どうも、悪魔になった一誠だ
俺は上級悪魔リアス・グレモリーの兵士として悪魔に転生した。
悪魔になった俺を待っていたのは悪魔としての仕事だ。
と言っても俺がやったるのはまだチラシ配りだけだけどな。
深夜にバイクでポストに簡易版魔法陣が描かれた紙を入れていく作業だ。
部長曰く、悪魔には階級があるらしい。転生悪魔でも爵位がもらえるとのこと。
つまり、今は下級悪魔の俺でも努力次第では上級悪魔になり下僕を持てるということだ。
俺はさくらや那月ちゃん達を守るためにライダーになり悪魔にもになった。
だけど、長い悪魔の生だ。
まぁ、上級悪魔ともなれば、様々な特権が与えられる。
そうなればさくらや響ちゃん,那月ちゃんを守りやすくなる。
そんなことで俺は今日もバイクでチラシを配ってる
悪魔になって十日経ったある日。
リアス『そろそろ、一誠にも契約を取ってもらおうかしら』
と、リアス部長が俺に言ってきた。
一誠『契約ですか?』
リアス『ええ、一誠もチラシ配りは馴れたと思うし、頃合いだと思うの』
祐哉『頑張れよ一誠』
雪菜『頑張ってください一誠先輩』
達也『ヘマするなよ。』
実は祐哉達もオカルト研究部の部員になった。
悪魔になった次の日、部長は俺達の家に来た。
部長は俺を悪魔に転生させたことやその時に起こったことを隠さず全て話した。
祐哉達に話した。
祐哉達もまさか部長が来るとは思っていなかったらしく、最初は驚いていた。
祐哉達がオカルト研究部に入ると言った。
理由としては俺のことを心配してくれているらしい。雪菜ちゃんは祐哉の監視役だらからとオカルト研究部で言った。
部長も断るはずもなく、祐哉達と雪菜ちゃんのことを歓迎してくれた。
そう言うわけで今。
オカルト研究部にはリアス部長、朱乃さん、木場、小猫ちゃん、俺、達也,祐哉、雪菜ちゃんの8人が所属している。
話を元に戻そう。
リアス部長が言う。
リアス『さっき、小猫に依頼が一件来たのだけれど、小猫は別件で居ないから、代わりに行ってもらえないかしら?』
小猫ちゃんの代わりか
一誠『了解です。部長!」
リアス『じゃあお願いね、一誠,朱乃」
朱乃『はい、準備は出来ていますわ。この魔法陣で一誠君には依頼人のところへ行ってもらいます。魔法陣の真ん中に立ってください』
朱乃さんに指示された俺は、朱乃が展開した魔法陣の真ん中に立つ。
さぁ、悪魔として、初契約だな。
転移出来るようになったようだ。
魔法陣の光が強くなった。
リアス『依頼人に失礼の無いようするのよ?』
一誠『分かってます。部長。じゃあ、行ってきます!』
そして、俺は魔法陣の光に包まれて依頼人のところまで転移した。
????『あれ? あなたは, 小猫ちゃんを呼んだんですけど。』
綺麗な女の子人だった
一誠『えーと。悪魔グレモリーさまの使いのもので、兵藤一誠っていいます。小猫ちゃんは今、別件があったので代わりに俺が」
????『そうなんですね。私の名前は
大和型1番艦大和です。よろしくお願いします。
ちなみに艦娘です。』
一誠『よろしくお願いします。ん?艦娘
もしかして,暁ちゃん達の知り合いですか。』
大和『はい。暁ちゃん達を知ってるんですか?』
一誠『まぁ,一緒に住んでますから。』
大和『そうなんですね。』
一誠『それで依頼はなんですか。』
大和『私の話相手になってください。』
一誠『いいですよ。』
この後一誠は大和さんと話しををした。
次の日の夜。
また依頼が入ったんで俺はそこに向かうことにした。
やるじゃない、イッセー。初めてなのに二件も契約をとってくるなんて」
一誠「ありがとうございます。』
とある日の昼。
今日の授業は午前で終わったため、俺は達也、さくらと下校途中だ。
一誠『達也この後どうする。』
達也『そうだな。』
一誠『さくらは行きたいところあるか。』
さくら『折角だから、どっか遊びに行こう。』
一誠『いいぞ。どこに行くか。』
さくら『うーん、そうだね』
顎に手を当てながら、さくらは考えた。
すると
女の子『はわうっ』
すっとんきょうな声が聞こえてきた。
俺と達也とさくらはふり返り、声の聞こえてきた方を見るとシスター服を着た女の子が盛大に転んでいた。
…顔面から路面に突っ伏してるけど大丈夫か?
達也『おっと』
彼女のヴェールが風に流されて飛んできたので達也はそれをキャッチした。
シスターというと教会関係者だったよな。
部長からは教会関係者とは関わるなと言われているけど、転んだところを助けるくらいなら大丈夫だろ。
達也『大丈夫か。』
達也はシスターへ近づき手を差し出した
女の子「あうぅ。どうして、何もないところで転んでしまうんでしょうか………ああ、すいません。ありがとうございますぅ………」
彼女は達也に気付いたようで、顔をこっちに向け金髪の女の子は達也の目の前にいた。
綺麗な長い金髪とグリーンの瞳。
女の子『ど、どうかしましたか?』
さくら『お兄ちゃん、どうしたの?』
達也は彼女を立たせてヴェールを返してあげる。
達也『はい。これ、君のだろう。』
女の子(あ、ありがとうございます」
一誠『結構な荷物だけど、旅行?』
女の子『いえ、私、この町の教会に今日赴任することになりまして』
教会に赴任か
見た感じ俺達と歳が変わらなさそうだけど、しっかりしてるな。
というより、シスターって転勤みたいなものがあるのか?
