ガンダムビルドファイターズ-Sailing to the Sunshine- 作:陽@曜花推し
これ書き始めて、もう1か月ですか。早いもんですわ。
第12話です。
あの人たちが出てきますよ!
では、どうぞ!
もう5月でございます・・・
ども、新堂陽哉です。
この間撮った「夢で夜空を照らしたい」のPVは大好評で現在5万回再生されている。
これがあの某動画サイトだったら・・・いくら稼げたのだろうな。とそんな下種な考えは止めておこう。
そして、現在ラブライブのランキングはなんと99位!ランキング上昇率は1位という快挙!
部室ではメンバーが喜んでおりますよ。
千歌「このままいったら、ラブライブ優勝できちゃうかも!」
気が早いよ・・・
「とりあえず・・・100位以内に入ったとはいえ、まだまだ油断はできねぇぞ。」
まったく調子に乗りやがって・・・
とそこに1通のメールが。
「こ、これは・・・」
曜「どしたの?」
梨子「東京スクールアイドルワールド運営委員会?」
2年前の事を知ってるルビィは不安そうな顔をしている。
東京スクールアイドルワールド・・・2年前に鞠莉姉達旧Aqoursが出場したイベント・・・
千歌「これって・・・ランキングが上がったから呼ばれたってこと?」
「そうなるな。」
千歌「東京だーーー!!」
どうやら出る気満々でいるらしい。
ここで出すべきか、止めるべきか・・・
ここで一度挫折を味合わせるか・・・
けれど、その結果が最悪なものになってしまったら・・・
俺は・・・どうすればいい・・・
「ともかく、学校の許可がいるだろうし。俺、理事長室に行ってくるよ。みんなは練習始めててくれ。」
そう言って俺は部室を後にする。
Aqours練習中
曜「はー君、どうしたんだろう?」
1人だけ浮かない顔をしていた陽哉が気になっていた曜。
梨子「わからないわ。でも、東京スクールアイドルワールドのメールが来てから様子が少しおかしくなったわよね。」
千歌「もしかして・・・また試合と被ってるんじゃ・・・」
スマホで日程を確認する千歌。
千歌「よかった、日曜日だ。」
善子「でも、土曜日に出発するわけでしょ?先輩は試合に出てから東京に来るだろうし。」
東京には先にAqoursだけで行かなくてはならないようだ。
そして、様子がおかしい子がもう一人・・・
花丸「ルビィちゃん、どうしたずら?」
ルビィ「え・・・何でもないよ!!」
旧Aqoursがあのイベントに出てどんな結果になったのかルビィは知っていた。知っていたからこそ、不安になっていた。自分たちは上手くできるだろうかと。
そして、その頃理事長室では・・・
ダイヤ「反対ですわ!!あの子たちを今、東京に行かせるのがどういうことか分かっているのでしょう!!」
だろうなぁ・・・自分たちがあのイベントに出て、そしてどういう結果になったのか・・・その経験からルビィたちにあんな思いをさせたくないから・・・
鞠莉「陽はどう思う?」
「正直悩んでる。2年前の事は俺も知ってる。かな姉が歌えなくて、そのまま終わったことをな。そして・・・いや、これは俺の勘違いかもしれないから今は言わないでおく。イベントに出してあいつらに挫折を味合わせるか・・・ランキング急上昇で調子に乗ってるからな。だけど・・・そんな思いをさせたくないって思ってる。もう俺もどうしたらいいか。だからここに来たんだ。あのイベントに出た2人の意見を聞きたくてな。」
