艦これD×Dライダーズ   作:林崎達也

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第5話

翌日

 

祐哉と雪菜は二人で学校に向かっていた

 

その理由は、今日が夏休み期間に設けられた登校日だからである

 

二人は炎天下の中、学校に向かって歩いていた

 

雪菜『祐哉さん体の具合はどうですか。』

 

祐哉『大丈夫だよ。』

 

そして、学園に到着すると

 

小猫『祐哉さん、雪菜さんおはようございます。』

 

という声が聞こえた

 

明久が視線を向けると、そこに居たのは 小猫だった。

 

祐哉『おはよう小猫ちゃん』

 

雪菜『おはようございます。小猫ちゃん。』

 

祐哉は小猫に挨拶して雪菜達動画別れて自分の教室に向かってる途中

 

祐哉『あ、浅葱おはよう」

 

祐哉が挨拶すると、浅葱は顔に掛かった髪を右手でかき上げて

 

浅葱『おはよう、祐哉』

 

と挨拶した

 

祐哉『どうしたの、浅葱。眠そうだな。』

 

祐哉が問い掛けると、浅葱は眠そうに目元をこすりながら

 

浅葱『そうなのよ……昨日の事故でシステムが吹っ飛んだとかで、いきなり呼ばれて復旧に今朝方まで掛かったのよ……安いモノを使うからああなるんでしょうが……」

 

祐哉『お疲れ様。でも浅葱程々にしとけよ。

達也が心配するからな。』

 

と浅葱に行った

 

すると、浅葱は再び欠伸をして

 

浅葱『わかってる。ダメ眠い』

 

と言うと、フラフラと揺れ始めたそこに達也が来た。

 

達也『大丈夫か。こんな所で寝るなよ。浅葱を教室まで運ぶか。』

 

達也は浅葱を背負って教室まで向かった。祐哉は、浅葱が落としたカバンを拾ってから達也のあとを追いかけた。

数分後、達也と祐哉二人は教室に到着した

なお、浅葱は達也の背中で一回も起きなかった

 

そこから、相当眠かったのだろうと達也はゆっくり浅葱を下ろして。椅子に座らせた。

 

すると、数人の男子が集まり

 

一誠『祐哉おはよう』

 

当麻『おはよう祐哉』

 

祐哉『二人共おはよう。』

 

一誠『何で達也は、浅葱を背負って来た。』

 

達也『それは浅葱が廊下で寝そうになってたから背負って教室まで来た』

 

一誠『確かに家でも眠そうだったな。』

 

那月『席につけ』

 

那月先生が教室に入って来た。

 

那月『藍羽は寝ているのかまあ、管理公社から連絡は受けているがな」

 

那月はそう言うと、出席簿に何かしら書き込んだ

 

そこを皮切りに、出席確認が終わり、当たり障りのない話をして、那月は出席簿を持つと教室から去ろうとした

 

その時、視線を祐哉に向けて

 

那月『北郷あとで職員室に来い。

 

と言って、教室を去った

 

那月の言葉を聞いて、祐哉は深々とため息を吐いた

 

そして、昼食を食べると祐哉は職員室へと向かった

 

小萌『那月先生の執務室なら、最上階だよ?』

 

と小萌先生に言われて、最上階へと向かった

 

途中で雪菜と出会った

 

祐哉『雪菜ちゃん?』

 

雪菜『祐哉さんも呼ばれたんですか?』

 

雪菜の言葉に祐哉は頷いて、溜め息混じりに

 

祐哉『どう考えても、一昨日のことだな』

 

と言いながら、最上階に到着した

 

祐哉『なんだこの豪華なドア』

 

祐哉は那月の執務室のドアを見て、思わず呟いた

 

そこにあったのは、豪奢にして大きな木製のドアだった

 

祐哉『那月先生入ります。』

 

と言いながら、祐哉はドアを開けた

 

雪菜『南宮先生、お呼びした要件は一体?』

 

雪菜が問い掛けると、那月は視線を二人に向けて

 

那月『いやなに、北郷本当に大丈夫か。』

 

祐哉『問題ないです。』

 

那月『気をつけろよ』

 

祐哉『はい。』

 

那月の言葉に祐哉は返事をした。

 

その直後、雪菜の目前に招き猫のぬいぐるみが現れた

 

雪菜は落ち始めたぬいぐるみを慌てて掴むと、嬉しそうに抱き締めて

 

雪菜『ねこまたん』

 

と呟いた

 

そして、数瞬後にハッとした

 

