ガンダムビルドファイターズ-Sailing to the Sunshine-   作:陽@曜花推し

16 / 46
こんばんわ、陽です。

メイジンAトモヤ様、お気に入り登録ありがとうございます!



というわけで始まりましたチャレフェス。今回もがんばって10000位内に入りたいと思います。しかし、明日からぷちぐるのイベントの3rdステージが始まりますが・・・Brightest Melodyの2年生のぷちぐるが揃えば余裕で行けるでしょう。曜ちゃんしか当たってませんが。3rdステージ始まったら2年生ピックアップ始まるから当たりやすいでしょ、多分。ゴールドも40万程ありますし。まぁ、1年生ピックアップの時は60万使ってようやく揃いましたがね(汗)とにかく頑張ります。


さぁ、いよいよ予選トーナメント開始でございます!

では、第10話です!



10話 紅の戦乙女

あと少しでゴールデンウィークだよー

 

ゴールデンウイークは・・・何しよう・・・

 

来年は受験だからな。ゆっくりできるGWは今年までだよな。

 

うーん・・・沼津に行って中古ゲームでも漁るか。

 

・・・いや、Aqoursの練習があったね。

 

参加しなきゃダメだろな。

 

というわけで内浦で初めてのゴールデンウィークは美少女6人と過ごすことが強制決定してしまった新堂 陽哉です。

 

朝、目が覚めて何故かゴールデンウィークの事を考えてしまった。

 

とりあえず着替えよう。

 

さぁ、明日はいよいよ予選トーナメントが開始だ。

 

俺はAブロックの第一試合だ。そう、こないだ俺に勝利宣言かましてくれたギャルが相手だ。

 

千歌「はー君!」

 

・・・あのなぁ、何勝手に入ってきてんだ。

 

「着替えたいんですけど・・・」

 

千歌「あ、ごめん。」

 

とりあえず着替えて飯食って、バス停へ。

 

梨子「いよいよ明日からトーナメントね。」

 

ああ、今から気合入りまくりだぜ。

 

明日はAブロックとBブロックの試合が行われる。ちなみに予選バトルロイヤルで午前の部の参加者がAブロックとBブロックに振り分けられ、午後の部の参加者がCブロックとDブロックに振り分けられる。それぞれのブロックに4人ずつ。

 

明日は計4試合行われることになる。来週はCブロックとDブロックの試合が行われる。つまりはベスト8が決まるってわけだ。

 

その次の週はベスト8進出者の試合が行われる。明日勝てば俺は再来週まで暇ってわけだ。

 

千歌「あのね・・・対戦相手の神代 恵里菜ちゃんだっけ?ネットで調べてみたんだ。」

 

とスマホを見せる千歌。

 

 

何々機体を赤い塗装を好むことから、付いた通り名が「紅の戦乙女」か。

 

しかも2年連続で予選決勝に進出。2回とも志木城に負けてるのか。しかも志木城さんもかなり苦戦したって書いてあるな。

 

梨子「大会2連覇の志木城選手が苦戦するほどの相手なのね。初戦の相手がいきなりの強敵ね。」

 

「ま、そう簡単に物事は上手く行かないさ。それに相手が強ければ強いほど倒しがいがあるってもんさ。あのギャルには申し訳ないが、俺が勝たせてもらう。決勝で志木城さんと戦うのは俺だ。」

 

だが、機体のかなり破損する覚悟だけは決めておこう。最悪修理が間に合わなければゼルクガンダムがあるしな。

 

「じゃ、俺は行くわ。」

 

会場まで遠いのでね。今日は学校お休みして前日に会場入りさ。

 

千歌「頑張ってね!」

 

梨子「Aqours全員で応援するから!」

 

そして、沼津駅行きのバスが来たのでここで別れることになった。

 

 

翌日・・・

 

(こっから少し千歌視点)

 

今日の授業は1時間目だけだった。何でかって?

