昨日の堕天使のことは達也達に話した。ある程度情報を持っておく必要はあると思ったからだ。
あと,生徒手帳を落としたのに気付いたのは今日の朝だ
達也『アザゼルさんに報告しとく。』
一誠『頼む』
祐哉『何で今日落としたのに気づくんだよ。』
一誠『しょうがないだろ。急いでたんだからよ。』
祐哉達と喋りながら学校に行き
そして放課後達也はアザゼルさんに報告するため
帰り祐哉は,雪菜ちゃんと一緒に買い物に行った。
帰りの準備をしてる時に廊下の方が女子の声で騒がしくなってきた。
声はどんどん近くなっていき、教室の出入口には女子が溢れかえっていた。その中心には隣のクラスの木場がいた。
木場『兵藤一誠君はいるかな』
女の子『一誠君なら、あそこの席に座っているよ!』
木場「そうか、ありがとう』
それを聞いた木場は爽やかな笑顔で感謝の言葉を言うと、女子の大群の中からまっすぐ一誠のところまで歩いていった。
木場「君が『兵藤一誠君?」
一誠『何の用?』
木場が本人確認のため一誠に質問すると、一誠は何かしたのかな?と思いながら答えた。
木場「僕は3年のリアス・グレモリー先輩の遣いでやってきたんだよ。先輩が君に用事があるからって』
一誠『先輩が俺に』
木場が笑顔でそう言うと、一誠は疑問の表情を浮かべた。
木場「一緒についてきてくれるかい?』
一誠『いいぞ』
木場についていくことにすると、
女の子『キャー!木場君×一誠君よ!//////////」
女の子2当然!木場君が攻めで、一誠君が受けよね!」
女の子3「何言ってるの!?木場君が受けで、兵藤君が攻めよ!」
一誠「…」
何やら周りの女子たちが危ない発言をしているが、一誠は頭に入れないようにして木場の後をついていった。
しばらく一誠は木場の後をついていくと、今は使われていない筈の旧校舎が見えてきた。
木場はその入口の前で止まると、振り返って爽やかな表情で一誠に説明した。
木場「ここが僕たち、『オカルト研究部』の活動拠点だよ。もちろん、学校には許可をもらって使わせてもらっているよ」
一誠『ふぅん』
オカルト研究部」。駒王学園の多くある部活の1つだが、その活動内容は不明で、部室も存在するのかもわからない部活である。
そのオカルト研究部の部室がここにあると知り、我夢は納得したように頷いた。
木場は説明をし終えると、もっと詳しい話は中でしようといい、木場と我夢は旧校舎の中に入っていった。
木場「ここがオカルト研究部の部室だよ」
一誠『ここが'』
旧校舎に入り、木場が案内した部屋は、電気をつけておらず、代わりにロウソクで部屋を照らしている大きな部屋だった。
周りには謎の言語が書かれている本が収納されている本棚や、絵画、謎の彫刻などオカルトチックな物が置かれており、床には魔方陣が描かれた布が敷かれていた。
我夢はそれを見て、ここの部長は随分とオカルトなんだなぁと思った。
一誠中央にあるソファーを見てみると、白髪で小柄な体格の少女がソファーでお菓子で食べて座っていた。
木場「彼女は1年の『塔城 小猫さんだよ。」
小猫『初めまして。』
一誠『よろしく!』
一誠は彼女の名前は聞いたことがある。
「塔城 小猫」駒王学園の1年で、その可愛らしい容姿から学園のマスコット的な存在であることを聞いたことがある。
小猫は一誠に挨拶をし、一誠は笑顔で彼女に言葉を返した。
????「待たしてしまったわね」
しばらく一誠が待つと、赤髪と黒髪の少女が2人、少し申し訳なさそうな表情で部室の入口から入ってきた。
リアス『紹介するわ。私は3年の『リアス・グレモリー。こちらは同じく3年の姫島 朱乃よろしくね♪』
朱乃『うふふ、よろしくお願いしますわ』
一誠『あ、はい。俺は兵藤一誠です!よろしくお願いします!
一誠って呼んでもいいかしら。』
赤髪の少女、「リアス・グレモリー」と黒髪の少女、「姫島 朱乃」が微笑みながら自己紹介すると、一誠も自己紹介をした。
一誠『いいですよ。ところで、何の用です。』
リアス『それは今から説明するわ』
リアス『今日は貴方に聞きたい事があるのよ。
来たな。
リアス『実は昨日、駒王学園の近くの公園で謎の事件が起きたの。』
一誠『何でそれを一般人の俺に?』
俺が知らなさげに言うと、先輩は溜め息を吐いて、
リアス『しらを切るの?だったら、何故一般人の貴方の私物が落ちてるのかしら?」
懐から生徒手帳を取り出した。
あ、あれは………
俺の生徒手帳
ドライグ『ハァ』
ドライグがため息をついた。
これじゃあ誤魔化しようがないな
何やらかしてんだ俺!!
一誠『そうです。昨日、公園で堕天使と騒ぎ起こしました」
こうなったら言い逃れは出来ないと判断した俺は包み隠さず話す事にした。
リアス『堕天使やはり知っているのね。でもどうして?」
一誠『俺に宿ってる神器が厄介とかどうとか言ってました。』
リアス『神器!?持っているの!?』
先輩は興奮した面持ちで俺に詰め寄ってきた!
リアス『貴方の神器、今この場で出せる?』
一誠『どうする、ドライグ?』
ドライグ『良いぞ相棒。もう隠し事は聞かんだろうしな』
ドライグの許可をもらって、俺は神器を発動することにした。
一誠『来い!『赤龍帝の籠手』
力強く叫んで左手の赤龍帝の籠手を発動した!
