流星堂の新米教師(仮)   作:テレサ二号

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どうもテレサ二号です!!

今回は筆がメッチャ乗ったので投稿が早めにできました!\(^^)/
たまたまなので、このくらいの更新速度を期待しないでください(笑)

では本編です!


#5 気まぐれロマンティック

碧志「約束の15分前……少し早く着きすぎたかな?」

 

碧志は時計を見た。今日の碧志は黒のライダースのジャケットにマスタードイエローのインナーと、黒のスキニーに黒のポストマンシューズと黒系統に統一した服装で纏めている。

そんな碧志を遠くからポピパの5人は尾行していた。

 

たえ「碧志先生、あれはデート服だねきっと」

 

沙綾「やっぱり都心の大学通ってただけあって、オシャレだなー」

 

有咲「あ、碧志ならあれくらいのカッコよさは普通だっての//」

 

香澄「お腹減ったなぁ……」

 

たえ「そういえば、張り込みといえばアンパンだよね?」

 

沙綾「ウチのパン持ってきてるけど食べる?」

 

香澄「おぉ!食べる食べる!」

 

りみ「私、チョココロネがいいな♪」

 

有咲「お前ら緊張感持てっての!!」

 

香澄「あ!まりなさん来た!」

 

まりなは白シャツワンピースに黒のロングカーディガンにパープルピンクのパンプスにベレー帽を被っている。

まりなは碧志を見つけると手を振りながら歩み寄った。

 

香澄「まりなさん……可愛いね?」

 

沙綾「いつもは落ち着いたお姉さんって感じだけど、今日はその中に可愛さも入ってるよね?」

 

たえ「きっと勝負服だね」

 

有咲「…………だよ?」

 

りみ「???」

 

有咲「誰だよ、まりなさんは青のボーダーしか着ないオシャレを捨てた系OLとか言ってたのは!普通に可愛いじゃねーか!!」

 

たえ「まりなさんが青のボーダーの服しか持ってないというのは都市伝説だったんだね」

 

有咲「おたえ、お前か!!」

 

りみ「有咲ちゃん、落ち着いて?ちょっと何が言いたいのか分からないよ?」

 

興奮気味の有咲をりみが宥めた。

 

まりな「おはよー、待たせてゴメンね?」

 

碧志「おはよ。待ち合わせ時間前だし俺も今着いた所だから」

 

まりな「待ち合わせ時間より早いけど、早速買い物に出掛けよっか?」

 

碧志「だな♪今日一日よろしくお願いします」

 

まりな「こちらこそよろしくお願いします」

 

碧志・まりな「…………アハハ!」

 

碧志「じゃあ、まずはショッピングモールに行こうか」

 

まりな「うん♪」

 

二人は歩みを揃えて歩き出した。

 

たえ「いい雰囲気だねー」

 

沙綾「悔しいけど、スッゴくお似合いって感じだね」

 

有咲「そりゃ、まりなさんは優しくて美人だし、明るくて人当たりもいいけど……。私だって……ゴニョゴニョ」

 

香澄「大丈夫だよ!有咲にもいい所あるって!」

 

有咲「香澄に言われると何かバカにされてる気がするんだよ!」

 

その後ポピパの5人は碧志とまりなに気づかれないような距離を取りながら、跡を付けた。

 

碧志「月島と出掛けるのって、中学ぶりかな?」

 

まりな「そうだねー。市ヶ谷君はあの頃と比べると身長伸びたね?」

 

碧志「そうか?もっと身長欲しかったよ」

 

まりな「私は?どこか変わったかな?」

 

碧志「そーだなー。背が縮んだ!」

 

まりな「市ヶ谷君が大きくなったんだよ!」

 

碧志「アハハ!それと綺麗になったな、優しい雰囲気は昔のまんまだけど」

 

まりな「あ、ありがとう……//」

 

碧志に褒められ、まりなは顔を赤らめた。

そうこうしている間に、ショッピングモールに到着した。

 

碧志「さて、目的は買い物として……。まずは色々見て回ろうか?」

 

まりな「雑貨屋とか行ってみない?」

 

碧志「おっ、いいねぇ♪」

 

碧志とまりなは雑貨屋に向かうと早速色々な物を物色し始めた。

 

碧志「へぇ~、入浴剤って色々あるんだな」

 

まりな「こういうのどう?」

 

発光入浴剤!これで貴方もスーパーリッチに!

 

碧志「落ち着かねぇな!」

 

まりな「これは?」

 

貴方の夢叶えます!夢の札束風呂!

 

碧志「今時億万長者でもそんな事しねーよ!」

 

まりな「じゃあこれ!」

 

動画投稿にオススメ?超スースー系のハイパーミント風呂!

