ワラキー異世界渡航劇   作:ロザミア

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どうも、ロザミアでっす。

どう頑張ってもこの監督のせいで真面目になりきれない……どういうことだ。





監督気取り、ルウィー防衛戦!

やあ、皆。

俺だ、ワラキーだ。

 

教授がロムとラムに人形のように扱われてるのをアイエフがノリノリで良いぞもっとやれと言ったときは今後はもう少し抑え目でいこうと思った。

 

だって、ほら、あの時は闇が深いっていうか心の底から喜んでいたのが恐ろしかったというか。

 

とにかく、アイエフと教授はそのままにしておくことにした。

哀れ教授。

 

ネプギアとコンパは二人で仲良く話してる。

特に仲良いな、あの二人。

コンパは優しいから懐かれてるんだなぁ。

 

「まあ何にせよ、がすと次第か」

 

椅子に座って、自身の手を見ながら言う。

 

オーフィスのお陰で強くなれた…筈だ。

実感はあまりないが。

何せ、やったことはないがやり方は頭にあるだけの状態だ。

 

沸く筈もない。

 

これでまた、迷惑が掛かったらどうしたもんか。

 

「頑張るしかないか……」

 

「何を頑張るの?」

 

「へあっ!?お、おお日本一か……脅かさないでくれよ」

 

俺の独り言を拾った誰かに驚いて話し掛けてきたのが誰かを確認するとそれは日本一だった。

日本一はごめんごめんと笑って俺の隣に座る。

 

「脅かしたつもりはなかったんだけどね。

で、何を頑張るの?」

 

「何って、迷惑かけないように頑張ろうって……」

 

「んー……迷惑かぁ」

 

「何かおかしな事言ったか?」

 

「ううん、他人に迷惑をかけるのはよくないもんね」

 

「何か言いたげだな」

 

「うーん……何て言うのかな……」

 

うんうんと悩み始めた日本一に俺は待つ。

そっちの言葉が出るまでいくらでもとは言わないが待とう。

 

やがて思い付いたのか話し出す。

 

「他人には駄目だけど……私達にはいいんじゃないかな」

 

「仲間には迷惑をかけていいって訳じゃないだろうに」

 

「そりゃそうだけどさ。

少しくらい迷惑かけても、どうにか出来るって思ってもいいんじゃない?」

 

「そういうもんかな?」

 

「助け合うもんでしょ、仲間ってさ」

 

「……そうか。そうだよな」

 

手を取り合って助け合う。

それが仲間。

 

友や家族は持ったが仲間は持ったことがない。

俺に足りないのはそれなのかもしれないな。

ここは、それを埋めてくれる。

 

……移住先、ここにするか?

 

「じゃ、俺がなんかしちまったら頼むよ」

 

「私もやらかしちゃったら頼むわ。皆にも言ってあげてね」

 

「そうするよ」

 

「特に、そういうのはネプギアに言いなよ?

あの子、ズェピアの事になると凄いから」

 

「す、凄い……?まあ、日本一が言うならそうなんだろうな……」

 

な、何か怖いな。

そんなに俺が無茶すると凄いのか?

 

確かに、無茶した後のネプギアは凄味っていうか…

頷かないと後悔しそうな何かがあるッ!

 

後でしっかり言って安心させないとなぁ~。

 

「ありがとな、日本一」

 

「いいのいいの、貴方がそうしてると落ち着かないっていうか……調子出ないのよ!」

 

「落ち着かないはいつもだろ?」

 

「そう思われてたの!?」

 

「そうだよ(肯定)」

 

「ちょっとショックだわ……」

 

「でも、良いところだと思うよ俺は」

 

「そう?」

 

「おう」

 

「ならいっか!」

 

笑顔に戻った日本一に単純な奴だなぁと逆に感心する。

実際、日本一の空気を読まない発言には助かってたりはするんだが。

暗い空気を吹き飛ばしてくれたりな。

もしかしてわざとやってたり?

まさかな。

 

ホント、ヒーローみたいな奴だな。

暗い気分を察知したりしてない?

タイミング良すぎだぜ。

 

さて、やる気出すとしますかね。

 

「がすとのゲイムキャラ修復が終われば俺達の仕事だな。つっても、何すればいいんだか」

 

「私にはさっぱり!でも、ゲイムキャラが直ればキラーマシンはまた封印されるのよね。

となると、それまで護衛みたいな?」

 

「あり得そうだな。報酬はいくら貰えるのかのぉ…」

 

「寝泊まりできる場所提供されてるからそれでよくない?」

 

「それもそうか」

 

「そうそう。野宿よりマシだよ」

 

「そうな……野宿よりマシだな……」

 

「何で遠い目してるの…」

 

「いやちょっと、元の世界での野宿思い出して……」

 

