主人公あるあるの展開じゃん!普通の学生だったのにガンダム乗ったらエースパイロットに・・・ってなんて羨ましい!つーか・・・強敵が3人に増えたやん!くっそぉ、曜め・・・俺が千歌を素人だろうと甘く見てると思って・・・勝負受けるって言うまで黙ってやがったなぁ。そう思いながら曜を見ると・・・俺が考えていたことがわかっていたのか・・・

 

曜(てへぺろw)

 

曜ちゃんのてへぺろ・・・くっそ尊いじゃねぇか・・・それで許すと思ったか・・・うん、かわいいから許す(笑)

 

しかし・・・これ渡したら我輩ピンチじゃね?ちかようりこ無双発動で我輩死亡の未来は確定よ。

 

千歌「わたし、オオトリ使ってみたいの。お願い・・・はー君。」

 

うーん・・・仕方ないか。千歌もなんだかんだで可愛いから・・・いいや・・・

 

「わかったよ。オオトリもやるよ。アカツキ無いのに持ってても意味ないからシラヌイとオオワシもやるから。」

 

千歌「はー君、ありがとう!」

 

いえいえ、どういたしまして・・・

 

ふ・・・勝てばいいだけの話だ。相手が強ければ強いほど燃えるってね。

 

 

そして放課後・・・

 

(ここからは千歌視点で)

 

放課後、練習はお休みしてわたしの部屋に集まった。もちろん明後日のはー君とのバトルの話し合いなんだけど。

 

曜「私はこのガンダムアストレイ ヨーソロードラゴンで行くであります!!」

 

曜ちゃんの好きなライトブルーで塗装されたかっこいいガンプラ。あすとれい?は千歌よくわかんないや。

 

梨子「すごい・・・これ曜ちゃんが?」

 

曜「そうだよ。パパに貰ったんだ。で、塗装とか改造とか本とか見て勉強して。」

 

梨子「このカレトヴルッフは?」

 

曜「はー君から貰ったんだ。使わないからあげるって。」

 

梨子「なんで3つも持ってたの?」

 

曜「さぁ?」

 

千歌「カレトヴルッフってそんなに珍しいの?」

 

はー君が3つも持ってたことにびっくりしてたけど。ていうかなんで3つってわかったんだろ?

 

梨子「これはね、昔模型雑誌の付録で付いててね。1セットに剣が1つしかついてないの。でも曜ちゃんのアストレイには3つ付いてるでしょ?」

 

なるほど、そういうことか。

 

曜「3つ装備させるのは一応公式で設定されてるから私のオリジナルってわけでもないんだけどね。」

 

曜ちゃんがオリジナルの画像を見せてくれた。

 

千歌「あれ?なんかこの画像を曜ちゃんのアストレイ、ちょっと違うような。」

 

曜「気づいた?頭部以外の本体をレッドフレームじゃなくてブルーフレームセカンドにしてるんだ?」

 

今度はブルーフレームセカンド?ってガンダムの画像を見せてくれた。

 

梨子「何か理由があるの?」

 

曜「かっこいいから!ってのもあるけど、足にナイフ内蔵してるでしょ。格闘戦で使えるかなって。ギミックも再現してるよ。」

 

おお、さすが曜ちゃん。

 

千歌「で、梨子ちゃんのガンプラは?」

 

梨子ちゃんはサクラピンクで塗装されたガンプラを出してくる。

 

曜「これってインフィニットジャスティス!?」

 

梨子「うん。RGジャスティスをベースに改造したの。陽君に手伝ってもらって。ほとんど陽君が外装とリフター作ってくれたから、私は塗装だけかな。」

 

塗装できるだけでもすごいよ。だってすごくキレイなんだもん。

 

梨子「さて、千歌ちゃんの機体なんだけど。」

 

曜「うん、はー君特製のガンプラなんだから特に手を加えなくても性能はいいと思う。あとは千歌ちゃん専用カラーに塗り替えるだけかな?」

 

わたし専用の色?もちろん、みかん色だよ!!