 

鞠莉さんの提案で体育館ではー君の試合をライブビューイングするからだよ!

 

体育館に入るともうみんな集まってた。

 

梨子「全校生徒だけじゃないわ。町の人たちもいるわよ。」

 

曜「みんなはー君の事応援してるんだよ。内浦から全国チャンピオンが生まれるかもしれないって。」

 

本当だ。すごい・・・

 

茜「千歌ちゃん、曜ちゃん、梨子ちゃん。」

 

はー君のママもいた。

 

千歌「おばちゃんも来てたんだ。会場に行かなくてもよかったの?」

 

茜「決勝まで待ってろって言うもんだから。それにあっちにはパパが行ってくれてるから。静岡への出張のついでだけど。それにね・・・」

 

とおばちゃんが辺りを見渡す。

 

茜「懐かしの母校に来る機会もあまりなかったから。」

 

そっかおばちゃんも浦の星の卒業生だった。

 

茜「スクールアイドル、大変だろうけど頑張ってね。無理をしないように。陽君の事こき使ってもいいから。じゃ、またね。」

 

そう言って席の方へ歩いて行った。途中で鞠莉さんとダイヤさんに話しかけられてた。知り合いなのかな?

 

ルビィ「千歌さん!」

 

花丸「結構人が多いずらね。さすが陽兄ちゃんずら。」

 

善子「くっくっくっ、我がリトルデーモンの戦いぶり、しかとこの目で見届けてあげるわ。」

 

1年生たちも来た。善子ちゃんは相変わらずだけど。

 

・・・相手の子は強いんだよね。はー君、頑張って!

 

(千歌視点終了)

 

 

信哉「陽、大丈夫か・・・緊張してないか?」

 

父ちゃん・・・あんたが一番緊張してるよ。

 

信哉「そ、そうだ。父ちゃんのア〇コス吸うか?落ち着くぞ!」

 

「ていっ!」

 

必殺の陽哉チョップが父ちゃんの頭に炸裂した。

 

「未成年の息子に喫煙勧める父親がどこにいるか!」

 

そう、これは反抗ではない、制裁だ。例え実の父親だろうが関係ない。

 

ちなみに・・・俺はこの世界に転生してから決めたことがある。

 

大人になったら絶対にしないこと。喫煙・飲酒・ギャンブルだ。

 

転生前は喫煙者だったからな。止めたくても止められなかった。だから、この新しい人生では喫煙に加え、飲酒とギャンブルは絶対にやらないことにした。

 

さて話は脱線したが、試合開始まで10分。選手控室でこんな親子コントを繰り広げていた。

 

信哉「冗談だよ、冗談。お前に吸わせたことがママにばれたら、離婚どころかこの世から消去されるよ。」

 

でしょうね。ただでさえ父ちゃんがタバコ吸うの嫌がってるんだから。

 

信哉「とりあえず・・・取引先に挨拶行かなきゃいけないから、父さんもう行くけど。がんばれよ。終わったらどっかで時間潰しててくれ。迎えに来るから。」

 

そう言って控室から出て行った。入れ替わるように・・・

 

恵里菜「逃げずに来たようね!」

 

ギャルが現れた。

 

「はっ、強敵を前に逃げるなんざ男のやる事じゃないんでね。紅の戦乙女さん。」

 

恵里菜「へぇ・・・あたしのこと知ったんだ。」

 

「まぁ、幼馴染が調べてくれたんだな。」

 

俺の1学年下の1年生だということも初めて知った。まぁ、別に敬語使われなくてもいいけどな。

 

恵里菜「そうなんだ。こないだ一緒にいた子たちよね。Aqoursだっけ?ファーストライブの動画見たけどよかったわよ。」

 

おお、あれを見てくれたか。

 

「そうか、それはありがとう。」

 

一応見てくれたんだから礼くらいは言っておこう。

 

〈予選トーナメントAブロック第一試合まであと5分となりました。出場選手は所定の場所までお越しください〉

 

