こんな戦記あったかも   作:普通のアンへル推し

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お待たせしてすみません。

ネタ不足につきこれで(形式上の)最終回とさせていただきます。

またネタができたら投稿していこうかと思います。

ではどうぞ!


第10話

帝国軍の後方勤務に移されたターニャ・デグレチャフとその兄ディルク・エルレヴィは豪華に彩られた部屋で窓から降り注ぐ木漏れ日に当たる場所にあるテーブルでコーヒーとチョコやケーキなどを椅子に腰掛けながら食べていた。

 

 

 

 

ふと…

 

 

 

なぁターニャ?

 

なんでしょうか?兄さん。

 

俺たちが最初に会った日覚えてるか?

 

忘れるはずが無いでしょう?…あれは私の運命が決まった日ですから。

 

フッ…そりゃそうか。

 

でもどうしてそんな質問を?

 

なぁに、ちょっと聞いてみただけさ。

 

不思議なこともあるものですね。

 

なにがだ…?

 

私たちは会うべくして会った様な気がします。

 

…ふむ、それはどういった風に?

 

兄さんは私があそこにいることが無意識に分かってたんじゃないかな?…と。

 

そう断言は出来ないがお前を見つけたのは偶然だ、もし俺が見つけなくても他の奴がお前を見つけて孤児院にでも預けただろうよ。

 

そうですか…ならわたしはラッキーですね。

 

…そうか?

 

ええ…じゃなければこんな美味しいコーヒーやチョコ、ケーキなど食べられなかったでしょうから。

 

飯の事かよ…。

 

(まぁ勿論私の事をこれ程わかってくれる人は後にも他にいないだろう。)

 

これからも私に尽くしてくださいね?

 

……やだよ。自分で生きていけるだろ?

 

そこはカッコつけて「分かった。お前を一生守ろう。」なんて言うところですよ?

 

止めてくれ…そんな言葉は気軽に出来ない。

 

そうですか。期待しましたが無理なら止めましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば軍の方は大丈夫か?

 

ええ…最前線では本当に死と隣り合わせでしたからね、いまはあのときとは考え付かないほどに平穏です。

 

そうかそうか妹に死なれちゃ目覚めが悪い。

 

そんなに心配されなくても私はそう簡単に死にませんよ。

 

そりゃ結構…。

 

 

ズズズー

 

それに後方勤務のお陰でこのコーヒーをゆっくり飲む時間も出来ましたし。

 

作らされるこっちの身にもなってほしいがな。

 

それは仕方ありません、私の兄は特別妹には甘いと考えていますから。もしかして駄目?おにいちゃん?+上目遣い

 

その二つはやめろ、分かった分かった作ってやるから。

 

フッ…チョロい

 

おい!いまなんて言った?

 

いえいえ…なんでもありませんよ?

 

そうかそうか…って騙されないぞ?

 

まぁそうですね。それより兄さんコーヒーのお代わりは?

 

…はぁ、待ってろすぐ淹れてくる…

 

 

やはり我が兄はチョロいな…。

 

キコエテルゾー?

 

我が兄はかっこいいな。

 

すり替えてもむだだぞ?

 

速かったですね。

 

話をすり替えんなって…ほら?

 

カチャ

 

ズズズー

 

兄さんは帝国が勝つと思いますか?

 

いきなりだな…まぁ負けるだろう。いつかは…な?

 

そのときどうしますか?

 

まぁ亡命が一番だろう。

 

そうですか。じゃあその時は一緒に亡命しますね。

 

まぁいいんじゃないか?兄妹共に生き残れるのはいいことだ。

 

ええ…ですが今は…

 

そうだな…今だけは

 

「「この日常に感謝しよう。」」

 

 

 

 




はい取り敢えずこの小説はここで切ります!
ネタが無いのでね。

実は次に考えてる小説はあります!


あっ…決してそっちを速く出したいからこれを切るわけじゃないよ?ホントダヨ?



後書きが長くなりましたがこれにて(一応)終了となります。

皆さんありがとうございました。

是非とも次の小説も楽しみに待っていただけると嬉しいです。

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