 

千歌「みかん色に塗りたい!」

 

梨子「わかったわ。明後日までには間に合わせるから。」

 

梨子ちゃんが塗装してくれるんだったら大丈夫かな・・・

 

ううん・・・やっぱり人任せは嫌だ。

 

千歌「わたしも塗装やってみたい。だってわたしのガンプラなんだもん。」

 

曜「千歌ちゃん・・・」

 

梨子「わかったわ。みんなでやりましょ?私の家に塗装ブースがあるから。両親は今日は泊まりでいないからちょうどいいわ。」

 

千歌「梨子ちゃん、ありがとう!」

 

曜「私も1時間だけなら手伝えるよ。それ以上は遅くなると怒られるから。」

 

千歌「それでもうれしいよ曜ちゃん!」

 

よーし、がんばるぞ!

 

梨子ちゃんの家に移動し、ガンプラ製作用の部屋の塗装ブースで塗装を始めた。

 

他のガンプラに比べて、はー君が作ったガンプラだったから、パーツの分解?ができなくて結構難しかったけど。梨子ちゃんと曜ちゃんと分担して作業した。1時間して曜ちゃんは帰って2人で作業した。いったんご飯食べたりお風呂入ったりしに家に帰ったけど、梨子ちゃんの家にお泊りして続けた。それでも終わらなかった分は次の日にまた曜ちゃんと梨子ちゃんが手伝ってくれた。なんかすごく楽しかった。

 

そして、はー君とのバトルの日を迎えた。

 

(千歌視点終了)

 

 

はい、お疲れさまでした。はい、ここで冒頭に戻りまーす。 

 

ついに・・・ついに我輩の公開処刑の日がやってまいりました(笑)

 

ギャラリーも多くなってきた。しかも・・・

 

三代目メイジン・カワグチ(以下三代目)「たまたま立ち寄ったこの店にまさか君がいるとは思わなかったよ。陽哉、彼女たちが今日の対戦相手か?」

 

なんでいるんだよ、メイジンさんよぉ。そのグラサンどこで売ってんだよ。何回か手合わせしたりしたから知り合いなんだよねぇ。

 

「ええ。3人とも俺の幼馴染でしてねぇ。スクールアイドルやってましてねぇ。今回のバトルで彼女たちが勝ったら俺が彼女たちのマネージャーをするって約束でね。」

 

三代目「なるほど。そういうことか。だが、幼馴染のお願いなのだろう?何故引き受けない。」

 

「事情があるんすよ。察してください。」

 

三代目「ふむ、まぁよかろう。では、このバトルの立会人は私三代目メイジン・カワグチが引き受ける!」

 

千歌「はい、よろしくお願いします!」

 

曜「り、梨子ちゃん、三代目メイジンだよ!?」

 

梨子「曜ちゃん、お、お、落ち着いて・・・」

 

いや、梨子も落ち着け。

 

千歌「この人すごい人なの?」

 

曜・梨子「すごいんだよ!」

 

そう・・・すごいんだよねこの人はガンプラバトル世界選手権3連覇の偉業を成し遂げ殿堂入り。まさに世界最強。

 

「すいませんね、た・・・メイジン。千歌は最近バトルに興味を持ち始めてので。メイジンの事は知らないんですよ。」

 

あぶねぇ・・・いつもの癖で本名で呼ぶところだった。

 

三代目「気にすることはないさ。しかし、ガンプラバトルに興味を持ってくれたことがうれしいよ。」

 

「さて・・・時間も惜しい。」

 

バスの時間がね。俺はいいんだけど、千歌と梨子がさ。

 

千歌「うん、始めよう。」

 

三代目「では、これより新堂陽哉対浦の星女学院2年生チームによるバトルを行う!では準備を。」

 

 

 

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“C》

 

 

 

《Press set your GP-Base》

 

 

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field37,orb》

 

 

なんともまぁ・・・ステージはオーブ連合首長国ですか。全員SEED系だからか?しかもザフト対オーブの構図になっとるやん。

 

「まぁいいさ。新堂 陽哉、デスティニーガンダムシグムント出るぞ!」

 

