達也達と別れ家に帰る途中知らない女の子が
モジモジとしながら俺に尋ねてきた。
女の子「え、えっと、駒王学園の兵藤一誠君ですよね?」
一誠『そうだけど』
夕麻『私、天野夕麻といいます。そ、それで、あ、あの』
なんかすごいテンパってるな。
すると、彼女から出た言葉は俺の予想外のものだった。
夕麻『付き合ってください!」
一誠『はい?』
マジかでもこの子人間じゃないな。
一誠がそう考えると。
ドライグ『相棒、この娘は堕天使だ』
一誠『堕天使って前に言ってたドライグが
言ってた奴らだよな。』
ドライグ『そうだ。欲を持ち、そしてその欲に従った結果、天より地に堕とされた天使のなれの果てだ』
一誠『そうかそれで、その堕天使が俺に何の用があるんだよ』
ドライグ『大方、相棒から神器の気配を感じとったのだろう。三大勢力は他の神話と比べて神器に最も関心のある奴らだ。神器を持つ人間を自分の勢力に引き込んだり、…………時にはその人間を殺して神器だけを奪うこともある』
一誠『殺す!?マジかよ』
ドライグ『相棒を殺せる奴なんて早々現れまい。見たところこの堕天使からはそこまでの力は感じられんからな』
ただ狙いが気になるし、今後のこともある。
ちょっと探ってみるか。
ドライグ『どうするつもりだ?』
一誠『告白を受けるんだよ。
しばらく付き合ったら何か分かるかもしれないしな。』
俺はドライグとの会話を止めて彼女天野夕麻と向き合った。
一誠『もちろん、よろしく夕麻ちゃん」
一誠『やったぁ! ありがとう、一誠君』
達也達にもこの事を話しておくか
俺は家に帰り達也達に今日の事を話した。
達也『マジか堕天使がお前のとこにいたのか。』
一誠『あぁ』
祐哉『確か達也の知り合いいなかったか。』
達也『あぁいるぞ。父さんの上司が堕天使の総督かだからな。』
一誠『うそだろ。』
達也『本当だよ。雷ちゃん達も知ってるから。』
一誠は達也が言って事に驚いている。
祐哉『次をいつその堕天使会うんだ。』
一誠『土曜日にデートの約束をしている。』
達也『気をつけろよ。』
一誠『あぁいざとなったらドライグを使う』
今日は土曜日と約束の日だ
さくらは心配だから行くといたけど事情を話したら納得してくれた。
それはともかく今、俺は待ち合わせ場所の駅前に来ている。
時計の針は待ち合わせ時間の十分前を指している。
いくら堕天使とはいえ女の子を待たせるわけにはいかないからな。
向こうから夕麻ちゃんが走ってきた。
俺の前に着いた夕麻ちゃんは手をゴメンのポーズにして言ってくる。
夕麻『一誠君ごめんなさい、待たせちゃった?」
一誠『いや、俺もさっききたところだから』
夕麻『そっか、良かった。少し早めに来たのだけど、一誠君が先にいたから待たせちゃったかと思ったわ』
一誠『気にしなくていいよ。じゃあ、早速だけど行こうか』
夕麻『うん!」
というわけで、俺と夕麻ちゃんは街へと向かった。
夕麻ちゃんとは映画館に行き、ゲーセンに行き、おしゃれなカフェに行ったりして、すごく楽しい時間を過ごせた。
夕麻ちゃんも本当に楽しんでくれたみたいだったのだが………。
―――――夕方。
俺たちは人気のない公園に来ている。
俺の前を歩いていた夕麻ちゃんが振り返って俺の方を見てきた。
夕麻『今日は楽しかったわ』
一誠『俺もだよ。すごく楽しかった』
夕麻『ねぇ、私のお願い聞いてくれないかな?』
一誠『言ってみてよ』
公園に強い風が吹く。
ザワザワと木々が不気味に音を立てる。
夕麻『死んでくれないかな?』
夕麻ちゃんはそう言うと背中から黒い翼をだした。服も先ほどまでのかわいらしい服装から黒い服装に変わっている。
一誠『やっぱり堕天使だったんだな』
レイナーレ『折角だから、あなたに私の下僕を紹介してあげる♪』
そう言ってレイナーレが魔法陣を出現させ
光と共に同じ黒の翼を生やした二人の堕天使が現れた。
カラワーナー』私はカラワーナ、レイナーレ様の部下。 貴様が今回の獲物か?』
ミッテルト『ウチはミッテルトっすよ、よろしくっす!」
突然現れた堕天使はどうやらレイナーレの部下
青色のロングヘアはスーツ姿でスタイル抜群の美女。
もう一人は金髪のツインテールの少女で格好はゴスロリ。
ミッテルト『貴様、何を『ボー』っとしてるっすか?』
カラワーナー『さすがに今から死ぬとわかって、命乞いか?』
レイナーレ『今更、謝罪しても容赦しないわよ! 貴様はこのレイナーレ様にタメ口でしかも我々に害をなす存在だからね!」
一誠『へぇ』
一誠『お喋りはこれくらいにしてそろそろ始めようぜ!』
カラワーナー『なんだ、殺るというのか?』
ミッテルト『へへへ、人間がウチらに勝てるとでも?』
レイナーレまあ、恨むならその身に宿る力を恨む事ね♪』
まあ、そんな事は置いといて…ドライグ行くぞ。
ドライグ『いつでもいいぞ。相棒』
一誠『始めるぞ!』