ギャグで生きたいムテキ生   作:無個性のソーイお茶書き

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データが飛んで精神的に参ってた為更新が大幅に遅れてしまい大変申し訳ない。

あと、書き直しの件についてはハイパー無敵ではなくライドヘイセイバーを主人公にして書いてみるつもりで候。

あと、この作品を書くのがすっごい久しぶりだから矛盾点が見つかるかも。


開幕

【20××年某日】

 

【ざわざわ…ざわざわ…】

 

『いやぁーすごい数の妖精さんですねぇ〜』

 

(紅魔館ってやけに広いからな、その分掃除するやつも多いんだろ)

 

俺は今、紅魔館の図書館にいる。

目的はそれぞれの願いをかけたチンチロリンバトル。

 

何故弾幕ごっこじゃないのかは知らないけど、エグゼイドみたいに【ガシャコンキースラッシャー】を召喚できないから、肉弾戦でやるっきゃない俺にとっては好都合だぜ。

 

「皆さん揃っていますね?それでは今回のチンチロリンのルール説明をさせていただきます、美鈴と」

 

「小悪魔です」

 

『なんかあの2人…特に悪魔の方のクマがすごいですけど大丈夫なんですかね?』

 

そんなこと、俺が知るか!

 

「今回のチンチロリンは本来のルールではなく、それぞれのチームが三回ずつ3つのサイコロを椀の中に投げ入れ、合計点が多い方のチームが勝利となります」

 

(…それもうチンチロリンじゃなくないか?)

 

『細けぇこたぁ気にしなくていいんですよぉ!』

 

俺達がそんなやりとりをしている間も説明は続く。

まぁ、タダのチンチロリンだし相当無茶なルールでもなければ口は出さない。

 

「そして、これはかなり重要なことなのですが……このチンチロリン、それぞれの能力の使用が可能となっているのです!」

 

が、小悪魔の爆弾発言は流石に看破できないな!

 

「ちょっ、待った!」

 

『小悪魔さんそれちょっと紅魔館組有利なのでは!?』

 

ナビも新た全面的に同意らしい。ナビが言った事とほぼ同じことを小悪魔に伝えると、

 

「いえ、流石に賽を投げ込んだ後の干渉行為は厳禁です。ですが、その投げる前には魔法の使用や能力の使用はOKという事にしました」

 

という返答が帰ってきた。

 

……んーでも、それなら俺も能力(殆どナビのオートモードだけど)を使うし、問題ない…かな?

 

『えぇ。このルールなら咲夜が賽を投げ入れた後に時を止めて出目を変える、という事が封じられていますからね……まぁ、貴方には時止めが効きませんからどちらにせよ、と言ったところですが』

 

そーだな!

 

「そういうルールなら問題ないか」

 

「合意、と受け取ってよろしいでしょうか?」

 

「あぁ」

 

さっきのでキャラが少し崩れたが、大胆不敵な態度は継続。強キャラ感だしておいた方がレミリアに気に入られてお願いが通りやすくなるかもだし!

 

「それでは早速始めていきましょう!」

 

▼美鈴が開戦を宣言した!

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

【side 紅魔館組】

 

「……ねぇ、パチェ。あの子クマがすごいけどどうしたの?」

 

「ズルしたお仕置きとして1分が10分に感じる呪いをかけたのよ。まぁ、24時間経てば元に戻るけれど……あの子昨日から寝てない様子だし、立っているのもやっとなんじゃない?」

 

「…悪魔より悪魔してるわ…パチェ」

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

まずは第1投。

 

『紅魔館組の一番バッターは咲夜!』

 

「(今回のルールだと私の能力は意味を成さない!だから自分の転生の運を信じる!)フッ!」

 

『第1投、投げたァァァァァ!』

 

……サイコロがくるくると回っていき、1つ、また一つ止まっていく。

 

『注目の出目は……1、2、5!合計点8!最高値の半分もいかなかった!これには本人も悔しそうな顔を浮かべております!』

 

「次は俺だな」

 

咲夜さんから椀とサイコロを掠め取って賽を握りしめる。目を瞑り、ナビに体の操作権をゆずった。

 

(……本当に信じていいんだな?)

 

『ええ!私を誰だと思ってるんです?』

 

(計算高い面倒なやつ)

 

『酷いっ!……でもその中に照れ隠しが入ってると思うと萌えてきますよー!』

 

とかなんとか言いつつナビはサイコロを投げ入れた。

 

"カラカラ…ピタッ"

 

「なっ…!?全て…6?!」

 

「『これが俺の実力だ!』」

 

……体の操作権利を渡している時はナビの奴も喋れるらしい。

 

その代わり俺は口出しできないが。

 

あっ、咲夜さん悔しそうにレミリアに謝ってる。

 

「申し訳ありませんお嬢様…ご期待に添えず…」

 

「……いいのよ、咲夜。ここから巻き返せばいいの。ねっ、パチェ」

 

「ええ。任せてちょうだい」

 

「お嬢様…!パチュリー様っ…!ありがとう、ございます…!」

 

涙を流す咲夜さん。

うん、この世界の紅魔館もいい関係が築けていてよかった…。

 

2次創作だとたまに敵対してる時があるしな……こうして仲よさそうなところを見れて安心だぜ、なぁ、ナビ?

 

 

『美しい主従愛ですなぁグヘヘ、キマシタワー!」

 

 

……色々台無しだわ!

 

 




以前書いていた内容とは全く違う(話の本筋は大体同じ)

覚えてないんので一から書き直しました…つらひ。

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