おっと、そろそろか。

 

「まぁ、なんだ正々堂々と勝負しようぜ。どっちが勝っても恨みっこ無しな。」

 

恵里菜「当然でしょ。じゃ、戦場で。」

 

と言って去っていった。さて・・・俺もそろそろ行きますか。

 

 

一方浦の星では・・・

 

体育館の席は満席で立ち見のお客さんも増えてきた。美渡姉と志満姉もいる。

 

美渡「千歌、何不安になってるの?」

 

だって・・・相手は大会2連覇の人を苦戦させた相手なんだよ。

 

志満「大丈夫よ、千歌ちゃん。陽君は絶対に勝って帰ってきてくれるわよ。」

 

千歌「志満姉、美渡姉・・・うん、そうだよね!」

 

うん、信じよう。はー君は強いもん。

 

曜「そろそろ始まるね。」

 

梨子「ええ。」

 

〈さぁ、いよいよ始まります全日本ガンプラバトル選手権 個人戦 静岡予選。その予選トーナメント。予選バトルロイヤルを勝ち抜いた16人の強者が全国大会への切符をかけて激戦を繰り広げようとしております。〉

 

今回から地元局のアナウンサーさんの実況が入るみたい。

 

〈Aブロック第一試合から開始ですが・・・対戦カードは新堂陽哉選手vs神代恵里菜選手というかなりの激戦が予想される組み合わせですね。神代選手は去年、一昨年と予選決勝まで勝ち進み、大会2連覇を成し遂げた志木城隆利選手を追い詰める活躍を見せるも惜しくも敗退。その実力は折り紙付きで紅の戦乙女の異名を持つ実力者。〉

 

やっぱすごい子なんだ。

 

〈対する新堂選手は今年が初めての参加ですが、それ以前にはヨーロッパジュニア選手権、アジアジュニアトーナメント、全米ジュニア選手権と海外の大会での優勝経験があり、あのグラナダ学園のルーカス・ネメシス選手やガンプラ学園のキジマ・ウィルフリッド選手にも勝利したことがある学生ファイターの中でもトップクラスの逸材。今年の台風の目になるとの予想も多く目が離せない選手となっています。〉

 

曜「はー君、すごい・・・」

 

梨子「海外の大会で優勝してきたって報告は受けてたけど・・・こんなに凄い大会だとは思わなかった。」

 

うん・・・はー君も相手の子に負けてない。

 

〈さぁ、両選手が会場に入ってきました!〉

 

画面にははー君が映ってた。

 

はー君が映るのと同時に体育館のお客さんから拍手と応援の声がいっぱい聞こえてきた。よーし・・・

 

千歌「みんな・・・行くよ!」

 

Aqours全員が頷く。わたし達の想いが届きますように。

 

千歌「せーの・・・」

 

Aqours「「「「「「がんばれー!!」」」」」」

 

 

「今千歌達の声が聞こえたような・・・」

 

気のせいか?・・・いや、気のせいじゃないかも。多分な。

 

「さぁて・・・行こうか。」

 

 

 

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“B》

 

《Press set your GP-Base》

 

《Press set your gunpla》

 

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field01,space》

 

 

「新堂陽哉、デスティニーガンダムシグムント出るぞ!」

 

恵里菜「神代恵里菜、アドヴァンスド・バーザム行きます!」

 

 

俺たちのガンプラがバトルフィールドに解き放たれる。

 

戦場は・・・また宇宙かい。

 

突如警告音が鳴り響く。

 

「ちっ!」

 

緊急回避。俺が今までいた場所を2本のビームが通り抜ける。

 

「開始早々いきなりぶっ放してくるとはな。そういうの嫌いじゃないぜ。」

 

恵里菜「それはどうも。でも、これで終わりじゃないのよ!!」

 

また撃ってきた・・・これも回避するけど・・・

 

避けてばっかりじゃねぇ・・・

 

こっちから行かせてもらうか!