千歌「高海 千歌、オオトリアカツキガンダム光輝行きます!」

 

曜「渡辺 曜、ガンダムアストレイ ヨーソロードラゴン・・・全速前進ヨーソロー!」

 

梨子「桜内 梨子、インフィニットジャスティスガンダムフォルティッシモ出撃します!」

 

おいおい、俺は領海外から攻め込むのかよ。アニメと一緒じゃん。で、作戦失敗でザフト撤退wそしてこのバトルでは我輩が撤退wっておバカ。勝ちに行くよ、当然だろ。

 

と、レーダーに反応だ。サクラピンクの∞ジャスティスは梨子か。懐かしいな。あれ外装俺が作ったんだっけ。

 

ライトブルーのフレームのアストレイは曜か。レッドドラゴン形態・・・しかも本体はブルーセカンドかよ。カレトヴルッフ、俺があげたやつだよね。ヤジマ商事で余ってたやつを俺が貰ったんだった。元々はPPSE社が保有してたんだけどヤジマ商事と合併しただろ?で、PPSE部門の整理のお手伝いをしたお礼にニルスさんから貰ったんだよな。で、使わなかったから曜にあげたんだけど。それが今回俺を苦しめることになるとはね。

 

千歌のアカツキは・・・なるほど塗装を変えたのね。千歌の好きなみかん色に。千歌らしいや。

 

と言ってる場合じゃねぇ。警告音・・・ちっ・・・

 

曜「いくよー!」

 

馬鹿正直に曜が突っ込んできやがった。カレトヴルッフで斬りかかってきたが回避。両腕のビームライフルで撃ってやろうかと思ったが、横からビームブーメランが飛んできたのでさらに回避。

 

梨子「千歌ちゃん!!」

 

千歌「まかせて!」

 

回避したばかりの俺に千歌が斬艦刀で斬りかかってくる。こればかりは回避しようがない。ビームシールドを展開し受け止める。

 

だが、それを曜と梨子が見逃すはずがない。

 

俺の両サイドから斬りかかってくるが・・・

 

「シグムントを舐めるなよ・・・」

 

千歌の斬艦刀を受け止めながらスラスターを全開にし、地上へと降下する。このまま地上に叩きつけてやる。徹底的に作りこんでるんだ。パワーは段違いなんだよ・・・って・・・千歌のアカツキがビクともしない・・・俺の意図に気づいたのか千歌もスラスターを全開にしている。バカな・・・こっちは徹底的に作りこんで・・・

 

そこで俺は気づいた。

 

「アカツキも俺が徹底的に作りこんだんだった・・・」

 

自分で自分の首を絞めることになろうとは・・・

 

だが、ここで終わりにしてたまるか。

 

「ヴォワチュール・リュミエール・・・最大稼働!」

 

こんなに早く使うことになるなんて・・・想定外だが。ここで使わなきゃやられる。

 

アカツキを蹴り飛ばし、上に飛んでアストレイとジャスティスをやり過ごす。

 

勢いがついていたのか2機とも接触しそうになったが、ギリギリのところで回避しぶつからずに済んだようだ。

 

「まずは・・・梨子からだな。」

 

一番手ごわいのは梨子だ。まずは梨子を倒す。

 

プリスティスを飛ばし、アストレイとアカツキに1基ずつ飛ばす。

 

「悪いな梨子。まずは梨子からだ。」

 

梨子「残念だけど、そう簡単にはやられないわ。」

 

ヴォワチュール・リュミエールを全開にしたまま、レーヴァテインを抜き斬りかかる。

 

だが、それは躱されファトゥムを分離し俺をかく乱し始める。

 

「その程度で・・・ん?この動き・・・まさか!」

 

梨子「私もマニュアル操作できるようになったのよ。」

 

なんてこった・・・想定外・・・

 

ファトゥムの射撃を回避しても、ジャスティスのビームが飛んでくる。やべぇな・・・プリスティスに翻弄されて千歌も曜もこちらには来れないが・・・くそ・・・この攻撃を回避しながらもプリスティスのマニュアル操作はきついぜ。

