ところで、VVVだとネプギアちゃん出ないんですかね?
はえー…泣いていい?
港に転移した…周りに人確認!いません!
運がいい!幸運値高いぞ俺!
ワラキーの姿な俺は内面のテンションだけが高くなるスキル持ちなので中身うるさいぞ!
というわけで…
やあ、皆の衆。
俺だ、ワラキーだ。
短い牢獄人生でしたが今は脱獄人生ですね。
教会に行きてぇなぁ。
でも行ったらより面倒になるだろうからな。
ここは俺個人で動くか。
どうしたもんかな、と考えるが…ふと、ある貼り紙が目に留まる。
「…虎穴に入らずんば虎子を得ず…か」
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リーンボックスの教会へとやってきた私たちは兵士の方に教祖に会いに来たことと事前に許可を頂いている事を伝えると快く入れてくれました。
あの後、ひょっこりとカオスさんが戻ってきて何をしていたのか聞いたら
『ちょっと煮干し買ってた』
とのことで煮干しの袋を手に持ってたので信じることに。
…でも、家族のズェピアさんの手助けをしてると思う。
「入れました…けど…」
「あーもう、うじうじしないの!」
「あうっ!?な、なにするんですか!」
ズェピアさんの事を思うと一緒に来たかったなと気分が沈んでしまう。
そんな私にアイエフさんが私の額を指で弾いた。
いわゆる、でこぴんをされた。
「あんまり暗くしてるとひっぱたくわよ。別にすぐにどうこうされるわけでもないんだから心配しないの」
「うむ、ツッコミ少女の言うとおり。そう心配せずともマイフレンドの事なので脱獄とかしてるかもしれぬぞ?」
「いや、ある意味それが一番ヤバイんだけど…」
「む、そうであるか?そうであるな」
「ハァ…この駄目猫は…」
「大丈夫よ!マジェコンヌを捕まえてズェピアの犯行じゃないって証明すればいいんだから!」
「そうですよ!だから、ギアちゃんも大好きなエルエルの為に頑張るです!」
「えっ、ええ!?」
突然暴露しないでください!?
…あれ、皆さんどうしてふーんって感じなんですか!?
「何驚いてるのよ。もう周知の事実でしょ」
「えっと、ネプギアはズェピアが好きなんでしょ?うん、何となくだけど私も分かってたわ!頑張って!」
「うむ、その、なんだ。我輩もこの肉球で応援してますね…」
「い、いやー!?どうして知ってるんですか!?私、言ってないのに!?」
「いや、アイツにあんなに引っ付いてたら分かるでしょ」
「そ、そんなに引っ付いてました?も、もしかしてズェピアさんにも!?」
「…いや、ないと思うわ」
「分からないじゃないですか!」
「あの馬鹿が分かるわけないでしょ。アイツがそんなに鋭そうに見える?」
「え…」
少し思い出してみる。
普段の様子や、かっこいい時とか…
…だ、駄目です。変なときに鋭いから…
「核心的な部分は鋭いじゃないですか!」
「あー…そうだった、アイツ…」
思い当たる節があったのかアイエフさんは額に手を当ててため息をつく。
アイエフさん、ズェピアさんのことになるとため息を一日に必ず三回くらいついてる気がする。
大丈夫かな?
「そろそろよろしいかしら?」
「はぅ!?」
突然話しかけられて驚いてしまった。
そうだった、リーンボックスの教会だから、騒いでたら迷惑だよね…謝らないと。
取り合えず、騒いだことに謝ろうと思って話し掛けてきた人の方を向く。
その人は、緑の長い髪が特徴的な綺麗な女性でした。
「す、すいません!騒いで迷惑でしたよね!すぐ出ていきます!?」
「出ていったら時間が無駄になるでしょ!…リーンボックスの教祖ね?」
「ええ」
「え?そうなんですか?」
「騒がしかったのは事実だけど、そんなことはどうだっていいの。確認だけど貴女達がルウィーの教祖が言ってた人達ね?」
「いかにもネコにも、我輩たちこそがこのゲイムギョウ界に笑いの嵐を引き起こす革命児ゲボォ!?」
「ええ、私達よ」
カオスさんの頭を踏みつけて冷たい眼差しを向けた後、笑顔で教祖さんに同意するアイエフさんに背筋がゾクッとする。
素直に逆らわない方が身のためだと思いました。
「そ、そう…アタクシはリーンボックスの教祖の箱崎チカよ。貴女達の目的は概ね把握しているわ…でも、こっちはこっちの問題の対処で忙しいのよ」
「どういうこと?ルウィーの教祖の話ではここに来れば貴女が話してくれるって聞いたんだけど?」
「事情が変わったのよ…これを読みなさい」
「手紙、ですか?」
「違うわ、脅迫状よ…」
「脅迫状です!?」
「もしかして、マジェコンヌが!?」
「…それが、分からないのよ」
「分からない?」
「あーもう!どこもかしこも問題ばっかりね!」