 

レーヴァテインを抜き、スラスターを全開にする。

 

バーザムに接近し、斬りかかるが・・・

 

恵里菜「ちっ!」

 

シールド・ブースターをヒートサーベルモードにして受け止められる。

 

ならば・・・

 

距離を取りプリスティスを射出。

 

恵里菜「ドラグーン?この動き・・・マニュアル操作!?」

 

プリスティスでバーザムの動きを翻弄しつつ、隙を伺う。

 

「そこだ!!」

 

再びレーヴァテインで斬りかかる。

 

恵里菜「そう簡単には!!」

 

恵里菜もブースターを全開にして回避する。

 

「やるな・・・」

 

恵里菜「今度はこっちの番よ!」

 

一気に距離を詰め、ヒートサーベルモードで斬りかかってくる。だが・・・

 

「ちっ・・・」

 

プリスティスで牽制しようとするが・・・

 

恵里菜「かかったわね!」

 

プリスティスが真横に来たところで、ヒートサーベルでプリスティスを1基破壊される。

 

「これが狙いか!!」

 

恵里菜「あんたの腕の装備。サーベルとライフルとシールドの機能があるんでしょ。で、ドラグーンを潰せばサーベルとライフルは使えなくなる。」

 

ちっ・・・そこまで調べられてたか。

 

「だからどうした?プリスティスを1基やったところでビビる俺じゃねぇんだよ!」

 

俺を狙うと見せかけてプリスティスを破壊するのが本当の狙いだったのは褒めてやるが・・・

 

「甘いぜ!」

 

プリスティスを破壊して油断している隙をついて一気に肉薄し、レーヴァテインで斬りかかろうとするが・・・

 

恵里菜「甘いのはどっちかしら?」

 

俺は忘れていたコンポジット・シールド・ブースターの機能を・・・

 

「クローモードか!?しかも本来は差し替えなのに、変形ギミック再現だと!?」

 

慌てて回避しようとしたが、クローモードでシグムントの右足を持っていかれる。

 

 

 

 

(梨子視点)

 

〈新堂選手、機体の右足を破壊された!対して神代選手は無傷!これは神代選手が優勢だ!〉

 

嘘・・・陽君!!

 

陽君が序盤で劣勢に立たされるなんて。

 

曜「梨子ちゃん。大丈夫・・・信じよう。」

 

曜ちゃんが私の右手を握ってくる。

 

千歌ちゃんも左手を握っていてくれた。そうだ信じよう。

 

 

 

 

恵里菜「どうする?ここで止める?」

 

ちっ・・・曜みたいなこと言いやがって。

 

「止めるわきゃねーだろ。ここで立ち止まってる場合じゃねぇんだよ。俺は進む・・・この先へ。」

 

そうさ・・・俺は・・・勝つ!!

 

ヴォワチュール・リュミエールを全開にする。

 

「まずは・・・1つ!」

 

クローモードのブースターにレーヴァテインを振り下ろす。

 

恵里菜「させないわよ!」

 

ブースターを戻そうとするが・・・

 

「プリスティス!」

 

プリスティスで射撃する。

 

恵里菜「Iフィールドがあるのよ!」

 

当然ビームはIフィールドで防御されるが・・・

 

「だけど・・・動きは止まったよな!!」

 

恵里菜「しまった!」

 

レーヴァテインで動きが止まったシールドを串刺しにする。

 

恵里菜「この!!」

 

残ったもう1基をクローモードに変形させこちらに飛ばしてくるが・・・

 

「おら!!」

 

左足で蹴り飛ばす。

 

恵里菜「嘘!!」

 

蹴り飛ばされたせいか、コントロールが効かなくなってるな。だが、それもすぐに戻る。その隙は逃がさない!