 

梨子「そこよ!」

 

「させるか!」

 

梨子のビームを避けた・・・ここまではいい。だが、ファトゥムの接近にギリギリで気づいてしまった。そのままビームサーベルを展開した機首でレーヴァテインを1本破壊された。

 

梨子「レーヴァテインだけ・・・」

 

いやいや、これだけでも大したもんだ。

 

千歌「いっけー!」

 

警告音が鳴り響く。何事かと思ってみてみれば、千歌がレールガン、ミサイルランチャー、ビームランチャーで俺を攻撃し始めていた。

 

「まて、プリスティスは・・・」

 

千歌「やっと破壊できたよ。」

 

マジかよ・・・

 

レーヴァテインとプリスティスを一つずつ損失・・・レーヴァテインはまだいいとしてプリスティスは痛い。ビームライフルとビームサーベルが使えなくなった。急いで残ったプリスティスをスヴェルに戻す。

 

その後も3人の連携射撃の前に防戦一方になってしまう。千歌の射撃を避ければ、梨子のビームが。それを避ければさらに曜のビーム・・・避けてもいつの間にか接近してきた梨子の斬撃が・・・

 

三代目「あの三人、なかなかいい連携が取れているな。選手権でもいい戦いを見せてくれるかもしれんな。」

 

メイジンうるさい。ともかくこちらはまったく攻撃させてもらえない。ヴォワチュール・リュミエールは一度使ったからチャージに時間がかかる・・・

 

三代目「1vs3だから、苦戦するのは当然・・・だが、世界大会に出るつもりならば、この戦況を覆すだけのことができなければ予選突破は夢のまた夢。初日に行われるバトルロワイヤルではこのような状況が頻繁に発生する。」

 

わかってるよ。徒党を組んで1人を集中攻撃か・・・んなこたぁ毎年世界大会をテレビで見てる俺にはわかってるさ。

 

「そこ!」

 

曜が斬りかかってきた。回避と同時にレーヴァテインでアストレイの右腕を斬り飛ばす。

 

曜「うそ!?」

 

梨子「曜ちゃん、いったん下がって。」

 

曜「了解であります!」

 

逃がすかよ!ここで1人でも減らしておかないと・・・だが、そう甘くはないか。

 

俺の進路をふさぐように梨子のファトゥムが下から飛んでくる。そして背後からは梨子が斬りかかってくる。

 

梨子「はぁぁぁぁ!」

 

「ちぃ!」

 

回避が遅れ、シグムントの右足が切断された。

 

「たかが・・・右足・・・」

 

千歌「いっけぇぇぇぇ!」

 

急速接近してきていたアカツキ。斬艦刀を振り下ろしてくるが・・・

 

「ところがぎっちょん!」

 

キラと同じ要領でビームシールドを展開し、斬艦刀を白羽取り。んでもって、そのまま奪い取って叩き折る。

 

千歌「ああ、しまった!」

 

斬艦刀を叩き折られたことで千歌が動揺している。ここがチャンス!

 

梨子「やらせない!」

 

レーヴァテインで斬りかかろうとするも、梨子が俺と千歌の間に割って入りビームシールドで受け止める。

 

曜「千歌ちゃん、梨子ちゃん!準備できたよ!」

 

梨子が俺を蹴り飛ばし距離を開ける。千歌もいつの間にか離れていた。

 

曜が何か仕掛けてくる。くそ、油断した。梨子に蹴り飛ばされて体勢が・・・

 

曜「全速前進ヨーソロー!」

 

背部のカレトヴルッフから2本のビームが発射される。MS1機の見込めるほどのエネルギーか・・・チャージしてやがったのか・・・

 

くそ・・・ここで・・・終われるかよ!

 

曜「やったの?」

 

ビームが収束し、その後にシグムントの姿はなかった。

 

千歌「勝った・・・の?」

 

梨子「いえ、まだよ!シグムントの反応が・・・」

 

シグムントは元いた場所のさらに上にいた。

 

なんだ・・・この感覚・・・体が熱い・・・機体が軽い・・・行ける・・・

 

三代目「陽哉の動きが変わった・・・まさか、あれは・・・!」

 

外野がいろいろとうるさいな。まぁいい。反撃だ!