それは、一昨日雪菜と祐哉が逃げ出した時に落としたぬいぐるみだった

 

二人を見て、那月はニヤリと笑みを浮かべて

 

那月『今回は見逃してやる。』

 

と言った

 

那月『要件は終わった。』

 

那月はそう言うと、再び書類の処理を始めた

 

そして、二人は那月の執務室から去った

 

だが、二人は帰らずに食堂へと向かっていた

 

雪菜『祐哉さん帰らないんですか?」

 

雪菜が問い掛けると、祐哉は頷いて

 

祐哉『多分、アイツはここ数日襲撃してたはずだよ」

 

祐哉がそう言うと、雪菜は目を見開いた

 

祐哉『綺凛が言ってたんだけど、怪我をした魔族が怪多く出てたんだって」

 

雪菜『なるほど』

 

綺凛が教えってくれたのを思い出し

雪菜は納得した様子で頷いた

 

祐哉『だから、情報収集しようか,』

 

雪菜『情報収集ですか。』

 

雪菜の言葉に祐哉は頷いて

 

祐哉『浅葱が情報収集得意だから。』

 

二人が会話している内に、食堂へと到着した

 

そこでは、驚きの光景が広がっていた

 

一人の少女の前に料理が山盛りされた皿が、幾つもあった

 

祐哉『浅葱」

 

浅葱『祐哉』

 

大量の料理を食べていたのは、浅葱だった

 

浅葱はかなり細いが、平均男子よりもかなり大食いなのである

 

見慣れた祐哉と雪菜は普通だった。

 

浅葱『教室まで運んでくれてありがとうね』

 

祐哉『運んだのは俺じゃない。達也が運んだ。

調べて欲しいことがある。』

 

祐哉の言葉を聞いて、浅葱は首を傾げた

 

浅葱『そうなんだ。達也にお礼言っとこ。

何を調べらばいいの』

 

祐哉『ちょっと、ロタリンギアの会社のことを調べてほしいんだ』

 

祐哉の調べが予想外だったのか、浅葱は片眉を上げた

 

浅葱『ロタリンギアの会社? どうしてよ。』

 

祐哉『うん。ちょっと、切歌ちゃんが宿題を出されな。夏休み中にでも、行こうと思ってな。』

 

祐哉の言葉を聞いて、浅葱は納得した様子で端末を操作し始めた。切歌の宿題の手伝いをしている。

 

数秒すると、浅葱は首を傾げた

 

浅葱『珍しいわね。ロタリンギアの企業、ないわね。』

 

祐哉『はぁ。』

 

祐哉の言葉に、浅葱は頷いて

 

浅葱『有ったとしても、既に撤退してるわね』

 

浅葱の言葉に、祐哉は端末を覗き込みながら

 

祐哉『どこだ』

 

と問い掛けた

 

浅葱『ここの製薬会社跡』

 

浅葱の説明を聞いて、祐哉は顎に手を当ててから

 

祐哉『撤退してたんじゃ、仕方な。なんとかするか。』

 

と言った

 

雪菜『あたしも手伝います。』

 

クリス『それ私達も手伝うぜ。』

 

祐哉『え?』

 

そこにいたのは。クリス達だった。

 

祐哉『何でクリス達がいるんだ。』

.

暁『私が丁度祐哉と雪菜ちゃんが食堂に行くの見たからよ。』

 

切歌『それ私達に知らせてくれたんです。』

 

祐哉『マジか。』

 

時雨『だから僕達も手伝わせて。』

 

一誠『俺達もいるぜ。』

 

達也『これはお前だけの問題じゃないぜ。』

 

祐哉『お前達もかよ。』

 

一誠『当たり前だ。』

 

達也『浅葱も無理はするなよな。』

 

達也は、浅葱の頭を撫でた。

 

浅葱『うん。』

 

浅葱は達也に頭を撫でられたのか顔が真っ赤にだった。

 

祐哉が戻ると、雪菜は近寄り

 

祐哉『どうでした?』

 

と問い掛けた

 

祐哉『ロタリンギアの会社は無いね。有ったとしても、既に撤退してた』

 

祐哉が浅葱から得た情報を説明すると、雪菜は顎に手を当てて

 

雪菜『だったら、獅子王機関に問い合わせて、ロタリンギア系の教会などを教えてもらいましょう』

 

と言っただが、祐哉は首を振って

 

祐哉『その企業跡行こう。』

 

と言った

 

雪菜『どうしてですか?』

 