あいつらの悲しい顔は見たくない。けど・・・あのイベント出演グループはランキング上位の連中が多い。ここで自分たちと彼女たちのレベルの違いを知っておくのもいいとは思う・・・アニメの通りだったら、結果は最悪だ。
鞠莉「私は賛成よ。」
鞠莉姉の言葉に驚くダイヤ姉さん。まぁ、俺は鞠莉姉は賛成するだろうと思ったから驚きはしなかったけど。
鞠莉「ダイヤも期待してるんじゃない?私達の乗り越えられなかった壁を、乗り越えてくれることを。」
ダイヤ「もし越えられなかったらどうなるか。十分知っているでしょう?取り返しのつかないことになったら・・・」
そうだよな。東京スクールアイドルワールドの順位はお客さんの投票で決まる。イベントには去年のラブライブの優勝グループも出ているんだ。結果は・・・考えたくもない。
鞠莉「なら止めればいいのに。ダイヤが本気で止めれば、あの子たちは諦めるかも知れないよ?」
本当にそうだろうか?千歌あたりが反発するかもしれない。だけど、このイベントに出るためには学校の承認が必要だ。もしかしたらダイヤ姉さんが反対すれば・・・
鞠莉「これはね、避けてはいけないの。私たちが乗り越えられなかった壁を、あの子たちなら乗り越えてくれるかもしれない。本気でスクールアイドルとして、学校を救おうと考えているなら・・・このイベントで結果を残さなければラブライブ優勝なんて夢のまた夢よ。」
鞠莉姉の言いたいこともわかるよ。・・・それでも、俺は迷ってる。だけど・・・千歌が言うこと聞くかどうか・・・
「とりあえず・・・本人たちも出たがってるし、鞠莉姉がそう言うなら俺は反対しない。」
ダイヤ「・・・私も賛成はしますわ。」
鞠莉「じゃ、この書類書いておくから明日取りに来てね。」
俺とダイヤ姉さんは理事長室を後にした。
そして、生徒会室に行く途中で俺はある仮説をダイヤ姉さんに話してみた。
「2年前のイベント・・・かな姉が歌えなかったから駄目だったんだよな。」
ダイヤ「ええ・・・そうですわ。さすがの果南さんもあの数の観客を前にして緊張していたのでしょうね。」
緊張ねぇ・・・まぁ、確かに観客の数では緊張するのも無理はない。
「本当にそうなのかな・・・」
ダイヤ「何が言いたいのですか?」
少しイラつくダイヤ姉さん。
「俺の仮説を聞いてくれるか?」
ダイヤ「どうぞ。」
「かな姉は歌えなかったんじゃない。わざと歌わなかったんじゃないのか?」
少し驚いた感じになるダイヤ姉さん。
ダイヤ「何を根拠に・・・」
「根拠はある。あの時鞠莉姉は足を挫いてたんじゃないか?もし、そんな状態で踊ったら事故になる。でも、プライドが高い鞠莉姉の事だ。そんな状態でも無理して踊ろうとした。だから、かな姉は歌えないフリをして鞠莉姉が踊るのを止めたんだ。」
俯いて黙るダイヤ姉さん。しょうがない・・・あの手を使うか。梨子、すまんな。
そう壁ドンである。ダイヤ姉さんを壁まで追いやってからの壁ドンである。
「ダイヤ姉さん、お願いだ。俺には教えてくれないか?」
おお、見事に顔を赤らめていらっしゃる。これは・・・効くな!
ダイヤ「・・・わかりましたわ。」
よし、落とせた!ちょろいぜ!