 

ヴォワチュール・リュミエールを展開し高速移動で距離を詰める。

 

曜「梨子ちゃん、さっきと動きが違う!」

 

梨子「ええ、気を付け・・・きゃあ!」

 

シグムントがジャスティスを蹴り飛ばす。

 

曜「梨子ちゃん!ええい!」

 

曜がカレトヴルッフで斬りかかってくるが、今の俺には曜の動きが遅く見える。

 

背後に回り、バックパックを破壊。墜落を始めたところを追撃しようとしたが。

 

梨子「やらせない!」

 

ジャスティスのファトゥムに再び阻まれる。

 

「いい加減・・・しつこい!」

 

スヴェルのビームサーベルでファトゥムを両断。曜は地上に落下した。

 

「まずは梨子を・・・」

 

と思った瞬間、上からビームが。

 

「千歌か・・・!!」

 

千歌「梨子ちゃんはやらせないよ!」

 

「ならまずは・・・」

 

アカツキに急速接近し左腕をビームサーベルで斬り飛ばす。さらにレーヴァテインでとどめを刺そうとしたが・・・

 

千歌「終われない・・・終われないよ!勝って・・・はー君と一緒にラブライブを目指すんだから!」

 

レーヴァテインを振り下ろしたところでアカツキが消えた。

 

気づいたときにはアカツキは離れたところにいた。

 

三代目「まさか・・・あの動き・・・彼女もなのか!?」

 

梨子「あの動きなんなの・・・」

 

曜「千歌ちゃん、すごい・・・物凄いスピードではー君の攻撃をかわしちゃった・・・」

 

千歌「なんだろう・・・この感覚・・・でも、行ける気がする!行くよ、はー君!」

 

「いいぜ・・・そろそろ決めてやる!」

 

2機のガンダムが互いに向かってスラスター全開で突進する。

 

俺はレーヴァテインで、千歌はビームサーベルで斬り結ぶ。

 

「うぉぉぉぉぉぉ!」

 

千歌「届けぇぇぇぇぇ!」

 

そして・・・

 

俺の刃はアカツキの頭部を破壊する。

 

千歌「嘘・・・届かなかった・・・」

 

「いや・・・届いてたよ。俺の負けだ。」

 

アカツキのビームサーベルがシグムントのコクピット部を貫いていた。

 

爆散するシグムント・・・

 

 

《BATTLE ENDED》

 

 

「あー、負けた負けた・・・」

 

千歌「はー君。」

 

「やるじゃん・・・」

 

千歌の頭を撫でてやった。

 

千歌「えへへ。」

 

つーか・・・バトルの最後・・・どっかで見たような展開だなと思ったらコードギアスのアルビオン対紅蓮聖天八極式のラストバトルと似たような感じじゃねぇか。確かにシグムントはデスティニーにランスロットの要素を加えたらってコンセプトだけどよ・・・まぁいいや。

 

「曜と梨子もなかなか強かった。」

 

梨子「陽君は前より強くなった。でも教えて。最後に動きがよくなったけど、あれは何?」

 

曜「うん、私も気になった。ていうか千歌ちゃんも同じような感じだったよね?」

 

うーん・・・何と言われましても・・・

 

千歌「無我夢中だったから・・・」

 

「そうだよなぁ。」

 

三代目「私が答えよう。」

 

ビックリした。いたのかよ。

 

三代目「君たちが発動させた現象・・・それはアシムレイトだ。」

 

え・・・マジで・・・俺と千歌アシムレイト持ちっすか。

 

曜「聞いたことがあるような気が・・・」

 

千歌「アシムレイトって何?」

 

梨子「ファイターの強い思い込みによるプラシーボ効果で五感とガンプラを一体化させて、戦闘能力を通常時の3倍以上に高めた状態の事を指すの。」

 

