艦これD×Dライダーズ   作:林崎達也

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7話

浅葱『ったく2日連続で呼び出すなんて!』

 

そう悪態を吐いたのは、この部屋の主と言っても過言ではない美少女

 

藍羽浅葱である

 

彼女が居るのは、管理公社の本部の

 

サーバールームである

 

彼女は学校からの帰り道、寄り道して帰ろうと思っていたら、管理公社から呼び出されたのである

 

内容としては、プログラムに不具合が発生して、我々には手に負えないので、助けてほしい

 

というものだった

 

どうやら、先日の落雷の影響が残っていたらしい

 

そして、その修正が終わり背伸びをした時だった

 

ズズンという鈍い音と共に、部屋が揺れた

 

浅葱『なに、今のモグワイ!」

 

彼女が名前を呼ぶと、メインモニターに不細工なコアラのような姿のアバターが映った

 

このアバターが、今彼女が使っているスーパーコンピューターの管理AI、モグワイである

 

浅葱『今の揺れはなに?』

 

浅葱が問い掛けると、モグワイは数秒してから

 

モグアイ『驚いたな……侵入者だ』

 

と何とも人間くさく言った

 

浅葱『侵入者!? テロリスト?』

 

浅葱は一瞬驚くが、すぐに気を持ち直してモグワイに問い掛けただが

 

モグアイ『いや、侵入者はたった二人だしかも、神父と眷獣を宿したホムンクルスの二人』

 

というモグワイの言葉を聞いて、浅葱は驚愕した

 

その神父と眷属を宿したホムンクルスは、祐哉達

から聞いた二人だった。

 

モグアイ『しかもさっきの揺れは、そいつらとの戦闘みたいだな』

 

浅葱『戦闘』

 

モグアイ『今エレベーターやエスカレーターをオススメしないぜ、嬢ちゃん。奴らと鉢合わせする確率が高すぎるからな』

 

モグワイはそう言うと、非常階段を使った避難ルートを表示した

 

浅葱『そのルートなら、鉢合わせする確率は低いってこと?』

 

モグアイ『一応な』

 

モグワイの言葉を聞いて、浅葱は少し考えると

 

浅葱『OK、そのルートで脱出するわよ!』

 

と言うと、愛用のノートパソコンと端末を持って立ち上がった

 

場所は変わって、祐哉達の家

 

雪菜『祐哉さん起きてください。』

 

祐哉『後五分』

 

なんともベタな寝言を聞いて、雪菜は深々とため息を吐いてから

 

雪菜『いい加減に、起きてください!』

 

祐哉の腹に拳を振り下ろした

 

祐哉『ガハッ』

 

殴られた祐哉は、殴られた部分を抑えながら跳ね起きた

 

祐哉『雪菜おはよう』

 

雪菜『ようやくお目覚めですか。』

 

惚けた様子の祐哉に、雪菜は深々とため息を吐いた。

 

祐哉『今日,浅葱は』

 

雪菜『何でも管理会社に呼ばれたらしいですよ。』

 

祐哉『そうなんだ。』

 

雪菜『これからどうしましょう。』

 

祐哉『ルードルフ事だよね。』

 

雪菜『考える時間はそうありません』

 

と言った

 

祐哉『どういうこと?』

 

雪菜『先ほど、大きな爆発音が聞こえました。』

 

祐哉はそう言いながら、構造物を憐れむように眺めた

 

その半透明な構造物の中心部には、誰かの《腕》が浮かんでいた

 

ミイラのように干からびた、細い腕だった

 

その手首部分には、まるで磔にあったかのように、無惨な傷跡が残されていた。

 

自らの信仰のために苦難を受け入れ、命を失った殉教者の遺体である

 

それらは神の聖性が現世に顕現するための依代であり、それ故に人々の信仰の対象になる

 

強い聖性を帯びたその遺体は、決して腐らず、様々な奇跡を引き起こすと言われている

 

その聖人の遺体の一部が、中に埋め込まれていたのだ

 

祐哉『聖遺物って言うんだな。やっぱりこれが、アンタの目的だったわか。

 

祐哉は神妙な表情を浮かべて、ルードルフに問い掛けた

 

浅葱が厳重なプロテクトと突破して調べ上げた、この秘密

 

それが、この聖遺物の存在だったのだ

 

遺物が引き起こす奇跡によって存在していたのである

 

ルードルフ『ゆえに私は、実力をもって我らの聖遺物を奪還します。立ち去るがいい、世界の破壊者よ。これは我等と、聖戦です。貴方といえども、邪魔は許さぬ!」

 

祐哉『だけど、アンタのやり方は間違ってる! 何も知らず罪も無い人達をその復讐の巻き添えにする気!? ここに来るまでアンタが傷付た人達達だって一緒だ。無関係な人達を巻き込むな!」

 

確かに、ルードルフの行動は正義かもしれない

 

だが、そのやり方を彼は間違えていた

 

しかし、それは今はいい

 

ルードルフが、彼の決断でこの島を破壊しようというのならば、吉井明久は絶対にそれを止めると決めていた

 

ルードルフ『この街が贖うべき罪の対価を思えば、その程度の犠牲、一顧だにする価値なし』

 

祐哉の言葉に対して、ルードルフは無表情で冷酷に告げた

 

すると、祐哉の横に雪菜が寄り添うように立った

 

そして、ルードルフに向けて雪霞狼を突きつけながら凛と響く声で

 

雪菜『あなたは…っ!!」

 

ルードルフの言葉に雪菜は怒り、一歩前に出た

 

だが、それをすぐに祐哉が雪菜の腕を掴んで止めて笑みを浮かべた

 

笑みを浮かべている祐哉の瞳には、穏やかな光が満ちていた

 

すると、ルードルフは荒々しく息を吐いて

 

ルードルフ『もはや言葉は無益なようです。これより我らは聖遺物を奪還する。邪魔立てするというならば、実力を持って排除するまで……アスタルテ!」

 

アスタルテ『命令受諾、執行せよ、薔薇の指先』

 

ルードルフが命じると、それまで沈黙していたアスタルテが微かに悲しみを滲ませた声で答えた

 

すると、虹色の眷獣の輝きが増して、それに比例して撒き散らされていた魔力が勢いを増した

 

祐哉『結局、こうなるのか』

 

祐哉『俺はアンタに斬られた借りがあるんだよ。』

 

といいながら。祐哉はディケィドドライバーにカード入れた。

(変身)

祐哉は仮面ライダーディケィドに変身した。

祐哉はライドブッカーを剣にして。

 

 

祐哉『さあ、始めようか、オッサン……ここから先は破壊者の戦争だ。』

 

 

ディケィドはそう言いながら、ディケィドブッカーを突き付けた

 

すると、雪菜が寄り添うように雪霞狼を構えて、悪戯っぽく微笑みながら

 

雪菜『いいえ、祐哉さんわたしたちの聖戦です。

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