生徒会室に移動。話し合いが難航してるから今日の練習は行けないと千歌達には連絡済みだ。
ダイヤ「陽、あなたの仮説は正しいですわ。」
やはりな・・・ま、アニメの通りなんだけどね。
「そうか。でも、他にもまだなんかあるだろ?その後何故Aqoursは活動を辞めたのか。もしかして・・・鞠莉姉の留学が関係あるのか?」
ダイヤ「あなたはニュータイプですか?」
「いや、Xラウンダーだ。」
ダイヤ「どっちでもいいですわよね!!」
こんな時でも俺のボケに突っ込んでくれる。さすが、ダイヤ姉さん。愛してるw
ダイヤ「まったく。その通りですわ。あの時鞠莉さんには留学の話が出ていました。でも、鞠莉さんはそれを断り続けていたのです。」
かな姉とダイヤ姉さんとスクールアイドルをやるためか。そして学校を救うために。
ダイヤ「私と果南さんは自分たちのせいで鞠莉さんのあらゆる可能性を奪ってしまうのではないか・・・将来をダメにしてしまうのではないか。そう考えたのです。ですから、あのイベントで果南さんはわざと歌わなかった。そして、その後はそれを理由にAqoursの活動を終わらせました。全ては・・・鞠莉さんのために。」
その後は鞠莉姉は留学して行ったと。
「鞠莉姉はその時なんて言ったんだ?」
ダイヤ「学校を救うために・・・と私たちを引き留めようとしましたが。」
そうか・・・大体わかった。
「で、ダイヤ姉さんはスクールアイドル部を秘かに応援していたと。」
ダイヤ「な、何でそうなりますの!」
動揺しとるな。
「俺見ちゃったんだよね。砂浜にAqoursって書いてるダイヤ姉さんをさ。」
ダイヤ「な・・・見られていたのですか!!」
はい、吐きましたね。真犯人が判明いたしました。
「Aqoursを成長させるためにわざと敵役を演じてたんだろ。あいつらなら自分たちが越えられなかった壁を越えられるかもしれないって。あえて自分たちがかつて名乗っていたAqoursを受け継がせてさ。まったく・・・不器用なんだからさ。好きなんだな、スクールアイドルが。」
ダイヤ「ええ・・・今でも鞠莉さんと果南さんと私でまたスクールアイドルをやりたい・・・それに今のAqoursもいる。けれど、鞠莉さんと果南さんの仲は険悪ですし。あの子たちに対して取った態度を考えれば・・・私は・・・」
言い終わる前に俺はダイヤ姉さんを抱きしめる。なんかこう・・・ほっとけないって言うか・・・
ダイヤ「ちょ・・・陽!?」
「よしよし・・・辛かったよな。ダイヤ姉さんたちは頑張ったよ。」
そう言いながら俺はダイヤ姉さんの頭を撫でてやる。
「ごめんな、何も知らなくて。2年前のあの時に声をかけなくて。それにダイヤ姉さん1人に無理させて。」
ダイヤ「あなたが気にすることではありませんわ。それにしても・・・今度は私がハグされる立場になるとは思いませんでしたわ。」
昔は俺が転んで泣きそうだった時にダイヤ姉さんがハグしてくれて頭撫でてくれたよな。
「もう、あの時の俺とは違うからな。」
そう言いながら離れる。
ダイヤ「あの時からずいぶんと成長しましたわ。ま、いきなり女性をハグするのはいかがなものかと思いますが。」
「あ、マジすんません。」
ダイヤ「まぁ、いいでしょう。それよりもあなたはイベントの前日が試合ですが。」
そうなんだよな。まぁ、イベント当日と被ってなくてよかったけど。
「試合は午前中だからな。終わり次第東京に行くよ。ただ、合流するのは夕方くらいだわ。東京の知り合いに挨拶しないといけないからな。」
ダイヤ「夕方ですか。そんなに知り合いが多いのですか?」
「うん。園田道場に・・・穂むらに・・・」
ダイヤ「今何と言いましたか?」
ん?だから、挨拶に行く場所だろ・・・
ダイヤ「園田道場といえばμ'sの園田海未さんの御実家。そして、穂むらといえばμ'sのリーダーである高坂穂乃果さんの御実家ですわよね?」
・・・・・・しまったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!一番喋ってはいかん人に喋ってもうたぁぁぁぁぁ!!