三代目「その通り。そしてデメリットもある。ノーシーボ効果により機体が受けたダメージがそのままファイターにも反映される。例えばガンプラの腕を切り落とされれば、ファイター自身も腕を切り落とされた痛みを味わうということだ。」

 

道理で腹が痛てぇと思ったら・・・よかった腹痛じゃなくて。

 

3人が俺の腹を見てくるが・・・

 

「心配すんな。バトル直後は痛かったが、今は収まってる。なんだ、バトルのせいだったか。俺はてっきり賞味期限切れ当日で安かったから買ったポテチのせいかと思ったよ。買ったの忘れてて3日放置してて思い出して昨日食ったんだけど。」

 

曜「いや、それはさすがに捨てようよ。」

 

いや、3日過ぎただけだからさ・・・行けると思ったんだよ。

 

三代目「それはともかく見事な戦いだった。さて・・・そろそろ私は行くとするよ。」

 

「てか、何しにここに来たんすか?」

 

三代目「今、日本各地を回っていてね。今日はたまたまこちらへ立ち寄ったのさ。次に行く場所があるのでね。」

 

そう言って去っていったメイジン。メイジンの事だから俺たちのバトルを見て熱くなって乱入してくるってパターンかと思ったが・・・多分アシムレイトを使った俺と千歌の事を考えて我慢してくれたのだろう。

 

にしても・・・俺と千歌がアシムレイト持ちねぇ。ま、俺はともかく千歌にはあまり使わせないようにしよう。ラブライブに影響が出たら大変だ。

 

「と・・・俺の負けだな。約束だ。マネージャーやるよ。」

 

といった瞬間3人が抱き着いてくる。

 

「おいおいおいおい、待て待て!落ち着け!」

 

千歌「だって嬉しいんだもん!」

 

曜「はー君!これからよろしくね!」

 

梨子「陽君一緒に頑張ろうね!」

 

まったく・・・とりあえず健全な男子にはこの状況はヤバいのでいったん離れていただく。

 

「まぁ・・・なんつーかさ勝っても負けてもマネージャーやるつもりだった。」

 

曜「本当に?じゃあ、なんで今まで断ってたの?」

 

「うーん・・・何ていうか・・・不安だったかな。自分に何ができるのかなとか、俺がやってもいいのかなとか。」

 

千歌「千歌はね・・・はー君がいい!だから、一緒に頑張ろう!」

 

梨子「やることはいっぱいあるわよ。作詞の手伝いや作曲の手伝い。あとは練習のサポートに必要な書類の作成とか。」

 

うへぇ・・・めんどくさそう・・・でも、千歌がやる気になってるんだ。俺も頑張ってみようかな。

 

「ただし、俺も全日本ガンプラバトル選手権に出ないといけないからな。まぁ予選出る時だけマネージャー業はできないけど、あとは大丈夫だ。」

 

曜「了解であります!」

 

千歌「じゃあ、明日から早速練習始めるよ!」

 

梨子・曜「おー!」

 

もしかしたらアニメとは違う展開になるかもしれない・・・いや、ならないかもしれないけど・・・

 

その時はあえて受け入れよう。ラブライブサンシャインという世界に俺という存在とビルドファイターズの世界が混ざった時点でアニメと違っているのだから。

 

何も気にすることなかったじゃん。俺をこんなに必要としてくれてるのだから、俺は千歌達の想いに答えなきゃな。

 

さてとそろそろあのイベントがありますな。がんばりますか。

 

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 




第6話、いかがだったでしょうか?

陽君敗北、メイジン出しました。あと千歌ちゃんもアシムレイト持ってましたw

ようやく陽君がAqoursのマネージャーになりました。

今後の展開にご期待ください。


前回の投稿から時間が空いて申し訳ありません。活動報告にも書いたように全国大会に出てくるファイター用のガンプラ設定を、過去にとあるサイトに掲載した自分のオリジナルMSを使おうとネットで探してました。あと風邪ひいてましたw

毎回サブタイ考えるのが大変だ・・・今回は陽君をマネージャーにする話ですので、転校生を捕まえろ!から取りました。

では、次回もお楽しみに!

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