どう見ても日本人じゃないよな。
そんな疑問を抱きながら、俺は微笑みながら言った。
一誠『そっか。俺達もこの町に住んでいるんだけど、これから会う機会もあるかもしれないな。その時はよろしくな」
一誠『よろしくね』
女の子『はい。よろしくお願いします』
そう言って彼女はペコリと頭をさげた。
頭を上げた後、彼女はほっとしたような表情で言ってきた。
女の子『実は私、この町に来てから困ってたんです。道に迷ったんですけど、言葉が通じなくって。やっと、言葉が通じる方が見つかって助かりました」
あー、一般の人だとなかなか言葉が通じないよな。
俺も昔、外国の人に道を尋ねられたことがあるけど、大変だった記憶がある。
こういう場面だと悪魔になったメリットを感じられるよ。
なにせ、全ての言語が理解できるからな。
さくら『えっと、教会に行きたいんだよね?』
女の子『そうなんです』
さくら『なら、わたし達にまかせて。教会まで案内するよ。良いよね、お兄ちゃん」
一誠『おう。困ってる人は助けないとな』
達也『待った。一誠俺がこの子を教会まで案内するは。』
一誠『わかった。頼む。』
さすがに悪魔の俺が教会まで行ったらまずいからな。
女の子『本当ですか! ありがとうございます! これも主のお導きのおかげですね!』
達也の言葉を聞いて彼女は涙を浮かべて微笑む。
達也にシスターの女の子を教会に案内を任せた。
達也は教会へ向かう途中、公園の前を横切った時だった。
男の子『うわぁぁぁん』
子供の泣き声が聞こえた。
見ると、一人の男の子が膝から血を流して、泣いていた。
どうやら転んでしまったらしく、膝を擦りむいたらしい。
すると、シスターの女の子はその子供の傍へ行った。
俺も彼女の後を追う。
女の子『大丈夫? 男の子ならこのくらいで泣いてはダメですよ』
そう言いながらシスターの女の子は子供の頭を撫でてあげた後、自分の掌を子供の擦りむいた膝に当てる。
すると、彼女の掌から淡い緑色の光が発せられ、光に照らされた膝の傷があっという間に消えていった。
達也『あれはアザゼルさんが言っていた。神器だ。』
アザゼルさんから聞いたことがある。
一誠の持つ赤龍帝の籠手みたいに戦闘系の神器もあれば、回復のようなサポート系の神器もあると。
男の子『ありがとう! お姉ちゃん!』
ケガが治った子供は彼女にお礼を行って走っていった。
達也『ありがとう、だって』
俺が通訳すると、彼女は嬉しそうに微笑んだ。
俺は彼女の手に視線を移して訊ねた。
達也『その力って』
女の子『はい。治癒の力です。神様からいただいた素敵なものなんですよ』
俺の問いかけに対して治癒の力であることを告げる彼女。
その表情は寂しげなものになっており、神器の影響で何かがあったのは明らかだった。
そんな彼女の表情にこれ以上は聞けず、俺は短く返した。
達也『そっか。優しい力なんだな』
俺がそう言うと彼女は微笑んだ。
だけど、その微笑みは寂しげなままだった。
達也『ほら、あそこが教会だよ』
達也が向こうにある建物を指差して言う。
教会を見た瞬間に体中がぞくぞくし始める。
これは俺が悪魔だからだろう。
悪魔にとっては教会は敵地。
聖なるもの、光は悪魔にとって毒になる。
女の子が言う。
女の子『あ、あそこです! 良かった、本当に助かりました! ありがとうございます!』
地図と照らし合わせて確認する彼女。
場所が合っていたらしく、彼女は安堵しながらお礼を言う。
達也『案内も済んだし、俺はこれで」
案内を終えた俺は彼女に背を向けて手を振ろうとする。
すると、
女の子『待ってください!」
俺が別れを告げようとしたら呼び止められた。
さんが言う。
女の子『ぜひお礼をしたいので、教会まで一緒に来ていただけません
達也『ゴメンね。これから用事があって帰らなきゃいけないんだ。』
アーシア『そうですか。分かりました。また今度、お礼をさせてください。あ、私、アーシア・アルジェントと言います! アーシアと呼んでください!」
と、自己紹介をしてくれる女の子
そういえば、自己紹介してなかったか。
俺は自身を指さして言う。
「俺は草薙達也、達也でいいよ。アーシア』
アーシア『はい! 達也さん、またお会いしましょう!』
彼女、アーシアはペコリと頭を下げた。
俺も手を振って別れを告げ、その場を後にする。
振り返ると、俺が見えなくなるまでずっといた。
達也『そういえば、あの教会って随分前に潰れてたよな。』