ダイヤ「どういうことか説明していただけますね?」
物凄い笑顔のダイヤ姉さん。やべぇよ海未姉さんにそっくり・・・
とりあえず・・・俺は全てを話すことにした。
ダイヤ「なるほど・・・あなたは園田道場の門下生で、海未さんに武道を教えていただいていたと。その繋がりでμ'sと親しくなったと・・・」
ハイ、サヨウデゴザイマス
ダイヤ「あなたがあの時私が千歌さんに出したクイズを余裕で答えられたのも納得ですわ。・・・しかも、あの伝説の秋葉ライブに参加していたと!なんと羨ましい!!それを知っているのは私だけですか?」
・・・うん、嘘言わない方がいいな。
「曜とルビィと花丸かな。」
ルビィが知っていることに驚いていたが・・・
「今のダイヤ姉さんにμ'sの話題なんか出せるわけないだろ?それはダイヤ姉さんが一番よく知ってるだろ?」
ダイヤ「そうですわね。」
「花丸はルビィに話した時に一緒にいたからな。曜はμ'sを知らなかったから話しても安心だと思ったんだよ。」
そう、ダイヤ姉さんと千歌に話さないと思ったから・・・
ダイヤ「ご自分が白状してしまっては意味ありませんけどね。」
まったくもってその通り!返す言葉もございませんwww
ダイヤ「で、なぜ黙っていたのですか?」
やっぱ、それ聞いちゃうよねぇ・・・
「まぁ、いろいろあるって言うか。ちゃんと言うつもりだったよ。時期を見てさ。そしたら千歌もμ'sに憧れてスクールアイドル始めたじゃん。千歌にばれるといろいろとめんどくさいんだよ。会わせろとか言われたらめんどくさい。ダイヤ姉さんが黙ってくれればいいけど・・・テンション爆上がり状態の姉さんはちょっと信用できない。ボロが出そうだ。こないだのμ'sクイズの時なんてそうさ。μ'sのファンですって自己紹介してるようなもんだわ。一般教養のわけないだろうが。」
ダイヤ「そ、それは・・・では、ルビィはどうですの!?あの子も私同様μ'sのファンですわ!!」
それに関しては心配ない。
「ルビィはお利口さんだからな。俺との約束をきちんと守っているからな。」
ダイヤ「さすが私の妹ですわ!!・・・と、とりあえず千歌さんに言わなければいいのでしょう?わかりましたわ。」
あとこれも言っとかなきゃ。
「ちなみに梨子もμ'sと会っている。俺の11歳の誕生日パーティーの時にな。」
ダイヤ「μ'sに祝ってもらったのですか!?」
「ええ・・・誕生日プレゼントもいただきましたよ。」
ダイヤ「μ'sからのプレゼント!!」
俺の肩を掴み、鼻息を荒くする姉さん・・・大和撫子どこ行ったwww
「とりあえず、落ち着いて。千歌はさ、梨子がμ'sの事知らないって思ってるから。それも黙っててくれよ。」
ダイヤ「それはわかりましたが・・・あなたが口を滑らさなければの話ですが。」
ですよねぇwww本当に我輩の口軽すぎるわぁwwwGN粒子による質量軽減効果が発動してるのかってくらいwww
ダイヤ「それと千歌さんに黙っててほしいのならば条件が・・・」
え、何々?ちょっと身構える我輩。
ダイヤ「エリーチカの・・・絢瀬絵里さんのサインを・・・私の名前を入れて戴いてきてくださいませんか?」
「いいでしょう。お任せを。てか、電話してあげようか?」
ダイヤ「ぴぎゃ!そ、それは・・・まだ心の準備が・・・」
姉妹一緒やな。
「わかった。サインの件は任せて。」
さて・・・そろそろ帰りますか。とその前に・・・
「ダイヤ姉さん、ルビィにも言ったセリフだけど・・・スクールアイドルが好きなんだったら、その気持ちを我慢しちゃダメだ。大丈夫、何とかなるさ。俺を信じろって。じゃな。」
陽哉が帰った後の生徒会室
ダイヤ「まったく、あの子は優しいですわね。そこは昔と変わりませんわ。とにかく・・・あの子たちの事は頼みましたわよ、陽。」
そして土曜日・・・
〈勝者、新堂陽哉!〉
何とか試合には勝てた。恵里菜の時よりはあまり苦戦しなかったけどな。結局シグムントの修理は間に合わずゼルクで出ることになった。
恵里菜「さすがね。まさか予備の機体を用意してるとは思わなかった。」
