ガンダムビルドファイターズ-Sailing to the Sunshine-   作:陽@曜花推し

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おはようございます、陽です。

前回の更新から約1か月経ってしまいました。楽しみにしていた皆様、遅くなってしまい申し訳ありませんでした。

ssakuya様、カイナアズナブル様、レリ様、hayato0121様、イマジン様、ヒロアキ141様、お気に入り登録ありがとうございます!


いよいよ陽君の初戦です!

では、19話どうぞ! 


19話 初戦

《BATTLE ENDED》

 

 

〈勝者、大阪代表 鷹山李衣菜選手!〉

 

 

大会2日目のCブロック第3試合が終わった。

 

鷹山李衣菜・・・あのガンプラ心形流の門下生か。

 

あの流派に女の子の門下生がいたとはな。

 

李衣菜「どうも、新堂選手ですよね?」

 

おっと、そのご本人が話しかけてきた。

 

「ああ、そうだ。」

 

おお、めちゃ美人やん。

 

李衣菜「あなたにお会いできて光栄です。」

 

「俺、そんなに有名なの?」

 

李衣菜「ご謙遜を。ヨーロッパジュニア選手権、アジアジュニアトーナメント、全米ジュニア選手権で優勝し、あの私達学生ファイターの中でトップクラスと言われるルーカス・ネメシスやキジマ・ウィルフリッドにも勝ったことがある。それに大会2連覇の志木城選手をも倒している。今回出場している選手はみんなあなたに注目していますよ。いえ、それだけじゃありません。ネットでも優勝候補の最有力だとも言われています。ご存じありませんでした?」

 

へぇー、知らなかった。

 

「いろいろと忙しくてネットなんて見てなくてね。そうなんだ。でも、優勝候補の最有力ねぇ。」

 

ハードル上げるねぇ。負けるつもりはねぇけどさ。負けたら負けたでネットで叩かれるんだろうねぇ。

 

「今の試合を見るに君も相当強いよね。さすがはガンプラ心形流の門下生。あ、そうだ。一応マオさんやミナトとは知り合いなんだけどさ。珍庵の爺さんも元気してる?」

 

李衣菜「えぇ、さっさと死んでほしいと思うくらい元気ですよ。」

 

・・・え、なんて言った?つーか、なんか顔が怖くなったよ?

 

李衣菜「おっぱい老人に学習能力がない尻に敷かれ野郎に肖像権ガン無視野郎はうちが死んでほしいと思うくらい元気です。」

 

・・・あるぇ・・・どしたの急に。おっぱい老人?あぁ、珍庵の爺さんはおっぱいが好きだったな。で、尻に敷かれ野郎?マオさんだな。あぁ、ミサキさんに尻に敷かれてるってことね。最後の肖像権ガン無視野郎ってのはミナトか。あぁ、ふみなシリーズね。あれには俺もたまげたよ。実在の人物でMS少女とか。しかも、本人承諾なしだったから三代目がキレたって話じゃん。

 

「・・・大変なんだね。そっちはそっちで。まぁ、がんばって。」

 

李衣菜「・・・えぇ。」

 

なんか苦労してんな、この子。まぁ、ミナトに対しては俺からも釘を刺しとくか。

 

李衣菜「とにかく、準々決勝まで勝ち上がってきてくださいね。あなたと当たるとしたらそこなので。」

 

あぁ、確かに。彼女がCブロックで、俺がDブロック。戦うとしたら準々決勝しかないか。

 

「あぁ、俺も君と戦ってみたくなったからな。」

 

???「なら、その前に僕と戦ってもらわないと。」

 

と突然俺らの会話に割って入る奴が1人。

 

「誰だ?」

 

翔太「福岡代表の山上翔太といいます。」

 

こいつ、俺の初戦の相手か。

 

李衣菜「あぁ、福岡でジュリアン・マッケンジーの再来とか言われてた人ですか。」

 

え、なにそれ。ジュリアンさんの再来?初戦からとんでもないのが来たな。ま、別にいいけど。

 

翔太「ええ。僕は強いですよ。断言しましょう。僕の速さにあなたはついてこれない。」

 

言ってくれるねぇ。ジュリアンさんの再来っていうことは・・・何となく使ってる機体とか戦法とかわかるが。

 

「まぁ、言うだけ言ってろよ。そろそろ始まるぜ。」

 

翔太「ふふふ、では後ほど。」

 

そういって、自称天才君はどっか行った。

 

李衣菜「ああいう子、嫌いです。自分の腕を過信して他人を平気で見下す男。」

 