 

ヴォワチュール・リュミエールを再び起動し、一気に距離を詰めレーヴァテインでバーザムの左腕を切り落とす。すかさずもう1本のレーヴァテインで胴体を狙おうとしたが・・・

 

恵里菜「やらせない!」

 

フロントアーマーの隠し腕で受け止められる。

 

恵里菜「これで!!」

 

コントロールが回復したシールドのクローモードで攻撃してきたが・・・

 

「これで終わるわけにはいかねぇんだよ!」

 

プリスティスを飛ばし、クローモードの動きを鈍らせる。力づくで隠し腕ごとレーヴァテインを引き抜く。これで隠し腕1本破壊だ。

 

恵里菜「やってくれたわね!」

 

射出したままクローモードからロング・ビーム・ライフルモードに変形させ射撃を行ってくる。回避するが遅かったためにレーヴァテインごと左腕が消し飛ばされる。

 

「まだまだぁ!!」

 

とりあえずバーザムの武装を潰す!

 

シールド目掛けてヴォワチュール・リュミエールを全開にし、一気に距離を詰める。プリスティスでバーザムの動きをけん制。

 

「おらぁ!」

 

レーヴァテインでシールド・ブースターをぶった斬る。

 

恵里菜「こんの!!」

 

恵里菜もビームサーベルでプリスティスを破壊する。

 

恵里菜「やるじゃない。」

 

「お前もな。」

 

こっちはレーヴァテインが1本だけ。あっちはビームサーベルに・・・残った隠し腕にビームライフル持たせやがった。

 

「うぉぉぉぉ!」

 

恵里菜「はぁぁぁぁ!」

 

お互いスラスターを全開にして一気に距離を詰める。

 

レーヴァテインで頭部を斬り飛ばす。対する恵里菜もサーベルでシグムントの左肩と左のウイングを貫き、ライフルで左足を破壊する。

 

「まだまだぁ!」

 

俺はひるまずレーヴァテインを逆手に持ち、隠し腕を斬る。

 

恵里菜「ちっ!」

 

慌てて距離を取る恵里菜。

 

破損状況で言うなら俺の方がヤバい。だけど・・・お互い武器は1つだけ。

 

恵里菜「・・・次で最後ね。終わらせてあげるわ!」

 

バックパックのシールド・ブースターを全開にしてこちらに急接近してくる。

 

「・・・」

 

ウイングバインダーが1つ破壊されてる以上速度は恵里菜の方が上だ。残ったバインダーのヴォワチュール・リュミエールを使ってもいいが、多分バランスが崩れて動きがめちゃくちゃになる。

 

通常スラスターだけで・・・やるしかないか。

 

「いけぇぇぇぇ!!」

 

残ったバインダーもパージして、通常スラスターのみにする。使えない以上重りにしかならん。

 

通常スラスターを全開にする俺。

 

そして2機が激突する。

 

 

 

(梨子視点)

 

梨子「陽君!!」

 

思わず目を背けてしまう。モニターを見たくない・・・

 

もしモニターを見てしまったら・・・陽君が負けた姿が映ってしまったら・・・

 

怖くて・・・見れないよ・・・

 

千歌「梨子ちゃん!見て!」

 

恐る恐る顔を上げてモニターを見てみる。そこには・・・

 

 

 

 

バーザムのビームサーベルがシグムントの頭部を貫いた。そして・・・

 

恵里菜「あたしの負けか・・・」

 

レーヴァテインがバーザムのコクピットを貫いていた。

 

爆発するバーザム。

 

そして・・・

 

《BATTLE ENDED》

 

 

 

 

〈試合終了!!勝ったは新堂陽哉選手です!〉

 

梨子「陽君が勝った!」

 

安堵のあまり私は涙を流していた。

 

千歌「梨子ちゃん、はー君が勝ったよ!!」

 

千歌ちゃんが思わず抱き着いてくる。

 

梨子「うん!」

 

私も千歌ちゃんを抱きしめる。

 

おめでとう、陽君!