雪菜が問いかけると、祐哉は人差し指を立てて

 

祐哉『表向きは機能停止してるけど実際は稼使える。ってパターンが有る。まあ、もしかしたら居るかも』

 

と言った

 

雪菜『それで、場所はどこなんですか』

 

と祐哉に問い掛けた

 

祐哉『旧製薬会社跡」

 

と告げた

 

雪菜 『一誠さん達に電話しときますね。』

 

祐哉『頼む』

 

数十分後、裕也と雪菜は件の製薬会社跡に来ていた

 

しかし、見た感じでは如何にも使われてません

 

といった感じで、窓ガラスも所々割れており、何よりもドアを鎖と南京錠で閉められていた

 

その光景を見て、祐哉は腕組みして

 

祐哉『違ったか」

 

と半ば諦めた様子に、祐哉は呟いた

 

だが、雪菜は槍を取り出すとドアに近づいて

 

祐哉『当たりです』

 

と言うと、槍の切っ先でドアを軽く刺した

 

その直後、キィンというガラスを引っ掻いたような音が響き渡って、景色が変わった

 

先ほどまで閉まっていたドアが、開いていた

 

祐哉『これは』

 

祐哉が驚きで固まっていると、

 

雪菜『祐哉さん幻術です。』

 

祐哉と雪菜は中に入っていきやはり廃墟だったのだろう

 

そこかしこに薬剤の瓶やら、何らかの器具などが転がっている

 

さらに進むと、割れたガラス容器

 

培養槽が見えた

 

雪菜『培養槽何に使ってたんでしょうか。

 

祐哉『ホムンクルス

だ。確か、治験に使う為に一部の企業が使ってるらしい。

 

雪菜の疑問に対して、祐哉は答えた

 

そして奥へと進んでいると、稼働している設備があり、その設備の中に不思議の生物が浮いているのを見つけた

 

一つは腕が四本ある猿で、また一つは上半身が女性で下半身が魚のような見た目の生物だった

 

それらは全て、自然界には存在しない筈の生物だ

 

雪菜『これは』

 

雪菜は呆然とした様子で培養槽に触れるが、祐哉はギリッと歯を鳴らした

 

ルードルフが何をしたのか、わかってしまったからである

 

その時だった

 

アスタルテ『警告します。』

 

という声が聞こえて、祐哉と雪菜は振り向いた

 

そこに居たのは、手術衣のような服を着た少女

 

アスタルテだった

 

雪菜『祐哉さん見ちゃダメです!」

 

祐哉『え?』

 

雪菜の言葉の意図が分からす、祐哉はマヌケな声を漏らした

 

だが、雪菜の言葉の意味を察した

 

よく見たら、アスタルテは濡れており、着ている手術衣は透けていたのだ

 

雪菜『祐哉さん』

 

祐哉『今回は偶然だよ。』

 

雪菜がジト目で睨みつけると、祐哉は叫んでからアスタルテに視線を向けた

 

アスタルテ『警告しますすぐ、退避して下さい』

 

アスタルテのその言葉に、祐哉は眉をひそめた

 

祐哉『どういうことだ。』

 

祐哉が問いかけると、アスタルテは無機質な声で

 

アスタルテ『ここは龍脈の交差する場所にあります。失えば、滅びるのみ』

 

雪菜『え?』

 

アスタルテの詩的な言葉に、雪菜は驚きの声を漏らした。

 

その時、アスタルテの背後に大柄な男

ルードルフが現れた

 

ルードルフ『然様。我らの望みは、祀られし不朽の至宝。そして今や、その宿願を叶える力を得ました。獅子王機関の剣巫よ、貴方のおかげです。』

 

身構えていた雪菜に対して、ルードルフは斧を向けながらそう言った

 

ルードルフの言葉に雪菜は困惑していたが、祐哉は拳を握りしめながら

 

祐哉『力を得たってそれはもしかして、その子の体内に眷獣埋め込んだヤツのことか。

 

雪菜『祐哉さん』

 

初めて聞いた怒りが滲んだ声に、雪菜は動揺して祐哉を見た

 

祐哉は雪菜の前に出て、怒りが籠もった目でルードルフを睨んだ

 

だが、ルードルフはそんな祐哉を無関心に見ながら

 

ルードルフ『気付きましたか。さすがは破壊者と言っておきましょう。しかし、もはや貴方といえども、私たちの敵ではありません。我らの前に障害はなし」

 

祐哉『ふっざけるなぁぁぁぁぁ!!』

 

