安心しろ…その回だ!
だから時間軸など気にするなッ!
はいどーぞ~
はーいそのままじっとしておいて下さいね~
どうしてだ…
はい!じゃあさっき伝えた通りにお願いします!
どうして…
うわぁぁぁあ!
「はじめまして!わたしははくぎん!たーにゃ・でくれちゃふれす♥️」
どうしてこうなったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
時は遡り前日
ディルクの部屋にてそれは始まった
「え?撮影…ですか?ディルク兄さん?」
そうそう!撮影撮影!白銀が誕生したことと、それが初の女性!しかもまだ幼いゆえにみんなも興味があるらしいんだよね
「そうですか…」(撮影か…この見た目故に写りは悪くは無いだろうが…)
どうする?引き受ける?
コトッ
「!?それは!チョコケーキ!しかも手作り!」
私は手を伸ばすが…
スーッ
ニコリ…
やれと言うのかこの鬼畜は…
「分かりました…撮影の件お引き受けします。ですから!」
分かってる分かってる…
そして時は進み現在…
ここでは蹂躙されるのみ…
シャーガチャガチャ!バッバッ!
うわぁ~
うむ、素晴らしい出来だ!と伝えるかのようなグーサイン…
そして輝くような目で見るヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ少尉
そして此方を隅々まで写すカメラ…
そう!これはどこまでも孤独で永遠と続く…絶望的状況…!
だがこれも仕事だ!自分を殺せ!…
撮影後私は一目散にあの鬼畜野郎の所に向かった…撮影とは聞いていたがあそこまでとは聞いていない!と罵詈雑言を言うために向かっていた。
「ディルク中佐!まさかここまでとは…?」
あっ!っと驚くような顔で此方を見る鬼畜だが…その部屋のテーブルには沢山のケーキやお菓子…はたまたコーヒーまでセットされていた…
「えーっとこれは…」
バレたか…っと苦笑するような形で此方を見る鬼畜だが
俺もあそこまでとは聞いていなかったこれは詫びの品だ…と私の為に用意したらしい…
さっきまで罵詈雑言を言うために来ていたのにすっかり毒気を抜かれてしまい自分がいいように丸く納められてるような気がしたがスイーツの前ではそれも仕方なかった
「こほん‥まぁそういうことなら頂きます。」
ええ‥後堪能くださいお嬢様と執事にでもなったかのようにお辞儀して部屋から出ていった。
ふむ‥上手いな…私は前世はあまりスイーツというスイーツは好きではなく嫌いというわけでもない正に普通…って奴だったが…ここでは別!作戦中のあの不味い食事に比べれば前世で好物じゃ無くたって美味しく感じるものらしい…!
あいつが中佐という立場でなければ私の隊にいれ食事を作らせたい位だ…
ディルクside
「ええ…こちらがさっきのに…わかってます。お約束のものですよ…ええ‥はい楽しみにしてますよ」
ガチャン
ふぅ‥無事ゴスロリターニャの映像は貰うことができた(痛い出費にはなったが)
あんなレア映像は保存一択に限られる。
そういえば一緒にいたあの少尉だったか‥可愛い上にスタイルも‥うん素晴らしい!しかも食べることが好き…胃袋を掴めと言ってるようなものではないか!
戻ったらターニャに聞いてみるか。
はい…ここでヴィーシャとのコンタクトに成功しました…これからはヴィーシャの胃袋を掴む作業にはいります!
え?ターニャは?安心してくれ!その要素も出し始めるから。