私達が話している間にアイエフさんは脅迫状の内容を読み終えたようで怒鳴り出す。
ストレスが爆発したのかは分からないけど、それなりの内容なのかな。
アイエフさんは私に脅迫状を無言で渡してから近くのベンチに座ってため息をはく。
私は手紙の内容を読み上げることにした。
「え、えっと…5pb.のライブを取り止めろ、さもなければ人質であるリーンボックスの民の…命は、ない…!?」
「人質!?」
「確かに、脅迫状であるがであるが…5pb.とは誰かね?我輩たちに教えてプリーズ」
「リーンボックスのアイドルよ。彼女がいるからリーンボックスのシェアはまだ無事なの」
「なるほど、リーンボックスの教会がプロデュースしているのはそれが理由なんですね」
5pb.さんが歌うことでリーンボックスへのシェアが集まる…でも、それでもずっとそのままだといずれマジェコンヌに…
そんなときに誰かから大事なライブを中止させようとする脅迫状…
「マジェコンヌかは分かりませんが、許せません。私たちにも協力させてください!」
「…見せておいてなんだけど、他国の問題よ?」
「今の状況で他国もないです!」
「…まあ、こんなこと知っちゃったし放っておけないわよね」
「そうです!折角のライブを取り止めるなんてよくないです!」
「こういう時こそヒーローの出番よ」
「まあ、我輩もマイフレンドの分まで活躍するのも吝かではなかったりする」
「…貴女たち…分かったわ。それなら、脅迫状の犯人の捜索及び確保に協力してちょうだい」
「はい!」
「…ごめん、連絡来たから少し出るわね」
「誰からです?」
「イストワール様からよ」
いーすんさんから?
どうしたんだろう…
アイエフさんは携帯を取り出して、教会を出ていった。
仕事の内容だから、聞かせられないよね。
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教会を出て、そいつからの通話に出る。
「…もしもし?」
『もしもし…周りに人は?』
ため息をはく。
厄介事の気配しかしない。
電話の相手であるズェピアは私の呆れた様子に気づいていないようだ。
「念のため、ネプギアたちからは離れておいたわ。それで、どうしたの?犯罪者さん」
『すんません、勘弁してもらっていい?…あー、これから言うこと、秘密にしててほしいんだけどさ』
「脱獄したのね」
『そうそう…って何で知ってんの!?』
「予想的中ね。あのバカ猫も同じこと言ってたけど…何してんのよ、アンタ。脱獄とかバレたらヤバイじゃない」
『そうだな。で、それが何か問題?』
「…まあ、何となく準備しての脱獄なのは分かるけど…合流しないの?」
『そりゃ無理だ、申し訳無いけど。犯罪者な俺がいたら動きにくいだろ?俺は俺で行動するよ。んで、情報を共有したいんだが…』
「それもそうか…分かった」
私はズェピアに脅迫状の件と犯人探しに協力することを伝えた。
ズェピアもライブの件は知ってたようだった。
『なるほど…こっちでも調べておくよ』
「調べるって、どうやってよ?」
『何とかするさ』
「何とかって…」
『なぁに、俺を信じろ』
確証もなく自信満々にそう言うもんだから危なっかしいと心配になる。
じっとするとか出来ないのだろうか。
「…分かった、取り合えず何とかなったらもう一回連絡して」
『悪い』
「情報を纏める役が私しか居ないなら仕方ないわよ。ネプギアにも頼めないんでしょ?」
『こういったことは抱え込んじゃいそうでな。アイエフなら、問題ないだろ?』
「信頼されるのは嬉しいけど、そんな便利じゃないわよ」
『別に便利扱いしてないさ。こういったことを頼めるのはアイエフだけだからさ』
「調子のいいこと言って、バレても恨むんじゃないわよ?」
『その時はその時だ』
「まったく…切るわ」
『ああ、また後で』
携帯をしまって、教会に戻る。
情報の橋渡し…面倒だけどやってあげるわ。
代わりに一発ぶん殴んないと気が済まないけど。
さっさと終わらせてやんないとアイツも可哀想よね。
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アイエフには世話をかける。
今度なんか奢ろうかなと真面目に思いました。
…いや、皆に奢るべきでは?
そうだよ、俺ってば皆に助けられてばっかじゃん。
おおっといけない、考えすぎてすべきことを忘れるところだったぜ。
ふっ、この作戦が上手くいけば脅迫状の件など一瞬よ。
聞き込みの結果、これが一番の近道である!
「うちに何かご用件でも?」
むむ、来たか。
どう入ったもんかと考えていたが手間が省けたぜ。ビビってたともいう!