あれは、嫌な経験だった。

まさかね、野宿すると決め込んだ時にね、YAMAの化け物に襲われるとはね。

 

流石の俺も焦りましたよ。

 

エーテライトが無ければ即死だった。

 

そんな事を思い出していると外への扉が開いて、そこへ誰かが慌ただしく入ってくる。

慌ただしく入ってきた男性は焦っている様子だ。

俺達はただならぬ様子だと思い男性に近寄る。

 

「きょ、教祖様は!?」

 

「落ち着け、何があった?」

 

「も、モンスターがルウィーに何体も迫ってるんだ!」

 

「何ですって!?」

 

「キラーマシンの復活はまだまだな筈じゃ……!」

 

「……モンスターの姿は?」

 

「姿?獣型が多かったな……」

 

「方角は?」

 

「ブロックダンジョンの方からだ。生息域が違う種もいた」

 

「そうか……」

 

なるほど、時間稼ぎか。

ディスクから出したモンスターはマジェコンヌの奴等の言うことを従うしな。バッチも無しに。

 

お前ら人間じゃねぇ!

 

取り合えず、皆に俺の考えを伝えた。

 

「キラーマシンが復活するまでの時間稼ぎって事はいずれそのモンスターの群れの中にキラーマシンが追加されるって事じゃない……」

 

「加えて、こっちに攻めてきたってことはバレてますよね……」

 

「ゲイムキャラを完全に破壊してやろうって魂胆ね」

 

「守らなきゃ!(ふんす)」

 

「ルウィーは私たちが守るのよ!」

 

ロムとラムが躍起になる。

頼もしいとは思うが、まだだ。

 

「数は?」

 

「20そこらだが中型と大型が多い。

それに、増えているようだった」

 

「後ろからどんどん、ね」

 

「……だとすると、ルウィーを守りきれば我々の勝ちというわけですね」

 

「ミナちゃん!」

 

ミナさんが話を聞いていたのかこちらへと歩いてくる。

確かにルウィーを守ることは同時にゲイムキャラを守ることになる。

こちらはがすとがゲイムキャラを修復すればいいのだから。

だが、マジェコンヌの奴等は違う。

 

折角目覚めさせたキラーマシンという大量殺戮兵器をまた封印されるかもしれないのだ。

ならば、ルウィーごとゲイムキャラを破壊しに来るのは合理的と言える。

 

「でも、私達やルウィーの戦える人達だけじゃ住民を避難させながら戦うなんて数が足りないですよ……」

 

「……いや、適役って奴だコンパ」

 

「え?」

 

「クククク……つまりこれが吾輩の出番という訳であるな」

 

俺の肩に重いような軽いような体重がかかる。

わざわざそこに来るのは黄色い鼠ポジションになりたいのかな。

 

教授はドヤッとした顔で己を指差していた。

指分からないけど。

 

「どういう事よバカネコ!」

 

「そうよ、勿体振らないで早くしてちょうだい」

 

「ふっ、だから汝らはそのような慎ましきモノしか天から授からなかったのだまな板共!」

 

「あ"あ"!?何ですって!?」

 

「グハッ……!」

 

「に、日本一ぃぃぃぃ!!?」

 

悪意あるくそネコの発言が、現役ヒーロー日本一を傷付けた。

俺は声をかける事しかできない……!

 

アイエフは般若のような顔だし、ラムは石のように固まっている。

ロム?ロムは首を傾げている。そのままの君でいてね。

 

「この防衛戦、主役は吾輩ということなのよこれが。

まあ、吾輩?FGOにも声優的に参戦しちゃってる型月古参声優な訳なのですよ。

寧ろ今まで主役というスポットラァイトに当たらないのはおかしいという訳なのですが……」

 

「メタい、メタいよ教授」

 

「つまりどういうことですか?」

 

「教授~しっかり説明頼むよ~」

 

「む、時間も迫ってるし仕方無い。

つまり、吾輩の能力である『666の獣』を防衛に当たらせる訳よ」

 

「ろ、666の獣?」

 

「うむ。吾輩の本体である『私』には劣りまくりな獣ではあるがそれでも魔獣は魔獣。

強さはそこいらのフェンリル位こんがり肉を量産させながらでも簡単にゃのだよ」

 

そう、だからこそ教授は適役なのだ。

こと防衛戦となると666の獣は強力な物となる。

 

何せ、殺しても湧いてくるのだ。

本体である教授を倒さない限り無限湧きする。

 

それも、あちらの世界の神器の上位に位置する神滅具の『魔獣創造』の魔獣細胞から創られる魔獣だ。

分体のネコカオスでも強さは落ちても不死性は健在だ。

 

ただ……

 

「なら、数はこっちの勝ちって訳ね」

 

「にゃのですが……」

 

「何よ、まだ何かあるの?」

 