 

 

鞠莉とダイヤも最前列でこの戦いを見ていた。

 

鞠莉「さすがの陽も紅の戦乙女相手には苦戦したみたいね。」

 

ダイヤ「見ていてハラハラしましたわ。とにかく、帰ってきたら労ってあげなくては入れませんわね。」

 

 

試合が終わり、俺は外に出ていた。

 

さて・・・まずは1勝。

 

まったく初戦からきつかったぜ。

 

恵里菜「次の試合見ていかないの?あんたの次の対戦相手が決まるんだけど。」

 

ギャル再び

 

「あー・・・まぁなんだ。外の空気が吸いたかったんだ。」

 

恵里菜「さすがね、あたしをここまで追い詰めるなんてさ。志木城とあんたくらいだよ。」

 

と俺の隣に座る恵里菜。

 

「俺もさ。あんなに機体をボロボロにされたのは久しぶりだ。」

 

子供の頃は父ちゃんをはじめとした大人相手に戦ってたから、ボロボロにされるのは日常茶飯事だったし。まぁ、そのおかげでバトルの腕も上がったし、修理を何度もやってたおかげでビルダーとしてのスキルも上がった。

 

最近では機体があそこまで壊れるような戦いはなかったからな。ダメージレベルBだったから実際は半分くらい壊れた程度だが、それでも修理に時間がかかるのは間違いない。次の試合はゼルクを使うしかないか。

 

「結構楽しかったぜ。さすがだな。しかしよ・・・気になったことがあるんだ。」

 

恵里菜「何よ。」

 

「なんで腕だけウーンドウォートなんだよ。しかもアドバンスドじゃなくてアドヴァンスドなんだよ。」

 

どうせだったら頭以外全部ウーンドウォートにすればよかったのに。MAにも変形できるし。しかも正式な機体名はアドバンスド・ヘイズルだ。だからアドバンスド・バーザムになるはずなのに。

 

恵里菜「聞きたいことが2つになってるんだけど・・・まぁ、いいわ。最初はあたしもウーンドウォートにしたかったのよ。でもプレバン限定で入手が難しいし。オークションで出てたの見つけたけど、何故か腕だけだったし。しょうがないからそれ落として付け替えたの。」

 

なるほど、そういう理由か。で、アドヴァンスドの件に関しては・・・

 

恵里菜「バよりヴァの方がかっこいいからよ。」

 

あー・・・確かに。わかるわ。

 

恵里菜「じゃ、そろそろ行くわ。このあたしに勝ったのよ。絶対全国行きなさいよね!」

 

「ああ、わかった。」

 

その日はそれで別れた。その後父ちゃんが迎えに来て俺は内浦へと戻った。

 

戻ったら戻ったで大変だった。まさか浦の星で俺の試合がライブビューイングされてるとは思わなかった。

 

鞠莉姉の提案だとはね。さすが理事長・・・

 

梨子は梨子で泣きそうになりながら抱き着いてくるし。Aqoursだけでなく母ちゃんや美渡姉、志満姉、梨子ママに鞠莉姉やダイヤ姉さんまでもが出迎えてくれて、俺の勝利を喜んでくれた。

 

中破したシグムントを見てみんな次の試合に間に合うのか不安になってたけど。もう一機予備で機体を用意していることを伝えたら安心していた。善子はそのことを知ってるから特に心配はしてなかったみたいだけど。

 

その日は俺ん家でささやかな祝勝会みたいなことをやった。父ちゃんと母ちゃんが食材買い込んでたみたいだったけど・・・俺が負けてたらどうしたんだよ・・・

 

 

 

 

 

 

だけど・・・俺たちはまだ気づいてなかったんだ。浦の星があんなことになってるなんて・・・

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




そろそろヒロイン決めた方がいいですかね。ま、もう決めたんですがね。

うん・・・とりあえず予選決勝までの流れまでは考えました。その中で・・・発表しようかなと。

次回はランタンが飛びますよ。

では、次回をお楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。