ギャル再び
「来てたの?」
恵里菜「何よ、悪い?あんたに負けてもらっちゃ困るのよ。仮にもこのあたしに勝ったんだからね!」
「わかってるよ。」
あー・・・もう新幹線の時間間に合うかな。
菜穂「おーいたいた。やっほー!」
「あれ、あなたは確か志木城さんの・・・」
恵里菜「志木城の女!!」
菜穂「ひどいなぁ、私は須川菜穂だよ。恵里菜ちゃん?」
そうそう志木城の彼女さん。ということは・・・
隆利「久しぶりだな。神代君も元気そうだな。」
「ども。」
恵里菜「げっ、志木城・・・」
そうか、志木城さんの試合は午後からだったな。
隆利「ゼルクガンダムだったか、そちらもいい機体のようだな。」
「ええ、シグムント同様本気で作った機体ですからね。」
恵里菜「つーか・・・あたしとの試合からだいぶ時間があったのに修理間に合わなかったんでしょ。」
菜穂「あの戦いは壮絶だったからねぇ・・・」
全国でもあの戦いは注目されていたらしい。某動画サイトのガンプラバトル公式アカウントでアップされた瞬間すごい再生数を叩き出したという。・・・広告収入いくらくらいなんだろうなぁ・・・俺に入るわけじゃないけど。
「おい、ギャル。俺がAqoursのマネージャーやってるの知らねぇわけじゃねぇだろ。」
恵里菜「ギャル言うな!!てか、そうだった。マネージャー業もやってれば時間ないか。」
菜穂「Aqoursって今注目されてるあの浦の星女学院の!!あの動画見たよ!可愛かったなぁ・・・」
おお、菜穂さんも知っていてくれたとは!で、何を見たんだ?アレか?「夢で夜空を照らしたい」か?
菜穂「リトルデーモン4号ルビィちゃん!!」
まさかの4号wwwしかし・・・
「まさかあの動画をご覧になっていただけたとは・・・」
菜穂「ルビィちゃん、最高だよね。まじえんじぇーだわ。」
恵里菜「いや、普通「夢で夜空を照らしたい」を見たって言うでしょ?」
隆利「ああ、あれは感動して泣いたな。」
恵里菜「え・・・まぁ、確かにあれは感動したけど・・・あんたが泣くところなんて想像できんわ。」
まぁ、確かに。でも、人は見かけによらないって言うからな。
「さて、俺はそろそろ東京に行かなきゃいけないので。」
菜穂「そっか、Aqoursは東京スクールアイドルワールドに出るんだったよね。」
隆利「時間を取らせて済まない。」
恵里菜「とりあえずAqoursにがんばれって伝えておいて!」
「了解!じゃ、また今度!」
さぁ、時間に余裕はあるが・・・ここら辺はあまり慣れないからな。駅まで急がなきゃ。
それから俺は無事に東京に着いた。とりあえずまず挨拶に向かうのは・・・
「ここからだな。上手く行けば他にも誰かいるかもしれないし。」
和菓子屋「穂むら」
もうわかるよね。そう・・・μ'sの発起人でありリーダーでもあるあの人がいる。
そして扉を開けるとそこには・・・
穂乃果「あ・・・い、いらっしゃいませ!」
穂乃果姉ちゃんがいた。うん・・・つまみ食いしてやがったな。慌てて後ろに隠したけど、無駄なんだよ。
「こんにちわ。」
穂乃果「はー君!!いつ帰ってきたの!!」
「ついさっき。てか、つまみ食いばれてるからね。」
穂乃果「そ、そんなことしてないよ。」
しらばっくれても無駄無駄。
「口にあんこついてるし。」
穂乃果「あ・・・」
まったく詰めが甘いんだよ。
高坂穂乃果さん・・・μ'sの発起人であり、リーダー。特技は雨を止ませる事かな、多分。
5年経ってきれいになったな。正確はあまり変わってないけど。現在は穂むらを継ぐために頑張ってる。
海未「陽、元気そうで何よりです。」
「海未姉さんも元気そうで。」
よかった・・・海未姉さんがいてくれた。手間が省けた。
「穂乃果姉ちゃん、ほむまんとお茶ください。」
穂乃果「そう言うと思って、はい。」
おお、早く出てきたわ。まぁ、いつもほむまんしか頼まないから、言わなくても穂乃果姉ちゃんにはわかってるか。
とりあえず席に着く。海未姉さんと穂乃果姉さんも席に着く。
「あれ。穂乃果姉ちゃん、仕事は?」
お客さんが来たらどうするんだい?