リアス『赤龍帝の籠手まさか!?」
ドライグ『お察しの通りだ、リアス・グレモリーよ』
まさかと思った先輩の言葉をドライグが肯定するように話しかけた。
ドライグ『俺の名は赤い龍
ウェルシュ・ドラゴン通称ドライグだ』
リアス『まさか、生きているうちに二天龍の声を聴けるなんてね』
先輩は信じられないといった感じに呟いていた。
他の人達もそんな面持ちだった。
ドライグ『俺を宿している即ち、この兵藤一誠こそ今代の赤龍帝だ』
ドライグがそう言うと、皆の視線が一気に俺に集まった。
木場『昨日襲ってきた堕天使は君が赤龍帝だと気付かなかったのかい?」
一誠『あぁ。同系統の龍の手だって勘違いしてた。それにこんな高校生が赤龍帝って普通は思わないだろ?』
小猫『確かに」
俺の言葉に全員が納得したように頷いた。
リアス『これは、ある意味幸運なのかしらね?』
一誠『?』
リアス『一誠君』
一誠『はい』
先輩は一人微笑むと、俺にある提案を持ちかけた。
リアス『悪魔に、私の眷属になる気はない?』
それはとんでもない提案だった。
一誠『悪魔にですか?』
先ず俺が抱いた疑問がそれだった。
人間から悪魔ってなれるもんなのか?
一誠『ええ。この『悪魔の駒を使えば』
先輩はそう言うと、懐から何かを取り出した。
一誠『チェスの駒?」
リアス『そう。これは魔王様の一人が考案したシステムで、他種族を悪魔に転生させることが可能なの』
すごいなぁ
一誠『何でそんなものを開発したんですか。』
リアス『そうね。今、先の戦争の影響で純粋悪魔の数に限りがあるの。そして純粋悪魔同士での子作りでも中々出生率が低いの』
中々深刻だな
悪魔ってもうちょい多いもんかと思ってた。
リアス『そしてこれで悪魔は転生させて眷属を増やして尚且つ仲間を減らすことなく実戦経験を詰めれるための今の政権で流行っているゲーム、『レーティングゲーム』も行われているの。まぁ、私達は成人してないからまだ出来ないのだけれど」
ふ~ん、ゲームか。
仲間を増やしつつ、悪魔陣営の強化を図ってるわけか。
リアス『私の目標は、レーティングゲームで上位のランクに上り詰める事。だから、今から眷属を集めているの。これぐらいかしらね?」
一誠『あぁ、大体分かりました。でも、何で俺なんですか?」
リアス貴方は昨日、恐らく生身で堕天使とやりあった。違う?」
一誠『はい』
リアス『貴方ほどの人材を手放すにが実に惜しいし、何より眷属全体の強化に繋がるかもしれないと思ってるのリアス
一誠『強化?』
リアス『ええ。生身で堕天使と戦える詰まり、
ここにいる私たち全員より強いそう思うの』
ドライグ『確かに相棒はここにいる全員より
場数は踏んでる。
実力が上なのは確実に言えることだ』
ドライグが先輩の意見を肯定した。
別にそこまで強い自覚ないけどなぁ。
リアス『勿論、貴方の意見は尊重するわ」
先輩は微笑んで悪魔の駒をテーブルに並べた。
一誠『なぁ、ドライグ』
ドライグ『ん?』
一誠『悪魔になれば俺もっと強くなれるか?』
一誠『あぁ。それに、どちらを選んでも
俺は相棒と共にあるさ』
そっか。
一誠『俺で良ければ是非)
俺がそう言うと、先輩は笑顔で頷いた。
リアス『分かったわ。ならばその命、
燃え尽きるまで私の為に生きてくれる?』
一誠『はい』
俺がそう言うと、先輩は俺に向かって悪魔の駒を差し出し、
リアス『我リアス・グレモリーの名に於いて命ずる!
兵藤一誠よ、悪魔となりて我と共に生きよ!!』
そう叫ぶと、俺の体に変化がない
一誠『あ、あれ?』
訪れなかった。
え、何?どういう事?
リアス『まさか、『兵士』では転生出来ないの?』
先輩はそう呟くと、次に別の駒を出して叫ぶも、全く変化は起きない?
ドライグ『こりゃ相棒が規格外過ぎるな。通常の駒では価値が足りない、という事かもな』
一誠『そんな事って』
先輩がガックリしたその時、
一誠『っ!?」
リアス『これは…?!』
突如、机に置かれていた悪魔の駒ーー恐らく兵士の駒が輝きだした。
すると、その内の四つに不思議な現象が起きた。
リアス『い、『悪魔の駒が』
一誠『色が、変わってる?』
リアス『まさか,変異の駒』
一誠『変異の駒?』
ドライグ『本来なら複数の駒を使うであろう素質を持った転生体をその駒一つで済ませる物なんだ』
つ、つまり?
ドライグ『お前は変異の駒四つ含めてでなければ転生できなかった。俺を宿してるだけなら八つの普通の駒で行けたかもしれん』
一誠『そうなんだな。』
すると、俺の背中から悪魔の翼が生えてきた!
リアス『では気を改めて、自己紹介ね』
何とか動揺から回復した先輩達も背中から翼を生やした!
リアス「私はリアス・グレモリー。駒は王よ。宜しくね。一誠」
朱乃「姫島朱乃ですわ。女王を務めさせていただいてますわ。一誠君』
木場『僕は木場祐斗。騎士をやらせてもらってるよ。」
小猫『塔城小猫です。戦車です。宜しくお願いします。一誠先輩』
一誠『兵藤一誠。さっき言った通り赤龍帝をやらせてもらってます。まだ勝手がよく分からないので、迷惑をかけるかと思いますが、宜しくお願いします!!』
取り敢えず、仮面ライダーって事は伏せとくか。