ルードルフの言葉を聞いて、祐哉は怒りの雄叫びを上げた

 

それと同時に、祐哉の怒りに呼応して、ディケィドの姿が変わった。

 

雪菜『祐哉さん』

 

祐哉の姿が変わった事に雪菜は驚愕した

 

だが、祐哉はそんな雪菜に気づかず、ルードルフを睨んで

 

祐哉『アンタ、その子に眷獣を植え付けたな!?』

 

と怒鳴った

 

雪菜『え!?』

 

祐哉の言葉を聞いて、雪菜は視線をアスタルテに向けた

 

そして、周囲の培養槽の中で浮かんでいる異形の生物達を

 

それらは全て、人造人間に眷獣を寄生させた成れの果てだったのだ

 

ルードルフ『如何にもその通り! 私は、捕獲したを眷獣寄生させることによって、を眷獣宿した人造人間生み出すことに成功したのです……成功例は、そこに居るアスタルテだけですが」

 

祐哉『黙れぇぇ!』

 

傲然とした態度のルードルフに、祐哉は怒鳴った

 

祐哉『どうして眷獣を使役出来き居ないのか、お前だって知らないわがないだろ。分かっててそんなことをやったのか!?」

 

明久が怒りを露わにするが、ルードルフは受け流して

 

祐哉『もちろんですとも。眷獣は実体化する際に、凄まじい勢いで宿主の生命喰らう。それを飼い慣らせるのは、だけだと言いたいのでしょう?」

 

雪菜『だったら、その子は』

 

ルードルフの説明を聞いて、雪菜は信じらんないといった表情でアスタルテを見た

 

ルードルフ『ロドダクテュロスを宿している限り、残りの寿命はそう長くないでしょう。保ってせいぜい二週間といったところでしょうか。これでも倒した魔族を喰らって、ずいぶんと引き延ばしたのですがね……しかし、私たちの目的を果たすためには十分です」

 

ルードルフの言葉に、祐哉は怒りで言葉を無くした

 

だが、明久の代わりに雪菜が自身の想像に怯えるように

 

祐哉『悪魔を付け喰ったってまさか、ここで魔族を襲っていたのは。)

 

と途切れ途切れに、言葉を紡いだ

 

ルードルフ『一つは、彼らの魔力を眷獣の生き餌にするためでした。そしてもう一つの理由は、アスタルテに刻印した術式を完成させるために……獅子王機関の剣巫よ、その槍を持つ貴方との戦いは、素晴らしく貴重なサンプルになりました」

 

ルードルフのその言葉に、雪菜は肩を震わせて

 

雪菜『そんなことのそんなことの為だけに、その子を育てていたんですか、あなたは!? まるで彼女を道具みたいに!」

 

雪菜の怒りの言葉に、ルードルフは愉快そうに笑みを浮かべて

 

ルードルフ『なぜ憤るのですか、剣巫よ? 貴方もまた獅子王機関によって育てられた道具ではありませんか?。』

 

雪菜『それはっ』

 

ルードルフの言葉に、雪菜は息を呑んだ

 

ルードルフ『不要な赤子を金で買い取って、ただひたすらに魔族に対抗するための技術を仕込む。そして戦場に送り出す。まるで、使い捨ての道具のようにそれが獅子王機関のやり口なのでしょう? 剣巫よ、その歳で、それほどの攻魔の術を手に入れるために、貴方はなにを犠牲に捧げたのです?』

 

ルードルフのその言葉は、雪菜の心を深く抉った

 

雪菜は無言で唇を噛み締めて、槍を握り締めた

 

雪菜が顔面蒼白で俯いていると、明久がルードルフを睨み付けて

 

祐哉『黙れよ、ルードルフ』

 

と呟くように言うが、ルードルフは表情を変えずに

 

ルードルフ『道具として作り出したものを道具として使う私と、神の祝福を受けて生まれた人を道具のように貶める貴方達。いずれが、罪深き存在でしょうか?』

 

祐哉『黙れって言ってるだろうが、腐れ神父。』

 

祐哉はルードルフに攻撃を仕掛けた。

 

雪菜『祐哉さん』

 

先ほどよりも濃密なオーラに雪菜は驚愕し、ルードルフは斧を構えた

 

ルードルフ『アスタルテ』

 

アスタルテ『命令受諾』

 

創造主たる殲教師の命令に従い、人造人間の少女は祐哉の前に立ちはだかった

 

祐哉(君も大人しく、従ってるんじゃね。』

 