はっきり言うわね、この子。

 

「とりあえず、俺も行くわ。」

 

李衣菜「ええ、言う必要はないと思いますがご武運を。」

 

李衣菜も選手用の観覧席の方へ歩いて行った。

 

 

 

その頃選手用観覧席の一室では・・・

 

≪まもなくDブロック第一試合 静岡県代表 新堂陽哉選手対福岡県代表 山上翔太選手の試合が始まります!≫

 

大河「そろそろ始まるな。相手は福岡予選の戦いぶりからジュリアン・マッケンジーの再来とか呼ばれてるガキか。」

 

日向「ああ。あの年にしてはビルダーとしてもファイターとしても、その実力は高い。そして、彼の一番の武器は速さだろうな。」

 

星斗「はっ、あんなんジュリアン・マッケンジーの猿真似じゃねぇか。」

 

大河「お、星斗じゃん。お前はこの戦いどう見る?」

 

星斗「猿真似にしては速い。新堂の機体がデスティニーシグムントのままであれば・・・負けるかもな。」

 

日向「大丈夫さ。あいつは負けないよ。」

 

大河「その根拠は?」

 

日向「昨日誰よりも早く見せてもらったんだ。あいつの新しい機体を。シグムントの強化型をな。」

 

星斗「へぇ・・・あのまま修理じゃなく強化したってか。予選決勝から本選まで時間がない状況で。」

 

日向「それがな。志木城君と神代選手に手伝ってもらったらしい。」

 

大河「へぇ、2連覇の志木城がか。それにその志木城を2年連続で苦しめた神代ちゃんも協力してるとは。」

 

星斗「面白いじゃねぇか。ますます戦ってみたくなったぜ。」

 

日向「機体の完成度は高い。当然だが詳しくは教えてもらえなかったが、それでもあいつのガンプラはすごいと思った。お、そろそろ始まるな。」

 

 

 

《GUNPLA BATTLE Combatmode startup. Mode damage level set to“B》

 

《Press set your GP-Base》

 

《Press set your gunpla》

 

《Beginning [Plavsky Particle] dispersal. Field04,city》

 

 

「新堂陽哉、デスティニーガンダムインフィニティ出るぞ!」

 

翔太「山上翔太、ガンダムS91行きます!」

 

 

おいおい・・・ガンダムM91かよ。たしかレプリカキットが出たばっかじゃなかったっけ?

 

Mランス持ってねぇ代わりにビームライフル2丁かよ。

 

翔太「新堂さん、申し訳ありませんがあなたにはここで負けてもらいますよ。いかにあなたが有名だろうが、天才である僕の敵ではありません!!」

 

ほぅ、強気だねぇ。なら見せてもらおうかぁ、天才とやらの実力ってやつをさ。

 

ビームライフルと腰のヴェスバーで遠距離から攻撃してくる。

 

うん、天才というだけあっていい腕だね。狙いも正確だ。さすがに本選まで勝ち上がってきただけのことはある。まぁ、兵藤よりはかなりマシな部類だな。相手を見下すのはいかがなものかと思うが。ガキのうちからこれだと将来苦労しそうだな。これ以上増長しないようにぶっ倒しておきますか。

 

翔太「僕の攻撃を躱すなんて、なかなかやりますね!」

 

「まぁね。じゃ、こっちも行くかね。」

 

相手の攻撃をかわしつつ、カウンターでレーヴァテインⅡをキャノンモードで構え砲撃する。

 

翔太「ただの対艦刀じゃなかったのか!?」

 

そうなんだよね。砲撃兵器としても使える対艦刀だったね。

 

レーヴァテインⅡをソードモードで持たせ、S91へと迫る。

 

翔太「こ、この!!」

 

また射撃で俺の進路を阻もうとするが、残念。全部避けるよ。

 

「はぁぁぁぁ!!」

 

まずはビームライフルを2つともぶった切る。

 

翔太「たかがビームライフルくらいで!!」

 

よく見るとM91では片側にしか装備されていなかったブースターガントレットがS91の両腕に装備されていた。

 

翔太「これなら!!」

 

M91ではバルカンが内蔵されてるからこいつも・・・と思ったらバルカンじゃなくてビームの刃が出てきた。

 

なるほど・・・ビームクローってわけね。

 

何度も何度も俺に斬りかかってくるけど・・・当たってやるわけにはいかねぇなぁ。

 

翔太「くっそぉぉぉぉ!!なら、これで!!バックジェットストリーム!!」

 

おお、ついに使ったか。

 

なるほど・・・分身まで再現するなんて。なかなかやるね。

 

翔太「どうだ!降参するなら今のうちだぞ!!」

 

おいおい、もう勝ったつもりかい?