穂乃果「大丈夫、その時はちゃんと接客するから。それにはる君の話も聞きたいし。」
海未「陽、穂乃果にも聞かせてあげてください。あちらでの出来事を。」
しょうがありませんなぁ。いいでしょう。
内浦に行ってからの出来事を話した。
幼馴染たちがスクールアイドルを始めたこと。
それがきっかけがμ'sだったこと。
俺がマネージャーになったこと。
穂乃果「そっか、私たちに憧れて。」
海未「嬉しいことです。ぜひ会ってみたいものですね。」
会わせてあげたいけどな・・・それはまだ早いかな。それとμ'sをユーズと呼んでいたことは千歌の名誉のために黙っておこう。
穂乃果「それにしても梨子ちゃんとまた一緒なんだね。」
ニヤニヤするな。俺と梨子はまだそんな関係じゃねぇから。
海未「共学化のテスト生として女子高に通うことになったと聞いた時は心配でした。女子の中に陽一人では不安だろうと。しかし、梨子と一緒ならば大丈夫でしょう。」
まぁ、そうだね。
穂乃果「で、マネージャーの仕事ってどんな感じ?」
「そうだな・・・練習メニューを組んだり、活動に必要な書類を作ったり、PV撮影・編集・投稿にって感じかな。」
海未「私たちが分担してやっていたことを一人でやっているのですね。それでリーダーはどなたですか?」
スマホを取り出し、メンバーで撮った写真を出す。
「このみかん色の髪の子だよ。高海千歌。俺の従姉妹でAqoursの発起人でリーダー。明るく前向き・・・そして何も考えずに行動する・・・かな。」
海未「まるで穂乃果みたいですね。」
穂乃果「海未ちゃん、それ褒めてる?」
多分褒めてない。
「ちなみに作詞も担当してる。」
海未「リーダーで作詞も担当ですか!すごいですね。穂乃果ときたら・・・私に作詞を押し付けて・・・」
あ・・・あかんこれ長くなりそうなやつや。
「まぁまぁ海未ねえさん、落ち着いて。これでも食べて。」
とほむまんを渡す。するとなんということでしょう、海未姉さんが黙りましたよ。そしてほむまんをおいしそうに食べ始めましたよ。ほむまんには海未姉さんを黙らせる効果があるんだねw
穂乃果「あ、リトルデーモン4号のルビィちゃんだ!」
やはり、あなたもそれを見たんですね。
穂乃果「可愛いよねぇ。」
「まぁ、うちの生徒会長は破廉恥だって怒ってたけどね。まぁ、μ'sのあれに比べたら・・・」
と言ったところで2人が察したようだ。
海未「あの・・・ヘビメタ風の衣装ですか・・・あれは確かにどうかしてました。」
穂乃果「はー君さ、すごくいいって言ってくれたよね!!」
「いや、あれはああいった方がいいかなって。つか、最初誰だかわからなくて防犯ブザー鳴らそうとしたんだからね!」
穂乃果「不審者扱い!?」
いや、不審者でしょうよ。つーか、転生前の世界ではいろいろと話題になってたからね。
しばらく話してたら、次の約束の時間だということに気づいた。
「さて、そろそろ行かなくちゃ。」
海未「そうですか。陽、また遊びに来てくださいね。明日のイベントは私たちは用事があって行けませんが、Aqoursのみなさんに頑張ってくださいと伝えておいてください。」
・・・うーん・・・とりあえず俺の知人が応援してるって感じで伝えればいいか。千歌にばれてしまうからね。そしたらいろいろとめんどくさいことになるからね。
穂乃果「はー君、ファイトだよ!」
「うん、ありがとう!また来るよ。」
そう言って穂むらを後にする。
ちなみに穂乃果姉ちゃんに頼んで花陽姉さんと絵里姉さんのサインは貰ってある。穂むらに行ったのはそれを受け取るためでもあったんだよね。