祐哉はアスタルテ殴りかかった

 

雪菜『祐哉さんダメです。』

 

祐哉が飛びかかった直後、雪菜は思わず叫んでいた

 

だが、次の瞬間に吹き飛んでいたのは、祐哉だった

 

祐哉『がっ』

 

吹き飛んだ祐哉は思い切り地面に叩き付けられた。

 

雪菜『祐哉さん』

 

倒れた祐哉を庇うために、雪菜はアスタルテへと突撃した

 

解放された雪菜の呪力に反応して、槍の穂先が青白い光に包まれたいけると思った。

 

その筈だった

 

雪菜『雪霞狼が止められた。』

 

雪菜の一撃が、完全に体表で止まっていた

 

前の一撃は、僅かとはいえ突き刺さった。

 

雪菜『まさか!?』

 

ルードルフ『そうです、剣巫よ。魔力を無効化し、あらゆる結界を切り裂く神格振動波駆動術式……世界で唯一、獅子王機関が実用化に成功していた、対魔族戦闘の切り札を完成させました。貴方との戦闘データを参考に、ようやく完成させました」

 

ルードルフの満足そうな笑い声に、雪菜は激しく動揺した

 

ルードルフが求めていたのは、神格振動波駆動術式だったのだ

 

そして、ルードルフ達は雪菜と戦ったことで、世界で唯一神格振動波駆動術式を実用化した雪霞狼と戦ったことで、詳細なデータを得てしまったのだ

 

雪菜『そんなわたしのせいで』

 

ルードルフに機密事項たる神格振動波駆動術式のデータを渡してしまったことを、自分のミスと思い、雪菜は戦意を喪失

 

その結果、雪菜はダラリと槍を下ろした

 

そんな雪菜を見て、ルードルフは斧を高々と掲げて

 

ルードルフ『さらばだ、獅子王機関の憐れな傀儡よ……せめて、魔族ではなく、人である我が手にかかって死になさい』

 

祐哉『しまった。』

 

戦意を喪失し、意識を乱していた雪菜は、ルードルフの攻撃に対処するのが遅れた

 

ルードルフも降魔官の一人である

 

その攻撃速度は、人の域を超えていた

 

もはや迎撃も間に合わず、回避すら間に合わない

 

ルードルフの振り下ろした刃が雪菜に迫った直後、雪菜の身体を鈍い衝撃が襲った

 

だが、それは雪菜じゃなく。

 

その血は雪菜の目前にてルードルフの刃を体で、受け止め

 

祐哉『ガハッ!』

 

雪菜『祐哉さん』

 

祐哉が口から血を吐き出すと雪菜は呆然とした

 

目の前の光景を信じたくなくて、雪菜は首を左右に振った

 

ルードルフはその光景を見ても、無表情なままだった

 

ルードルフ『ふんっ』

 

そして、祐哉に斧に斬られ

 

祐哉『ガアァァァ!?』

 

雪菜『祐哉さん』

 

ルードルフが力を込めた斧は祐哉の身体を切り裂き、祐哉は血を大量に吐き出しながら前に倒れ、雪菜は祐哉を受け止めた

 

だが、祐哉の体から血が零れる音がしてた。

 

雪菜『祐哉さんしっかりしてください。』

 

到着した一誠達が見たのは祐哉が血だらけで

雪菜に抱えられってるところだ。

 

達也『祐哉』

 

一誠『雪菜ちゃん何があった。』

 

雪菜『私を敵の攻撃から守って』

 

達也『祐哉しっかりしろ』

 

祐哉『心配するな大丈夫だ。』

 

一誠『なわけないだろう!!斬られてるんだ。』

 

祐哉『そうだったな』

 

クリス『急いで運ぶぞ』

 

切歌『わかっるです。』

 

彼ら駒王町の病院へ祐哉を急いで運ぶ前に那月たちに報告をする。

 

那月『病院はこちらで指定をしておいた,』

 

一誠『あぁ!!』

 

雪菜はすぐ救急車を呼ぶため電話した。

 

ルードルフはそんな雪菜達を見て、再び斧を振り上げるが数秒すると下ろして

 

ルードルフ『行きますよ、アスタルテいよいよ、我らの至宝を取り戻すのです!」

 

雪菜達に背を向けた

 

アスタルテ『命令受諾』

 

アスタルテは機械質的に返答すると、雪菜達に顔を向けた

 

その顔はまるで、雪菜達に早く逃げてと言っているようだった

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