 

「悪いな、その気はねぇんだ。それと・・・お前のバックジェットストリーム・・・速いんだけどさ。本家に比べたら遅いよ?」

 

分身の展開速度とかさ。やっぱ本家の方が凄いわ。

 

でも、そこそこ楽しめたしな。ご褒美に見せてやるよ。他の選手に手の内晒すことになるけど・・・ま、いっか。

 

さぁ・・・行くぜ相棒!!

 

アシムレイトを発動・・・と同時にシャイニングバーストシステムを起動させる。

 

「シャイニングバースト!!」

 

機体が輝き始め、光の翼の色も緑に変わり、機体各部から粒子が放出され始める。

 

 

【選手用観覧席】

 

大河「な、あれって・・・」

 

星斗「去年カミキ・セカイやイノセ・ジュンヤが使っていたのと同様のシステムか?あのシステムを積んでるってことは・・・まさかアイツ使えるのか?」

  

日向「トライバーニングやディナイアルの場合攻撃強化の特性があったが・・・陽の場合はおそらくアレだな。」

 

 

 

翔太「な・・・カミキ・セカイの猿真似じゃないか!!」

 

おいおいおいおい・・・お前に言われたくねぇよ。

 

「お前だってジュリアンさんの猿真似じゃねぇか。しかも、本家より遅いしな。それにシャイニングバーストシステムは、バーニングバーストシステムとは少し違うんでね。」

 

そう、シャイニングバーストシステムは攻撃力ではなく・・・機体の速度を極限まで強化する。確かにインフィニティブレイクやレーヴァテインⅡキャノンモードのごんぶとビームは攻撃力の強化に当たるが、あくまで必殺技であり、常時発動しているのは速度強化の方だ。バーニングバーストシステムの常時発動効果は攻撃力強化だからね。

 

つーわけで・・・こっからは俺のターンだ!!

 

翔太「は、速い!!」

 

「確かにバックジェットストリームを会得したのはすげぇよ。だけどな、本家より遅すぎるんだよ。」

 

翔太もバックジェットストリームを使い、こちらに対抗してくるが・・・遅い。ジュリアンさんはこれよりもっと速かった。

 

「はぁぁぁぁ!!」

 

レーヴァテインⅡでS91の両腕を切断する。

 

翔太「うわぁぁぁ!!」

 

ヴェスバーで攻撃しようとしていた。だけど、そんなこと許すわけねぇだろ。

 

「そらよ!!」

 

S91を蹴り飛ばす。

 

「さて、そろそろ終わりだ。」

 

右の拳に粒子を集中させる。

 

「はぁぁぁぁぁ!!インフィニティブレイク!!」

 

体勢を立て直したばかりのS91のコクピットを俺の拳が貫く。

 

 

《BATTLE ENDED》

 

 

 

「よし、なんとか初戦突破だな。」

 

翔太「・・・」

 

ん?なんか天才君が俺に何か言いたそうにしてるけど。

 

翔太「僕は・・・自分を過大評価していたようです。上には上がいる。あなたの実力を見誤っていました。」

 

「そうか。けどな、あのバックジェットストリーム・・・鍛えれば本家にも匹敵するくらい早くなるだろうぜ。」

 

この歳でバックジェットストリームを使えるようになるなんざ大した奴だよ。鍛えれば・・・こいつはもっと強くなれる。

 

翔太「僕は今よりもっと強くなりたい。そのために努力は惜しまない。僕が強くなったその時は、また戦ってくれますか?」

 

「ああ、いつでも来い。待ってるぜ。」

 

お互いに握手を交わす。

 

さぁ、初戦突破だ。次はどんな奴が相手か楽しみだ。

 

 

 

 

 

???「新堂陽哉・・・お前は絶対に許さねぇぞ。俺の金もうけを潰してくれやがって。このシステムでお前を潰してやるよ。」

 

 

 

 

次回に続く

 

 

 

 

 




第19話いかがだったでしょうか?

初戦の相手どうしようかなと考えている最中にふと思いついたのがこの天才君です。

設定はオリジナル設定(全国大会編)にアップするのでご覧ください。

そして、次戦の相手は・・・何やら陽君に恨みを抱いているような・・・


では次回をお楽しみに!できるだけ早くアップいたしますので!

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