そして・・・神田明神に向かおうと歩いていたが、男坂の下にAqoursがいた。
千歌「はー君!」
千歌が思いっきり手を振っている。・・・なんで曜は巫女のコスプレしてるんだよ。
ルビィ「ここが男坂!!」
千歌「そうだよ、μ'sが毎日練習してた場所だよ!!」
そうだね。俺もたまにμ'sに付き合って、ここを走ってたわ。それがいつしか俺自身の日課にもなってたな。
「折角だ。お参りしていこう。」
俺の意見に全員が賛成。
男坂を昇り、たどり着いた神田明神。すると、どこからか歌声が・・・
「社殿の前に誰かいるな。」
社殿の前に立つ2人の少女。歌声は彼女たちのものだ。間違いない・・・Saint Snowや。
どうやら、こちらに気づいたようだ。
聖良「もしかして、Aqoursのみなさんですか?」
善子「この子、脳内に直接!?」
「なわけあるか。とりあえず黙ってろ。」
とりあえず中二病を黙らせる。
「はじめまして、函館聖泉女子高等学院スクールアイドルSaint Snowさんですよね。」
いやぁ、会えるとは思わなかったわぁ。1期ではちょっと腹立ったけど、2期で・・・可愛いなと思ったんだよね。
千歌「この人たちもスクールアイドル?」
ということは明日のイベントにも出るんだよな。
聖良「あなたに知っていただいているなんて光栄ですね、新堂陽哉さん。」
Aqoursだけじゃなくて俺の事も知ってるわけね。
聖良「PV見ました。素晴らしかったです。」
えと・・・4号の方じゃないよね?
「夢で夜空を照らしたい・・・の方ですよね?」
聖良「ええ、そうですが。」
あぁ・・・よかった。
曜「どしたの?」
「いや、俺の知り合いがリトルデーモン4号ルビィちゃんがかわいいって言うもんだからさ。」
梨子「さすがに・・・堕天使動画には素晴らしいとは言わないでしょ?」
そうだよね・・・うん、そうだよ。
聖良「明日のイベントに出られるんですよね?」
千歌「は、はい。」
聖良「そうですか。楽しみにしています。では、私たちはこれで。理亞、行きましょうか。」
そして、聖良が先に歩き始め・・・理亞は・・・バク転からのムーンサルトを華麗に決めるw
ルビィ「すごい・・・」
花丸「マルたちの真上を飛んだずら・・・」
善子「て、天界からの使者!?」
確かに・・・ずば抜けた身体能力だな・・・だが・・・
「へい、そこのツインテ少女、待ちな。」
理亞「何?」
うん、素晴らしい運動神経だね。だが・・・
「明日はイベント当日だ。万が一怪我でもしたらどうする?」
理亞「私はそんなへまはしない!」
聖良「理亞、新堂さんの言う通りよ。すみませんでした、次からは気を付けますので。」
そう言ってSaint Snowは去っていった。
さぁて・・・明日はいよいよイベント。Saint Snowだけじゃない。ラブライブを優勝した連中も出てくる。
がんばれよ、みんな。
次回に続く
第12話、いかがだったでしょうか?
ばれてしまいましたね・・・ダイヤ姉さんに。
あと穂乃果姉ちゃんと海未姉さん登場です。出しちゃいました。
絵里さんと花陽さんも出すつもりでしたが、諸事情で止めました。
次回はいよいよイベントです!
この後14話で3年生加入会まで行きまして、15話で予選準決勝、16話で予選決勝をやりたいなと。
予選準決勝の相手は最低最悪な奴にしようかと。はー君ぶちきれ回にしようかなと。あと予告です。15話でヒロイン発表します。
16話終了後に陽君の新型の機体名を発表しようかなと。
サンシャイン2期ではストーリーに沿うだけでなく、オリジナル回の話もやりたいですね。体育祭とか修学旅行とか。
とにかく、次回をお楽しみに!