「ああ、申し訳無い…どう入ったものかと思いましてね」
「なるほど。ところで、ご用件は?」
うむ、ミステリアスで…何というか、クールな女性ですね。
服装も何というか、ミステリアスですね!(センス皆無)
赤い髪が特徴的なクール美人は俺に用件を聞いてきた。
「いや何、この国を訪れたはいいもののあまりよろしくない状況…私でも出来ることはあるだろうかと思い、辿り着いたのがここだったというわけでしてね」
「ウチに入りたい、と?」
「ええ、無論怪しいのは承知の上。ですが、このリーンボックスを少しでも良くしたいと思うのは本心です」
「他にも候補はあったのでは?」
「ここが一番いいと勘が告げておりました」
言ってて大丈夫ですかね、これと思った。
ヤバい、表情動かないもんだからやりにくい!
クール美人は暫し考えた後に俺に視線を戻す。
「人手が足りないのも事実…歓迎します」
「本当ですか!」
「ええ、私はリーンボックス特命課のケイブ。よろしくね」
ま、まさかこれで通るとは…ゲイムギョウ界、優しい世界かよ。
移住先ここにしようかな…マジで
にしても、名前か。
ズェピア…だと捕まってる扱いだしね。
ここはもう1つの使い慣れてる名前で。
「虚夜件です。よろしくお願いします、ケイブさん」
「ええ、取り合えず、中に入って」
「はい」
…よし、順調だな。
後は誰がいるか、どんな役割が俺に割り当てられるか…
それで活動が変わるな。
にしても、そんなに大きくない施設だけど、どういうことだろうか。
そんな疑問は中に入った瞬間に解決された。
中に入ってまず分かったことは人が居なさすぎるということ。
次に、デスクの少なさだ。ケイブさんのを含めても四つほどしかない。
「ケイブさん」
「どうかした?」
「リーンボックス特命課のメンバーは何人いますか?」
「三人よ」
「うん?」
「三人よ。私とスカウト担当、人かどうかよく分からないので三人よ」
それは特命課として息をしているのか…?
というか、人かどうかよく分からないってなんだ。
精神異常者でもいんの?え、急に怖くなってきたよ俺。
「正直、貴方が来てくれて心強いわ…」
「でしょうね」
「ええ、だから貴方には私と同じでリーンボックスの安全を守ってほしい。戦闘の心得はあるわね?」
「勿論です。それと、一つだけいいでしょうか?」
「何?」
「今までずっとケイブさんだけが実働係だったと?」
「その通りね、それだけ?」
「…ええ、聞きたいことはそれだけです」
わー…俺ならやめるぜ…
ケイブさん、まさか聖人?
仏陀とかの類い?
尊敬するよ、本当に。
これは俺が働いて負担を減らす他あるまい。
世のため人のためっていうのは性に合わないけどこれも仲間のため。
ここは頑張りますかね。
「誠心誠意、頑張らせていただきます」
「期待してるわ、件」
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「何が言いたい、グレートレッド」
─ギョウカイ墓場
そこでグレートレッドとマジック・ザ・ハードは話をしていた。
グレートレッドの話した内容にマジックはその真意を図ろうとする。
「そのままの意味だとも、マジック、我が同盟者。敵である奴等は今も順調に我々の喉笛へとその刃を近付けている。
そろそろ危機感を持つべきだろう?力だけで倒せない輩ならば、ここは──」
「─搦め手を使えばいいだけのことだ」
グレートレッドは邪悪な笑みを浮かべ、マジックに提案する。
─ナゼなに女神のコーナー─
ワラキー「まったく需要が見つからないナゼなに女神のコーナー、始まるよー。やはりネプとか付けるべきか?」
ベール「まあ、それだとネプテューヌの番組みたいな扱いになってしまいますわ」
ワラキー「そう言われるとこのままでいいか。はい、引き続きゲストはベールさんです。では、ベールさん、疑問点は見付かりましたか?」
ベール「うーん、メタ的な質問になってしまうのですが…」
ワラキー「まあ、ここは本編とは関係ないから言っていいですよ」
ベール「そうですか?では、エンドはいくつ作りますか?」
ワラキー「いやマジでメタいな。しかもエンドかよ…まあ、ネプテューヌシリーズではバッド、グッド、トゥルーがあるからな。でも、ここは普通に1つの終わりで満足してもらいたい。他作品とのワラキークロスオーバーもしたいしね」
ベール「FGOに関しては放置気味ですものね」
ワラキー「それ以上いけない。コホン、納得のいくエンドにはしたいので見てもらえると幸いです。それと、ご感想をいただけると作者のやる気が上がります」
ベール「露骨に感想を欲しがりましたわね…では、次回予告の方を。
特命課としてケイブと共に仕事をするズェピアさん。進展がないまま仕事の日々が続くものの、そこに意外な人物が!
そして、ネプギアちゃんたちにも進展が…
次回、『監督気取り、思わぬ再会です?』」
ワラキー「次回もまた、よろしく~!」