 

碧志「自分の身体を大切にしろ!!」

 

まりな「アハハ!相変わらず市ヶ谷君のツッコミって面白い!」

 

碧志「人を使って遊ぶなっつーの(笑)」

 

 

 

沙綾「いい雰囲気だねー」

 

有咲「くっ!あんな無邪気な碧志は見たことねぇな……」

 

香澄「有咲!有咲!」

チョンチョン

 

有咲「ん?」

 

振り向くとそこには星形のサングラスをかけて、アフロのカツラを被っている香澄がいた。

 

香澄以外「ぶっふ!!」

 

皆、声を殺して爆笑を始めた。

 

沙綾「香澄、似合い過ぎ!!」

 

りみ「声を抑えるのが大変だよ……」

 

有咲「真面目に観察しろっての!……ふふっ!」

 

たえ「香澄はボクシングでも始めるの?」

 

有咲「アフロ=ボクシングじゃねーから!」

 

こっちはこっちで楽しんでいるようだった。

 

 

碧志「こっちはアロマキャンドルか……」

 

まりな「私、これ使ってるよ!」

 

碧志「へぇ、女の子みたいだな」

 

まりな「女の子だよ!」

 

碧志「ギタリストジョークさ♪」

 

まりな「私もギタリストだけどそんなジョーク言わないよ!?」

 

 

 

碧志「今度はぬいぐるみとクッションのコーナーか」

 

まりな「この熊のぬいぐるみ、市ヶ谷君みたい!」

 

碧志「俺、こんなに丸々してねーよ!」

 

まりな「雰囲気が市ヶ谷君に似てるの!!」

 

まりなはぬいぐるみを抱き締めた。

碧志は自分に似てると言われたぬいぐるみが抱き締められ、間接的に少し照れた。

 

碧志「世界一願いが叶うミサンガ?」

 

まりな「へぇ~凄いね~。しかもオシャレ!」

 

碧志「神頼みか……。俺これ買うよ?月島も色違い買わないか?」

 

まりな「う、うん!いいよ!」

(これってお揃いって奴じゃ?///)

 

その後も、変わったお菓子やパーティーグッズに変なマスクなど色々な物を物色して数点買った所でお店を出た。

 

香澄「思わぬ出費だったね♪」

 

有咲「何で香澄が買い物してんだよ!」

 

沙綾「しかもさっきのサングラス買ってるし!」

 

香澄「今日一日これで尾行するよ!」

 

香澄以外「ぶふっ!!」

 

香澄は星形のサングラスを付けどや顔をした。

四人は再び笑いを堪えるのだった。

 

碧志「さて……次は服かな?」

 

まりな「もうすぐ寒くなるから、冬物が欲しくなるよね?」

 

碧志「そうだな」

 

二人は数十店舗ある服屋を気になる所から廻って行った。

 

まりな「市ヶ谷君ってどんなの着るの?」

 

碧志「冬物ならダッフルとかブルゾンより、Pコートとかチェスターとかが多いかな」

 

まりな「市ヶ谷君、コート似合いそうだよね?」

 

碧志「そうかな?」

 

まりな「そうだよ♪」

 

コートを見て回っていると、碧志は一着のグレーの落ち着いた色味のコートを触り始めた。

 

碧志「うーん、触り心地が抜群にいいな。これってユニセックスかな?」

 

まりな「せ、せ、セックス!?///」

 

まりなは激しく動揺し一瞬で顔を真っ赤にした。

 

碧志「な、何言ってんだよ!!//ユニセックス!男女どっちでも着れるかって意味!!」

 

まりな「そ、そうなんだ……。勘違いしてゴメンなさい」

 

碧志「いや、こちらこそゴメン……」

 

店員さんに色々聞いた碧志はこのコートをサイズ違いで二着買った。

合わせて、色違いのマフラーを1つずつ購入した。

買い物を済ませて、碧志とまりなはショッピングモール内のカフェで休憩をしていた。

 

碧志「月島のおかげでいい買い物ができたよ、ありがとう」

 

まりな「ううん、私も楽しかったから!それにこれ、ありがとう!」

 

まりなは先ほど購入したミサンガを付けてみせた。

 

まりな「そんなに叶えたい願いがあるの?」

 

碧志「…………うん。どんな代価を払っても叶って欲しい願いがある」

 

碧志は指を組んだ。

そんな碧志の手をまりなは優しく包み込んだ。

 

碧志「月島!?//」

 

まりな「大丈夫?」

 

碧志「え?」

 

まりな「市ヶ谷君、悲しい事を考えてる時は指を組む癖があるから」

 

