こんな戦記あったかも   作:普通のアンへル推し

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少し見ない内にUAが300を越えてました!
皆様ありがとうございます!

ではどうぞ!

追記どんどん飛びますよ~?


第3話

あの出会いから数年がたち俺は軍(と言っても後方支援のようなものだが)に入り。

我が妹?ターニャも3歳になり言葉をよく話すようになった

 

「ディルクにぃ~ごはん~」

 

なんて表では凄く可愛いのだが

 

「ちっ!なんでこの私がこんなやつを兄と呼ばなければならないのだ!早く独り立ちしてやる!そして楽々ライフを…ヒッヒッヒ」

 

とまぁ相変わらず黒い腹してるなぁと薄ら笑いをしながら暮らす日々もなれていた…はず…。

 

 

ターニャside

 

この男、ディルクに拾われてから私は3年の時を過ごしたがこの男は凄く有能だ!私のやって欲しいことを次から次へとやってくれなおかつ作るご飯が時代に合わぬ位上手かった。

 

別にこいつの元で一生暮らすのも悪くないが…これでも努力でエリートにまで上り詰めたこの私だ!いつまでも厄介になるのも私のプライドが許さない!

 

だが…こいつの手から離れるリスクも大きい故に離れるタイミングが掴めない…まぁそんなことを3歳で考えるのも違うと思うが…

 

それにしてもまったくこの世界はなんて非合理的なんだ!

戦争なんてやるだけ無駄じゃないか?!

人と人が殺しあうなんて無駄の結晶のような物だ

 

だがこれは逆にチャンスとも言える…前世ではいわゆる軍オタだった私にとっては素晴らしいシチュエーション!

 

後方で軍務に着ければ安定して生活できるし、存在Xの思惑どうりにもならない!正に一石二鳥!

 

くくく…あまりに完璧すぎて笑いがでてくる…おっとこいつ(ディルク)がこちらを見て不思議そうな顔をしている…こいつも軍にいれれば…いやそれじゃ意味がない

 

とにかく!軍にはいることが私の今の役目であることが確認できた…軍の要請なんてあればいいのだが…

 

 

ターニャsideout

 

 

なーんかこいつ物騒なこと考えてやがるなぁ?

素直に俺を褒めるあたり認めてはいるんだろうが…

こいつが軍に入るのかぁ~まぁ俺は止めねえけどよ…

ん?止めるべきじゃないのかって?

本人のやりたいようにさせるのも教育の一環だろ?

 

となるとあと4年位か?軍の学校に入れる年齢と時期的に…

となるとあの家どうするか…今俺はターニャがいるから家にいれるが…軍に戻れば寮生活まっしぐらだろう…まぁ帰るところは必要か…

 

必要な物は持ち出してあとは放置かなぁ?

 

服とかも軍服に変わるし必要なくなるな…放置するのも虫食いになるし…持ってかせるかw

あわてふためく姿が目に浮かぶなw

 

さて!今日も買うもの買ったし!

 

家にかえってこいつの好きなものでも食わせてやるかね?

 

 

「今日は何をつくるの~?」

 

お前の好きなもん作ってやるさ

 

 

「じゃああのスープ~」

 

 

じゃ…パン(自家製)と一緒にだしてやるか…

 

「うわぁーい」

 

全く媚びるような仮面つけた顔で笑いやがって…

 

 

まっ…それもターニャらしいか…

 

 

 

だがいつかぜってぇ驚かす!覚悟しとけ!

 


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