「実はですね、吾輩、こう見えて肉体維持に獣を大半使用しておりまして……ぶっちゃけ少ししか貸し与えられません。」

 

「ハァ!?」

 

「あちゃー……」

 

「あちゃーって、エルエル分かってた感じです?」

 

「予想してたって感じだ。そうでないことを願ってたんだが……」

 

「どういう事?(はてな)」

 

「ああ……」

 

元々、無理して分体を世界を越えて渡らせた訳だから中身がボロボロな状態なのだ。

オーフィスはそれを無限の力で誤魔化し、教授は獣の因子で誤魔化していた。

 

それを今もやっていて、戦闘に出せる魔獣は少ない。

 

それでも魔獣を貸し与えられるのは頑丈なのかどうなのやら。

 

そう説明すると皆納得したようだ。

 

「とにかく、数は揃った。

後は、俺達がどれだけ被害を出さずに抑えられるかだ。つまり……」

 

俺は『ルウィー防衛戦』と書かれた旗を取り出す。

 

「真の戦いはこれからだッ!」

 

「その旗どっから持ってきた!?」

 

「おっとタタリが滑った……」

 

まあ、気を取り直して……

 

「さあ、行こう!」

 

「もしもの為にここにも獣を数体配置するが、連絡するのだぞ教祖」

 

「はい、皆様お気を付けて!」

 

ミナさんも戦えるようだ。

一先ず、ここは獣とミナさんとかに任せよう。

 

俺達は外に出て、状況を確認する。

避難はもう始まっていて、ルウィーの民は素直に避難場所まで向かっている。

 

少し前から避難勧告はしてたってことか。

 

魔物の気配がうじゃうじゃしやがる。

奴さん必死だな。

 

「正念場ってヤツか」

 

「ズェピアさん、大丈夫ですか?」

 

ネプギアが話し掛けてくる。

それは、戦っても大丈夫なのかという問い。

 

ふっ、俺が無理して戦うとでも?

そうだねごめんね。

 

でも平気だ。

娘が俺を助けてくれたからな。

 

「大丈夫さ、心配ならペアで動くか?」

 

「そうさせてもらいます」

 

「OH……」

 

信用ない…いやまあ当たり前ッちゃ当たり前だけども!

 

ぐぬぬ……。

でも、心強い。

ネプギアだけじゃない、皆が。

 

俺は気を取り直して丸太を持つ。

 

「皆!丸太は持ったな!?」

 

「その丸太どっから持ってきた!?」

 

「そこにあったから……」

 

「……もういいから、さっさと続き頼むわ」

 

「あ、はい……。

よし、行くぞぉっ!」

 

「締まらないなぁ……」

 

「エルエルらしいです」

 

「お兄ちゃんが残念な性格でも、私は応援してる(ニッコリ)」

 

「やめて、何か、やめて」

 

「ぐだぐだじゃない!もう!」

 

「あはは……」

 

「吾輩は悪くないとだけ言っておく」

 

そんなこんなでぐだぐだだけどルウィー防衛戦……

 

始まりまっせ!

 

 

「……いや丸太は置いていけぇ!」

 

「くそっ!ツッコミ魔人が!」

 

「真面目にやんなさいよっ!?」

 

 




─ナゼなに女神のコーナー─

ネプ「え、何これは……(困惑)」

ワラ「これは出番が中盤からじゃないと出てこれない四女神の為のコーナーだよ。」

ネプ「いや、こんなコーナー作る暇あるなら話どんどん投稿して私を出してよ!」

ワラ「んな事出来るならやってんだよなぁ……」

ネプ「ええ~……まあいいや。このコーナーで、気になる部分を私が聞けばいいんだね?」

ワラ「そうそう。頼むわ」

ネプ「それなら、一つだけ。タタリでの変身……女の子にもなれるの!?」

ワラ「なれますね」

ネプ「うわっ……」

ワラ「嫌なんで引いた?」

ネプ「だって、女の子の体になってあんなことやこんなことをねぷねぷーってやってるんでしょ?」

ワラ「いややらねぇよ!どんな気持ちでやればいいんだよ!?」

ネプ「またまたぁ……私だったら男の子の体になったら絶対気になるもん!つまり、主人公たる君も同じなのは、ね?」

ワラ「ね?じゃない!大体それして俺に得がないだろが!」

ネプ「うわぁ枯れてる……あ、もう時間だね。
次回の超次元ゲイムネプテューヌmk2 with ワラキーは?」

ワラ「このノリで次回予告ですかそうですか……
教授の助力もありルウィーの防衛は順調かと思われたが、そこにまた奴が現れる!」

ネプ&ワラ「次回、『監督気取り、真意を図る!』」

ネプ「で、結局はどうなの?」

ワラ「しつこいよ!?てかナゼなにしろよっ!?」
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