碧志「そうなのか?」

 

まりな「うん、そこは昔と変わらないよ」

 

碧志「月島も昔と変わらず優しいんだな」

 

まりな「??」

 

碧志「俺が中学生の時に両親が交通事故にあって亡くなっただろ?有咲は覚えていないだろうけど、あの時マスコミは連日ウチに押し寄せるし、学校では悲劇のヒロインみたいにみんなが扱ってきてさ。中にはチヤホヤされてるのが気に入らないやつとかいて、俺あの頃が一番辛かったんだ」

 

まりな「市ヶ谷君……」

 

碧志「でも月島だけは変わらずにいつも通り接してくれただろ?特別扱いしないのは月島だけだったから、あの優しさに俺は凄く助けられたんだ。あの時はありがとな」

 

碧志は暖かい笑顔で微笑んだ。

まりなは言葉は発しなかったが微笑みながら頷いた。

 

 

たえ「何を話してるか聞こえないけどいい雰囲気じゃない?」

 

りみ「ま、まりなさん……市ヶ谷先生の手を握ってるね//」

 

有咲「終わった……何もかも終わった……」

 

何も知らない有咲は真っ白になっていた。

 

 

その後二人は、食べ物を買ったり家電を見て回ったりして遅くならない内に帰路に着いた。

尾行対象が帰路に着いたので、ポピパの5人も現地解散となった。

 

 

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帰宅後、まりなは部屋でくつろいでいた。

まりなは碧志の言葉を思い出していた。

 

碧志「月島だけは変わらずにいつも通り接してくれただろ?特別扱いしないのは月島だけだったから、あの優しさに俺は凄く助けられたんだ」

 

まりな「違うよ……。私は市ヶ谷君を特別扱いしてなかったわけじゃない。ご両親の事故の前から私は市ヶ谷君を特別扱いしてたから、そこが変わらなかっただけだよ……//」

 

まりなは顔を赤らめて、ベッドの枕に顔を埋めた。

 

まりな「なんて……素直に言えたらいいのにな//」

 

まりなは腕に付けたミサンガを見て、心を静めるのだった。

 

 

 

 

一方の碧志は帰宅後、すぐに祖父母をリビングに呼び出していた。

 

碧志「昨日、社会人になってから初めての給料が出ました。これは俺からお二人に少しではありますが恩返しの意味を込めてプレゼントです」

 

碧志は二人にお揃いのコートと色違いのマフラーを手渡した。

二人はとても嬉しそうにコートに袖を通した。

 

万実「こんな事しなくていいのに。せっかくの初任給なんだから、自分の好きな事に使えば良かったのに」

 

碧志「最初に二人にお礼を言いたかったんだ。有咲は血が繋がってるけど、俺は血が繋がってないのにここまで育てて貰った恩があるから、これが俺のしたかった事だよ?」

 

祖父母は優しく育った碧志の心遣いに思わず暖かい涙が流れた。

 

 

 

有咲は帰宅後、ショックで落書きのようになっていた。

そんな有咲の部屋に碧志が訪れた。

 

碧志「有咲いるか?……って何で落書きみたいになってんだ!?」

 

有咲「ん?碧志か?どうしたんだ?」

 

碧志「あのさ…………」

 

 

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翌日、有咲はポピパのメンバーと上機嫌で当校していた。

 

香澄「有咲、元気になってる」

 

沙綾「さては何かいいことあったな?」

 

有咲「べ、別に何もねーよ!」

 

たえ「怪しいぞー」

 

りみ「あれ?有咲ちゃんヘアピン変えた?」

 

香澄「ホントだ!オシャレになってる!」

 

有咲のヘアピンはいつもの黒のヘアピンから、アンティークチックの落ち着いた物に変わっていた。

 

香澄「可愛いね~。余ってたら私にもくれない?」

 

有咲「これだけは絶対ダメ!!これは私の宝物だからな♪」

 

有咲は満面の笑みでスキップしながら学校へ向かうのだった。

 

 

 

 

 

たえ「有咲ってスキップもヘンテコなんだね」

 

 

 

 




いかがでしょうか?

今回は碧志とまりな中心のデート会(仮)となりました!
まりなさんの良さが少しでも出てたらいいなと思いました!
書いてて、前話より手応え感じました(  ̄▽ ̄)

さてさて、他バンドのメンバー推しの皆さん、次回以降少しずつ他バンドのメンバーを出していきますよ!!
今しばらくお待ちください!

評価・ご感想・お気に入り登録お待ちしております。
できたら優しいお言葉をいただけると励みになります(笑)

ではまた次回!ほなっ!(^^)ノシ

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